コスパ抜群の料金体系が魅力の楽天モバイル。仕事用とプライベート用など、スマホを使い分けたいと考えているものの、2台持ちする場合にも楽天モバイルはおすすめなのか、知りたい人もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、楽天モバイルで2回線目を契約するときの料金やメリットを解説します。注意点や他社との2台持ちについても取り上げるので、ぜひ参考にしてください。

大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。
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楽天モバイルで2回線を契約し、2台持ちすることは可能です。1つの楽天IDで、10回線まで契約できます。
ただし、楽天モバイルの料金プランは、2回線目以降も1回線目と同じ。家族割引などはないので、何回線契約しても同じ条件で利用料が発生する点には注意しましょう。現在受付中の料金プランはRakuten最強プランのみで、3GBまでは月額1,078円、20GBまでは2,178円、それ以上は3,278円でデータ無制限です。
2022年7月の変更前のプランでは、データ容量1GB未満の場合は0円だったため、楽天モバイルで2台持ちをするとお得だと言われていました。しかし、そのプランはすでに終了しています。データ使用量がゼロでも最低月額料金1,078円がかかることを、頭に入れておきましょう。
楽天モバイルを2台持ちすると、どんなメリットがあるのかを解説します。
楽天モバイルを2台持ちすると、2台目の利用分にも楽天ポイントが付与されるというメリットがあります。
同じ楽天IDで2回線契約すれば、2台分のポイント受け取ることができ、支払いもまとめて行えます。月額利用料を全額ポイントで支払っても、利用代金の1%分が付与されるので、効率的にポイントを活用できるでしょう。
Rakuten Linkアプリを使えば、1台目も2台目も国内通話が無料になるのもメリットです。
相手がRakuten Linkアプリを使っていなくても、他キャリアや固定電話宛でも無料通話が可能。プライベートとビジネスで電話番号を使い分けたい場合にも、余計な費用がかかりません。古い機種や安いモデルを活用して、2台目のスマホを通話専用に利用したい場合にも役立つでしょう。
楽天モバイルの料金の安さは2台持ちでも威力を発揮。使い方やデータ容量にかかわらずお得に利用できます。
2台両方でたくさんデータを使っても、楽天モバイルならコスパ抜群。20GB以上データ無制限で使っても、2台合わせて6,556円とリーズナブルです。
テレワークや外出時のパソコン利用が多い人は、2台目をテザリング用としてWi-Fiルーター代わりにすることもできるでしょう。
楽天モバイルではWi-Fiルーターの通信契約もできますが、料金体系はスマホと同じ。Rakuten最強プランに加入しなければなりません。2台目のスマホをルーター代わりにすれば、本体でネットや通話をすることもできるので、同じ料金でも汎用性が高いでしょう。
いざという時に備えたい場合も、楽天モバイルなら月1,078円でサブ端末を持つことが可能です。スマホが2台あれば、故障やバッテリー切れを心配する必要がありません。
必要な時にスマホが上手く動作しない、バッテリーが切れそう、どこかに置き忘れたなど不足の事態が起こると困りますよね。1台をメイン回線、もう1台を予備回線として用意しておくと、緊急時にもあわてず対処できますよ。
次に楽天モバイルを2台持ちするデメリットや注意点を解説します。
楽天モバイルでは、データ使用量がゼロでも最低月額料金の1,078円が必ず発生。2台目を全く使用しない月があっても、利用料金を0円にすることはできません。
月々の料金を少しでも節約したい人には、最低月額料金の発生はデメリットといえるでしょう。
楽天モバイルでは、2回線目の申し込み方法も1回線目と同じです。一回目と同じ要領で、Rakuten 最強プランに申し込みます。
公式サイトの申し込みページから、プラン・オプション・SIMのタイプを選んで申し込みましょう。申し込み時に端末を購入する場合は、先に機種を選びます。続いて楽天IDとパスワードでログインし、契約者情報を入力。本人確認書類を撮影してアップロードしたのち、電話番号や受け取り方法を選択すれば申し込みは完了です。
なお、オンラインショップで2台同時に申し込む場合は、1台ずつ手続きしてください。また、相談しながら申し込みたい場合や、急いでいて即日開通したい場合はショップで手続きするとよいでしょう。
楽天モバイルと合わせて、格安SIMとの2台持ちをするのもひとつの手。おすすめの組み合わせを紹介します。
大手キャリアと契約中でデータ使用量の多い人は、楽天モバイルとの2台持ちによって通信費を節約できます。楽天モバイルでは3,278円でデータ無制限になるので、これを上手に活用しましょう。
①ドコモの場合
ドコモの無制限プラン、ギガホプレミアは月額7,315円。従量制のギガライトで1GB以下の場合は3,465円です。データ通信は楽天モバイルをメインにし、ドコモの使用を1GB以下に抑えると、月額は6,743円(3,278円+3,465円)に。ドコモ1台持ちでギガホプレミアに加入するより572円安くなります。
②auの場合
auの使い放題MAXは月額7,238円、ピタットプランは従量制で1GB以下なら月額3,465円です。同じく楽天モバイルをメインにして、auのデータ通信を最小限に抑えると月額は6,743円(3,278円+3,465円)と、auの1台持ちで使い放題MAXに加入するより495円安くなります。
③ソフトバンクの場合
ソフトバンクの無制限プラン、メリハリ無制限は月額7,238円。従量制のミニフィットプラン+は1GBまでなら3,278円です。同じ方法で計算すると、月額6,556円(3,278円+3,278円)。メリハリ無制限を使用するよりより682円安くなります。
いずれの場合も、楽天モバイルの高速データ通信無制限を活用することで、月額を抑えることが可能です。
データ無制限で使えて、利用料もお得な楽天モバイル。2台持ちでさらに便利に使えるメリットも多いので、契約を考えている人もいることでしょう。
以下の記事では口コミや評判をもとに、mybestが実際の使用感を徹底検証しました。契約前にぜひ参考にしてください。
楽天モバイル以外の格安SIMについて、もっと詳しく知りたい人には、以下の記事がおすすめです。人気の格安SIMをmybestが徹底比較しました。
通信速度・料金の安さ・サポート体制・電波のつながりやすさの4項目を検証。楽天モバイルとの2台持ちに相性のいいプランを探したい人も、ぜひ役立ててくださいね。
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