UQモバイルとpovoは、いずれも大手キャリアと比較して毎月の利用料金が安い点が魅力です。UQモバイルとpovoを比較し、どちらのサービスが自分に合うのか知りたい人もいるのではないでしょうか。
本コンテンツでは、UQモバイルとpovoの違いや、サービスの詳細を徹底比較します。UQモバイルがおすすめな人とpovoがおすすめな人の特徴もそれぞれ解説するので、ぜひ最後まで記事を確認してみてください。
大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。
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UQ mobileとpovoはいずれもKDDIが運営する通信ブランドですが、料金体系や提供しているサービス内容などに違いがあります。それぞれの特徴を確認しましょう。
UQ mobileは、auのサブブランドとして提供されている格安SIMです。SIMカードを差し替えるだけで乗り換えができるほか、スマートフォンの利用スタイルにあわせたプランが用意されています。
UQ mobileの魅力は、月額利用料金の安さです。データ容量が月4GBの「ミニミニプラン」は、月額2,365円(税込)から利用できます。
auのインターネット回線などをセットで利用する「自宅セット割」を活用すれば、利用料金はさらに割引される点も魅力です。「ミニミニプラン」の場合、自宅セット割とauPAYカードお支払い割を利用すれば、月額1,078円(税込)で利用できます。
UQモバイルがauのサブブランドであることに対して、povoはauのオンライン専用ブランドです。通信料金引き下げ政策によって新たに作られたキャリアの料金プランであり、ドコモにおけるahamoに似たサービスといえます。
特徴は、基本料金が0円で、使いたいサービスを自分でカスタマイズできることです。月に使用するデータ容量や通話時間など自分のニーズに応じたトッピングを選べば、毎月の利用料金を抑えられます。
データ容量に関するトッピングのなかには、24時間データが使い放題になるものや、90日間で60GBを使えるようになるものがあり、種類が豊富な点もうれしいポイントです。
povoは、すべての手続きをオンラインで行います。料金のプランの見直しなどで店舗に行く手間をかけたくない人にもおすすめです。
UQ mobileとpovoは、月額料金や通話オプションなどさまざまな項目で違いがあります。項目別にサービスを比較するので、ぜひ内容を確認してみてください。
UQ mobileでは3つの料金プランが用意されていることに対し、povoは自らトッピングを選ぶ形式です。基本的にはpovoのほうが安く利用できます。
UQ mobileの料金プランは3つあり、具体的な内容は以下のとおりです。
ミニミニプラン:2,365円(税込)/月
トクトクプラン:3,465円(税込)/月
コミコミプラン:3,278円(税込)/月
UQ mobileのもっとも安いプランは、 ミニミニプランの2,365円(税込)で、1か月のデータ容量は4GBです。3GBの場合のpovoの月額利用料金は990円(税込)なので、3GBで足りるならpovoのほうが月額料金は安いことがわかります。
ただし、UQ mobileは自宅セット割などの割引を活用できれば、povoと同じ月じくらいの料金での利用が可能です。使用するデータ容量が増えれば、月額の利用料金の差は小さくなることも理解しておきましょう。
povoは、トッピングを何もつけなければ月の利用料金を0円にすることも可能です。月額利用料金を抑えたい人は、povoの利用を検討するとよいでしょう。
注意点は、povoは180日間有料トッピングの利用がない、もしくは期間内の従量通話料とSMS送信料の合計額が660円(税込)を超えていない場合は、利用停止や契約解除の可能性があることです。0円で利用している場合でも、6か月以内にいずれかのトッピングを購入しなければなりません。
UQ mobileとpovoは、それぞれ複数通話プランが用意されています。かけ放題の通話オプションは、povoのほうが安く利用できるのがポイントです。
UQ mobileとpovoの通話オプションの詳細は、以下を確認してみてください。
<UQ mobile>
通話パック(最大60分/月の国内通話が定額):550円(税込)/月
通話放題ライト(1回10分以内の国内通話が24時間かけ放題):880円(税込)/月
通話放題(国内通話が24時間かけ放題):1,980円(税込)/月
<povo>
5分以内通話かけ放題:550円(税込)/月
通話かけ放題:1,650円(税込)/月
一番安い通話オプションは、いずれも月額550円(税込)です。かけ放題の通話オプションを比較すると、UQ mobileの1,980円(税込)に対してpovoは1,650円(税込)と安いことがわかります。
ただし、UQ mobileには、1回10分以内の国内通話がかけ放題の「通話放題ライト」のプランもあるため、1回の通話時間が短い場合はUQ mobileのほうが月額料金を抑えられるでしょう。
UQ mobileもpovoもauの回線を利用しており、通信速度は比較的安定しています。いずれも5Gに対応しており、高速通信が可能です。
ただし、速度制限の状態になると、UQ mobileとpovoの通信速度には差が出ます。
UQ mobileのミニミニプランでは、制限時の通信速度は最大300Kbpsですが、トクトクプラン、コミコミプランでは1Mbpsです。1MBあれば、LINEやSkypeでの通話、Twitterの閲覧などはできます。
