auのオンライン専用ブランドとして注目されるpovo。乗り換えようか悩んで口コミを調べてみると、「電波が悪い」などとネガティブな内容が書かれていることもあり、申込みに躊躇してしまいますよね。
そこで今回は、povoのメリット・デメリットや注意点について詳しく解説していきます。乗り換えを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。
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povoを利用することで、スマホ料金の節約や快適なインターネット回線などさまざまなメリットが生じます。ここでは、povoに契約するメリットについて詳しく解説します。
povoは基本料金0円で使用でき、トッピングとしてデータ容量や通話プランを追加しカスタマイズしていく仕様です。必要な分だけ支払えるため、スマホ料金を自身の使い方に見合った適正価格に近づけられます。
トッピングはデータ容量、通話、コンテンツ、サポートなど細かく分かれており、自分に合ったカスタマイズが可能。自分が使う分だけトッピングできるので、使用するデータ容量にあった定額プランが見つからないという人にもおすすめです。
詳しいトッピングの内容についてはpovo公式ページに記載されているため、参考にしてみてください。
大手キャリアであるauと同じ回線であるため、対応エリアが広く通信の品質が安定している点がメリットです。mybestで実際に通信速度を測った結果、povoが格安SIMのなかで最も速い結果になりました。(2023年2月時点)
移動中に動画を閲覧したりゲームをしたりする人でも、快適に使用できるでしょう。
povoではテザリングが無料で使えるため、モバイルWi-Fiルーターの代わりとしても活用できます。
大手キャリアの通常の定額プランの場合、テザリングオプションには上限が定められていたり、追加で支払いが発生する場合が多いです。例えばauの場合、プランによっては追加で550円の支払いが発生します。
povoは、契約すると無料でスマートフォンをワイモバイルも「ポケットWi-Fi」のようなモバイルWi-Fiルーターの代わりにできるので、パソコンやタブレットを持ち歩く人におすすめです。旅行や出張先でWi-Fiを使いたいときに重宝するでしょう。
povoへの新規申し込みは契約事務手数料が発生しません。
多くのキャリアでスマホを新規申し込みする際、契約事務手数料が発生する場合がほとんどです。例えば、auの場合新規の契約で3,300円(税込)の契約事務手数料が発生します。
乗り換え時の初期費用が抑えられるのは、povoの大きなメリットといえます。
povoはeSIMに対応しているため、サブ回線としてもおすすめです。
eSIMとはあらかじめスマホに埋め込まれているSIMのことで、従来のSIMカードとeSIM利用することで1つのスマホで2つの回線を使い分けられます。
仕事とプライベートで使用する回線を分けたいけど、スマホを2台持つのが億劫という人にもpovoはおすすめです。
povoは13歳から本人名義で契約が可能なため、初めてのスマホを自分の名義で契約したい人にもおすすめです。
ahamo・LINEMOなどの別のプランやブランドでは、本人名義では18歳からしか契約できません。
初めてのスマホ契約から本人名義で契約しておけば、成人した際に名義変更の手間が省けます。
povoは海外ローミングに対応しているため、海外に行く機会がある人にもおすすめです。世界160以上の国と地域に対応しており、海外での音声通話やSMSにも対応しています。
必要なときに必要な分だけデータを購入し、上限まで使ったら自動で終了するので使いすぎてしまうことがありません。また、もし使い切ってもいつでも追加できるのも魅力といえます。
povoに契約するにあたって、場合によってはデメリットも発生します。ここではpovoに契約するデメリットについて詳しく解説していきます。
povoのベースプランを利用している場合の通信速度は最大128kbpsまでとなっており、快適にインターネットが使用できなくなります。
ベースプランとはトッピングを何もしていない状態のこと。つまりデータ容量を買わなければ、常に速度制限が掛けられた状態になってしまいます。
128kbpsでもラインやメールの送受信などは行えますが、動画の視聴やSNSなどが快適に楽しめなくなるので注意しましょう。povoでスムーズなインターネット通信を行いたいのであれば追加のデータ容量をトッピングする必要があります。
povoは余ったデータ容量を使用期限が過ぎたあとに繰り越すことができません。自身が使いきれる分だけトッピングすることを意識しましょう。
多くのスマホ定額プランの場合、余ったデータ容量は翌月に繰り越すことが可能です。しかし、povoのデータ容量のトッピングの場合は明確に使用期限が定められており、期間を過ぎると余った容量は消滅してしまいます。
povoに契約した後、180日間以上有料トッピングの購入をしないと利用停止されるリスクがあります。
LINEやメールだけをベースプランで利用していたり、サブ回線やモバイルWi-Fiルーターの代わりとしてpovoを契約した場合は、このような事態が発生しやすいため注意しましょう。
povoでは家族割やセット割などの割引に対応していません。
例えば、auには「家族割プラス」という割引制度が存在します。対象プランに加入している同居家族の人数分、割引が受けられるという内容ですが、このプランに加入している状態でpovoへ乗り換えをした場合適用が外れてしまうため注意が必要です。
乗り換えた本人だけでなく家族の割引も1人分適用外となってしまうため、事前に把握しておきましょう。
auからpovoへ乗り換えた場合、引き続きキャリアメールを使い続けるには別途支払い料金がかかってしまいます。
povoは通常ではキャリアのメールに対応していないため、引き続きキャリアメールを使うには「auメール持ち運び」というサービスを使う必要があります。
「auメール持ち運び」の支払い料金は月々330円(税込)です。年間で計算すると3,960円になるため、出費を抑えたい人はGoogleメールなどのフリーメールを使用しましょう。
