軽量で使いやすいと評判の、パナソニック(Panasonic) LUMIX DC-TX2。インターネット上のレビューを見ると「コンパクトでズームがよく効く」「被写体を選ばず何でも高画質で撮れる」「手ブレ補正が優秀」といった高評価の口コミが目立つ一方、「ピントが合いにくい」「望遠撮影をすると解像度が下がる」といった気になる感想もあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、パナソニック LUMIX DC-TX2を含むコンパクトデジタルカメラ全10商品を実際に使ってみて、静止画のきれいさ・画質のよさ・オートフォーカスの優秀さ・持ち運びのしやすさ・動画の画質・動画の撮りやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
良い
気になる
パナソニック LUMIX DC-TX2は、フィルターを駆使して個性的な作品を撮りたい人や、AFの性能にこだわる人におすすめです。フィルターの種類が豊富で、気に入ったものを見つけやすいのが魅力。あれこれ試して遊ぶのも楽しいでしょう。
オートフォーカスは迷いがなく、ピントも正確でした。ピントが合うまでの全体の平均速度が0.6774秒だったなか、TX2は0.4674秒と高い性能を発揮。日常使い・イベントにかかわらず、とっさの撮影に活躍しますよ。
静止画も美しく、見たままの自然な色を再現。鮮やかさやボケ感は控えめですが、ナチュラルなイメージの写真を撮りたい人には向いています。解像感については糸の模様まで判別するなど、とくに中央部の表現が優秀。暗所での画質はくすみが見られたものの、ディテールや色の違いは判別できました。
動画は、発色とボケ感の美しさが印象的です。外部マイクは使えませんが、複数の撮影モードが設定できて便利。重さも340gと比較的軽く、持ち運びも苦にならないでしょう。
実際にパナソニック LUMIX DC-TX2と比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
パナソニック LUMIX DC-TX2よりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
ソニー
静止画・動画ともにトップ級!最速AFで死角のないカメラ
2001年に誕生したLUMIXは、「新たな写真文化の創造」をコンセプトに展開するパナソニックの人気カメラブランド。発売から20年たった2021年までに、累計8,000万台以上を売り上げています。
今回は数ある商品のなかから、ドイツのライカカメラ社と開発したDC-TX2をピックアップ。光学15倍レンズと1.0型高感度MOSセンサーを搭載しているのが特徴です。
レンズには、ライカ社のLEICA DC VARIO-ELMARレンズを採用。レンズ周辺部までの高い解像度を実現し、被写体の色や質感を細部まで美しく再現すると謳われています。
3mm判換算で、広角24mmから望遠360mmまでカバー。さらにW端時で3cm、T端時で1mのマクロ撮影にも対応しており、これ1台でさまざまな被写体を撮影できます。
約233万ドット相当の高精細ライブビューファインダーも注目ポイント。視野率は約100%で、見た目どおりの構図を記録できるのがうれしいですね。
タッチパネルモニターは、明るく使いやすい3型約124万ドット。項目・アイコンの選択やAFエリアの移動など、スマホ感覚で使えますよ。
センサーが高い精度で手ブレを検出し、レンズを動かして本体の揺れを打ち消す機能も魅力の1つ。
三脚なしでの望遠撮影や、夕暮れどきや室内での撮影、さらに動画撮影時も手ブレを軽減できます。
パナソニック独自の4K技術を応用した4K PHOTOも見逃せません。
また、すべてのフォーカスモードで、撮影したなかから選べるフォーカスセレクトが可能。あとからピントを変えることができるので、初心者でもあとからきれいな写真が撮れます。
ほかにも、複数のフォーカスを1枚に合わせるフォーカス合成。さらに動く被写体の決定的瞬間をとらえる秒間30コマ連写といった機能で、思い描いたどおりの写真をスムーズに撮れるでしょう。
静止画だけでなく、フルハイビジョン映像の4倍のきめ細かさで撮れる、4K動画撮影も可能。
記録モードにはMP4形式・AVCHD形式があり、再生・編集・アップロード方法などに合わせて選択できます。
Bluetooth対応でスマホとペアリングできるのもメリット。アプリをダウンロードしておけば、初回設定もQRコードを読み込むだけと非常に簡単です。
リモート起動・リモート撮影にも対応しており、転送やアップロードもラクラク行えますよ。SDカードがないときにも重宝します。
