4Kの高画質で投影でき、ワンランク上の映像体験を楽しめる4Kプロジェクター。自宅でも映画館気分を味わいたい人にとって、本格的なホームシアターを実現できる4Kプロジェクターは魅力的ですよね。しかし、ハイスペックゆえに値段が高いものが多く、商品選びに失敗したくないと思う人も多いでしょう。
そこで今回は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の4Kプロジェクターを比較して、最もおすすめの4Kプロジェクターを決定します。果たしてどの商品がマイベストが選ぶ最強のベストバイ商品なのでしょうか?4Kプロジェクターの選び方のポイントも説明するので、ぜひ購入の際の参考にしてみてください。
オーディオ&ビジュアル評論家/ライター、TV/モニター画質評価用ソフトウェア「Orichannel TPG」開発者。 4Kテレビやプロジェクターなどの映像と、ワイヤレスイヤホンやスピーカー、ホームシアター、サウンドバーなどの音が専門。雑誌やWEBなど出版業界で活動歴20年以上で、画質と音質の専門家として3000製品以上をテストしてレビュー。 執筆媒体はオーディオ&ビジュアル専門サイトPhileweb、モノ・トレンド誌の日経トレンディ、家電批評、MONOQLO、グッズプレス、&GP、価格.comマガジンなど多数。テレビ番組のオーディオ&ビジュアルコーナーの監修や出演も。 2009年より高画質・高音質、そしてライフスタイル志向のオーディオ&ビジュアル機器を、家電量販店等の投票と共に選出するVGP(ビジュアルグランプリ)審査員を務めている。 オーディオ&ビジュアル関連のガジェットをレビューするYouTubeチャンネル「オリチャンネル」も運営中。
現在、WEB・テレビ・雑誌等のメディアを通じて、AV機器の評論家/製品アドバイザーとして活躍中のオーディオ・ビジュアル評論家。株式会社オンキヨーにてAV機器の商品企画職、米国シリコンバレーのデジタルAV機器用ICを手がけるベンチャー企業を経て独立。 その後「ディー・エー・シー ジャパン」を設立し、AV機器関連企業の商品企画コンサルティングや、商業施設から個人のホームシアターまで、AVの視点から空間の提案やアドバイスなども手がける。 2009年からは、日本オーディオ協会「デジタルホームシアター普及委員会」映像環境WG主査、そして同委員会の諮問委員も務めた(~2020年)。 2010年より、ビジュアルグランプリ審査員(主催: 音元出版) 【主な資格】 米ISF認定映像エンジニア。米THX認定ホームシアターデザイナー。一般財団法人家電製品協会認定家電製品総合アドバイザー。
テレビ・プロジェクターなどの映像家電や、ノートパソコンやプリンターなど家電全般の比較・コンテンツ制作を経験し、家電チームのマネージャーに就任。キャリブレーションソフトを用いたテレビ・プロジェクターの画質測定を設計したり、ノートパソコンのベンチマークテストに取り組んだりしてきた。「ユーザーにとってベストな選択体験を提供する」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
フルHDと比較すると、4Kプロジェクターは解像度がまるで違います。写真や動画はピクセルという細かい点の集まりで、これが多いほど繊細でリアルな表現が可能です。4KはフルHDの4倍の解像度なのでより細かい部分まで再現できます。大画面できれいな映像を見たいなら4Kプロジェクターがおすすめです。
プロジェクタ―もテレビと同じように、大画面にするほど解像度による画質の違いが現れやすくなります。とくにプロジェクタ―は80~120インチとテレビより大画面で投影することが多いため、フルHDだとドット感が残る場合も。さらに、建物や人のくっきりとした輪郭、髪の毛1本1本といった細かい部分まで表現できず、粗い映像になってしまいます。
そのため、よりきれいな映像を楽しみたいなら、大きな画面に引き伸ばされても、顔の輪郭や髪の毛1本1本といった細かい部分まで鮮明に映し出せる、4K対応商品がおすすめですよ。
今回紹介する4Kプロジェクターは、実際に4Kの解像度で映像を投影できるプロジェクターです。ただし、解像度がフルHDでも、4K信号を受け取って投影できるプロジェクターもあり、こうしたものも「4K対応」と表示されることがあるので、注意が必要です。
4Kプロジェクターを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
映画館のようにきれいで迫力のある映像を楽しみたいなら、明るさ・解像度・Dolby Audioの有無に注目しましょう。同じ4Kでも差があり、下記でそれぞれ詳しく解説するので、ぜひ4Kプロジェクター選びの参考にしてくださいね。
同じ4Kでも画質に差があるため、画質にこだわるなら投影面の明るさを表すANSIルーメンの高さをチェックしましょう。輝度が高いほど鮮やかな映像を楽しめますよ。
実際に投影した映像を測定したところ、最大輝度が1,500ANSIルーメン以上ある商品は、蛍光灯のついた明るい部屋で投影しても色味の違いまでしっかりと認識できました。500ANSIルーメン以上あれば暗い部屋でも発色よく見えますが、より鮮やかな映像を楽しみたいなら、暗い部屋で使う場合でも1,000ANSIルーメン以上を選ぶのがおすすめです。
