お得な料金設定で人気のahamoですが、他社に魅力を感じて乗り換えを検討している人もいるでしょう。しかし、ahamoのMNP予約番号の発行手順がわからず、手続きを進められない人も少なくありません。
今回は、ahamoのMNP転出で予約番号を発行する方法について解説します。予約番号が発行できないときの対処法や手数料についても解説しているので、乗り換え手続きを進める前にチェックしてみてください。
大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。
ahamoのMNP予約番号は、携帯電話番号ポータビリティ(MNP)のお手続きページで発行が可能です。お手続きページにアクセスしたらdアカウントのIDでログインし、画面の案内に沿って手続きを進めましょう。
画面上に表示されるMNP予約番号と有効期限は、忘れないようスクリーンショットやメモをしておくと安心です。
スマホからMNP予約番号を発行する場合は、契約時に設定した4桁のネットワーク暗証番号が必要です。忘れた場合は、チャットから問い合わせましょう。
2年契約などの縛りもないため、いつでも手数料無料で乗り換えが可能です。ただし、乗り換え先のキャリアでMNP転入時に契約手数料が発生する場合もあるため、手続きの前に確認しましょう。
ahamoからMNP転出するタイミングは、月末付近がおすすめ。ahamoでは、解約した月の利用料金が日割り計算されず満額請求になるためです。
月末が近づいたタイミングで、契約時の料金が日割りになる他社へMNP転入の申込みをし、当月中にahamoから乗り換えれば料金に無駄が生じません。
ただし、月末日などギリギリに乗り換えると、手続きの受付時間に間に合わず翌月に渡ってしまう可能性があります。他社のSIMカードに交換する必要がある場合は、SIMカードが到着するまで開通できない場合もあるため、余裕を持って乗り換えるようにしましょう。
MNP転入時は日割り計算が適用される通信会社が多いものの、されない可能性もあるため、手続き前に確認しておくと安心です。
ahamoでMNP予約番号を発行する際は、有効期限の把握や、発行できない回線もある点を押さえておきましょう。以下では、ahamoでMNP予約番号を発行する際の注意点を解説します。
ahamoのMNP予約番号の有効期限は15日間で、期間を過ぎると無効になる点に注意しましょう。MNP予約番号の有効期限が過ぎて無効になった場合は、再び発行する必要があります。
転入先によっては、期限が10日以上残っていないと手続きできないケースもあるので、番号を取得したら早めにMNP転入の手続きを行ってください。
もし乗り換えをやめたくなったら、有効期限が経過するまで待てばahamoの契約を継続できます。
一括請求やファミリー割引の代表回線は、MNP予約番号を発行できないので注意が必要です。MNP予約番号を発行しようとしても、システムエラーが表示されます。
手続き時に、システムエラー「30826」または「45077」が表示されたら、代表回線として登録されているため、一括請求グループの全廃止・子回線の廃止・代表回線の変更手続きのいずれかを行なってください。
各種手続きは、ドコモオンライン手続きまたは郵送で行なえます。郵送の場合は、公式サイトから申込み書をダウンロードして必要事項を記入し、必要書類を同封のうえ申込み書に記載されている送付先に送りましょう。
ahamoで一括請求の申し込みをしていなくても、以前ドコモを契約していて一括請求を設定していたら、そのまま引き継いでいる可能性があるため注意が必要です。
ahamoのMNP予約番号は、電話では発行できません。ahamoの手続きはオンライン上のみで受け付けており、電話窓口を設置していないためです。
問い合わせ窓口もチャットサポートのみのため、注意しましょう。どうしてもMNP予約番号の発行方法がわからない場合は、ドコモショップであれば3,300円で対応してもらえます。
MNP予約番号を利用して他社に乗り換えたあとも、端末代金の分割払いは継続して支払う必要があります。端末代金が残っていても乗り換えは可能であり、自動で一括支払いに切り替わることもなく分割で支払いが続くためです。
乗り換え先の通信会社で発生する月額料金とは別に、機種代金のみahamoから請求が届きます。
端末代の残金は、ドコモショップでのみ一括精算を申請することも可能です。支払い先が分かれると支出の管理がしにくいと感じる人は、検討してみましょう。
MNP予約番号がなくてもahamoから乗り換えられる通信会社があるので、番号の発行は必ずしも必要ではありません。会社によっては、MNP予約番号不要で乗り換えられるワンストップ方式を採用しています。
ワンストップ方式で乗り換えができるのは、au・UQ mobile・ソフトバンク・Y!mobile・LINEMO・楽天モバイルなどです。ワンストップ方式での乗り換えは、オンラインショップでのみ手続きが可能な点には注意しましょう。店頭で乗り換える場合は、MNP予約番号が必要です。
ahamoでMNP予約番号を発行するときや乗り換える際に、手続きの受付時間や番号の確認方法などを知りたいと思う人も多いでしょう。最後に、ahamoのMNP予約番号に関して気になるポイントを解説します。
ahamoのMNP予約番号発行の受付時間は24時間です。システムメンテナンス時を除き、スマホやパソコンからの発行に常時対応しています。
24時間取得できるため、就寝前や休憩時間など、都合のよいタイミングでいつでも発行が可能です。MNP予約番号は、手続きすると即日発行されるのが基本なので、有効期限に注意して乗り換え手続きを進めてください。
MNP転出後、ahamoにSIMカードを返却する必要はありません。転出手続きが済めばSIMカードは不要になるので、端末から抜き取ったあとは破棄しましょう。
不要になったSIMカードは、念のためハサミで切って袋に包んで捨てるよう推奨されています。
乗り換え後にSIMカードの返却が必要なキャリアもあるため、今後他社から他社へ乗り換えるときは注意事項を確認しておきましょう。
ahamoからMNP転出しても、dポイントは消滅しません。dポイントと紐づいているdアカウントが削除されるわけではないため、安心して乗り換えましょう。
dポイントとは、ドコモ関連サービスの利用料金やさまざまな買い物によって貯まったり使えたりするポイントです。獲得したポイントは、ドコモ関連サービスの支払いや、さまざまなお店で買い物するときの支払いなどに充当できます。
ただし、dアカウントを削除するとポイントも消滅するので、間違えて消さないよう注意しましょう。
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mybestでは、おすすめの格安SIMを徹底比較して紹介しています。後悔しない選び方についても解説しているので、他社への乗り換える前にチェックしてみてください。
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