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アニマト ENFLER A-31を検証レビュー!クロスバイクの選び方も紹介

走りの軽快さや変速機の使いやすさ、ブレーキの使いやすさが気になるアニマト ENFLER A-31。実際に購入しないとわからず、迷っている人もいるのではないでしょうか?


そこで今回は、実際にアニマト ENFLER A-31を徹底検証しました。クロスバイク15商品の中で比較してわかったアニマト ENFLER A-31の実力をレビューしていきます。クロスバイクの選び方も紹介しているので、購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!

2025年09月03日更新
井上慶亮
ガイド
元自転車販売員・自転車安全整備士・自転車技師/マイベスト自転車担当
井上慶亮

自転車安全整備士・自転車技師の資格保持者。大手自転車店の販売員としてママチャリから子供車、スポーツ車にいたるまで幅広い車種の販売だけでなく、整備士として組立・修理を行っていた。さらに、CX・XCO全日本選手権のピットスタッフとしての経験を持ち、選手としても幅広く活動。ロードバイク・シクロクロス・マウンテンバイク・トライアスロンなど経験種目は多岐にわたる。現在はmybestにて、自転車に関わるジャンルのコンテンツを担当し、ユーザーに正確な情報を届けることを心がけている。

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目次

結論!パーツ構成に不足感が少なく、価格も手頃な1台

アニマト
ENFLERA-31

32,860円

ENFLER

おすすめスコア

4.28
6位 / 15商品中
  • 走りの軽快さ

    4.65
  • |
  • 変速機の使いやすさ

    4.29
  • |
  • ブレーキの使いやすさ

    4.47
  • |
  • 乗り心地

    3.75
  • |
  • 日常使いのしやすさ

    4.29
  • |
  • カスタム・修理のしやすさ

    4.24
  • |
  • サイズの合わせやすさ

    3.66
ブレーキVブレーキ
タイヤ幅(実測値)26.5mm
変速レバーの種類トリガーシフト
重量(実測値)12.6kg
付属品スタンド
ギア段数3×7段

良い

    • 走りが軽快で、加速がスムーズだった
    • Vブレーキでしっかり止まれるうえ、変速レバーが扱いやすい

気になる

    • タイヤの幅がとても細く乗り心地がよくない
    • 空気入れのバルブが通常より長く、交換パーツが見つけにくい可能性がある

ネット通販を中心にリーズナブルな自転車を扱うアニマトの「ENFLER」はインパクトのあるディープリムホイールが特徴。


実測重量は12.6kgとクロスバイクとしては標準的な重さで、走りの軽快さの評価は良好。しかしタイヤ幅は実測で26.5mmとかなり細く、加速はスムーズに感じる一方で乗り心地のよさはイマイチでした。


Vブレーキを装備しており、ブレーキの利きがよくしっかり止まれる印象。変速レバーにはシマノ製トリガーシフトを採用しており扱いやすいといえます。


スタンドが標準装備されており、駐輪しやすい点はうれしいポイントですが、ディレイラーガードがついていない点は少し気になるところ。変速機の故障には気を付けたほうがよいといえます。また、空気入れのバルブが通常より長いため、パンクした場合に交換用のチューブが手に入りづらい場合がある点は理解しておきましょう。


また、サイズはワンサイズしか用意されておらず、適応身長は160cm~です。身長の上限は設けられていませんが、180cm以上の人には小さいでしょう。

mybestが選ぶおすすめはこちら!各検証No.1アイテムをご紹介

実際にアニマト ENFLERと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイクロスバイクと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!


アニマト ENFLERの購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイアイテムを見つけてみてくださいね!

ベストバイ クロスバイク
変速機の使いやすさ No.1

cannondale

Quick 3
4.75
(1/15商品)
Quick 3

速くて乗りやすい、相反する要素を両立した1台

ブレーキの使いやすさ No.1
乗り心地 No.1

TREK

FX 2 Disc
4.68
(2/15商品)
FX 2 Disc

軽快に走れて乗り心地がよい、万人におすすめのクロスバイク

走りの軽快さ No.1

ジャイアント

ESCAPE R3
4.61
(3/15商品)
ESCAPE R3

軽快さと乗り心地のバランスがよい!はじめての1台におすすめ

走りの軽快さ No.1

あさひ

プレシジョン S
4.57
(5/15商品)
プレシジョン S

クロスバイクの新定番!低価格で高い性能を備えた1台

日常使いのしやすさ No.1

オオトモ

ALTAGEACR-001
4.10
(8/15商品)
ACR-001

泥よけ標準装備で、日常使いしやすいクロスバイク

タイムセール

アニマト ENFLER A-31は他のクロスバイクとどう違うの?

