打鍵感のよさを突き詰めたと謳うキーボード、Lofree Flow。打鍵感やデザインを称賛する口コミがたくさんある人気商品です。しかし、本当に評判どおりの商品なのか気になっている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のHHKBやKeychronなどのキーボードとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、キーボード選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
テレビ・プロジェクターなどの映像家電や、ノートパソコンやプリンターなど家電全般の比較・コンテンツ制作を経験し、家電チームのマネージャーに就任。キャリブレーションソフトを用いたテレビ・プロジェクターの画質測定を設計したり、ノートパソコンのベンチマークテストに取り組んだりしてきた。「ユーザーにとってベストな選択体験を提供する」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
Lofree Flowは、軽く打てて疲れにくいキーボードがほしい人におすすめです。実際にモニターに使ってもらったところ、「指に力を入れなくても打てる」と好評。比較したなかでは静電容量無接点式のキーボードは打鍵感がよい傾向にありましたが、メカニカル式の本商品も似た感触で、コトコトと柔らかな打鍵感を楽しめました。
独自のガスケットマウント構造が功を奏してか、底打ち付近で指をやさしく受け止める感覚がありました。また、反発力はあまり強くなく一定のため、強く打つ人も軽く打ちたい人も使いやすいといえます。キースイッチは3種類用意されており、好みに合わせてカスタマイズできるのも利点です。
比較したなかにはカチャカチャと高い音が気になるものがあったのに対し、静音性の高さも優秀。まったくの無音ではないものの、やや低めの打鍵音が心地よく響く程度です。コトコトと控えめな音で穏やかな印象なので、周囲の人の邪魔にならないでしょう。
WindowsとMacに対応しており、有線・無線のどちらでも接続可能。毎回ペアリングの設定の必要がないマルチペアリング機能も搭載しています。バックライトとRGBライトが手元をやさしく照らすので、夜の作業時も気分が上がりそうです。
白を基調としたキーボードに、オレンジのフォントがアクセントになっている点もポイント。アルミフレームで囲われた洗練されたデザインも相まって、モニターからは「見ていて楽しい」との声も寄せられています。白×黒のみの単調なデザインの商品と並ぶと満足度が高いでしょう。
キーはUS配列(英語配列)のみでしたが、「癖になりそうな使い心地」と好評を得たしなやかな打鍵感は見逃せません。心地よく打てるキーボードを探している人は、ぜひ体感してみてくださいね。
キーボードをはじめとしたPC周辺グッズを販売しているLofree。今回ご紹介するFlowは、クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」にて、2023年9月上旬に先行発売されました。
薄型のロープロファイルキーボードで、キースイッチを外して軸を交換できるメタニカル式です。
今回はLofree Flowを含むキーボード全41商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
キーボードを日常的に使っているモニター5人に使ってもらったところ、打鍵感のよさを含む7つのメリットを感じました。早速、Lofree Flowの魅力を深堀していきましょう!