比較した商品のなかで、とくに明るかったのは2,000ANSIルーメンを超えた「Dangbei DBOX02」。「XGIMI HORIZON S MAX」も1,800ANSIルーメン以上と明るく映し出せました。しかし、なかには300ANSIルーメン以下と暗いものもあり、機種によって輝度は大きく異なります。
輝度が低いと画面全体がのっぺりとして見えて、色の違いもしっかり表現されません。カーテンを閉めた日中のリビングや、間接照明のついた部屋など、完全暗室以外でもプロジェクタ―を使用したいなら、輝度が1,500ANSIルーメン以上のプロジェクターを選びましょう。
4Kプロジェクターは高輝度化により、テレビの代替としてリビングで100インチ級の超大画面を楽しむ用途でも導入可能です。リビング設置では、特にANSIルーメンの輝度スペックを重視して選ぶことをおすすめします。
大迫力の映像を楽しみたいなら、XGIMIのHorizonシリーズを選ぶのがおすすめです。専門家が検証で映画を視聴したところ、画質の評価はXGIMIのHorizonシリーズが上位を占めました。
人の顔や物体の質感などの細かい部分も、実際に見ているかのようなリアルな映像が特徴。専門家からは、「ただ画質が良いの域を超えて感動するほど高画質」「派手というよりも色再現の幅が広く、暗所の衣装など難しい色の再現も緻密」と絶賛しました。
なかでも総合評価1位を獲得した「XGIMI HORIZON S MAX」は、実際に映画館で見ているかのような画面の立体感と迫力が魅力。大画面のプロジェクターで表現が難しい、肌や物体の艶までしっかりと再現できていました。
今回高評価だった「XGIMI HORIZON S MAX」と「XGIMI HORIZON Ultra」はどちらも約30万円ととても高価ですが、とにかく大迫力でクリアな映像にこだわりたい人はぜひ検討してください。
XGIMIは2013年中国・成都で誕生した新興ブランドで、スマートプロジェクターの世界的な先駆者。とくに画質を大幅に強化した上位のHORIZONシリーズの登場により、ホームシアター用プロジェクターブランドとしてのトップブランドの地位を確立しました。
リアルな映像体験を求めるなら、Dolby Audio(ドルビーオーディオ)に対応したプロジェクターがおすすめ。非対応のものと比べて、より臨場感のある映像・音を楽しめますよ。
Dolby Audio(ドルビーオーディオ)とは、映画館のように映像に合わせた音を再現する技術のこと。配信フォーマットもDolby Audio対応である必要はありますが、上下左右から音に包み込まれるようなサラウンド感が強く、各スピーカーに合わせた最適な音に調節するため、大迫力で臨場感がありながらも細かい音も聞き取りやすい点が魅力です。
専門家による映画視聴時の評価と専門機器で測定を行ったところ、Dolby Audioに対応しているものは臨場感があり、音の広がりが大きい傾向がありました。実際に視聴した専門家からも、「息遣いなどの小さな音もクリアで、響くような低音の厚みもあった。音が前後方向に広がっている感覚もある」と搭載された商品の音質はどれも高評価でした。
ただし、臨場感や迫力はサウンドバーには一歩及びません。より臨場感の高い音声で映像を楽しみたい人は、サウンドバーの購入を検討すると良いでしょう。
最近の4Kプロジェクターはスピーカーの構成も多様化。前面配置でダイレクトな音の聞こえ方を重視するモデルもあれば、側面や底面にスピーカーを配置し、広がりを持たせる設計のものもありました。検証ではこれらを踏まえた音質評価をしているのでチェックしてみてください。
設定を楽に済ませたいなら、自動台形補正やオートフォーカス機能付きのプロジェクターを選ぶのがおすすめです。投影したい場所に合ったサイズやピントの調節を手動で行うのは意外と手間がかかり、うまく調節できないと本来のプロジェクターの性能を発揮させられない可能性もあります。一方、自動台形補正やオートフォーカス機能付きなら面倒な微調整などが不要で、手軽にきれいな映像を楽しめますよ。
さらに、自宅の壁の色が白ではない場合には、XGIMIの「HORIZON S MAX」や「HORIZON Ultra」のように壁色補正機能が付いた商品がおすすめです。壁の色に合わせて投影する光を自動的に調整してくれるので、壁の色が白くない人にはうれしいポイント。
また、スクリーンに投影したいなら、投影サイズを自動的にスクリーンに合わせるスクリーンアジャスト機能があると便利ですよ。ただし、壁色補正機能やスクリーンアジャスト機能は、必須の機能ではないため、購入する際は自分が使用する環境に応じてチェックしましょう。
NetflixやYouTubeを見るなら、Android TVかGoogle TVを搭載した商品を選びましょう。スマホのようにアプリを開くだけで、面倒な操作の手間がなく、さまざまな配信コンテンツを視聴できます。
Android TVやGoogle TVは公式なOSであるため、配信コンテンツを見るときはアプリストアからアクセスするだけ。ほかのOSのように非対応アプリを使う必要はなく、アプリを探す手間がかかりません。そもそもOSが搭載されていない商品だと、クロームキャストなどのデバイスを接続しなければならず、入力切替などの準備が面倒に感じる場合もあります。
今回比較した商品の多くはAndroid TVかGoogle TVが搭載されていましたが、なかには非搭載や独自のOSを採用したものもあるため、NetflixやYouTubeを手軽に視聴したい人はOS搭載の有無をチェックしましょう。