マイベストが検証してわかったアニマト ENFLER A-31の特徴は、ひとことでまとめると「パーツ構成に不足感が少なく、価格も手頃な1台」です。


実際、たくさんあるクロスバイクの中で、走りの軽快さや変速機の使いやすさ、ブレーキの使いやすさは商品によってどのくらい差があるのか気になりますよね。ここからは、アニマト ENFLER A-31を含むクロスバイクの検証方法や、自分に合ったクロスバイクを選ぶためのポイント、検証で高評価を獲得した商品を紹介していきます。

前後のVブレーキとトリガーシフトを採用。コスパのよいクロスバイク

前後のVブレーキとトリガーシフトを採用。コスパのよいクロスバイク
出典:img.my-best.com
  1. 価格|メーカー希望小売価格 50,800円(税込)
  2. 発売日|-
  3. ブレーキの種類|Vブレーキ
  4. 変速レバーの種類|トリガーシフト
  5. ギア段数|3×7段
  6. タイヤサイズ(実測値)|26.5mm
  7. フレームサイズ|470mm
  8. 重量(公称値)|12.0kg
  9. 適応身長|160cm~

アニマト ENFLERは、前後のVブレーキとトリガーシフトを搭載。軽い力でも止まりやすく、変則レバーも操作しやすいつくりです。メーカー希望小売価格は50,800円(税込)ですが、ECサイトなどを利用すればより安く購入できることも。


タイヤのサイズは実測値で26.5mmと細めです。ワンサイズかつ身長160cm〜の人に向く構造のため、身長180cm以上など大柄な人は乗りにくさを感じる可能性があります。

カラー展開は4種類

アニマト ENFLERのカラー展開は、マットブラック・ホワイト・グリーン・ガンメタの4種類。フレームの素材にはアルミを使用しています。


前輪にクリックリリースハブという構造を採用しており、工具を使わずに車輪を外せることも特徴です。

アニマト ENFLER A-31の評価方法は?売れ筋の人気クロスバイク15商品を徹底比較検証

アニマト ENFLER A-31の評価方法は?売れ筋の人気クロスバイク15商品を徹底比較検証

検証のポイント

売れ筋のクロスバイク15商品をすべて集めて、徹底的に比較検証しました
  1. 走りの軽快さ

    1
    走りの軽快さ

    走りの軽快さが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「ロードバイクに近い重量で、一般的なママチャリとは違う爽快感ある走行を楽しめる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。

  2. 変速機の使いやすさ

    2
    変速機の使いやすさ

    変速機の使いやすさが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「特に気を使うことなく負荷が高い状態でも変速できて、ギア段数が多く適切なギアを使える商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。

  3. ブレーキの使いやすさ

    3
    ブレーキの使いやすさ

    ブレーキの使いやすさが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「レバーのタッチが非常に軽く、自由にコントロールできる制動力がある商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。

  4. 乗り心地

    4
    乗り心地

    乗り心地が優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「路面の凹凸がまったく気にならず、段差も気にせず乗り越えられる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。

  5. 日常使いのしやすさ

    5
    日常使いのしやすさ

    日常使いのしやすさが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「街乗り用自転車として、使いやすい機能がそろっていて、あとから車体を日常使い用にカスタムしなくてよい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。

  6. カスタム・修理のしやすさ

    6
    カスタム・修理のしやすさ

    カスタム・修理のしやすさが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「基本的なスポーツ車規格のパーツがすべて取り付け可能な商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。

  7. サイズの合わせやすさ

    7
    サイズの合わせやすさ

    サイズの合わせやすさが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「自分の体型にジャストフィットのサイズの車体を選ぶことができる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。

すべての検証は
マイベストが行っています

自社施設

検証① 走りの軽快さ

検証① 走りの軽快さ

走りの軽快さが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「ロードバイクに近い重量で、一般的なママチャリとは違う爽快感ある走行を楽しめる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。

スコアリング方法

テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。

チェックしたポイント

  • 車体全体の重量
ペダル・反射材・スタンド・ディレーラーガードが付属する車体は取り付けた状態で計測
  • ホイールやタイヤなどの足回りの重量
ホイール・タイヤ・チューブ・スプロケット込みで測定

検証② 変速機の使いやすさ

検証② 変速機の使いやすさ

変速機の使いやすさが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「特に気を使うことなく負荷が高い状態でも変速できて、ギア段数が多く適切なギアを使える商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。