今回は、パナソニック LUMIX DC-TX2を含むコンパクトデジタルカメラ全10商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:静止画のきれいさ
検証②:画質のよさ
検証③:オートフォーカスの優秀さ
検証④:持ち運びのしやすさ
検証⑤:動画の画質
検証⑥:動画の撮りやすさ
まずは、コンデジの要ともいえる静止画のきれいさを検証します。
mybestの男女6人がモニターとして参加し、商品を使って撮影した複数の写真を比較。以下の5点に的を絞り、評価を行いました。
比較する写真の条件は以下のとおりです。
静止画のきれいさはおおむね良好。「明るさにむらがなく、くっきりしている」「自然な発色」「立体感があり色合いもナチュラル」などの声があがり、見た目どおりの色を再現できている印象です。
一方、「落ち着いた色合いだがもう少しビビッドさがほしい」「やや地味め」との指摘もあり、鮮やかさを求める人は物足りなさを感じる可能性もあるでしょう。
ノイズ・解像度については、「ノイズはあるが気にならない程度」と感じた人もいるなか、「肌の発色はよいが、逆光気味のときはいまひとつ」「ノイズ処理が強力でディテールがあまりない」といった意見も。
ボケ感もやや控えめで、「もうちょっとほしい」「自然だけどカメラの醍醐味は少なめ」などの声があがりました。
高評価となったのは、フィルターの種類。「豊富で間違いなく好みのものがあるはず」「バリエーション豊かで遊べそう」「いろいろ試したくなる」など、満足の声が目立ちました。
フィルター数にこだわる人や、色合いの変化を楽しみたい人に活躍するといえるでしょう。
次に、画質のよさを検証します。
外光を遮断した室内で撮影を行い、解像感・暗所耐性の2点を軸に評価しました。撮影条件は以下のとおりです。
時計の盤面や糸1本に編み込まれた模様まで判別できており、解像感は優秀です。とくに中心部の解像度が高く、周辺に向かうにつれて落ちていく印象でした。
暗所での画質は、色がくすんでいるように見えたのが少し気がかりです。
とはいえ、被写体の大枠はつかめており、色の違いもはっきり区別できました。
続いて、オートフォーカスの優秀さを検証します。
小物を撮影することを想定し、2つの被写体を前後に配置。片方にピントを合わせたあと、もう片方へピントを合わせ直し、オートフォーカスの速度と正確性を判断しました。撮影条件は以下のとおりです。
ピントが合うまでの速度は平均0.4674秒とスピーディーで、迷いもなく正確。今回検証した全商品の平均が0.6774秒であることを考慮すると、非常に高性能といえます。
これならとっさの撮影にもすぐに反応でき、普段使いで困ることは少ないでしょう。
さらに、持ち運びのしやすさを検証します。
カメラの本体重量に、メモリーカード・純正バッテリーをあわせた重さを測り、軽くて持ち運びしやすいものを高評価としました。
実際に測ってみたところ、本体重量は340gと比較的軽量。持ち運びもさほどストレスにならない印象です。
旅行・イベントなど、さまざまな場面で活躍するでしょう。
静止画に加え、動画のきれいさも検証します。
mybestの男女6人が動画を見比べ、以下の5点に着目して判定しました。
動画の撮影条件は以下のとおりです。
動画のきれいさも好感触。「彩度が高く美しい」「造花の葉の緑とピンクのつぼみが綺麗に映えた」など、色の鮮やかさに満足する声が多数あがりました。
ノイズについても、「暗所でもノイズが感じられない」「ノイズ感は少しあるがほぼ気にならない」といったコメントがあり問題ないレベル。
また、「ズームの前もあとも、くっきりした輪郭で葉っぱの繊維まで再現」「光と影の質感が美しい」など、解像感も良好でした。
ボケ感も、ナチュラルで美しいと好評。「動画でこんなにボケが出せるのかと驚いた」「アップにした際のボケ感はかなりきれい」といった好意見がほとんどです。
フォーカスは「移動にやや時間がかかる」「遠くから近くへフォーカスするときに一度デフォーカスする」との指摘がありましたが、性能としては十分。
総じて、動画撮影性能は高いといえるでしょう。
最後は、動画の撮りやすさの検証です。
動画撮影中にピントの位置を変更し、フォーカスが迷った回数を測定。回数が少ないものほど高評価としたほか、以下の3点の有無もチェックしました。
フォーカスはとても自然で、迷うことなくスムーズ。外部マイク端子はありませんが、ステレオマイクは標準搭載されています。また複数の撮影モードを備えているので、細かい設定ができない初心者でもきれいに動画が撮れます。細かな設定ができる上、タッチAFも可能ですよ。
素早くピントが合うので、頻繁に動画撮影する人にも重宝するでしょう。
2018/03/15 発売
