落下保護性能の高さが売りのiPad用キーボード、ロジクール RUGGED FOLIO iK1054BKA。「使い勝手がよい」と評判です。一方で、「少し重たい」という口コミも存在するため、購入するか迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のiPad用キーボードとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、iPad用キーボード選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
テレビ・プロジェクターなどの映像家電や、ノートパソコンやプリンターなど家電全般の比較・コンテンツ制作を経験し、家電チームのマネージャーに就任。キャリブレーションソフトを用いたテレビ・プロジェクターの画質測定を設計したり、ノートパソコンのベンチマークテストに取り組んだりしてきた。「ユーザーにとってベストな選択体験を提供する」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
ロジクール RUGGED FOLIO iK1054BKAは、とにかく頑丈なものを探している人におすすめです。米軍規格のMIL規格に準拠し、iPadの6面を保護するタイプです。比較した同社の商品には5面保護のモデルもあったのに対し、本品はあらゆる面の衝撃を緩和できます。キーボード全体が密閉されており、耐水性と防粉性に優れるのもポイント。屋外での作業が多い人や小中高生の子ども用にぴったりです。
ケース一体型でペンホルダーもあり、付属品をまとめて持ち運べます。比較したペンホルダーがない商品と異なり、タッチペンを紛失するリスクが低め。装着時の重さは1,094gと、純正キーボードをつけたときとほとんど変わりません。口コミに「少し重たい」とありますが、許容範囲といえます。
「使い勝手がよい」との口コミどおり、利便性も高めです。Smart Connectorに対応しているため、マグネットによってiPadへくっつくと同時に接続・給電されます。比較した同社の商品にはBluetooth接続する電池式の商品もあったのに対し、こちらは接続設定・電池交換などの手間がかかりません。
キーボードの打ちやすさも良好です。実際にモニターが使用すると「反発力が強く打ちやすい」「底打ち感がある」と好みが分かれたものの、大半のモニターが好印象を抱きました。Enterや記号キーなどの配列・大きさはMacBookに近いので、慣れている人であれば違和感なく使用できるでしょう。
ショートカットキーも豊富なので、MacBook同様効率的に作業できます。トラックパッドは非搭載なのでジェスチャー操作はできませんが、公式サイトでの価格は22,770円と、純正品より安価(※2024年11月時点)です。iPadを保護しつつ持ち運べて使い勝手もよいので、ぜひ候補に入れて検討してみてくださいね!
今回ご紹介するRUGGED FOLIO iK1054BKAは、パソコン周辺機器を販売しているロジクールの商品です。iPadの第7世代・第8世代・第9世代・第10世代に対応しています。Smart Connector機能を搭載していて、iPadならワンタッチでペアリングできるのも特徴です。
独自の衝撃吸収テクノロジーと素材を採用しており、米軍規格の落下テストをクリアしているのも特筆すべきポイント。キーボードは密閉型で耐水性と防粉性に優れており、拭くだけで掃除が可能です。「ロジクールの最も頑丈なiPadキーボードケース」と謳っています。
静かにタイピングできるように設計されたキーもアピールポイント。キーピッチは18mmで、キー同士の距離はゆとりがあるつくりです。なお、保証書・取扱説明書などが付属しています。
今回はロジクール RUGGED FOLIO iK1054BKAを含む、人気のiPad用キーボードを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
人気のiPad用キーボードを比較検証したところ、ロジクール RUGGED FOLIO iK1054BKAには4つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
iPadの保護性能は、比較したなかでもトップクラスの高評価です。米軍のMIL規格に準拠しているうえに、全方位をガードできる6面保護タイプで、むき出しの面がありません。
比較した商品内で同じくロジクール製のなかには5面保護のものもあったのに対し、本品は上部・下部だけでなく側面からの衝撃も軽減できます。カバーには留め具があるので、不意の落下時やカバン内などで傷つくリスクも低いでしょう。
キーボード全体が密閉されており、耐水性・防粉性に優れているのも魅力です。中高生がiPadを学校に持っていくとき用に、とにかく頑丈なものを探している人にはとくに向いています。
持ち運びやすさは良好です。ケース一体型で、iPad・キーボード・ペンをまとめて持ち運べます。比較した商品内にはペンホルダーがないものもあったなか、こちらは別で収納する必要がないので、紛失するリスクが低いといえます。
第9世代のiPadに装着すると厚さは20mmあったものの、荷物をひとまとめにできることを考えると便利です。装着時の総重量は1,094gと、iPadに純正カバーを装着したときと変わらない重さ。口コミに「少し重たい」とありますが、許容範囲といえます。
