Razerのゲーミングキーボードのおすすめ人気ランキング【2025年】

しっかりとクリック感があるキーボードがほしいなら、メカニカルスイッチがよいでしょう。キー内部にスイッチが内蔵されており、カチッカチッと確かなクリック感のある押し心地が特徴的。メカニカルスイッチを採用したキーボードの価格帯は、8,000〜27,000円ほどと製品によって幅があります。

Razerのメカニカルスイッチは、グリーン・イエロー・オレンジの3種類を展開。しっかりとした押し込み感で選ぶなら定番のグリーン、静音性が高く軽いタッチで入力できるものがよい人にはイエローがぴったりです。

オレンジは、グリーンとイエローのちょうど中間の特徴を備えたタイプ。適度な静音性はありつつも、入力時の手応えを感じられるものを選びたい人に向いています。

とにかく耐久性が高い製品を選びたいなら、オプティカルスイッチがうってつけです。光学式センサーを利用した特殊な構造で、メカニカルスイッチより可動部が少なく故障しにくいのが強み。価格帯は12,000〜33,000円ほどとキーボードとしては高めですが、そのぶん長く使えます。

クリックを感じた瞬間に光センサーが働き、素早く操作を伝達する仕組みで応答速度が速いのも大きな魅力。なんとメカニカルスイッチより10倍も速い応答速度を実現しています。

Razerのオプティカルスイッチのうち、カチッとしたクリック感を求めるなら紫軸のクリッキー、応答速度を重視するなら赤軸のリニアがおすすめ。打鍵感を自分でコントロールしたい場合には、アナログオプティカルスイッチを検討してみてください。

コストを抑えてRazerのキーボードを手に入れたいなら、メンブレンスイッチがよいでしょう。メンブレンスイッチとは、デスクワーク用などの一般的なパソコンによく採用されているラバードームを内蔵したタイプ。Razerのものでも5,000〜8,000円で購入でき、安価で手に入るのが魅力です。

メンブレンスイッチは、ペコッとしたクリック感で打鍵音が静か。一般的なメンブレンは素早い入力には向きませんが、Razerのモデルは正確に高速入力できるようチューニングされています。ゲーミングキーボードの操作感を手軽に体験してみたい人にはうってつけでしょう。

なおRazerには、メンブレンのソフトな押し心地とメカニカルの反応のよさを両立した「メカ・メンブレンスイッチ」というユニークなものも。価格帯はメンブレンより少し上がり、8,000〜12,000円ほどです。メカニカルスイッチのカチカチとした打ち心地が苦手な人はチェックしてみてください。

手首への負担をなるべく減らしたいなら、DEATHSTAKLER（デスストーカー）シリーズがおすすめ。薄型のオプティカルスイッチを採用したエルゴノミクス設計で、リストレストなしでも手首に負担がかかりにくいのが魅力。日本国内ではなめらかな打鍵を叶えるリニアタイプのみ販売されています。

キー押下距離が短いうえに光センサーで反応するため、応答速度は良好。FPSなど応答速度が重要なゲームにはぴったりです。有線接続はもちろん、Bluetooth接続やUSBドングルを使った無線接続にも対応。マルチデバイスもサポートしているため、複数端末を切り替えて使いたい場合にもおすすめです。

2022年12月現在、日本で販売されているのはキーボード配列がUS配列のもので、テンキー付きのフルキーボードのみ。価格帯は30,000円強と、キーボードとしてはかなり高めです。テンキーレス仕様がほしければ、公式サイトから取り寄せられるのでチェックしてみてください。

高いパフォーマンスを求めるなら、Huntsman（ハンツマン）シリーズをチェックしてみてください。すぐれた応答速度を誇るオプティカルスイッチ採用し、高い機能性を備えたたハイエンドなシリーズ。光センサー式のシンプルな構造でキーに負担がかかりにくいため長く使えます。

同様にオプティカルスイッチを採用している薄型のDEATHSTALKERシリーズと比べると、Huntsmanのほうが高さがあり誤入力が起こりにくいのもメリット。パームレスト付きモデルも販売されています。