povoの申し込みや手続きはオンラインのみとなっており、店舗や電話で問い合わせることができません。
困ったことがあったらオンラインチャットボットやオペレーターとのチャットでのやり取りで問い合わせることができます。しかし、直接丁寧に話を聞きたいという人にとっては不便に感じるかもしれません。
auからpovoに乗り換えた場合、以下の項目は非対応のため使えなくなっています。
上記のように、auからpovoに乗り換えた際に非対応となるサービスはいくつかあるため、事前にしっかり確認しておきましょう。
ここでは、povoで契約するときの注意点を詳しく解説するので、しっかりチェックしましょう。
povoに新規で申し込みする際、端末を購入できないため注意が必要です。
新たに端末を購入するにはau Online Shopや家電量販店を利用する方法があります。au Online Shopで購入した端末であれば、SIMロック解除が不要になるため面倒な手間が減りおすすめです。
povoの利用を開始する際、au以外で購入した端末を使うにはSIMロックの解除が必要になります。
au以外で購入した端末をpovoで使う場合は、事前にSIMロックの解除を行いましょう。docomoやSoftbankなどの大手キャリアであれば、webで無料で行えます。
povoには動作確認されていない端末があります。
povoで利用する端末を新たに購入する際や、これまで使っていた端末を引き続き使用する際は、契約前に対応機種に該当しているか確認しましょう。対応機種についてはpovo公式ページで記載されています。
ここまで解説してきたpovoのメリットやデメリットをふまえて、ここではpovoに向いている人の特徴について解説します。
月々のスマホの通信費を減らして固定費を下げたい人にとっては、povoに契約するメリットが大きいといえるでしょう。
povoは基本料金0円で、データ容量など使いたい分だけ追加で購入し利用する「トッピング」というシステムを導入しています。
大手キャリアの定額プランを利用していて、データ容量を余らせてしまう人にとっては月々のスマホ代が抑えられます。総務省の発表によると、スマホ利用者の約半数は月々のデータ使用量は2ギガに満たないようです。
auの定額プラン「スマホミニプラン」の料金は3ギガまでの使用で月々4,378円(税込)ですが、povoの場合990円(税込)で3ギガのデータ容量のトッピングが可能です。このように、povoで契約することで大きなスマホ料金の削減に繋がり、月々の通信費を下げられます。
毎月使うデータ容量にバラつきがある人なら、povoの料金体系はメリットが大きいといえます。
povoは基本料金0円で契約でき、使わない月はデータ容量を追加購入しなければ料金は発生しません。
povoに契約することで生じるメリットは多いですが、なかには不利益を被ってしまう人もいます。ここでは、povoに向いていない人の特徴を解説していきます。
複雑な料金プランが苦手な人には、povoは向いていないといえます。
povoの料金プランは基本料金0円から、使いたい分だけ「トッピング」してプランをカスタマイズするという仕様です。
トッピングの内容にはデータ容量や通話、動画視聴サービスなどのコンテンツなどさまざまな種類があり、自分自身で管理していく必要があります。
さまざまな内容が絡み合う複雑な料金プランが苦手という人には、povoはあまりおすすめできません。
毎月固定の料金がいい人には、変動するpovoの料金体系は不向きといえるでしょう。
povoは基本料金0円で契約し、そこから使う分だけデータ容量や通話などの「トッピング」を行いカスタマイズしていきます。
毎月のスマホ料金は変動しやすく、家計簿の管理をしたり支出の推計をするには不便になることもあります。
毎月固定の料金が望ましい人には、あまりpovoはおすすめできません。
契約手続きや疑問を店舗のスタッフに直接サポートしてほしい人は、povoはあまりおすすめできません。
povoに関しての問い合わせは店舗で対応しておらず、電話対応についても不可となっています。
チャットボットやオンラインチャットで問い合わせすることは可能ですが、直接話をして丁寧に教えてもらいたいという人には、少し不便に感じてしまうかもしれません。
ここでは実際に、povoへ乗り換える方法を解説していきます。povoの乗り換えの手続きはweb上で行うため、事前に手続きの流れを把握し必要なものを準備しておきましょう。
auからpovoに乗り換える場合は、比較的手続きが簡単です。以下の流れに沿って、申し込みを進めていきましょう。
1.au IDの認証とpovo2.0のアカウントを作成
2.povo2.0契約手続き
3.SIMの開通手続き
詳しい手続きの方法は公式ページで確認してください。申し込み手続のなかでクレジットカードの情報と利用端末が必要となるため、事前に準備しておくことをおすすめします。
他社からpovoに乗り換える場合の手順は以下の通りです。
1.契約中の携帯電話会社で「MNP予約番号」を受け取る
2.povo2.0アプリをダウンロードし、本人情報を入力
3.SIMの開通手続き
細かい手続きの流れについては公式ページを確認しましょう。
他社からの乗り換えの場合は、利用端末以外の本人確認書類が必要となります。また、現在契約中の携帯電話会社で「MNP予約番号」を受け取る必要があり、会社によって取得方法が異なるため注意が必要です。
MNPを実施すると、利用していた電話会社との契約は解除となるため、povoへの乗り換えを決定して準備ができたタイミングで行うようにしましょう。
povoへの乗り換えを悩んでいる人には、実際にpovoを利用した口コミや評判を確認してみましょう。
以下の記事では、povoを実際に使用し、口コミや評判で関心が高いさまざまな内容を徹底検証しています。気になる通信速度やメリット、デメリットについても解説しているため、検討の参考にしてみてください。
povo以外の格安SIMが気になっている人は、以下の記事を参考にしましょう。
通信速度や料金の安さ、サポート体制、電波のつながりやすさなどを検証しているので、ぜひチェックしてみてください。
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