35mm判換算焦点距離 | 24-360mm |
---|---|
F値 | F3.3-6.4 |
光学ズーム倍率 | 15倍 |
動画撮影機能 | 4K 30p|フルHD 60p |
良い
気になる
本体サイズ | 約111.2×66.4×45.2mm |
---|---|
有効画素数 | 2010万画素 |
マニュアルフォーカス | |
ファインダー形式 | 電子式 |
タッチパネル | |
GPS機能 | |
撮影可能枚数 | モニター使用時370枚|ファインダー使用時250枚 |
記録メディア | SDカード(UHS-II対応) |
記録フォーマット | jpeg・RAW対応 |
シャッタースピード | 120-1/16000秒 |
背面モニター | 固定式 |
モニターサイズ | 3.0型 |
ISO感度 | ISO125-12800 |
内蔵メモリ | |
連写速度 | AF固定時10コマ/秒|AF追従時6コマ/秒 |
USB充電・給電 | 充電のみ可能 |
Wi-Fi・Bluetooth機能 | Wi-Fi・Bluetooth両対応 |
自分撮り機能 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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最後に、ほかの魅力的なアイテムもご紹介したいと思います。
静止画・動画ともに高画質にこだわるなら、ソニーのCyber-Shot RX100VIIがよいでしょう。解像感の高さと鮮やかな発色が印象的で、画質のよさは検証した商品のなかでもトップクラス。動画もノイズが少なく、オートフォーカスも速くて自然ですよ。
動画・VLOG撮影を頻繁に行う人は、ソニーのVLOGCAM ZV-1をチェック。暗所でも解像感が高いうえ、タッチフォーカス・外部マイクに対応するなど、動画の撮りやすさにこだわっています。静止画のレベルも高く、リアルな質感やボケの表現にも優れていますよ。雰囲気ある作品を作れるでしょう。
35mm判換算焦点距離 | 24-200mm |
---|---|
F値 | F2.8-4.5 |
光学ズーム倍率 | 8倍 |
動画撮影機能 | 4K 30p|フルHD 120p |
良い
気になる
本体サイズ | 101.6×58.1×42.8mm |
---|---|
有効画素数 | 2010万画素 |
マニュアルフォーカス | |
ファインダー形式 | 電子式 |
タッチパネル | |
GPS機能 | |
撮影可能枚数 | モニター使用時260枚|ファインダー使用時240枚 |
記録メディア | SDカード(UHS-II対応) |
記録フォーマット | jpeg・RAW対応 |
シャッタースピード | 30-1/32000秒、BULB |
背面モニター | チルトモニター |
モニターサイズ | 3.0型 |
ISO感度 | ISO100-12800 |
内蔵メモリ | |
連写速度 | AF固定時90コマ/秒|AF追従時20コマ/秒 |
USB充電・給電 | 充電・給電可能 |
Wi-Fi・Bluetooth機能 | Wi-Fi対応 |
自分撮り機能 |
ソニー Cyber-shot RX100VII DSC-RX100M7の口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!
35mm判換算焦点距離 | 24-70mm |
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F値 | F1.8-2.8 |
光学ズーム倍率 | 2.7倍 |
動画撮影機能 | 4K 30p|フルHD 120p |
良い
気になる
本体サイズ | 105.5×60.0×43.5mm |
---|---|
有効画素数 | 2010万画素 |
マニュアルフォーカス | |
ファインダー形式 | |
タッチパネル | |
GPS機能 | |
撮影可能枚数 | 260枚 |
記録メディア | SDカード(UHS-II対応) |
記録フォーマット | jpeg・RAW対応 |
シャッタースピード | 30-1/32000秒、BULB |
背面モニター | バリアングルモニター |
モニターサイズ | 3.0型 |
ISO感度 | ISO125-12800 |
内蔵メモリ | |
連写速度 | 24コマ/秒 |
USB充電・給電 | 充電・給電可能 |
Wi-Fi・Bluetooth機能 | Wi-Fi・Bluetooth両対応 |
自分撮り機能 |
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