Cyber-Shot デジタルスチルカメラ RX100V
SONY デジタルスチルカメラ RX100V DSC-RX100M5は、高画質な写真を撮りたい人におすすめです。実際に日中・夜間の屋内外で撮影した写真を見たモニターからは、発色のよさと解像感の高さが絶賛されました。比較したなかには白飛び・黒つぶれした商品もあったなか、こちらは肉眼に近い色味で細部まで精細に描写。人物の撮影では肌が滑らかに写り、髪の1本1本まで見えるほどでした。F1.8の明るいレンズを備えているだけあって、暗所撮影やボケ表現も得意です。被写体にはピントがくっきり合い、背景にかけて徐々にボケ感が入っており見栄えしました。マクロモードでの接写や、望遠撮影でも画質が大幅に低下することはなく、安定した仕上がりでした。撮影シーンを問わず万能に使えるでしょう。カラーモードはレトロ・水彩画調・トイカメラなど豊富なので、個性的な写りを楽しめます。また、オートフォーカス性能は高く、人物には平均0.51秒でピントが合いました。比較した全商品の平均0.83秒(※2025年8月時点)よりも速かったうえに、手ぶれ補正力の利きもよかったため、シャッターチャンスを逃しにくいといえます。撮影モードはオートのほかにマニュアル・絞り優先モードなどがあり、ダイヤルを回すだけで切り替え可能。液晶は180度可動式で、タッチでのフォーカスにも対応しています。電子水準器機能があるので水平位置を取りやすく、構図調整がスムーズ。撮影後の写真は、スマホと遠隔で連携することですぐに転送できますよ。動画にはやや手ぶれがあったものの、発色や解像感はよく、おおむね見やすく映っていました。口コミに「大きさのわりには重たい」とあったとおり本体のずっしり感は否めませんが、使用シーンを問わずきれいな写真を撮れ、使い勝手もよかったので、ぜひ購入を検討してみてくださいね。<おすすめな人>色鮮やかで解像感の高いきれいな写真を撮りたい人スマホでは撮れないようなマクロ・カラーモードでの撮影を楽しみたい人多機能で使い勝手のよいものがほしい人<おすすめできない人>とにかく軽くてコンパクトなコンデジがほしい人
富士フイルム X100VIは、写真の質にこだわるカメラ中上級者におすすめです。価格は281,600円(※2025年8月時点・公式サイト参照)。比較したほかの商品の多くは2~10万円程度だったため、人によっては口コミにあったとおり「高すぎる」と感じるかもしれません。しかし、価格相応の価値があります。薄型レンズとAPS-Cの大型センサーを搭載しており、高級モデルならではの撮影体験が叶うでしょう。実際に撮影した写真は自然な発色で、解像感も高く写っていました。人肌や唇の血色感を再現でき、遠くの建物の輪郭も鮮明です。F2.0と明るめのレンズを備えており、ボケ表現や暗所撮影も得意でした。昼夜や屋内外を問わず安定した高画質で撮影できたため、幅広いシーンで被写体を引き立たせた写真を撮れそうです。オートフォーカス性能も高く、物体・人物ともに平均約0.7秒でピントが合いました。比較した全商品の平均約0.8秒(※2025年8月時点)より速かったうえに、手ぶれ補正の利きもよかったため、シャッターチャンスを逃しにくいでしょう。また、メーカー独自のフィルムシミュレーションが20種類あるので、手軽に雰囲気を変えて撮影できます。使い勝手もよく、比較した一部商品は非対応だったスマホ接続に対応。スマホで撮影データの受信・カメラの遠隔操作などが行えます。撮影モードはオート・絞り優先・マニュアルモードなどがあり、ダイヤル操作でF値・シャッタースピード・ISOを調整できますが、個別に設定する方式なので、カメラにある程度詳しい人向きです。動画撮影にはオート・マニュアルなどのモードがあります。実際に撮った動画は滑らかで見やすく、色味や明暗も自然でした。ボディはアルミニウム製で、高品位に仕上げてあることも魅力の1つです。しかし、サイズ・重量があり、携帯性はいまひとつ。単焦点レンズなので被写体に寄りにくく、マクロ・ズーム撮影は苦手でした。ワンランク上のスナップ撮影・映像撮影を行いたいカメラ中上級者には有力候補ですが、コンデジならではの手軽さを求める人はほかの商品を検討しましょう。<おすすめな人>絞りやシャッタースピードを調整して本格的な写真を撮影したい人動画の構図や明るさにもこだわりたい人<おすすめできない人>手頃な価格帯のコンデジがほしい人軽量かつコンパクトで持ち運びやすいものがいい人マクロ・ズーム撮影したい人