打鍵感のよさを追求したと謳っているだけあり、モニターからも好意的なコメントが続出。5人全員が「打鍵感のよさに満足」と回答しました。
比較したなかでは主に静電容量無接点式の高級キーボードが人気でしたが、メカニカル式の本商品も負けていません。なかには「ほかのキーボードとは違う独特な打鍵感」「ずっと触っていたい」と感じた人もおり、使うほどに癖になるといえます。
デスクワークがメインででキーボードに触れている時間の長い人に、ぜひ体験してほしい商品です。
<押し心地・疲れにくさのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
今回検証したWHITEモデルは赤軸感覚の「GHOST」キースイッチを採用。独自の打鍵感は使うほど癖になります。
静かにコトコト打てる感覚が心地よく、いつまでもタイピングしたくなるような打鍵感でした。
打鍵感のよさの秘密は、薄型のロープロファイルキーボードにガスケットマウントを搭載した特殊構造。軽いだけでなく適度な重みもあり、「指への負担が少ない」とコメントした人もいます。
POM素材で作られた「Kailh製 POMスイッチ」は摩擦が少ないうえ、自己潤滑機能を持っているのが持ち味。時間とともに打鍵感がスムースになるのを感じられるでしょう。
<キーの硬さ・深さについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
押下圧は50±15g。押しはじめは軽く、底打ち付近で押下圧がくいっと上がるので指を受け止めるようなクッション性を感じます。そのため、軽く打つ人・強く打つ人どちらにもタイピングしやすいといえますよ。
モニターからは「キーの幅が狭め」という声も寄せられていました。普通のキーボードだと指が届きにくいと感じている人には有力候補となるでしょう。
なお、一般的なデスクトップキーボードはキーの幅が19mmで設定されているものが多い傾向が。キーの幅は1mm変わるだけで指の動かし方が変わります。ミスタイプを防ぐためにも、普段使っているキーボードを同じ幅のものを選びましょう。
<キーの幅についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
比較した商品には、オフィスでの使用をためうほど大きな打鍵音がするものも。本商品は周囲に漏れる音を最小限に抑えており、モニター全員が「タイピング音が気にならない」と口をそろえています。これなら、集中を要する仕事場でも使いやすいでしょう。
<静音性(自室)のモニターコメント>
コメントは一部抜粋
打鍵音は無音ではありませんが、手元で小さくコトコトと鳴る程度で周囲に響きません。耳心地よく、自分や周囲の人の作業の邪魔になることは少ないでしょう。
比較したなかには白×黒のみの単調なデザインで物足りなく感じるものがあったのに対し、オレンジの文字がホワイト基調のデザインに華やかさをプラスしています。
キーに5面染料昇華という高度な印字技術を施しており、文字のはげにくさが期待できるのもポイント。キーの周りはアルミフレームで囲われているので、指紋や傷が目立ちにくいですよ。
<デザインのよさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
マット調の質感と、主張しないキー印字はミニマルなデスクにもなじみやすいでしょう。RGBライトが本体側面に搭載しているので、好みに合わせてカラーを変えられますよ。
用意されているキースイッチの特徴は以下のとおり。
ガラッと印象を変えられる追加のキーキャップセットも、レトロ・アラート・キックスターターの3種類が展開されています。カスタマイズして、自分だけの1台に仕上げるのも醍醐味ですよ。
WHITEモデルはGHOST、BLACKモデルはPHANTOMのスイッチを採用しています。キーキャップを取り外すキープラーは付属していないので注意しましょう。
機能の詳細は以下のとおりです。
比較した商品を見比べたところ、バックライトがあるのは半数以下の商品のみでした。本商品はバックライトに加えてデスクを照らすRGBライトがあり、カラーは8色から選べます。好きな色に設定すれば、夜の作業が楽しくなりそうです。
打鍵感・静音性・機能性の三方よしのLofree Flow。しかし、デメリットともいえる点も少しだけありました。購入する前に、以下もチェックしておきましょう。
普段日本語配列(JIS配列)のキーボードを使用している人は、やや使いづらいと感じることもあるかもしれません。ただし、文字配列などが異なるわけではないため、慣れればすぐに使いこなせるでしょう。
私は現在US配列のキーボードを使っています。はじめはエンターキーの配置や入力切替に戸惑ったものの、数日で慣れて使えるようになりました。Lofree Flowが気になるが配列がネックという人でも、これを機にUS配列に挑戦する価値ある商品といえますよ。
傾斜が3.9度と平坦な点も少し気になります。比較した多くのキーボードには角度調整機能があったなか、調節が難しい点も惜しく感じました。
デスクに据え置きで使う場合、手首の負担を軽減するパームレストを使うのも手です。