スコアリング方法

テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。

チェックしたポイント

  • 変速レバーの性能
機構・ブランドに応じて、扱いやすいものほど高得点
  • 変速機の性能
ブランドに応じて、精度が高いものほど高得点
  • リアの変速段数
変速段数が多いものほど高得点

検証③ ブレーキの使いやすさ

検証③ ブレーキの使いやすさ

ブレーキの使いやすさが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「レバーのタッチが非常に軽く、自由にコントロールできる制動力がある商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。

スコアリング方法

テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。

チェックしたポイント

  • ブレーキの種類
ブレーキ機構に応じて、ブレーキがよく利くものほど高得点
  • ブレーキのブランド
ブランドに応じて、ブレーキがよく利くものほど高得点
  • レバークランプ素材
金属製のクランプに加点

検証④ 乗り心地

検証④ 乗り心地

乗り心地が優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「路面の凹凸がまったく気にならず、段差も気にせず乗り越えられる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。

スコアリング方法

タイヤ幅をノギスで計測。35mmを上限に、タイヤ幅が太いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。

検証条件

  • 検証機器:ノギス
  • タイヤサイド記載の最大空気圧に設定して計測

検証⑤ 日常使いのしやすさ

検証⑤ 日常使いのしやすさ
日常使いのしやすさが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「街乗り用自転車として、使いやすい機能がそろっていて、あとから車体を日常使い用にカスタムしなくてよい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。

スコアリング方法

テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。

チェックしたポイント

  • スタンドの有無
  • ディレイラーガードの有無
  • 泥よけの有無

検証⑥ カスタム・修理のしやすさ

検証⑥ カスタム・修理のしやすさ
カスタム・修理のしやすさが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「基本的なスポーツ車規格のパーツがすべて取り付け可能な商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。

スコアリング方法

テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。

チェックしたポイント

  • ハンドルのクランプ径
  • ステム形状はアヘッドステムかスレッドステムか
  • シートポストのクランプ径
  • ハブ規格
  • エンド規格
  • ダボ穴の数

検証⑦ サイズの合わせやすさ

検証⑦ サイズの合わせやすさ

サイズの合わせやすさが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「自分の体型にジャストフィットのサイズの車体を選ぶことができる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。

スコアリング方法

テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。

チェックしたポイント

  • 何種類のサイズ展開があるか
  • シートポストの調整しろ

アニマト ENFLER A-31の詳細情報

アニマト
ENFLERA-31

おすすめスコア
4.28
クロスバイク6位/15商品
走りの軽快さ
4.65
変速機の使いやすさ
4.29
ブレーキの使いやすさ
4.47
乗り心地
3.75
日常使いのしやすさ
4.29
カスタム・修理のしやすさ
4.24
サイズの合わせやすさ
3.66
ENFLER 1
ENFLER 2
ENFLER 3
ENFLER 4
ENFLER 5
ENFLER 6
参考価格
32,860円
中価格
グリーン
ガンメタ
ホワイト
マットブラック
全部見る
グリーン
ガンメタ
ホワイト
マットブラック
全部見る
参考価格
32,860円
中価格
グリーン
ガンメタ
ホワイト
マットブラック
全部見る
グリーン
ガンメタ
ホワイト
マットブラック
全部見る
ブレーキVブレーキ
タイヤ幅(実測値)26.5mm
変速レバーの種類トリガーシフト
重量(実測値)12.6kg
付属品スタンド
ギア段数3×7段
おすすめの身長(検証値)
170~175cm前後

良い

    • 走りが軽快で、加速がスムーズだった
    • Vブレーキでしっかり止まれるうえ、変速レバーが扱いやすい

気になる

    • タイヤの幅がとても細く乗り心地がよくない
    • 空気入れのバルブが通常より長く、交換パーツが見つけにくい可能性がある
適応身長160cm~
メインコンポーネントTourney

アニマト ENFLER A-31の価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

販売中のショップが見つかりません

そもそもどう選べばいい?クロスバイクの選び方

クロスバイクを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」を以下のコンテンツから抜粋してご紹介します。