povoの場合は、制限時の通信速度は128Kbpsです。128Kbpsの通信速度では、LINEなどメッセージの受信はできるものの、通話やSNSの利用を快適に行うのは厳しいでしょう。
制限時の通信速度を考慮すると、UQ mobileのほうが快適に利用できます。
UQ mobileのほうがpovoよりも乗り換えしやすいといえます。
UQ mobileは、乗り換えの手続きをWeb上で行うことも店舗で行うことも可能です。一方で、povoは店舗での受付をしていないため、Web上で自ら手続きをしなければなりません。
povoの公式サイトでは、乗り換え方法を丁寧に解説しています。お客さまサポートでもチャットで質問を受け付けていますが、手続きをしている最中に不明点が出た場合、その場で質問できない点はデメリットです。
乗り換え方法に不安がある人は、店舗のあるUQ mobileのほうが手続きを進めやすいでしょう。オンラインでの手続きに懸念がない人であれば、UQ mobileでもpovoでも乗り換え方法に大きな差はありません。
UQ mobileではスマートフォンとのセット購入が可能ですが、povoではセット購入はできません。
povoの利用を考えている人は、auのオンラインショップなどでスマートフォンを購入する必要があります。
UQ mobileでは、端末購入に関するお得なキャンペーンなども定期的に開催しているのが魅力です。au PAYへの残高還元キャンペーンや、少し前の機種がお得に購入できるキャンペーンなど、さまざまなものがあります。キャンペーンを利用すれば、端末代金の負担を減らせる点はメリットです。
スマートフォンのセット購入を検討している人は、UQ mobileのほうがお得になるケースが多いといえます。
UQ mobileのほうが、povoよりも手厚いサポートを受けられます。povoの場合は店舗や電話での問い合わせを受け付けておらず、チャットでのサポートのみです。
UQ mobileの場合は、店舗・電話・チャットの3つの方法で問い合わせが可能です。緊急時の対応だけでなく、契約に関する相談なども受け付けてくれるため、安心して利用できます。
サポートの手厚さを重視する人は、UQ mobileへの加入を検討するとよいでしょう。
UQ mobileとpovoはいずれもキャンペーンを開催していますが、UQ mobileのほうがお得なキャンペーンが多い傾向があります。
UQ mobileでは、過去にSIMのみ契約および「適用月から7か月間無料の増量オプション」に加入の人へ、最大13,000円au PAY残高を還元するキャンペーンや、期間限定で対象のUQ mobileスマートフォンの機種代金を割引するキャンペーンなどが開催されました。
料金的な負担が減るため、ユーザーにとっては魅力的です。povoもキャンペーンを開催していますが、UQ mobileと比較すると、キャンペーンの期間が短い傾向があります。
支払方法の種類は、povoよりもUQ mobileいずれも2種類です。
povoの支払方法は、クレジットカードとあと払いのペイディです。ペイディでは、コンビニ払い・銀行振込・口座振替から選択できます。UQ mobileの場合は、クレジットカード払いと口座振替に対応していますよ。
UQ mobileとpovo、それぞれ向いている人の特徴を紹介します。どちらのサービスが自分に向いているのか考える際の参考にしてみてください。
UQ mobileは、自宅のWi-Fiや電気をまとめてauに変更したい人や設定や操作に不安がありスタッフに相談できる環境がいいと考えている人におすすめです。
UQ mobileは、auのインターネット回線や電気などとセットで申込みをすれば、「自宅セット割」を受けられます。自宅のWi-Fiや電気をまとめてauに変更したい人にもおすすめです。
自宅セット割とauPAYカードお支払い割を利用した場合の、各プランの毎月の利用料金は以下に変わります。
ミニミニプラン 4GB/月:1,078円(税込)〜
トクトクプラン 15GB/月:3,465円(税込)〜
コミコミプラン 33GB/月:3,278円(税込)〜
上記の金額はpovoと大差なく、金銭的なメリットも大きいといえます。
そのほかにも、UQ mobileは実店舗があるため、不明点や相談したいことがあれば直接スタッフと話せる点も魅力です。スマートフォン操作に慣れていない人は、UQ mobileのほうが安心して利用できます。
UQ mobileについて以下の記事でも詳しく解説しているため、気になる人はあわせて確認してみてください。
povoは、自分でデータ容量を把握して管理できる人に向いています。自らトッピングで必要なプランを追加する形式なので、内容によっては毎月のスマートフォン利用料金をグッと抑えられるでしょう。
また、データ容量を追加したい場合も1GB 390円(税込)とUQ mobileより安いため、通信量の調整がしやすい点も特徴です。
反対に、povoに向いていない人は、家族でauに加入している人などが挙げられます。povoには家族割や自宅セット割などの定額での割引が少なく、家族でauに加入している人などはかえって通信費が高くなるでしょう。
上記をふまえると、povoはどちらかといえば、単身世帯向きともいえます。
povoについては、以下の記事でも詳しく解説しているため、ぜひ確認してみてください。
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