赤飯やおこわといったご飯ものから、大福やおはぎなどの和菓子まで幅広い料理に使えるもち米。粘りややわらかさが特徴で、有名なこがねもちをはじめ多くの種類があります。おいしくて便利な米ですが、賞味期限やうるち米とのカロリー・栄養の違いも気になり、どれを選ぶか悩みますよね。
そこで今回は、もち米のおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。水加減や浸水時間によっても食感が変わるもち米の炊き方・洗い方も解説。炊飯器で気軽に炊ける品種もランクインしていますので、ぜひ参考においしいもち米料理を楽しんでください。
ワインエキスパート・利き酒師の資格を持つお酒の専門家。コラム執筆、カルチャースクール講師も務める。 同時に、野菜ソムリエプロとして、ファミリー向けレシピの考案・連載を始め、ラジオなどへのメディア出演など幅広く活動中。青森野菜専門マルシェの店長を務めるほか、第二回野菜ソムリエアワードの特別賞も受賞している。 他にも、調味料ソムリエ、ベジフルビューティーアドバイザー、ジュニア食育マイスター、フードコーチ、IFAオリーブスペシャリスト、江戸東京野菜コンシェルジュの資格も保有し、Twitterのフォロワーは9000人を越える。
徹底した自社検証と専門家の声をもとにした、商品比較サービス。 月間3,000万以上のユーザーに向けて「コスメ」から「日用品」「家電」「金融サービス」まで、ベストな商品を選んでもらうために、毎日コンテンツを制作中。
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
もち米の特徴は、炊きあがったときのもちもちとした粘りや弾力です。その特徴を活かして、赤飯やおこわだけでなく、大福・ぼたもちなどの和菓子の材料としても使われます。一般的によく食べられている米はうるち米という種類で、もち米に比べて粘りが少なくあっさりした食感が特徴です。
うるち米は精米すると透明感がある一方、もち米は不透明な白色をしています。この色の違いは、もち米を構成するでんぷんの違いによるものです。もち米を構成するアミロペクチンは水に溶けないデンプンなので、水溶性のアミロースを含むうるち米より強い粘り気を発揮します。
ビタミン・ミネラルなどの栄養やカロリーは、炊飯前のもち米とうるち米に大差はないものの、もち米のほうが水分の吸収率が低いため調理後のカロリーは高めです。その反面、アミロペクチンの粘りによって消化スピードが下がり腹持ちがいいので、適量であればダイエットにも向いていますよ。
もち米を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
もち米にはうるち米と同じように様々な品種があります。米の味や、炊きあがり後の食感の特徴などを知って、作りたい料理に適した品種を選んでください。
煮物やお汁粉など汁気の多い料理に使うなら、こがねもちを検討しましょう。こがねもちは強い弾力を持ち煮崩れしにくく、煮物・汁物に入れてももっちりとした歯ごたえが楽しめます。
こがねもちは日本の米処として知られる新潟県の奨励品種です。コシが強く滑らかな舌触りが魅力で、もち米の王様とも呼ばれています。ちなみに、異名同種にみやこがねもちという品種があり、こちらは宮城県産のこがねもちです。
赤飯やおこわを作りたいなら、ヒメノモチがぴったりです。もち米のなかではあっさりとした風味で、ほかの材料で味つけ・加工しやすいのが特徴。ふっくらした食感で一粒ずつが独立しているので、おはぎや桜餅など粒感が活かせる和菓子にも向いています。
ヒメノモチは岩手県・千葉県を中心に東日本での栽培が盛んなもち米です。こがねもちの後継品種として誕生したもち米で、こがねもち同様高級もち米のひとつとされています。
いろいろな料理に使いたい場合は、ひよくもちをチェック。ひよくもちは炊いても硬くなりにくく、キメの細かさ・上品な甘みを持っています。餅としてだけでなく、赤飯・おこわなど味つけをするものにも向いていて、幅広い料理に使いやすいでしょう。
ひよくもちは九州限定で作付けされるもち米で、九州の平坦な肥沃地帯に由来して名付けられました。福岡県・佐賀県・鹿児島県の奨励品種ですが、なかでも佐賀県産のひよくもちは佐賀よかもちと呼ばれ、色つや・粘り・柔らかさがあるおすすめの品種です。
大福やおはぎなどの和菓子に用いるなら、はくちょうもちをチョイスしましょう。はくちょうもちは北海道のブランド米で粘りが強く、寒い土地柄もあり冷めても柔らかさが持続しやすいのが特徴です。
はくちょうもちは北海道を代表するもち米で、30年来のロングセラー品種。粘りと柔らかさに加え、蒸し器がなくても炊飯器で炊ける手軽さもまた魅力です。
白くふっくらとした餅を楽しみたいなら、わたぼうしがうってつけです。綿帽子のようにふんわりとした食感に仕上がることから、わたぼうしと命名されました。餅にして焼いたときも、柔らかいふっくらした食感が保たれます。
一粒ひと粒がやや大きめで、粒張り・光沢・粘りがしっかりしていることから、赤飯やおこわにも向く品種です。わたぼうしはこがねもちと並ぶ新潟県の奨励品種で、新潟県でのみ栽培されています。
もち米の風味にこだわる人は、米の収穫年に注目してください。「新米」と表記があるものは、収穫年の12月31日までに精米・袋詰めされた米です。みずみずしくふっくらとした食感や粘りの強さを好むなら、年内に収穫・袋詰めされている新米を選ぶといいでしょう。
