芋の香りがしっかり感じられておいしいと評判の芋焼酎、吉永酒造 利八 ジョイホワイト。インターネット上では「なめらかな口当たりでやさしい味わい」など高評価の口コミばかりがみられますが、実際のところどうなのか気になりますよね。
そこで今回は、吉永酒造 利八 ジョイホワイトを含む芋焼酎全28商品を実際に飲んで、おいしさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
唎酒師・焼酎唎酒師・アクアソムリエの資格保持者。マイベストでは、酒・水担当として日本酒・ビール・ウイスキーなど200種類以上のお酒を比較検証している。プライベートでも週に4回以上お酒を嗜み、トレンドや消費者の嗜好を日々アップデートしている酒愛好家。普段あまりお酒を飲まない初心者から、あらゆる品種を飲み比べてきた酒愛好家まで幅広く楽しめるような価値あるコンテンツの提供を目指し、酒商材の魅力を最大限に引き出すコンテンツ作り・情報発信に励んでいる。
すべての検証は
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目次
吉永酒造の利八 ジョイホワイトは、軽いつまみに合う芋焼酎をお探しの人におすすめです。香りは穏やかで、柑橘系のフルーティさを感じられます。比較したなかには、香りがはっきりした商品もありましたが、本品は主張が強すぎず食事の味を邪魔しません。冷やっこや枝豆といったシンプルなつまみとの相性もよいですよ。
味わいはコク深く、後味はやや辛口です。飲みごたえがありながらも、旨味・甘味をしっかり感じられます。実際に芋焼酎を飲み慣れたモニター6名で試飲すると、4名が「おいしい」と回答。週3〜4日飲酒をするモニターからは「華やかさとまろやかさのバランスがよい」との声も寄せられました。
旨味が強いため、飲み方は水割り・お湯割りがぴったり。モニターのなかには「ロックやストレートでもきつすぎず飲みやすそう」と答えた人もいました。すっきりした辛口で飲みやすいので、飲みごたえを求める人はもちろん、芋焼酎に慣れていない人でもチャレンジしやすいでしょう。
しかし、比較したなかには香りのよさを堪能できるものや、味わいが濃厚なものもありました。芋焼酎らしい風味をより楽しみたい人は、ほかの商品も検討してみてください。
実際に吉永酒造 利八 ジョイホワイトと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
吉永酒造 利八 ジョイホワイトよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
そもそも芋焼酎は、さつまいもを主原料とした焼酎のこと。豊かな香りが特徴で、食事によく合うのが魅力です。従来の芋焼酎には独特なにおいがあるものが多かったものの、最近では臭みがなく、芋本来の風味を楽しめる商品も増えてきました。
今回ご紹介する利八 ジョイホワイトは、焼酎専用に開発されたさつまいもの品種であるジョイホワイトを原料に使用しているのが特徴です。丸みのある味わいで飲みやすく、柑橘系のフルーティな香りを楽しめると謳っています。
販売元は、明治38年に鹿児島にて創業した吉永酒造。たった3人の従業員で仕込みからラベル貼りまでをすべて手作業で行い、昔ながらの丁寧な酒造りにこだわっています。
麹には、コクと香りのある黒米麹を採用。仕込み水には微量の塩分を含む地下水を使用し、100年以上使い続けている伝統の和甕で発酵させています。
アルコール度数は25度で、内容量は720mL・1800mLの2種類です。公式サイトではロックのほか、お湯割りといった飲み方も推奨されているので、ぜひ試してみてください。
料理と合わせやすく、芋の香り・甘さをしっかりと感じられるかという点に着目。五味識別テストをクリアしたmybestのガイドと、日頃芋焼酎をよく飲む男女5名のモニターが全商品をロックで試飲し、官能評価します。
なお検証時の条件は全商品で、部屋の気温25℃・芋焼酎の温度20℃前後に統一しました。
実際に試飲したモニター6名のうち、「おいしい」と答えたのは4名でした。焼酎には香りの豊かな乙類・香りが控えめな甲類の2種類がありますが、本品は乙類です。
比較した甲類乙類混和の商品には、香りに個性がないものもあったなか、控えめながらもみずみずしい柑橘系のフルーティさが感じられます。毎日飲酒をするモニターからは「食事の邪魔をしない静かな香り」とのコメントもありました。
香りに反して味わいはややキリッとした辛口で深みがあり、のどごしのよさを楽しめます。旨味・甘味が強いため飲みづらさは感じず、まろやかな飲み口でした。飲みごたえのある味わいを求める人におすすめです。
コメントは一部抜粋
モニターに飲みたいシーンを聞くと「軽く飲みたいとき」「1人時間を楽しむとき」「友人との宴会で」など、さまざまな声が寄せられました。
香りの主張が強すぎないため、食事の味を損いません。冷やっこ・枝豆・焼魚などシンプルなつまみともよく合うでしょう。飲み方は水割りやお湯割りにすると、より芋焼酎の旨味が引き立ちますよ。
<飲み方のモニターコメント>
コメントは一部抜粋
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吉永酒造 利八 ジョイホワイトは、楽天市場・Yahoo!ショッピング・AmazonといったECサイトで購入が可能です。公式サイトでは全国にある取扱店が記載されているので、店舗で購入したい人はチェックしてみてください。
割り方の比率は焼酎6に対して割り材4をベースに、好みで調整していきましょう。水割りは口当たりがまろやかになり、お湯割りは焼酎の香りが引き立ちます。少し違った風味を感じられますよ。
最後に、ほかの魅力的な商品をご紹介します。
濱田酒造の薩州 赤兎馬 赤は、リンゴを思わせるフルーティな香りが特徴です。口に含むとさっぱりした甘さが広がり、飲み終わりはキリッと辛口に変化します。甘味やコクのある華やかな味わいながら後味にキレがあり、すっきりと飲めました。キムチチゲや火鍋などスパイス系の料理によく合いますよ。
霧島酒造の黒霧島は、芋焼酎らしい王道の味わいを楽しめます。香りからは焼き芋のようなまろやかな風味と芳醇な旨味が広がり、飲んだ瞬間に芋由来の甘味と力強さと感じました。深みのありながらも、クセは強すぎず飲みやすい味わいです。炭酸割りや水割りにすれば、すっきり飲めますよ。
品種 | コガネセンガン |
---|---|
麹菌の種類 | 白麹 |
タイプ | 旨味(バランス型) |
分類 | 乙類 |
---|---|
内容量 | 720mL |
容器 | 瓶 |
おすすめの飲み方 | お湯割り、水割り、ロック、炭酸割り |
薩州 赤兎馬をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
品種 | コガネセンガン |
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麹菌の種類 | 黒麹 |
タイプ | 旨味(バランス型) |
分類 | 乙類 |
---|---|
内容量 | 720mL |
容器 | 瓶 |
おすすめの飲み方 | ロック、水割り、炭酸割り(黒ッキリボール) |
霧島酒造 黒霧島をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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