




かな表記がなく、主にアルファベットや記号などで構成される英語配列キーボード。USキーボードとも呼ばれ、日本語配列よりすっきりしたレイアウトです。英文入力やプログラミングする人におすすめですが、有線・無線の違いや機能はさまざまで種類が多いため、用途に合わせて選びたいですよね。
今回は、最新商品や売れ筋上位から人気の英語配列キーボードを集め、選ぶ際に欠かせない点で比較して徹底検証。選び方とともに、おすすめの英語配列キーボードをランキング形式でご紹介します。ぜひ購入の際の参考にしてください。

筑波大学芸術専門学群卒業後、芸術制作で使用していたPCをはじめとする多くのデジタルデバイスやソフトウェアに関する知識を活かそうと大手家電量販店に入社。販売員としてPCだけでなくプリンター・ルーターなどPC周辺機器の販売や、インターネット・格安SIMなど通信サービスの提案など、PCに関する販売・契約を総合的に担当、自身の担当顧客に合ったPC環境を真摯に考え、販売ノルマや利益にとらわれず提案してきた。 その後2022年にマイベストへ入社し、PCや周辺機器の専門ガイドを担当。富士通やDellのような大手メーカー製PCだけでなく様々なデジタルデバイスに関する経験・知識を活かし、PCや周辺機器選びに困ったユーザーに寄り添う企画・記事制作を心がけている。
すべての検証は
マイベストが行っています
英語配列のキーボードのメリットは、商品の選択肢が非常に豊富なことにあります。とくに、海外製のメカニカルキーボードは軸やキーキャップの種類が豊富で、自分好みのキーボードが見つかるでしょう。キーボードのデザインなどにこだわりたいなら日本語配列キーボードよりも英語配列キーボードのほうがおすすめです。
また、英語配列のキーボードはショートカットキーが使いやすいのもメリット。日本語配列の「変換」「無変換」「全角/半角」キーなどがないため、ショートカットで良く使用するAltキーなどが押しやすいようになっています。

英語配列キーボードには、変換キーがないので別途設定する必要がありますが、慣れれば日本語配列と変わりなく入力できますよ。実際に私も日本語配列から英語配列に変えていますが、横長のエンターキーが押しにくいこともなく、意外と導入のハードルは低いと感じました。
英語配列キーボードを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
英語配列キーボードを選ぶ際は、打鍵感のよさと静音性の高さに注目しましょう。打鍵感のよさは、快適なタイピングや操作の快適性につながります。また、静音性が高いとオフィスでも自宅でも使用場所を選ばずに使用できるでしょう。
マイベストでは打鍵感のよさや静音性を検証しています。打鍵感の検証では、押し込みの深さの好みを分けてしているので、自分の好みの打鍵感が分かる人は打鍵感ごとの評価を参考にしてください。好みの打鍵感が分からない人は押し込みの深さの好みにかかわらず高評価を獲得した商品を選びましょう。
キーボードは商品によってテンキーの有無が異なりますが、基本的にはテンキーレスがおすすめ。テンキーがないぶんキーボードの横幅が狭くなり、デスク周りがすっきりします。デスクのスペースが広い人ならテンキー付きのフルサイズキーボードも検討してください。。また、テンキーレスモデルは数値入力の頻度が高い際に不便なので、外付けテンキーの併用も検討しておくとよいでしょう。
商品 | 画像 | おすすめ スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | |||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
打ち心地の良さ(浅い打鍵感に慣れている人) | 打ち心地の良さ(深い打鍵感に慣れている人) | 接続のしやすさ | 静音性の高さ | キーボードの種類 | インターフェース | 対応OS | 充電方法 | キー配列 | キー数 | キーピッチ | マルチペアリング機能 | テンキーあり | 静音設計 | 幅 | 奥行 | 高さ | 重量 | |||||||
1 | Lofree Flow Lite 84 | ![]() | 4.35 | 静音性の高さと独特の打鍵感が魅力 | 4.05 | 3.80 | 4.84 | 4.63 | メカニカル | 有線、無線(Bluetooth)、無線(2.4GHz・USBレシーバー)、有線・無線両対応 | Windows、iOS、Android、macOS、iPadOS | USB-C | 英語配列 | 84キー | 不明 | 316.8mm | 138mm | 23.5mm | 550g | |||||