Google TV・Android TVを搭載している商品は、基本的に音声操作が可能です。作品を探す際に面倒な文字の手入力がなくなります。
また、アプリショートカットボタンがあればワンステップでアプリを開くことができるので、よく使うアプリのショートカットボタンがあるかも確認しましょう。
そもそもOSが搭載されていない場合、クロームキャストなどのデバイスを接続する必要があります。プロジェクターだけ購入しても動画配信サービスを楽しめないので注意しましょう。
また、Netflixの作品を視聴したい人は、認証を受けているプロジェクターがおすすめです。Netflixの認証が下りていない場合、Android TV・Google TVを搭載していてもNetflix公式のアプリを利用できません。Netflixの作品の視聴自体はできますが非公認のアプリは操作がしづらく使いづらいので、頻繁にNetflixを使う予定がある人は事前に確認しておきましょう。
静かなシーンでも映画の世界観に浸りたいなら、動作音が40dB以下の商品を選びましょう。投影中は本体の熱を冷却するため、ファンが回って動作音が発生します。なるべく静かな商品を選べば、ホラー映画や緊迫感のあるシーンでも雰囲気を壊すことなく鑑賞できますよ。
40dBは、例えると図書館内と同程度の騒音レベル。測定時も、動作音はそれほど気になりませんでした。しかし、50dBを超えると明らかにファンの音が聞こえます。換気扇や室外機の動作音ほどの騒音レベルで、静かなシーンでは音が気になって集中できない可能性もあるでしょう。
今回検証したなかでとくに静かだったのは、38.7dBを記録した「XGIMI HORIZON S MAX」。対して「EPSON dreamio EH-TW6250」は55.6dBと大きな音が出ていました。映画の世界観を楽しみたい人は、静音性をしっかり確認しましょう。
商品 | 画像 | おすすめ
スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||||||||||||||
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映像の明るさ | コントラスト比の高さ | 色再現性の高さ | 映像の鮮明さ | 動きの滑らかさ | 音質のよさ | 投影のしやすさ | 起動時間の短さ | ネット機能の充実度 | 動作音の静かさ | 投影方式(光源) | 解像度 | ミラーリング | 明るさ(ANSIルーメン) | 60インチ投影に必要な距離 | 80インチ投影に必要な距離 | 100インチ投影に必要な距離 | Netflix認証 | OS | Dolby Audio対応 | 稼動時騒音 | 奥行 | 幅 | 高さ | 重量 | |||||||
1 | XGIMI HORIZON S Max | ![]() | 4.71 | 2位 | クリアで鮮やかな映像が秀逸。映画館級の臨場感を求める人に | 4.91 | 4.95 | 3.96 | 5.00 | 4.50 | 4.86 | 4.86 | 5.00 | 3.95 | 4.57 | DLP方式 | 4K | DLNA / Google Cast | 1890ANSIルーメン | 1.58m | 2.04m | 2.69m | Android TV | 38.7dB | 174mm | 273mm | 234mm | 4.8kg | |||
2 | XGIMI HORIZON Ultra | ![]() | 4.65 | 8位 | 映像を堪能したい人向き。鮮明な画質で、動きも滑らか | 4.68 | 4.31 | 4.15 | 5.00 | 5.00 | 4.83 | 4.86 | 5.00 | 4.10 | 4.53 | DLP方式 | 4K | chromecast | 1591ANSIルーメン | 1.53m | 1.97m | 2.64m | Android TV | 39.5dB | 170mm | 224mm | 265mm | 5.2kg | |||
3 | ベンキュージャパン 4K ホームプロジェクター|GP520 | ![]() | 4.48 | 7位 | 色鮮やかで滑らかな映像。暗闇から明るい光まで鮮明に再現 | 4.59 | 4.60 | 3.81 | 4.50 | 5.00 | 4.71 | 4.67 | 3.97 | 4.50 | 4.64 | DLP方式 | 4K | AirPlay、chromecast | 1508ANSIルーメン | 1.57m | 2.10m | 2.62m | Google TV | 37.3dB | 225mm | 241mm | 151mm | 3.7kg | |||
4 | XGIMI HORIZON Pro|XK03H | ![]() | 4.43 | 1位 | 見栄えのよい映像を視聴できる。セリフも聞き取りやすい | 4.30 | 4.65 | 4.07 | 4.75 | 4.00 | 4.73 | 4.50 | 5.00 | 3.95 | 4.21 | DLP方式 | 4K | chromecast | 1200ANSIルーメン | 1.65m | 2.08m | 2.69m | Android TV | 42.9dB | 136mm | 218mm | 208mm | 2.9kg | |||
