ahamoやpovoのような格安SIMは、月額料金を抑えられることから、乗り換えを検討している人も多いでしょう。しかし、実際に調べると「ahamoよりpovoの方が電波よい」という声もあれば、「povoよりahamoのほうが電波が入る」という声もあって迷いますよね。
そこで今回は、ahamoとpovoを徹底的に比較します。速度や繋がりやすさ・料金などの違いをまとめたので、どちらが自分に合う格安SIMなのかチェックしてくださいね。

大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。
格安SIM(格安スマホ)おすすめTOP5
オプテージ

取り扱い回線の多さは魅力。マイそくプランはサブ回線向け
LogicLinks

料金プランが豊富。カウントフリーオプションでお得に使える
海外出張や旅行でデータ通信をすることが多いならahamo、毎月のデータ使用量にばらつきがあり、使う分だけ自由に選びたいならpovoがおすすめです。ahamoは追加料金なしで海外でも30GBまで使えて、povoは使う分だけデータ容量を都度購入できます。
ahamoは海外出張や旅行でも国内と同様に利用できますが、povoは国際通話やSMSの料金が細かく設定されているので、海外だと料金が高くなるところがネックです。
しかし、ahamoは30GBと110GBの2プランなのに対し、povoは必要なデータ容量をトッピングして使えます。1年分をまとめて購入することもでき、使い方の自由度が高いのが特徴です。
サービスの内容は、ほかにも違いがあります。契約前には、それぞれのメリット・デメリットをしっかり比較して、自分に合ったほうを選びましょう。
ここでは、項目別で比較してそれぞれの特徴を紹介します。
ahamoもpovoも、通信速度が速く繋がりやすいので、快適に使えるでしょう。
マイベストでは実際に格安SIMを契約し、それぞれの通信速度をチェック。その結果、どちらも100Mbpsを超える速度が出ており、動画視聴やアプリのダウンロードもスムーズに行えるレベルでした。時間帯別の通信速度は、以下のとおりです。
さらに、都内地下21か所で電波強度を測定したところ、どちらも十分な電波強度があり、屋内や地下でも圏外になりにくいことがわかりました。
ほかの格安SIMのなかにも通信速度が速く繋がりやすいものはあるので、以下コンテンツからチェックしてくださいね。
必要なデータ容量だけを無駄なく使いたい人には、povoがおすすめです。povoは基本料金が0円で、必要なデータ容量を自分で選んでトッピング(購入)する方式。ahamoは料金プランが2種類しかないため、月によってデータ使用量が大きく変わる人にとっては、povoのほうが柔軟に対応できるでしょう。それぞれの料金は以下のとおりです。
30GBまでのプランに1,980円の追加料金で80GB増量ができる
ahamoの30GBプランと、povoの30GB(30日間)トッピングを比較すると、料金に大きな差はありません。しかし、povoは長期間のまとめ買いトッピングを利用することで、より安く通信費を抑えられます。たとえば、「180GB(180日間)14,880円」の場合、1か月あたりに換算すると約2,480円となり、ahamoの料金よりもお得です(2025年9月時点の限定トッピング)。
一方、ahamoは30GBの基本プラン、または基本プランに80GB増量した110GBプランしか選べません。毎月使うデータ容量がほぼ同じであれば、料金が固定なので管理しやすいというメリットがありますが、とくにあまり使わない人はpovoより割高です。