リコー PENTAX WG-1000は、屋外でタフに使えるものがほしい人におすすめです。防水性能はIPX8・防塵性能はIP6Xに対応しており、水中やほこりの舞う環境で活躍します。比較した商品内には、同スペックで5万円以上のものもありましたが、こちらは36,800円(※2025年8月時点・公式サイト参照)と手頃です。実際に屋内外のいろいろな場所で撮影してみると、風景や人物を自然な色味でくっきり写せました。カラーモードが豊富なので、レトロ感やふんわり感を演出して多彩な表現を楽しめます。オートフォーカスを使うと、人には平均0.88秒・物体には平均1.12秒でピントが合いました。速いとはいえず、手ぶれ補正も強くはなかったものの、動きのない被写体はきれいに撮りやすいでしょう。本体は218.5gと軽量なので、片手で構えても負担になりにくいですよ。マクロモードでは千円札の繊維まで写し出し、接写も得意でした。しかし、被写体の背景にボケ感を出すのはやや苦手です。また、暗所・夜景・望遠撮影をした際には、ブレやぼやけが気になりました。明るい環境で撮影するのであれば安定した仕上がりに期待できますが、夜景・ズーム撮影時には画質に物足りなさを感じる可能性があります。撮影モードは、オート・マニュアルモードを搭載。モードの切り替え・露出補正もボタン操作で行えます。Type-C給電・SDXCカードに対応し、使い勝手は悪くありませんが、比較した一部商品が対応していたスマホとの遠隔接続・タッチフォーカスには非対応です。人によっては、口コミにあったとおり「操作が面倒くさい」と感じるかもしれません。動画撮影時には手ぶれを補正しきれていない場面があったものの、色味に違和感はなく、解像感も良好でした。比較した商品の約半数にはなかった動画のマニュアルモードがあり、画作りにこだわれます。屋外アウトドアで写真・動画撮影を行うにはぴったりですが、タフな設計であるため本体はかさばりやすく、ポケットに入れて持ち運ぶのは厳しい印象です。手軽に持ち運んで暗所・望遠撮影を行いたい人は、ほかの商品も検討してみてください。<おすすめな人>水濡れを気にせずに使いたい人アウトドアで使えるタフな作りのものがほしい人静止画も動画もきれいに撮りたい人<おすすめできない人>ポケットに入れて身軽に持ち歩きたい人暗所や望遠撮影する機会が多い人ボケ感のある写真を撮りたい人
パナソニック LUMIX デジタルカメラ DC-TZ99は、近くから遠くまでまんべんなく撮影したい人におすすめです。遠くの被写体を望遠撮影しても画質の低下は見受けられず、質感まで見て取れました。比較した商品の多くが光学ズーム倍率~8倍だったなか、本品は30倍に対応し、被写体への寄り具合・画質ともにトップクラスです。マクロモードでは紙幣の繊維が見えるほどくっきりしていたため、接写も楽しめますよ。風景・人物写真は自然な色味で写り、解像感も高めです。ボケ表現は苦手ですが、「暗所にはかなり弱い」との口コミに反し、暗所・夜景写真の仕上がりは悪くはありませんでした。カラーモードは30種類以上と、比較したなかには10種類程度の商品もあったなか豊富。普通に撮影するときとは一風変わった雰囲気を手軽に演出できます。手ぶれ補正・オートフォーカス性能も優秀でした。人には平均0.46秒でピントが合い、比較したほとんどの商品が0.5~1.0秒程度かかったなかスピーディ。高速かつ正確にピントが合ったので、シャッターチャンスを逃しにくいでしょう。オートのほかにマニュアル・絞り優先モードもあり、ダイヤルで簡単に切り替えられますよ。動画撮影モードはオート・マニュアル・シャッタースピード優先モードを搭載。モニターが動画を見た結果、手ぶれの少なさと発色のきれいさが好評でした。電子水準器・タッチフォーカスに対応し、利便性も申し分ありません。撮影したデータはSDXCカードに保存でき、スマホとBluetooth接続すると簡単に転送できます。価格は64,350円(※2025年8月時点・公式サイト参照)と安くないだけあって、機能的にも写真写り的にも幅広いシーンで活躍しそうです。旅行先に持っていくのもよいでしょう。しかし、人によっては本体の大きさがネックになるかもしれません。小型かつ軽量なコンデジをポケットに入れて持ち歩きたい人は、ほかの商品を検討してくださいね。<おすすめな人>ズーム・マクロ・カラーフィルターを使って多彩な撮影を楽しみたい人写真だけでなく動画の画作りにもこだわりたい人操作が簡単で使いやすいものがほしい人<おすすめできない人>軽くて持ち運びやすいものがほしい人一眼レフのようなふんわりしたボケ感を出したい人
