povoで余ったデータは繰り越しできる？トッピングの活用方法も解説
都度データトッピングを購入して利用できる、カスタマイズ性の高さで注目されているpovo。しかし、他社とは料金形態が異なるので、データの繰り越しや購入のタイミングなど、具体的な利用方法がわからず困っている人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、povoでのデータ繰り越しや、通信量を無駄なく使う方法について詳しく解説します。povoを利用中の人も、乗り換えを検討している人も、ぜひ参考にしてください。
大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。
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povoで余ったデータの繰り越しはできない！
povoで余ったデータを繰り越すことはできません。購入したトッピングの有効期限が過ぎると残りのデータは消滅します。
povoの料金プランは基本料0円で、高速データ通信を利用したいときは、データトッピングを必要な分だけ購入するプリペイド方式。トッピングには容量とともに30日間や90日間といった有効期限が設定されているので、金額と期間のバランスを考えて購入しましょう。
また回線を複数契約している場合も、端末間でデータをシェアすることはできません。データを余らせてお金を無駄にしないよう、トッピングの購入には注意が必要です。
なお、受け付けが終了している定額制の旧プラン「povo1.0」でも、余ったデータを繰り越すことはできません。
povoのデータ量を無駄にしないための方法とは？
povoのデータ量を無駄にしないためには、24時間使い放題のトッピングを利用したり、povo2.0へ乗り換えを検討したりすることがおすすめです。以下では、データを無駄にすることなくpovoを使いこなす方法を詳しく紹介します。
24時間使い放題を活用する
日によってデータ使用量にばらつきがある人は、24時間使い放題のトッピングを上手に活用しましょう。
povoで30日間使えるトッピング例として3GB/990円があります。しかし3GBでは足りないという人もいるでしょう。その場合、ベースは30日間・3GB/990円を購入し、休日などデータを大量に使いたい日だけ、24時間使い放題/330円を追加するのがおすすめです。
週末ごとに月4回購入すると、330円×4回で1,320円。ベースの990円と合わせても2,310円と、データ量を無駄にすることなく、利用料金を抑えられます。
トッピングは購入完了から24時間有効。どれだけデータ通信を利用しても、ベースプランのデータ容量を消費することはありません。ただし、一定期間内に大量のデータ通信を利用すると、混雑する時間帯に通信速度が制限される可能性があることには注意が必要です。
povo2.0へ乗り換える
旧プランのpovo1.0を利用中の人はpovo2.0へ乗り換えれば、料金やデータ使用量を自由にカスタマイズできるようになり、無駄を削減できます。
povo1.0は、月20GB/2,728円の定額制。自宅や職場でWi-Fiが利用できる場合は、データを余らせてしまいもったいなく感じている人もいるでしょう。povo2.0なら必要な時に、必要な分だけデータを購入して利用できるので、支払いのタイミングも月々の利用料金も自分次第。定額料金に縛られることがありません。
povoのデータ量を無駄にしないためのデータトッピング活用のコツ
無駄なく効率的にデータを使用するために、povoのトッピングの選び方のコツを紹介します。
月毎の利用量を設定して購入する
計画的な利用が得意な人には、月ごとに使用量の目安を計算して購入する方法があります。仕事や旅行など毎月の予定に合わせて、無駄なく使える容量のトッピングを購入するとよいでしょう。
一度トッピングを購入したら、制限を超えないようにその月の使用量を上手にコントロールしてみてください。トッピングの追加購入をしなくていいようにしておけば、毎月の携帯料金の管理も楽になりますよ。
大容量プランをうまく活用する
計画的な利用が苦手な人には、180日間使える大容量プランがおすすめ。料金もデータ量も毎月管理するわずらわしさがありません。
このトッピングは180日間で150GB使えて12,980円。ひと月あたりで計算すると、毎月25GBまで使えて月々約2,163円です。150GBを半年間で自由に使えるので、データ使用の多い月、少ない月があっても気にする必要がありません。
毎月トッピングを購入する手間もなく、先月は3GBだけ使用、今月は40GBというような気ままな利用ができるので、自由なライフスタイルを好む人にぴったりです。
必要な時だけデータを購入する
軽い利用しかせず、携帯料金をとにかく節約したい人には、基本契約のゼロ円利用をベースにするのがおすすめです。
基本料金0円で使える通信回線は最大128kbpsの超低速ですが、メールやLINEのテキストの送受信程度なら利用可能。高速データ通信を使いたい日だけ24時間330円のトッピングを購入すれば、最小限の支出ですむので経済的です。
povoでのデータ繰り越しや、トッピングの活用方法を把握できたら申し込みの検討も
povoの口コミや評判が気になる人はこちらもチェック
以下の記事ではpovoの口コミや評判、メリット・デメリットを詳しく解説しています。また、通信速度やサポート体制についても徹底検証してまとめました。
povoを利用中の人も、乗り換えを検討中の人も、ぜひpovoを上手に使いこなすのに役立ててください。
そのほかの格安SIMも比較してみよう
povo以外の格安SIMについても知りたい人は、ぜひ以下の記事を参考にしてください。人気各社のプランを、通信速度・料金の安さ・サポート体制・電波のつながりやすさの4項目で、比較検証しています。
またSIM選びのポイントや、最適プランの見つけ方も解説しているので、自分の希望にあった1社を探してみてください。
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