リニア・クリッキー・アナログの3種類からスイッチの仕様を選べるうえ、サイズもフルキーボード・テンキーレス・ミニ（60%サイズ）と選択肢が豊富。価格帯はアナログタイプが3万円以上と最も高く、リニアとクリッキーのフルサイズは2万円台前半、ミニサイズは12,000〜15,000円程度です。

スタンダードなゲーミングキーボードを選びたいなら、BlackWidow（ブラックウィドウ）シリーズがよいでしょう。一般的なゲーミングキーボードに多く採用されているメカニカルスイッチを用いており、カチッとした心地よい打鍵感を楽しめます。

Razerのほかのシリーズに比べ、デザインの選択肢が多いのも注目したいところです。定番の黒だけでなく白やピンクのモデルも展開しており、Huntsmanシリーズ同様、サイズをフルキーボード・テンキーレス・ミニ（65%サイズ）の3種類から選べます。

スイッチはグリーン・イエロー・オレンジから選択可能。USBドングルを使用したワイヤレス接続・Bluetooth接続、有線接続の3つの接続モードにも対応しています。テンキーレスモデルなら1万円以下でも手に入り、フルサイズモデルだと25,000～27,000円ほどが目安です。

ゲームだけでなく、仕事にも使えるキーボードを探しているなら、Ornata（オルナータ）シリーズがおすすめです。メカニカルとメンブレンの特徴を併せ持つメカ・メンブレンスイッチを採用しています。

2022年に発売されたOrnata V3モデルは薄型のエルゴノミック設計で、長時間使用しても手首の負担が少ないのもいいところ。すべてテンキー付きのフルキーボードで、パームレストもついています。キーキャップに特殊コーティングを施し、ハードに使っても文字が消えにくいのも見逃せません。

Ornataシリーズは有線モデルのみ展開し、音量調節などに用いるメディアコントロールキーの有無が選択できます。最新のV3と旧モデルのV2は12,000円前後、ロングセラーのChromaモデルは1万円以下で購入可能です。

はじめてゲーミングキーボードに触れるなら、Cynosa（サイノサ）シリーズを選ぶとよいでしょう。メンブレンスイッチを採用しているため、一般的なキーボードと同じような打鍵感で使えるのが特徴です。

価格帯もRazerキーボードとしては安価で、5,000円程度で購入できるのもうれしいところ。耐久性の面ではほかのシリーズにやや劣るものの、デザインやライティングエフェクトは上位機種と変わりません。ゲーム気分を盛り上げられるキーボードを手軽に導入したいならうってつけです。

Cynosaシリーズのモデルは、いずれもすべてのキーがそろっているフルキーボードですが、バックライトの光り方が異なる2機種がラインナップしています。しっかり光らせたいならV2、ほのかに光らせたいならLiteがおすすめです。

格闘ゲームのコマンドなど、同時押しが必要なゲームでより正確なキー入力を行いたいなら、アンチゴースト機能が搭載されているものを選びましょう。アンチゴースト機能とは、複数のキーが押されたときの信号認識の不良を防いで正確に入力できる仕組みのことです。

複数のキーを同時に押すと、キーの組み合わせによっては押していないキーが反応する、ゴーストとよばれるトラブルが起こりがち。アンチゴースト機能があればゴーストによる誤入力を回避し、快適なキー入力が可能です。

ゲームプレイで同時押しを頻繁に使う場合は、Nキーロールオーバー機能が必要不可欠です。Nキーロールオーバー機能があれば、複数のキーを一度に押したときにすべてのキーを認識可能。Nは同時押ししても一部のキーが反応せず、プレイに支障を来たす事態を防げます。

Nキーロールオーバー機能非対応の場合、特定の組み合わせのキーがうまく入力できないことも。移動しながら武器を切り替えたり、メニューを開いたりなどの動作をスムーズに行いたいなら、Nキーロールオーバー機能付きモデルがおすすめです。

ちなみに、Nは認識できるキーの数のこと。10キーまで認識できるものは10キーロールオーバー、任意の数で設定できるものはNキーと表記されています。RazerではNキーモデルと10キーモデルがあるので、よく確認して選んでください。