2 | PFU HHKB Professional HYBRID 英語配列/墨 | ![]() | 4.14 | 1位 | 静電容量無接点タイプを低コストで買うなら。打鍵音は大きめ | 4.30 | 4.35 | 4.25 | 3.93 | 静電容量無接点 | 有線、Bluetooth | Windows、iOS、iPad OS、Android、macOS | USB Type-C | 英語配列 | 60キー | 19.05mm | 294mm | 120mm | 40mm | 約540g | ||||
3 | Lofree Flow84 | ![]() | 4.08 | コトコトという打鍵感が特徴。静音性もまずまず | 3.90 | 4.15 | 4.25 | 4.05 | メカニカル | 有線、Bluetooth | Windows、macOS、iOS、iPadOS、Android | USB Type-C | 英語配列 | 84キー | 不明 | 316mm | 126mm | 24.5mm | 約568g | |||||
4 | ロジクール Logicool|PEBBLE KEYS 2 K380S|K380sGR | ![]() | 4.07 | 丸型キーキャップが特徴。キーが浅く指が引っかかりやすい | 3.70 | 4.05 | 3.75 | 4.53 | パンタグラフ | Bluetooth | Windows、macOS、Linux、ChromeOS、iOS、iPad OS、Android | 英語配列 | 84キー | 不明 | 279mm | 16mm | 124mm | 約415g | ||||||
5 | NuPhy Kick75 Hybrid-Profile カスタムメカニカルキーボード | ![]() | 3.97 | 深い打鍵感が好みな人は選択肢に!静音性は低め | 3.65 | 4.75 | 5.00 | 3.53 | メカニカル | 無線(Bluetooth)、無線(2.4GHz・USBレシーバー)、有線 | Windows、Android、Linux、macOS、iOS | USB Type-C | 英語配列 | 80キー | 不明 | 333mm | 143.3mm | 前側:19.4mm、後側:28.9mm(ロープロファイル)/前側:19.4mm、後側:33.6mm(ノーマルプロファイル) | 877g(ロープロファイル)/1009g(ノーマルプロファイル) | |||||
6 | Anker ウルトラスリム ワイヤレスキーボード|AK-A7726121 | ![]() | 3.81 | 2位 | コンパクトさ重視なら候補に。打ち心地重視の人には不向き | 3.95 | 3.70 | 3.50 | 3.97 | パンタグラフ | Bluetooth | Windows、macOS、iOS、Android | 不明 | 英語配列 | 78キー | 不明 | 284mm | 122mm | 18.5mm | 約190g | ||||
| キーボードの種類 | メカニカル |
|---|---|
| インターフェース | 有線、無線(Bluetooth)、無線(2.4GHz・USBレシーバー)、有線・無線両対応 |
| キー配列 | 英語配列 |
Lofreeの「Flow Lite 84」は、価格と打鍵音を抑えながらカタカタという独特の打ち心地を試したい人におすすめ。キーボード右上に搭載された音量調節用のホイールが特徴です。
従来品である「Lofree Flow」の打鍵音はコトコトという音ですが本商品はカタカタという音。MacBook Proのキーボードよりも1.5dBほど静かですが音の種類は高音なので、離れた席でも打鍵音が気になる可能性があります。
打ち心地においてはモニターから「少ない力でキーを押下できるが反発が少なく手が疲れる」「底打ち感を覚えた」という声が多数挙がりました。そのため長時間の使用には向かないでしょう。またUS配列なので日本語配列に慣れていると、エンターキーが小さく打ち間違える可能性があります。
Bluetoothによる3台までのマルチペアリングと、有線接続に加え2.4GHz無線にも対応しており、接続のしやすさは高評価を獲得。
US配列に慣れている人や、2台目のキーボードとしてカタカタという独特の打ち心地を試したい人は検討してください。
良い
気になる
| 充電方法 | USB-C |
|---|---|
| キーピッチ | 不明 |
| テンキーあり | |
| 幅 | 316.8mm |
| 奥行 | 138mm |
| 高さ | 23.5mm |
| キーボードの種類 | 静電容量無接点 |
|---|---|
| インターフェース | 有線、Bluetooth |
| キー配列 | 英語配列 |