5 | Anker NEBULA|Cosmos 4K SE|D2342511 | ![]() | 4.42 | 3位 | 1台で迫力ある映像と音を楽しめる。画質も高クオリティ | 4.66 | 4.61 | 4.66 | 4.25 | 4.50 | 4.37 | 4.86 | 3.34 | 4.50 | 3.76 | DLP方式 | 4K | chromecast | 1566ANSIルーメン | 1.54m | 2.04m | 2.75m | Google TV | 47.4dB | 263mm | 165mm | 220mm | 4.5kg | |||
6 | Aladdin X Aladdin Marca Max|WM03B | ![]() | 4.40 | 5位 | 壁からわずか18cmで100インチ投影。画質・音質もトップクラス | 4.56 | 5.00 | 3.42 | 5.00 | 4.00 | 4.94 | 4.86 | 3.60 | 3.78 | 4.05 | DLP方式 | 4K | miracast | 1698ANSIルーメン | 0.06m | 0.09m | 0.18m | Aladdin OS(Android 9.0) | 44.5dB | 270mm | 510mm | 144mm | 7.9kg | |||
7 | Dangbei Dangbei Mars Pro2|DBOX02 | ![]() | 4.36 | 9位 | 日常使いしたい人に。画面が明るく日中でもきれいに映る | 5.00 | 4.79 | 3.85 | 4.55 | 4.00 | 4.33 | 4.50 | 3.00 | 4.50 | 4.32 | DLP方式 | 4K | chromecast | 2050ANSIルーメン | 1.69m | 2.29m | 2.98m | Google TV | 41.8dB | 201mm | 236mm | 167mm | 3.9kg | |||
8 | XGIMI HORIZON S Pro | ![]() | 4.33 | 4位 | 自然な色彩とクリアで迫力のある音。没入感にこだわるならこの一台 | 4.33 | 5.00 | 3.94 | 4.30 | 4.00 | 4.44 | 4.86 | 5.00 | 3.95 | 3.26 | DLP方式 | 4K | DLNA / Google Cast | 1208ANSIルーメン | 1.83m | 2.20m | 2.65m | Android TV | 54.8dB | 174mm | 273mm | 234mm | 4.8kg | |||
9 | Anker NEBULA|Cosmos Laser 4K|D23505F2 | ![]() | 4.31 | 10位 | 明るくメリハリのある映像。大画面で映像を楽しみたい人向き | 4.89 | 4.71 | 3.85 | 4.40 | 3.50 | 4.39 | 4.25 | 3.62 | 4.40 | 4.33 | DLP方式 | 4K | chromecast | 1876ANSIルーメン | 1.64m | 2.18m | 2.82m | Android TV | 41.7dB | 263mm | 165mm | 220mm | 4.9kg | |||
10 | LG Electrnics Japan LG |CineBeam Q|HU710PB | ![]() | 3.75 | 6位 | 360度のアームで天井にも投影できる。色味に違和感がある | 3.53 | 4.67 | 4.00 | 3.50 | 3.50 | 3.15 | 4.64 | 4.54 | 3.61 | 3.31 | DLP方式 | 4K | AirPlay | 293ANSIルーメン | 1.70m | 2.22m | 2.82m | 独自OS | 53.8dB | 135mm | 107mm | 136mm | 1.5kg |
解像度 | 4K |
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明るさ(ANSIルーメン) | 1890ANSIルーメン |
OS | Android TV |
良い
気になる
XGIMIの「HORIZON S Max」は、とにかく映画館のような臨場感を楽しみたい人におすすめです。検証では、クリアな映像に欠かせない明るさとコントラストの両方で高評価を獲得。最大輝度は1,890ANSIルーメンを記録し、窓から差し込む自然光や間接照明に負けない明るさです。輝度のムラもほぼなく、違和感のない映像を楽しめます。
コントラスト比の高さは検証したなかでもトップクラス。映画を視聴すると驚くほど暗部を再現し、細かい部分もつぶれていません。黒色が沈むだけではなく、地面までも緻密に表現していました。光の明るさも再現性が高めで、単に画質がよいという域を超えるほどの高画質映像を堪能できるでしょう。
実際の映像は色鮮やかで、100インチの大画面でもキメ細かさが伝わりました。プロジェクターでは再現しにくい、人物の肌のツヤや物体の光沢感までしっかりと再現。専門家による評価も非常に高く、「圧倒的なまでの解像度と鮮鋭感」とコメントしています。動きも滑らかで、スポーツする人の輪郭やボールなどもくっきりと残像感のない映像です。