デスクに据え置きで使う場合、手首の負担が気になるのであればパームレストを検討しましょう。
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全41商品を比べてみた結果、Lofree Flowとは違った魅力を持ったキーボードを見つけたのでご紹介します。
高級キーボードを使ってみたい人には、HHKBのProfessional HYBRID Type-Sがおすすめ。キーにカナ表記がなく、全体的にシックな雰囲気を醸し出す一品です。なじみのある日本語配列なのも見逃せません。
静電容量無接点式で、深いストロークと軽やかなキータッチが特徴。打鍵時はこもった音がするだけと静かでした。とても打ち込みやすいので、長時間入力するエンジニア・プログラマー・ライターといった職業の人にぴったりですよ。
軽いタッチでも反応するため長時間入力しても疲れにくく、仕事道具にはこだわりたい人におすすめのHHKB。とはいえ、独特の打鍵感に好みが分かれる部分も。公式サイトから有償レンタルができるので、買う前に試すのもありです。
自分好みの仕上がりにしたいなら、KeychronのK1 SE ワイヤレス・メカニカルキーボードがよいでしょう。軸を交換できるメカニカル式なので、打鍵感をカスタマイズできますよ。
角度は背面のスタンドを立てることで、2段階で調節可能。実際に使ってみると矢印キーが独立しているため、行間の移動がスムーズでした。
Keychronは、フランスと香港に拠点を持ち、キーボード愛好家によって立ち上げられました。日本語配列の製品も多く、質の高さから人気が高いメーカーですよ。
カラーはBLACK・WHITEの2種類。BLACKはアルミニウム部分の色がスペースグレイなのに対し、WHITEはシルバーホワイトです。
カラーによって標準装備のキースイッチが異なるのも特徴。WHITEには「GHOST」・BLACKには「PHANTOM」が搭載されています。
静音性重視であればWHITEを選びましょう。
また、キーボード専用の綿棒やブラシもあるとなおGOOD。オフィスにエアダスターを置くのはためらうという人は、以下のコンテンツチェックしてみてくださいね。
メカニカルキーボードは構造上キーキャップの下にほこりなど細かいゴミが溜まりがち。日頃からエアダスターで細かいゴミを取り除きましょう。キーキャップを外して掃除する場合は、元に戻せるように写真を撮っておくことをおすすめします。
キーボードの検証で上位を獲得した商品をご紹介します。Lofree Flow以外にも、ぜひ以下のおすすめ商品も検討してみてくださいね。
キーボードの種類 | 静電容量無接点 |
---|---|
キー配列 | 日本語配列 |
キー数 | 69キー |
テンキーあり |
良い
気になる
対応OS | Windows、macOS、iOS、Android |
---|---|
幅 | 294mm |
奥行 | 120mm |
高さ | 40mm |
Fキーあり | |
角度調節機能 | |
耐水性能 | |
バックライト搭載 | |
静音設計 |
HHKB Professional HYBRID Type-S PD-KB820BSをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
キーボードの種類 | メカニカル |
---|---|
接続方法 | 有線、無線 |
インターフェース | Bluetooth、有線(USB Type-C) |
接続端子 | 不明 |
電源 | USB充電 |
対応OS | Windows、macOS、iOS、Android |
幅 | 355mm |
奥行 | 120mm |
高さ | 17mm |
重量 | 約550g |
連続駆動時間 | 最大190時間(LED OFF時)、最大36時間(LED ON時) |
キー配列 | 日本語配列 |
キー数 | 91キー |
軸の種類 | 赤軸 |
キーピッチ | 不明 |
ケーブル長 | 不明 |
キーストローク | 不明 |
キーピッチ. | 不明 |
素材 | アルミニウム、ABS |
ゲーム機対応 | 不明 |
対応機器 | 不明 |
対応端末 | 不明 |
マルチペアリング機能 | |
テンキーあり | |
Fキーあり | |
メディアコントロールキーあり | |
Nキーロールオーバー | 不明 |
マクロ機能 | 不明 |
角度調節機能 | |
耐水性能 | |
バックライト搭載 | |
タッチパッドあり | 不明 |
ディスプレイカバー付き | 不明 |
静音設計 | |
折りたたみ式 | 不明 |
アンチゴースト | 不明 |
エルゴノミクスデザイン | |
セパレート仕様 | 不明 |
パームレスト付き | 不明 |
Mac用キー配列対応 | |
ホットスワップ対応 | 不明 |
ケース付き | 不明 |
静音性 | 不明 |
特徴 | 不明 |
Keychron K1 SE ワイヤレス・メカニカルキーボードをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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