PFUの「HHKB Professional HYBRID 英語配列/墨」は、静電容量無接点のキーボードを使ってみたい人におすすめ。押し心地がよく劣化しにくい静電容量無接点方式のキーボードを、比較的手が出しやすい価格で購入できます。
打鍵感の検証結果では、とくに深い打鍵感に慣れている人から好評。モニターからは「底打ち感はなく疲れづらそう」「キーの反発は弱すぎも強すぎもしない絶妙な塩梅」という声が挙がりました。一方、浅い打鍵感に慣れている人のなかにはキーの反発が弱すぎると感じる人もいるようです。
Bluetooth接続とUSB接続の両方に対応しているので、外出先でのワイヤレス利用や電池切れ時の有線接続も可能。作業場所や状況に応じて柔軟に使い分けられます。マルチペアリングも3台まで対応しているので、iPad・PC・2台目のPCなど違うデバイス同士でもすぐに使い始められるでしょう。
一方で、打鍵音はMacBook Proより0.7dBほど大きい結果に。静かな場所で使用するより、家で使ったほうがよさそうです。とはいえ、価格に対して打鍵感や耐久性は期待できるので、静電容量無接点タイプを試したいなら一考の余地があります。
良い
気になる
| 充電方法 | USB Type-C |
|---|---|
| キーピッチ | 19.05mm |
| テンキーあり | |
| 幅 | 294mm |
| 奥行 | 120mm |
| 高さ | 40mm |
| キーボードの種類 | メカニカル |
|---|---|
| インターフェース | 有線、Bluetooth |
| キー配列 | 英語配列 |
Lofreeの「Flow84」は、打鍵感のよい静かなメカニカルキーボードを求めている人におすすめの商品です。特に深いキーストロークに慣れているモニターから「なめらかでソフトな打ち心地」と好評でした。メカニカル式で、Ghost軸(リニア・赤軸)が使われているため、カチカチというスイッチを押すような感覚ではなくコトコトというスムースなタイピングが可能です。
打鍵感は良好で、浅い打鍵感に慣れているモニターからは「キーをしっかりと押す構造なので指に力が入って疲れやすい」とイマイチの評価でしたが、深いキーボードに慣れているモニターからは「浅いキーボードなのにキーを押し込む感覚があり、滑らかでソフトな打ち心地」と好評。普段メンブレンやメカニカルを使っている人に向いているといえます。
MacBook Proのキーボードに比べると、0.1dBほど打鍵音が静か。静音性はまずまずですが、タイピング時の音は高めなので音が響きやすく、タイピングの力が強い人が静かな場所で使う際は注意が必要です。
接続はBluetoothだけでなく、有線にも対応。ケーブルが付属しているため充電が少ない時にも問題なく使用できます。配列はMacとWindows両対応のタイプで3台のマルチペアリングにも対応しています。角度調節やキーマッピングはできませんが、Macで使用する場合はFn+Mを、Windowsで使用する場合はFn+Nを押すことでOSに最適化されたモードに切り替えることが可能です。
検証では大きな欠点が見当たらず、ロープロファイルキーボードのなかでもメカニカルキーボードならではの打鍵感を求める人におすすめなキーボードといえます。初めてのキーボードはもちろん、今までメカニカルキーボードを使っていた人にもぜひ試してほしい商品です。
良い
気になる
| 充電方法 | USB Type-C |
|---|---|
| キーピッチ | 不明 |
| テンキーあり | |
| 幅 | 316mm |
| 奥行 | 126mm |
| 高さ | 24.5mm |
| キーボードの種類 | パンタグラフ |
|---|---|
| インターフェース | Bluetooth |
| キー配列 | 英語配列 |
静音性が高く、打鍵音はMacBook Proのキーボードの-1.1dBを記録。隣の席でなければ耳障りになるリスクが低く、オフィスでも使いやすいといえます。
パンタグラフ式でキーは浅いものの、深い打鍵感に慣れているモニターからの評価は悪くありません。「キーが柔らかいので、少ない力で打てる」とのコメントが。底打ち感は少しあるものの、気になるほどではないでしょう。
しかし、浅い打鍵感に慣れているモニターからの評価はいまひとつ。丸いキーが仇となり、「指が引っかかりやすく打ちにくい」という意見が挙がりました。スピード重視の人には向かないでしょう。
良い
気になる
| 充電方法 | |
|---|---|
| キーピッチ | 不明 |
| テンキーあり | |
| 幅 | 279mm |
| 奥行 | 16mm |
| 高さ | 124mm |
ロジクール PEBBLE KEYS 2 K380Sを徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは ?