同じ新米でも収穫される時期には地域差があるので、市場に出回る時期も変わります。関東から関西の全体的な収穫時期は毎年9〜10月頃がピークです。品種にもよりますが、南に行くほど収穫時期は早まり、沖縄は6月・九州は7月初旬・中国四国地方では7月下旬頃から新米が食べられます。
もち米は1合150gを目安に、早めに使い切れる量を選びましょう。もち米は時間が経つにつれて粘り気・粒感が失われ、徐々に風味が落ちる食品です。使う頻度や食べる人数などを加味して選んでください。
もち米は、少量のお試しサイズから30kgの大容量まで、幅広く展開されています。商品によっては少量ずつ小分けされていたり、量が選べたりする場合もあるので、頻繁にもち米を使わない人はチェックしてください。
ナチュラル志向なら、有機JASマークがパッケージに表記されているかを確認してください。有機JASマークは、農水省が設けた厳格な基準をクリアした、有機栽培の農産物などにつけられるしるし。有機JASマークのある製品は、農薬・化学肥料などの化学物質に頼らず、自然界の力で生産されています。
ただし、有機JASマークがついていても完全な無農薬を表すものではなく、農水省が定めた期間中、化学的に合成された肥料・農薬を使用していないことを示すものであると理解しておきましょう。
掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
原材料名 | 品種 | 100gあたりのカロリー | |||||
1 | 吉字屋穀店 山形県産 もち米 | ![]() | おこわやお餅におすすめ、山形県のおいしいもち米の代表品種 | もち米 | ヒメノモチ | 不明 | |
2 | 水菜土農園 きぬのはだ もち米 | ![]() | 滑らかなモチモチ食感が魅力の秋田県産 | 不明 | きぬのはだ | 不明 | |
3 | 九州の大自然しらき 玄米 もち米 | ![]() | 口の中で弾けるモチモチな食感が魅力 | もち米 | 不明 | 不明 | |
4 | 六丁目の米蔵 田んぼの詩 もち米 | ![]() | 注文時点でベストなお米をお米マイスターが選び出荷 | 不明 | 不明 | 不明 | |
5 | 岡萬 ヒメノモチ | ![]() | 美しい白さとあっさり味。粘り・ツヤ・香りのどれもが良好 | 不明 | ヒメノモチ | 不明 | |
6 | ホクレン農業協同組合連合会 きたゆきもち | ![]() | 時間が経ってもモチモチ!白くてきれいなお餅ができあがる | 不明 | きたゆきもち | 不明 | |
7 | 田中米穀 もち米 新潟県産 わたぼうし | ![]() | しっかりしたコシの強さと甘みが特徴 | 不明 | わたぼうし | 不明 | |
8 | 農産ベストパートナー 熊本県産ヒヨクモチ | ![]() | 炊いても硬くなりにくくしっかりしたモチモチ感 | 不明 | ヒヨクモチ | 不明 | |
9 | 岡萬 もち米 | ![]() | きめ細かく甘みのある味わいでお赤飯やおはぎにも | もち米 | 不明 | 不明 | |
10 | サンファームしらたか ヒメノモチ 玄米 | ![]() | 農家から直送でおいしいもち米が食べられる | 不明 | ヒメノモチ | 不明 |
もち米は手早く洗い、洗い終えたらすぐに炊き始めることがポイントです。もち米はうるち米よりも水の吸収率が高いので、いつも食べているうるち米と同じように扱うと、うまく炊けません。とはいえ、炊き方のポイントを押さえれば炊飯器でもおいしく炊けるので、下記を参考にしてください。
もち米を洗うときは、1回目はボウルや内釜に一気に水を入れてすすぎ洗いします。水が白く濁ったら、すぐに水を捨てましょう。2~3回目は軽く研ぎ洗いします。もち米をおいしく炊くには、とにかく水に長く浸さないことが大切です。
もち米1カップに対して水180mLを目安に加え、平らにならしたらすぐに炊き始めましょう。うるち米では浸水時間を30分ほど取りますが、もち米は浸水時間が長くなると炊いている最中に水がなくなる可能性があります。
炊きあがったらしばらく蒸らしたあと、しゃもじなどでほぐしてください。空気を含むようにほぐせば、まんべんなく水分が飛んでツヤと透明感がアップしますよ。
もち米を使って餅を楽しむなら、餅つき機を活用しましょう。杵と臼がいらず、手軽に楽しめますよ。以下のコンテンツでご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
各商品の紹介文は、メーカー・ECサイト等の内容を参照しております。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
家電
パソコン・周辺機器
コスメ・化粧品
ビューティー・ヘルス
生活雑貨
キッチン用品
格安SIM
インターネット回線
クレジットカード・キャッシュレス決済
ローン・借入
脱毛
サービス
就職・転職
投資・資産運用
保険
ウォーターサーバー
ベビー・キッズ・マタニティ
食品
ドリンク・お酒
アウトドア・キャンプ
DIY・工具・エクステリア
住宅設備・リフォーム
インテリア・家具
ペットフード ・ ペット用品
カメラ
スマホ・携帯電話・モバイル端末
車・バイク
釣具・釣り用品
スポーツ用品
趣味・ホビー
アプリ
テレビゲーム・周辺機器
本・音楽・動画
ファッション
靴・シューズ
コンタクトレンズ
腕時計・アクセサリー
ギフト・プレゼント
旅行・宿泊
その他