povoは自由にトッピングしたい人やデータ使用量が少ない人、ahamoはデータ使用量が多めで料金管理の楽さを重視したい人に向いています。サブ回線がほしい人は、基本料金が0円のpovoが使いやすいですよ。
海外出張や海外旅行に行く機会が多い人には、ahamoがおすすめです。ahamoは追加料金なしで海外でもそのまま使えるので、気軽に利用しやすいでしょう。
国際通話・SMS・海外データトッピングの料金は利用する国や地域によって異なる
povoは国際通話・SMSの対象エリアがahamoより広いものの、海外でのデータ利用がメインであればahamoのほうが便利です。
ahamoもpovoも、乗り換えは簡単で初期費用も抑えられます。
マイベストで実際に乗り換え時の手続き方法を確認すると、どちらもワンストップ方式に対応しており、MNP予約番号の発行なしで電話番号をそのまま引き継げることがわかりました。申し込み時の事務手数料も無料なので、どちらを選んでも費用を抑えつつスムーズに乗り換えられます。
以下コンテンツで紹介している格安SIMも事務手数料が無料なので、チェックしてくださいね。
乗り換えと同時に端末の購入も検討している人には、ahamoがおすすめです。回線契約と端末購入が一緒にできるので、スムーズに機種変更ができます。
ahamoでは端末の購入が可能なうえ、いつでもカエドキプログラムを利用することで端末代の負担を減らすことが可能です。たとえば、iPhone 16e(128GB)を購入するときにプログラムを適用して23か月目までに端末を返却すれば、通常118,910円ところ43,670円まで安くなります(2025年9月時点)。
一方、povoでは端末の販売を行っていないので、スマホは別途用意が必要です。au Online Shopでpovo2.0対応の端末を購入できますが、「契約と同時に端末も買いたい」という場合はahamoのほうがスムーズですよ。
有料でも店舗でサポートを受けたい人には、ahamoがおすすめです。povoは店舗でのサポートがないのに対し、ahamoなら専門スタッフに直接相談できます。それぞれのサポート内容は以下のとおりです。
チャットはAI・有人ともに年中無休
<povo>
海外に行く機会が多い人や、乗り換えと同時に端末の購入も検討している人は、ahamoがおすすめです。海外でも30GBまで追加料金なしで使えて、乗り換え時に端末の同時購入も可能です。ほかにも以下のようなメリットがあります。
<メリット>
以下コンテンツでは、ahamo乗り換えに役立つ情報を紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
月のデータ使用量が変わりやすい人は、povoがおすすめです。必要な分だけデータ容量を購入するトッピング方式を採用しており、毎月の使用量に応じて無駄なく、自分に合った使い方ができます。povoのメリットは以下のとおりです。
<メリット>
以下コンテンツでpovoへの乗り換えに役立つ情報を紹介しているので、参考にしてください。
どちらにするか決めかねているならデュアルSIMもおすすめです。1台で2つのSIMが使えるので、それぞれのメリットを生かせますよ。以下コンテンツで詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
格安SIM(格安スマホ)おすすめTOP5
オプテージ