| キーボードの種類 | メカニカル |
|---|---|
| インターフェース | 無線(Bluetooth)、無線(2.4GHz・USBレシーバー)、有線 |
| キー配列 | 英語配列 |
NuPhyの「Kick75 Hybrid-Profile カスタムメカニカルキーボード」は深い打鍵感が好みの人の選択肢に入れてほしいキーボードです。
深い打鍵感が好みの人からは「適度な反発と底打ち感の少なさがよい」との声がありました。キーキャップの形状や傾斜も打ちやすさを感じるポイントです。ただし、キー配列が英字配列のためEnterキーの位置やスペースキーの幅の大きさなど日本語配列に慣れている人には使いづらさがあるでしょう。
接続方式はBluetooth接続・2.4GHz接続・有線接続のすべてに対応しており、最大4台までのマルチペアリングに対応。ノートパソコン以外にもタブレットやスマホなどの複数デバイスで使用できます。
打鍵音はやや大きく、静音性はいまひとつ。隣に人がいる環境では打鍵音が気になるかもしれません。
良い
気になる
| 充電方法 | USB Type-C |
|---|---|
| キーピッチ | 不明 |
| テンキーあり | |
| 幅 | 333mm |
| 奥行 | 143.3mm |
| 高さ | 前側:19.4mm、後側:28.9mm(ロープロファイル)/前側:19.4mm、後側:33.6mm(ノーマルプロファイル) |
| キーボードの種類 | パンタグラフ |
|---|---|
| インターフェース | Bluetooth |
| キー配列 | 英語配列 |
しかし、打ち心地の良さを求める人にはおすすめできません。パンタグラフ式でキーが浅く、浅い打鍵感に慣れた人・深い打鍵感に慣れた人の両方が使いづらさを感じました。モニターからは「タッチが軽く、リズミカルなタイピングがしにくい」「キーの反発が弱く、底打ち感があった」との声が。打鍵感の慣れや好みを問わず、打ち心地のよさを重視する人には不向きです。
静音性もいまひとつ。打鍵音は、MacBook Proのキーボードより0.3dB増してうるさく、隣の席に座っている人は音が気になる可能性があります。
良い
気になる
| 充電方法 | 不明 |
|---|---|
| キーピッチ | 不明 |
| テンキーあり | |
| 幅 | 284mm |
| 奥行 | 122mm |
| 高さ | 18.5mm |
Anker ウルトラスリム Bluetooth ワイヤレスキーボード AK-A7726121の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
1位: Lofree|Flow Lite 84
2位: PFU|HHKB Professional HYBRID 英語配列/墨
3位: Lofree|Flow84
4位: ロジクール|Logicool|PEBBLE KEYS 2 K380S|K380sGR
5位: NuPhy|Kick75 Hybrid-Profile カスタムメカニカルキーボード
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