① ブレーキと変速機が使いやすいものを選ぼう

格安モデルのクロスバイクには、しっかり止まれないブレーキや使いにくい変速機がついていることも。安全・快適に乗るために、まずはブレーキと変速機に注目しましょう。

安全に乗るために、油圧ディスクブレーキかVブレーキのモデルを選ぼう

安全に乗るために、油圧ディスクブレーキかVブレーキのモデルを選ぼう

クロスバイクのブレーキは、主に以下の4種類があります。


  • 油圧ディスクブレーキ
  • Vブレーキ
  • 機械式ディスクブレーキ
  • キャリパーブレーキ


特におすすめなのは油圧ディスクブレーキ。車輪の中心についているディスクを、ブレーキパッドで挟み込む構造のブレーキです。挟み込む力が強いので、短い距離でしっかり止まりやすいことが特徴。雨の日でもブレーキの利きが悪くなりづらい点もうれしいポイントです。また、油圧でブレーキを動作させているのでレバーの引きが軽く、疲れづらい点もメリット。握力に自信のない人でも扱いやすいですよ。


ブレーキパッドがVブレーキやキャリパーブレーキに比べて消耗しづらいため、交換頻度が比較的少なく済みます。


一方で完成車価格が約8万円~と高価な点がネック。「コスパを重視したい」という人にはVブレーキがおすすめです。雨の日のブレーキの利きやレバーの引きの軽さは劣るものの、油圧ブレーキ同様、挟み込む力が強いので十分止まりやすいといえます。

井上慶亮
元自転車販売員・自転車安全整備士・自転車技師/マイベスト自転車担当
井上慶亮

機械式ディスクブレーキは基本的には油圧ディスクブレーキと同じ構造です。油圧で動作しているか、金属製のワイヤーで動作しているかの違いがあります。


基本的に利きがあまり良くないブレーキではあるものの、6万円以上の機械式ディスクブレーキを搭載した自転車なら十分な制動力を発揮するものもありますよ

変速レバーは扱いやすいトリガーシフトがおすすめ

変速レバーは扱いやすいトリガーシフトがおすすめ

変速レバーは主に以下の3種類があります。


  • トリガーシフト
  • グリップシフト
  • サムシフター

特におすすめなのはトリガーシフト。ほかの2種類の変速レバーは、ギア段数によってレバーの位置が変わることで操作しづらかったり、グリップが短くて握りづらかったりします。一方でトリガーシフトは、レバーの位置が常に押しやすい位置にあり、グリップの長さも確保できるので扱いやすい点がメリット。また部品の精度が高い傾向があるため、しっかりと調整されていればギアの切り替えもスムーズに行えます。

井上慶亮
元自転車販売員・自転車安全整備士・自転車技師/マイベスト自転車担当
井上慶亮

ネット通販で商品説明を見ると、「シマノ製変速機搭載」と記載されいている商品を多く見かけますが、同じシマノ製でもトリガーシフトとそのほかの変速レバーでは扱いやすさや精度に大きな差があります。購入の際は、メーカーだけでなく「どんな種類の変速機なのか」までしっかりと確認しましょう


また、クロスバイクの変速ギアは前にもうしろにもあります。ギア段数に注目するうえで重要なのは、操作する頻度が高いうしろの段数。上り坂も平坦路も速く走りたいなら、うしろのギア段数は8段以上がおすすめです

② 通勤・通学で使うなら、付属品が豊富でタイヤが太いものを選ぼう

クロスバイクを選ぶ際に速さばかり求めると扱いが難しく、パンクや故障などのトラブルに見舞われかねません。特に通勤・通学で使うなら、余計なトラブルで遅刻しないためにも付属品とタイヤの太さをチェックしましょう。

スタンドやディレイラーガードなどの付属品があるものを選ぼう

スタンドやディレイラーガードなどの付属品があるものを選ぼう

通勤・通学で使うなら、スタンドやディレイラーガードなどの付属品があるモデルがおすすめです。フィットネス用途として販売されているクロスバイクは軽さを重視するため、付属品はないのが一般的。しかし、通勤・通学なら付属品が豊富なほうが扱いやすいのでおすすめですよ。


スタンドがない場合は壁や柵に立てかけて駐輪しますが、立てかけやすい場所が見つからないことも当然あります。スタンドがあればどこにでも停められるので、駐輪場所を探す手間が省けるでしょう。


また、駐輪時は風やほかの自転車がぶつかるなどの外的要因で自転車が倒れることがあります。特に右側に倒れると変速機が故障し、重大な事故につながる恐れが。ディレイラーガードがあれば変速機の破損を防げるので、余計なトラブルを避けたい人におすすめです。


これらのパーツは汎用品の後付けも可能ですが、通勤・通学で使うならはじめから付属品がある車体を選べば追加費用を省けますよ。もし購入した車体に付属していなかったら自転車店に相談するとよいでしょう。

井上慶亮
元自転車販売員・自転車安全整備士・自転車技師/マイベスト自転車担当
井上慶亮
パーツのカスタマイズは、クロスバイクの醍醐味の1つ。あえて付属品の少ないシンプルな車体を購入し、自分好みのパーツでカスタマイズする楽しみ方もあります。