取り扱い回線の多さは魅力。マイそくプランはサブ回線向け
LogicLinks

料金プランが豊富。カウントフリーオプションでお得に使える
お得な料金設定で通信費を節約できる楽天モバイル。iPhoneユーザーのなかには、楽天モバイルでApple Watchも利用したいと考えている人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、楽天モバイルで利用できるApple Watchや初期設定方法について解説します。お得にApple Watchを...
格安SIM
シンプルなプランとお得な料金設定が人気の楽天モバイル。格安SIMのmineoから乗り換えを検討しているものの、現状より料金が高くなったり不便になったりしてしまうのではないかと不安に感じている人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、mineoから楽天モバイルに乗り換える際に押さえておきたいポ...
格安SIM
ドコモを利用していると当然必要になるのが月々の支払いです。しかし、支払いをうっかり忘れてしまったり、きちんと支払いができているのか不安になったりすることもありますよね。本記事では、ドコモ利用料金の支払い状況を確認する方法を紹介します。支払いが遅れるとどうなるのか、支払いができなかったときにどう...
格安SIM
月額990円~利用できる格安SIMのLINEMO。毎月のスマホ代を少しでも安くしたい人は、乗り換えるべきかと悩みますよね。しかし、実際にいくら支払うのか計算方法がわからない人も多いはずです。そこで今回は、LINEMOの料金プランやオプション料金をくわしく解説します。毎月支払う料金をシミュレーシ...
格安SIM
格安のプランで通信料金を節約できる、楽天モバイル。契約してお得にスマホを使っている人のなかには、留守電機能を利用したいと考えている人もいるのではないでしょうか。楽天モバイルでは留守電機能が使えるため、必要であれば早めに設定しておきたいですよね。そこで今回は、楽天モバイルで留守電機能を使う方法に...
格安SIM
格安SIMなみのお得な料金プランや通信品質の高さで人気のUQ mobile。契約を検討しているものの、旅行や出張で海外に行くことが多いという人もいるのではないでしょうか?海外での利用方法や料金が気になりますよね。そこで今回は、利用方法や料金などUQ mobileの海外サービスについて詳しく解説...
格安SIM
月々の通信費を抑えたい人に人気のLINEMO(オンライン専用)と楽天モバイル。契約を検討しているものの、どちらが自分に合っているかわからず、決めかねている人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、LINEMOと楽天モバイルのどちらがよいかをわかりやすく解説します。エリア・料金・サポート体制な...
格安SIM
格安SIMなみの料金で使えて人気のある楽天モバイルとahamo。それぞれの特徴の違いがわからず、自分はどちらを選ぶべきか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。今回は、楽天モバイルとahamoを12項目で徹底比較します。それぞれがどのような人におすすめなのかも解説するので、契約先を選ぶ際の参考...
格安SIM
お得なプランで月々の通信料金を抑えられる、楽天モバイル。スマホもお得に購入できれば、さらに出費を抑えられますよね。とはいえ、端末のみを購入できるかどうかわからず困っている人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、楽天モバイルで端末のみを購入する方法を解説します。具体的な手順とあわせて、端末の...
格安SIM
格安SIMに乗り換える際には、性能や料金プランはもちろん、キャンペーンも気になりますよね。せっかくなら割引やキャッシュバックを利用して、お得に申込みたいという人も多いでしょう。そこで今回は、2025年12月時点の格安SIM各社のキャンペーンを一挙にご紹介。新規契約や乗り換えだけでなく、利用中の...
格安SIM
格安SIMの各社キャンペーンでは、iPhoneやAndroid端末がお得になる割引プランやポイントアップを展開しています。しかし、数が多すぎて自分ですべて調べるのは大変ですよね。そこで今回は、2025年12月時点で格安SIM各社の端末セットキャンペーンをiPhoneとAndroidに分けて一挙...
格安SIM
安定した通信速度・基本料金の安さに加えて、家族割がお得と評判のワイモバイル。しかし、せっかく申込むならお得に申込みたいですよね。ワイモバイルのキャンペーンは自動適応ではないものや、申込方法によってキャンペーン内容が変わるものがあるので、知らない間に損してしまうことも。今回はこれからワイモバイル...
格安SIM
ソフトバンク回線を格安で利用できるLINEMO(オンライン専用)。キャンペーンを利用してお得に乗り換えたいと考えているものの、どんなキャンペーンがあるのか、LINEMOでキャッシュバックはあるのか、いつキャンペーンが行われているのかなど最新情報が気になっている人も少なくないはずです。今回は、2...
格安SIM
月額3,168円までのワンプランで提供している、楽天モバイル(Rakuten mobile)。3GBまでなら月額968円と、料金面が魅力です。しかしせっかく申込むなら、キャンペーンを利用してお得に契約したいですよね。楽天モバイルのキャンペーンは、手順に沿って手続きしないと適用されないものもあり...
格安SIM
格安SIMに乗り換える際は、キャンペーンを利用してお得に契約したいですよね。ahamoではdポイントが獲得できるなど、さまざまな企画を実施中です。今回は、2025年12月に利用できるahamoのお得なキャンペーンを一挙に紹介します。開催期間やエントリー方法も解説するので、ぜひ乗り換えの参考にし...
格安SIM