音質も良好。低音の響きも上質で、地響きのような重低音と音の広がりが秀逸でした。空間を満たすような臨場感が魅力で、音の前後方向の移動感もあり、音の密度感や感じられる音の体験は映画館の再現に近いといえます。
電源の切り替えで自動的にレンズ部分が開閉し、投影もスムーズです。きれいな長方形にする自動台形補正や、映像を遮ることなく映せるオートフォーカスも搭載。障害物自動回避のほか、壁色に合わせて発色を調整する壁色補正も便利な機能です。
起動時間もわずか7.22秒と短く、電源を入れてからの待ち時間も短め。動作音は38.70dBと控えめで、静かなシーンでもファンの音が気になりにくいでしょう。一方で、リモコンにアプリショートカットがなく、主要なストリーミングサービスへのアクセスはややスムーズさに欠ける印象です。
映像関係の性能の高さに加えて、音質もプロジェクターのスピーカー性能として満足できるレベル。リアルな映像体験を自宅で味わいたい人には最有力候補となるでしょう。
ミラーリング | DLNA / Google Cast |
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60インチ投影に必要な距離 | 1.58m |
80インチ投影に必要な距離 | 2.04m |
100インチ投影に必要な距離 | 2.69m |
稼動時騒音 | 38.7dB |
奥行 | 174mm |
幅 | 273mm |
高さ | 234mm |
重量 | 4.8kg |
XGIMI HORIZON S MAXの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
解像度 | 4K |
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明るさ(ANSIルーメン) | 1591ANSIルーメン |
OS | Android TV |
良い
気になる
XGIMIの「HORIZON Ultra」は、映画やスポーツなどさまざまな映像コンテンツを視聴したい人におすすめです。最大輝度は1,591ANSIルーメンを記録し、映像の明るさは十分。昼間の室内でも色鮮やかな映像を投影できます。輝度のムラもほとんど見当たらず、どのエリアも均一な明るさで楽しめる印象です。
コントラスト比も申し分ありません。画面の暗部が引き締まっているうえに、暗所での服の質感・光の眩しさ・燃えている火のどれもがリアルに感じられました。比較したモデルの中でトップクラスのメリハリを感じ、インパクトがある映像でしょう。
色の再現も忠実です。実際に見るとひと目でわかるほど鮮明で、顔の立体感だけでなく奥行きもしっかり表現されていました。専門家は、「色再現の幅が広めで、難しい色の再現も緻密」とコメント。スポーツ映像では、選手やボールの動きが滑らかで、カクつきも気になりませんでした。
音質もよく、スピーカーがなくても満足できるレベルです。セリフの帯域は厚めで聴き取りやすく、感情まで伝わるような質感がありました。低音はボリューム十分で、迫力を感じられます。部屋を満たすようなサウンドの広がりがあり、しっかりと立体感が感じられます。
投影に便利な機能も充実していて、自動でスクリーンの形を長方形に整える台形補正や焦点機能などを搭載。障害物を避けて投影できる障害物自動回避や、壁の色に合わせて発色調整する壁色補正などもあり、スムーズな投影が可能です。
電源を入れてからの待ち時間は短く、起動するまで8.95秒しかかかりませんでした。リモコンにアプリのショートカットはないものの、Wi-Fi規格はWi-Fi6に対応し、サクサクとネット動画にアクセスできます。動作音は39.50dBと控えめで、ファンの音を気にせずに映像に没頭しやすいのもメリットです。
高画質かつ滑らかな映像でコンテンツを視聴できるプロジェクターといえます。日常使いするのであればぜひ候補に加えましょう。
ミラーリング | chromecast |
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60インチ投影に必要な距離 | 1.53m |
80インチ投影に必要な距離 | 1.97m |
100インチ投影に必要な距離 | 2.64m |
稼動時騒音 | 39.5dB |
奥行 | 170mm |
幅 | 224mm |
高さ | 265mm |
重量 | 5.2kg |
XGIMI HORIZON Ultraの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
解像度 | 4K |
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明るさ(ANSIルーメン) | 1508ANSIルーメン |
OS | Google TV |
良い
気になる
色の正確さは上位商品のきめ細かさにおよばないものの、色域は十分な広さがありました。実際に視聴するとビビッドさがあり、映画を視聴すると派手な色使いに目が疲れる可能性があります。とはいえ、肌色などの重要な色は崩れず、基本的な色は再現可能。動きは滑らかでスポーツ選手の動きにブレがなく、試合にも集中できるでしょう。
コントラスト比の高さもメリット。視聴すると明るい光の表現が優秀で、特殊効果の閃光の眩しさが印象的でした。暗いシーンの映像はやや明るめの場面もありますが、明暗差は十分にあります。