利便性も高めです。Smart Connectorに対応しており、iPadに近づけるだけでマグネットによってピタッとくっつき、接続・給電されます。比較した同社の商品にはBluetoothで接続設定し、バッテリーがなくなったら電池交換が必要なものもあったのに対し、こちらはスマートに使えて手間がかかりません。
角度は最大140度まで無段階で調整でき、好みの角度に合わせやすいのも魅力です。また、メーカーが「完全なiPadOSショートカットキー列」と謳うとおり、ショートカットキーが充実していました。ESCボタンはないもののホームボタンがあり、スムーズにホーム画面にアクセスできます。
明るさ調節ボタン・スクリーンショット・検索・音声入力なども搭載。再生・一時停止・早送り・巻き戻しに加えて、ミュート・音量アップ・音量ダウンボタンもあります。口コミに「使い勝手がよい」とあるとおり、効率的に作業できるため、プライベート・ビジネスなど幅広いシーンで活躍するでしょう。
キーボードの打ち心地は、MacBookに慣れている人であれば違和感を抱きにくいでしょう。キー同士の距離を示すキーピッチは18mmで、Enterや記号キーなどの配列・大きさもMacBookに似ています。実際に使用したモニターからは、「ストレスなく打てた」とのコメントが寄せられました。
キーボードの質感は、Apple純正品のSmart Coverのようにサラサラしています。しかし、キーボード全体がひとつなぎで覆われているためか、モニター間でやや好みが分かれる結果に。「反発力が強く打ちやすい」と感じる人もいれば、「キーボードの段差がほぼなくて打ちにくい」「底打ち感がある」と感じた人もいました。
また、「防塵・防滴の面では優れていると思う」「キーの間のホコリをすぐ取れそうな点はよかった」と好印象を抱いたモニターも。浅めの打鍵感を好む人は快適に使い続けられそうです。
コメントは一部抜粋
トラックパッドを搭載していないのは少し気になるところ。比較した同社の商品にはトラックパッド搭載モデルもあり、ジェスチャー操作が可能でしたが、本品はジェスチャー操作ができません。普段からトラックパッドを多用している人には使いにくい可能性があります。
重量 | 約607g |
---|---|
キー配列 | US配列 |
良い
気になる
iPadとの接続方法 | Smart Connector |
---|---|
ペンシル収納 | ケース外 |
保護面数 | 6面 |
トラックパッド付き | |
キーピッチ | 19mm |
角度調節機能 | |
耐水性能 | |
バックライト搭載 | |
タブレットの角度調節段階 | 無段階 |
最大角度 | 140度 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
24,980円
(最安)
販売価格:24,980円
ポイント:0円相当
送料無料
(21件)
29,530円
(+4,550円)
販売価格:29,800円
ポイント:270円相当
送料無料
29,604円
(+4,624円)
販売価格:29,875円
ポイント:271円相当
送料別
30,373円
(+5,393円)
販売価格:30,651円
ポイント:278円相当
送料別
32,213円
(+7,233円)
販売価格:32,508円
ポイント:295円相当
送料別
35,281円
(+10,301円)
販売価格:35,604円
ポイント:323円相当
送料別
ここでは、ロジクール RUGGED FOLIO iK1054BKAとは違う魅力を持つ商品をご紹介します。
ケース一体型であるうえにペンホルダーも搭載し、必要な荷物をまとめて楽に持ち運べます。加えて、6面保護タイプなので側面からの衝撃も緩和。カバーはマグネットでぴったりとくっつくので、カバンの中で開いて画面が傷つくリスクも低めです。
Smart Connector対応で、ワンタッチで接続できるのもポイントです。iPadと接続すれば給電できるため、充電する手間もかかりません。角度は最大160度まで無段階に調整できるので、自分が見やすい位置で画面を固定できます。
保護性能が高い6面保護で、側面からの衝撃も緩和できます。カバーはマグネットでしっかりくっつくので、カバンの中で勝手に開いて画面が傷つく心配もほぼありません。ショートカットキーはスクリーンショット・検索ボタンなど充実しており、スムーズに作業できるでしょう。
しかし、キーボードの打ち心地には底打ち感がある点が惜しいところ。角度調節は最大100度までしかできないものの、とにかく軽量で荷物をすっきりまとめられるものがよい人はチェックしてみてください。
ロジクール RUGGED FOLIO iK1054BKAは、メーカー公式サイトで販売しています。公式サイトでの価格は、2024年11月時点で22,770円です。ロジクール製のタッチペン、「ロジクールCrayon」もあわせて購入できます。ロジクールCrayonの価格は、10,780円(2024年11月時点)です。
なお、Amazon・楽天市場など、ECサイトでも購入可能です。取扱店舗によって値段が異なるので、購入前に比較するとよいでしょう。
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。