ゆくゆくはカスタマイズをしたいという方は、ランキングを「サイクリングで乗る人向け」で絞り込んでください。汎用性が高い規格でカスタムしやすいものをおすすめしているので、ぜひランキングを参考に選んでくださいね。

タイヤ幅が32mm以上のものがおすすめ

タイヤ幅が32mm以上のものがおすすめ

タイヤの幅は、自転車の乗り心地や扱いやすさに大きな影響を与えます。通勤・通学で使うなら、32mm以上がおすすめ。空気容量が大きいので乗り心地がよく、毎日の通勤・通学での疲労を軽減しやすいといえます。また、細いタイヤは段差を乗り越える際、パンクしやすかったり滑りやすかったりするデメリットがありますが、太めのタイヤならパンクやスリップのリスクも減らせますよ。


一方で太いタイヤはやや重量があり、加速や登りで重さを感じやすいデメリットがありますが、通勤・通学用途なら気になるレベルではないでしょう。

③ 軽快な走りを楽しむなら車体重量13kg以下がおすすめ

③ 軽快な走りを楽しむなら車体重量13kg以下がおすすめ

より軽快に走れるクロスバイクを探すなら、車体重量に注目しましょう。基本的に車体重量が軽いほどスピードを出しやすく、クロスバイクらしい軽やかな走りを楽しめます


特に上り坂では車体重量によってスピードに大きな差が。約250mの短い登り坂を13kg以下のモデルと15kg前後のモデルでそれぞれ走行しタイムを計測したところ、約8秒もの差が出ました


また、街中では信号待ちが多く、漕ぎだしが重いとストレスを感じることも。軽い車体は漕ぎだしでもスイスイ加速できるので疲労を軽減しやすいといえます

マイベストおすすめ!クロスバイクの検証評価上位の商品も紹介

クロスバイクの検証で上位を獲得した商品をご紹介します。アニマト ENFLER A-31以外にも、ぜひ以下のおすすめ商品も検討してみてくださいね。

ベストバイ クロスバイク
変速機の使いやすさ No.1
ブレーキの使いやすさ No.1
乗り心地 No.1
サイズの合わせやすさ No.1

cannondale
Quick 3

おすすめスコア
4.75
走りの軽快さ
4.76
変速機の使いやすさ
5.00
ブレーキの使いやすさ
4.76
乗り心地
5.00
日常使いのしやすさ
3.93
カスタム・修理のしやすさ
4.93
サイズの合わせやすさ
5.00
最安価格
99,990円
高価格
ブレーキ油圧式ディスクブレーキ
タイヤ幅(実測値)34.5mm
変速レバーの種類トリガーシフト
重量(実測値)11.4kg
付属品
ギア段数2×9段
おすすめの身長(検証値)

良い

    • カーボンフォーク採用で軽量
    • 太めのタイヤで乗り心地がよい
    • 油圧ディスクブレーキ採用で軽いタッチでしっかりブレーキが利く

気になる

    • スタンドやディレイラーガードは付属しない
適応身長157~205cm
メインコンポーネントFディレイラー:Acera/Rディレイラー:Altus
Quick 3

キャノンデール クイック3はどんな人におすすめ?実際に乗ってみてメリット・デメリットを徹底レビュー!

ブレーキの使いやすさ No.1
乗り心地 No.1
カスタム・修理のしやすさ No.1
サイズの合わせやすさ No.1

TREK
FX 2 Disc

おすすめスコア
4.68
走りの軽快さ
4.71
変速機の使いやすさ
4.65
ブレーキの使いやすさ
4.76
乗り心地
5.00
日常使いのしやすさ
3.93
カスタム・修理のしやすさ
5.00
サイズの合わせやすさ
5.00
参考価格
88,990円
やや高価格
ブレーキ油圧式ディスクブレーキ
タイヤ幅(実測値)36mm
変速レバーの種類トリガーシフト
重量(実測値)11.8kg
付属品
ギア段数2×9段
おすすめの身長(検証値)

良い

    • ダボ穴が多く拡張性が高い
    • 太いタイヤで乗り心地が良い
    • 油圧ディスクブレーキ搭載で、軽いタッチでしっかりブレーキが利く

気になる

    • スタンドやディレイラーガードがついていない
適応身長147~203cm
メインコンポーネントFディレイラー:Acera/Rディレイラー:Altus
FX 2 Disc

TREK FX2 Discの乗り心地は?実際に試してメリット・デメリットを徹底レビュー!

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