投影に便利な機能も多く搭載。スクリーンの形を自動で長方形に整える台形補正が備わっています。ほかにも壁の色に合わせて発色調整する壁色補正、障害物を避けて投影できる障害物自動回避機能もあり、手間なく投影の準備を済ませられました。
音質も高評価。低音ははっきりクリアに聞こえ、地響きの効果音・オーケストラの低音が空間に広がりました。セリフはニュアンスや感情が伝わり、聞き取りやすさは十分。後ろから音に包み込まれるようなサラウンド感はありませんでしたが、映像に合わせて前後に音が移動する感覚も得られました。映画館のような雰囲気で映像に没入したい人にぴったりといえます。
iPhoneとAndroidの両方でミラーリングができ、ネット機能は充実。Google TVを使って好きな番組を視聴できます。動作音は平均37.30dBとかなり静かで、映画の緊迫感あるシーンでも没入感を損ねることはないでしょう。本格的な映像体験を自宅で楽しみたい人はぜひチェックしてくださいね。
ミラーリング | AirPlay、chromecast |
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60インチ投影に必要な距離 | 1.57m |
80インチ投影に必要な距離 | 2.10m |
100インチ投影に必要な距離 | 2.62m |
稼動時騒音 | 37.3dB |
奥行 | 225mm |
幅 | 241mm |
高さ | 151mm |
重量 | 3.7kg |
BenQ GP520 4K ホームプロジェクターの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
解像度 | 4K |
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明るさ(ANSIルーメン) | 1200ANSIルーメン |
OS | Android TV |
良い
気になる
XGIMIの「HORIZON Pro XK03H」は、細部までキメ細かく、リアルで見栄えのよい映像を視聴したい人におすすめ。最大輝度は1,200ANSIルーメンで、直射日光が入るような明るすぎる部屋でなければ、十分きれいに映せるでしょう。輝度のムラも少ないため、色の違いに違和感を覚えることなく楽しめそうです。
コントラスト比も高く、立体感ある映像を堪能できます。暗部の情報をしっかりと出していて、壊れた建物などのディティールに加えて、影がかかったときの人の顔もきちんと表現できていました。しっとりとした諧調表現の映画にも向いています。
色の再現性にも大きな不満はありません。実際の視聴では、顔のシワ・髪の毛・砂ボコりの粒など、投影しているとは思えないほど粒度の細かい映像でした。専門家は「全体的に濃いめの色再現だが、リアルさは保たれている」とコメント。スポーツ映像での動きも全体的にスムーズで、コマ落ちもありませんでした。
プロジェクターとしては音質も良好です。音はナチュラルで、セリフもきれいに聞こえました。音はふわりと広がる程度ですが、低音は轟音・地鳴りの音がしっかりと出ていて、迫力あるサウンドを味わえます。
投影に便利な機能も豊富です。自動でスクリーンの形を整える台形補正・焦点を合わせる焦点調整のほかに、スクリーンの大きさに合わせて画面サイズを調整する自動画面サイズ調整機能などを搭載しています。42.90dBと動作音も控えめで、静かなシーンでなければファンの音が気になりにくいでしょう。
搭載OSはAndroid TVで、iPhone・Androidのミラーリングが可能。ただし、リモコンにアプリのショートカットがないのは惜しい点です。総じて、映像の鮮明さや音質などバランスの取れたプロジェクターで、リアルな映像を重視する人に向いています。
ミラーリング | chromecast |
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60インチ投影に必要な距離 | 1.65m |
80インチ投影に必要な距離 | 2.08m |
100インチ投影に必要な距離 | 2.69m |
稼動時騒音 | 42.9dB |
奥行 | 136mm |
幅 | 218mm |
高さ | 208mm |
重量 | 2.9kg |
XGIMI HORIZON Proの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
解像度 | 4K |
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明るさ(ANSIルーメン) | 1566ANSIルーメン |
OS | Google TV |
良い
気になる
Ankerの「NEBULA Cosmos 4K SE D2342511」は、映画館のような迫力のある映像と音をプロジェクター1台で楽しみたい人におすすめです。明るく、動きの滑らかな映像を楽しめるうえ、低音のパワーも十分。最大輝度は1,566ANSIルーメンを記録し、周りの明かりに負けずクリアでくっきりとした映像を映し出します。輝度のムラも抑えられており、違和感はなさそうです。
コントラスト比も比較的高めで、明暗がはっきりとしています。奥の逆光で光る夕日の眩しさが映えるうえに、暗がりでは服の影になった部分のディティールもしっかりと再現。とくに、爆発の瞬間を色の眩しさとして表現できている点が印象的でした。