SONY デジタルカメラ VLOGCAM ZV-1 II ZV-1M2は、VLOGやSNS投稿用の動画を撮影したい人におすすめです。実際に歩きながら撮影したところ、手ぶれ補正の効きがよく、細部まで色鮮やかかつ精細に映りました。動画撮影モードの豊富さも、比較した商品内ではトップクラス。オート・マニュアル・シャッタースピード優先モードや、独自のシネマティックVlog設定・商品レビュー用設定などを搭載しています。静止画も動画同様に発色や解像感が優れていました。「暗所の画質は悪い」という口コミに反し、暗所やボケ表現も得意です。ズーム倍率は2.5倍なのであまり寄れませんが、遠くの被写体もくっきり撮影できました。撮影モードはオートのほかにも、Pオート・マニュアルなどがあり、ダイヤル操作で簡単に切り替えられます。オートフォーカスの性能も高く、人・動物にはわずか0.4~0.5秒でピントが合いました。比較した一部商品は1~2秒程度かかったことをふまえると、スナップ撮影時にシャッターチャンスを逃しにくいといえます。カラーモードはモノクロ・セピアなど、種類豊富です。スマホでは撮れないような一風変わった撮影も楽しめますよ。便利な機能も充実しています。電子水準器を搭載し、タッチ操作でのフォーカスが可能。スマホと連携して撮影データを転送したり、スマホをリモコン代わりに使うこともできます。しかし、本体がやや大きく重い点は気がかりです。長時間構えたときに負担を感じる可能性があり、静止画撮影時の手ぶれ補正も控えめでした。また、マクロ撮影では比較した上位商品ほど寄れず、細かな質感までは写せませんでした。クオリティの高い動画を撮りたい人にはよいものの、写真の画質にこだわるならほかの商品もチェックしてみてくださいね。<おすすめな人>動画の映りにこだわれる多機能なコンデジがほしい人豊富なモードをサッと切り替えて多彩な撮影を楽しみたい人撮影したデータをスマホ連携できるものがほしい人<おすすめできない人>あまり動画撮影をしない人小型かつ軽量で持ち出しやすいものがほしい人マクロな写真を撮りたい人
KODAK PIXPRO Friendly Zoom
コダック Friendly Zoom FZ45は、手軽に使えるコンデジがほしい人におすすめです。本体はコンパクトかつ軽量で、実際に使用したモニター10人全員から「軽くて持ち運びやすい」と絶賛されました。FZ55と違ってグリップ部分に緩やかなウェーブがあり、「握りやすい」という声も多かったため、構えた際の負担も少ないでしょう。ECサイトの価格が2万円前後(※2025年7月時点)と手頃なことも魅力です。FZ55と違って乾電池式なので、充電の手間もかかりません。最大512GBのSDカードに対応し、写真をたっぷり撮れます。実際に屋内外で撮影した結果、色彩豊かで解像感の高い写真を撮れました。カラーフィルターのバリエーションが豊富なので、レトロ風・幻想的な写真など一風変わった写真撮影にも挑戦できます。オートフォーカス機能があり、人物への動作率は100%だったので、初心者でもピント合わせに手間取らずに済むでしょう。口コミに反して手ぶれはある程度補正されたので、止まっている被写体であればきれいに撮影できそうです。オートのほかにマニュアルモードもあり、モードを切り替えれば表現の幅が広がります。望遠・マクロ写真の写りもきれいでした。また、動画の映りもよく、日中では人や建物の輪郭をくっきり撮影できました。手ぶれもかなり抑えられ、動きのある映像をなめらかに撮れます。発色も自然で、空の青色の濃淡を再現していました。ただし動画撮影にマニュアルモードはなく、映りにはこだわれません。本体が小さく価格も抑えられているぶん機能はシンプルで、撮影環境を少し選びます。口コミで指摘されているとおり暗所には弱く、日中の撮影でも白飛びが生じました。独特の色味で味のある写真ではありましたが、高画質さや色味の再現性などにこだわって撮影したい人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。<おすすめな人>乾電池式のコンデジを探してる人手頃な価格帯で手軽に使えるものがほしい人人スマホとは一味違った写真を撮りたい人<おすすめできない人>とにかく高画質・高性能にこだわる人動画撮影も楽しみたい人