国産100%で食物繊維がたっぷり含まれていると謳うもち麦、フュージョンマーケティング 媛もち麥(ひめもちむぎ)。「ぷちぷち感がたまらない」と評判です。しかし、「麦感が強い」「口の中がもさもさする」という口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の3つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
白米と炊いたときのおいしさ
炊飯の手軽さ
保存のしやすさ
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のもち麦とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、もち麦選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
フュージョンマーケティング 媛もち麥は、ぷちぷち・もちもちのどちらの食感も楽しみたい人におすすめです。玄米・雑穀米・もち麦を食べる習慣のない男女10名が、白米に混ぜて炊飯したものを試食。すると、「もちもちの中にもぷちぷちがあり、ちょうどよいバランス」などと好評でした。比較したなかには硬さが気になる商品もありましたが、「ぷちぷち感がたまらない」という評判どおりといえます。
麦の風味が控えめなのもよいポイント。比較したなかには独特の香りやクセが強く、白米の味わいが消えてしまう商品もありました。一方こちらは、試食したモニターのほとんどが「麦の風味は若干感じる程度」「お米の甘さを邪魔しない」と好意的なコメントを寄せています。好みがはっきり分かれることはないでしょう。
小分けタイプではなく計量の必要はあるものの、水洗いや浸水は不要。比較したなかには、浸水のために30分~1時間待たなければならないものもありましたが、こちらは思い立ったときにすぐ炊けます。ジップつきのパッケージで保存でき、カビや害虫の発生リスクも抑えられますよ。
ただし、試食したモニターからは、「ざらついた感触が残る」「ゴワゴワした皮の感じががある」という声も少数ありました。口コミで「口の中がもさもさする」という声を見かけたように、はじめて食べる人は違和感がある可能性があります。皮の食感が苦手な人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
そもそももち麦とは大麦の一種で、うるち性・もち性のうちもち性に分類されるものをいいます。もちもち・プチプチとした食感と、麦の風味が特徴。玄米や雑穀米よりも食物繊維が豊富で、健康が気になる人にぴったりです。
今回ご紹介する「媛もち麥」は、ゴボウ以上の食物繊維を含み、もちもち食感でおいしく食べられると謳う商品。販売元のフュージョンマーケティングはネット通信販売を行う企業で、食品だけでなくベビー用品・家電製品など、幅広い商品を取り扱っています。
使用しているのは、国産のもち麦100%。愛媛・佐賀・徳島・滋賀などで収穫された「ダイシモチ」という品種で、やや褐色がかった色が混じっています。
カロリーは100gあたり353kcalで、糖質は100gあたり糖質 58.2g。βグルカンを含む食物繊維は14.9g含んでいます。内容量は1kgで、賞味期限は精麦加工日から6か月です。
今回は、フュージョンマーケティング 媛もち麥を含むもち麦全14商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
白米と炊いたときのおいしさ
炊飯の手軽さ
保存のしやすさ
はじめに、白米と炊いたときのおいしさを検証しました。
家で玄米・雑穀米・もち麦を食べる習慣がない男女10名がモニターとなり、商品を実際に試食します。白米2合にもち麦100gを入れて炊飯し、炊きたての状態で試食。もちもち感やぷちぷち感があるか・クセのある風味がないかなどをチェックしました。
<クセのなさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
一方で、麦の皮の食感を指摘した人も。気にならない人が多数派でしたが、「ざらついた感触が残る」「ゴワゴワした皮の感じががある」という声もあがりました。口コミで「口の中がもさもさする」という声を見かけたとおり、もち麦をはじめて食べる人は違和感があるかもしれません。
<食感についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
個包装タイプではないため計量は必要ですが、それほど手間はかからないといえます。詳細は以下のとおりです。
容器を移し替えずに保管できるかを確認したところ、パッケージにはジップがついていました。比較した商品には大容量なのにジップがないものもありましたが、こちらはカビや害虫の発生リスクを抑えられます。密閉容器に移し替える手間もかかりません。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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公式サイトでは、以下の炊き方を推奨しています。もち麦の割合や水の量は、好みで調整してもOKです。
<炊き方>
①お米を研ぎ、いつもどおりの水加減にする
②お米1合に対して50gのもち麦を加える
③50gのもち麦に対して、水100mL(もち麦の2倍)を追加する
④そのまま炊飯する
(参照:公式サイト)
冷暗所で保存し、精麦加工日から6か月を目安に食べきりましょう。防虫剤や殺菌剤を使用していないので、冷蔵庫保存がおすすめです。
白米と混ぜて食べる以外に、汁物に入れるのもおすすめです。もち麦を10分ほど茹でて、スープやぜんざいに入れてみてください。
(参照:公式サイト)
媛もち麥は、フュージョンマーケティングの公式オンラインショップで購入できます。執筆時の値段は、1kg入りで税込1,080円(※公式サイト参照)です。メール便での配送で、全国どこでも送料無料で届けてもらえます。
楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazonなど、大手ECサイトでの販売も確認できました。公式ショップも運営しているので、購入の際は取扱店舗名を確認してみてくださいね。
最後に、皮のざらつきが気になりにくかったもち麦をご紹介します。
みたけ食品の国産もち麦は、クセのない味わいが魅力。独特の風味が少なく、ほどよいもちもち感・ぷちぷち感を味わえます。皮がついていないため、舌触りもなめらかです。試食したモニターからは、「見た目も含めて白米のみを食べている感覚に近い」という声もあがりました。
食感にこだわるなら、酒見糧穀の九州産 もち麦もおすすめです。試食したモニターからは、適度なもちもち感と歯切れのよいぷちぷち感が好評。皮の食感については、「表面がツルンとしていて気にならない」という意見がほとんどでした。麦の風味も控えめで、はじめて食べる人でも違和感がないでしょう。
品種 | キラリモチ |
---|---|
包装タイプ | チャック式 |
有機JAS認定 | |
皮付き |
良い
気になる
産地 | 埼玉県 |
---|---|
原材料名 | 大麦(もち麦) |
内容量 | 1kg |
100gあたりの糖質 | 62.0g |
100gあたりの食物繊維 | 12.6g |
保存方法 | 直射日光・高温多湿を避けて保存 |
みたけ食品工業 国産もち麦の口コミ・評判は?実際に食べてメリット・デメリットを徹底レビュー!
品種 | くすもち二条 |
---|---|
包装タイプ | チャック式 |
有機JAS認定 | |
皮付き |
良い
気になる
産地 | 九州 |
---|---|
原材料名 | 大麦(もち麦) |
内容量 | 5kg |
100gあたりの糖質 | 66.7g |
100gあたりの食物繊維 | 12.2g |
保存方法 | 直射日光・高温多湿を避けて、冷暗所で保存 |
酒見糧穀 九州産 もち麦の口コミ・評判は?実際に食べてメリット・デメリットを徹底レビュー!
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