色の再現性も忠実で、正確さや色域の広さはともに良好な値でした。質感や奥行感にやや物足りなさはあるものの、とくに輝きのような眩しさ・色鮮やかさは再現度が高め。専門家は、「全体的に若干鮮やか寄りで、やや赤が強い」とコメントしています。スポーツ映像での動きは若干のムラは見られましたが、基本的にスムーズでした。
プロジェクターのスピーカーにしては低音のパワーがあり、ドスンと響くような重量感のある音の表現が得意です。セリフは周りの音に埋もれにくく、ナチュラルに聞こえます。音の広がりはやや控えめですが、前後の移動を感じられ、しっかりと臨場感も得られます。
投影もしやすく、機能性が高めです。自動でスクリーンの形を整える台形補正・焦点を合わせる焦点調整など、あると便利な機能が豊富。ネット機能も充実していて、OSにはGoogle TVを搭載しています。リモコンにはアプリのショートカットがあり、Netflix・YouTubeなど主要な配信サイトをスムーズに視聴可能です。
一方で、動作音は大きく、平均47.40dBを記録しました。静かなシーンだとファンの音が気になり、集中しづらい可能性があります。とはいえ、映像と音質のバランスが取れたモデルなので、高品質な映像体験を味わいたいなら候補となるでしょう。
ミラーリング | chromecast |
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60インチ投影に必要な距離 | 1.54m |
80インチ投影に必要な距離 | 2.04m |
100インチ投影に必要な距離 | 2.75m |
稼動時騒音 | 47.4dB |
奥行 | 263mm |
幅 | 165mm |
高さ | 220mm |
重量 | 4.5kg |
Anker Nebula Cosmos 4K SEの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
解像度 | 4K |
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明るさ(ANSIルーメン) | 1698ANSIルーメン |
OS | Aladdin OS(Android 9.0) |
良い
気になる
Aladdin Xの「Aladdin Marca Max WM03B」は、プロジェクターと照明・スピーカーを一体化させた「popIn Aladdin」シリーズで知られるメーカーより販売。空間になじむスマートな設計と多機能性で、家庭用プロジェクター市場で高い評価を得ています。
わずか18cmの距離から100インチの大画面を投影できる超短焦点タイプ。1698ANSIルーメンの高い明るさを備えており、暗い部屋はもちろん、間接照明のついた環境でも鮮やかな映像を楽しめます。映像評価では専門家から「立体感と自然さが際立ち、暗部のディテール表現も非常に優秀」と高い評価を獲得。色再現性については、専門機器による測定ではやや正確性を欠く結果も見られましたが、映画らしい奥行きとリアリティのある映像表現が特徴です。
音質もトップクラスで、セリフはきわめて明瞭。登場人物の感情も細かく伝わり、地響きや爆発音といった低音の違いまで感じ取れるほど、音の解像度の高さが際立ちました。オートフォーカスや自動台形補正など設置支援機能も充実しており、誰でも簡単にセッティングできます。さらに、ネット機能やAladdin独自アプリによる多彩なコンテンツ展開も魅力です。
省スペースで設置しやすく、高画質・高音質を求める人や、家族で多目的に楽しめるプロジェクターを探している人におすすめの一台です。
ミラーリング | miracast |
---|---|
60インチ投影に必要な距離 | 0.06m |
80インチ投影に必要な距離 | 0.09m |
100インチ投影に必要な距離 | 0.18m |
稼動時騒音 | 44.5dB |
奥行 | 270mm |
幅 | 510mm |
高さ | 144mm |
重量 | 7.9kg |
解像度 | 4K |
---|---|
明るさ(ANSIルーメン) | 2050ANSIルーメン |
OS | Google TV |
良い
気になる
Dangbeiの「Dangbei Mars Pro2 DBOX02」は、テレビのように日常使いしたい人におすすめです。映像の明るさに強みがあり、検証でも最大輝度は2,050ANSIルーメンと高い数値を記録しました。外が明るい日中や、照明のついた部屋でもきれいに映るので時間帯を気にせず視聴しやすいでしょう。輝度ムラも抑えられており、まとまり感のある映像が楽しめるでしょう。
コントラスト比の高さも十分。映画を視聴したところ、特殊効果の閃光やワープ時の光の輪など、光を使用した効果もくっきりと映し出せていました。暗部は意図的に持ち上げているような見え方もありますが、全体的な映像に影響があるほどではありません。
一方で、色の正確さに大きな不満はないものの、色域はやや狭めです。とはいえ解像感は高く、画面全体でいえばシャープで鮮明な映像が楽しめます。専門家は、「ややCGらしさを強調した色再現」とコメント。スポーツ動画は大きく動くと残像が残った場面もありましたが、おおむね滑らかな動きでした。
音質は良好で、セリフがBGMや効果音に埋もれることもありますが、低音は深みがあり、音の情報量も豊富で迫力あるサウンド。音空間の広がりに加え、移動感もダイナミックで、空間全体を満たすような臨場感を楽しめるでしょう。
投影もスムーズ。自動の台形補正・焦点調整・画面サイズ調整などがあり、普通なら手間のかかる作業を省略できます。ネット機能も充実しており、Google TV対応で、さまざまなネット配信を視聴可能です。リモコンにアプリのショートカットがあり、Netflix・Amazon Prime Video・YouTubeなどにスムーズに移行できます。
動作音も比較的控えめで、静かすぎるシーン以外は没入感を損なわないでしょう。TVerを視聴できるため、日中や照明のついた部屋でもテレビの代わりに使いたいなら候補になるプロジェクターです。
ミラーリング | chromecast |
---|---|
60インチ投影に必要な距離 | 1.69m |
80インチ投影に必要な距離 | 2.29m |
100インチ投影に必要な距離 | 2.98m |
稼動時騒音 | 41.8dB |
奥行 | 201mm |
幅 | 236mm |
高さ | 167mm |
重量 | 3.9kg |
解像度 | 4K |
---|---|
明るさ(ANSIルーメン) | 1208ANSIルーメン |
OS | Android TV |
良い
気になる
XGIMIの「HORIZON S Pro」は、洗練されたデザインと高い基本性能で支持を集めるグローバルブランドの家庭用プロジェクター。使いやすさと映像美を両立したモデルとして注目されています。
明るさは1208ANSIルーメンで、暗い部屋はもちろん、間接照明のついた空間でも映像がくっきりと見えるのが特徴。映像全体の見通しがよく、人物の表情や衣装なども自然に再現されます。細部の精細さや暗部の描写にはやや粗さもありますが、映画らしい一体感のある映像が楽しめるでしょう。
音質は、セリフがクリアで聞き取りやすく、BGMや効果音とのバランスも良好。低音も迫力があり、映像との一体感をしっかり感じられます。自動台形補正や壁色補正、スクリーンへの自動調整に対応しており、設置も手軽。ネット機能も搭載されているため、主要な動画サービスをプロジェクター1台で楽しめます。
映画をよく観る人はもちろん、映像の一体感や没入感にこだわりたい人にもおすすめのモデルです。
ミラーリング | DLNA / Google Cast |
---|---|
60インチ投影に必要な距離 | 1.83m |
80インチ投影に必要な距離 | 2.20m |
100インチ投影に必要な距離 | 2.65m |
稼動時騒音 | 54.8dB |
奥行 | 174mm |
幅 | 273mm |
高さ | 234mm |
重量 | 4.8kg |
解像度 | 4K |
---|---|
明るさ(ANSIルーメン) | 1876ANSIルーメン |
OS | Android TV |
良い
気になる
Ankerの「NEBULA Cosmos Laser 4K D23505F2」は、大画面で立体的な深みを感じながら、顔のシワなどの細部もきちんと楽しめるプロジェクターを求める人におすすめです。映像の明るさは申し分なく、最大輝度は1,876ANSIルーメンを記録。直射日光が差し込むような環境でなければ、クリアで明るい映像を堪能できます。
コントラスト比も高く、上位商品に迫る性能です。地面のように暗い部分は浮きやすく本格的なシアター画質にはおよばないものの、明るい部分の再現は得意。大画面としては十分にきれいで、明るく眩しいシーンもしっかりと再現されていました。
一方で、色の再現性の検証では、正確さはあるものの色域は狭めという結果に。とはいえ実際の映像は緻密にまとめられた印象で、専門家も「ほとんどのシーンは色の再現にクセがなくよい」とコメントしています。ただし、スポーツ動画の動きは揺れが気になり、残像感もありました。
音質は十分で、こだわらなければプロジェクター1台で十分です。人の声がやや弱く埋もれやすいものの、問題なく聞こえるレベル。低音はズンと沈み込むほどではありませんが量感は足りていて、BGMにほどよい存在感がありました。前後左右に広がりを感じられ、シアターで見ているような臨場感を得やすいでしょう。
投影のしやすさも良好で、自動の台形補正・焦点調整を搭載しています。自動画面サイズ調整もできるため、スクリーンサイズに合わせて画面を調整する手間を省略可能。動作音は比較的静かで、ファンの音を気にせず映像に集中したい人も使いやすいといえます。
OSにはAndroid TVを搭載。リモコンにあるアプリのショートカットはNetflix・Disney+を含め4つあり、目的のアプリに素早くアクセスできるのもポイントです。大画面で細部まで鮮明な映像を楽しみたい人は候補にするのもよいでしょう。
ミラーリング | chromecast |
---|---|
60インチ投影に必要な距離 | 1.64m |
80インチ投影に必要な距離 | 2.18m |
100インチ投影に必要な距離 | 2.82m |
稼動時騒音 | 41.7dB |
奥行 | 263mm |
幅 | 165mm |
高さ | 220mm |
重量 | 4.9kg |
解像度 | 4K |
---|---|
明るさ(ANSIルーメン) | 293ANSIルーメン |
OS | 独自OS |
良い
気になる
LG Electrnics Japanの「LG CineBeam Q HU710PB」は、ミニマルなデザインで部屋になじみやすく、天井にも投影できるプロジェクターがほしい人向きです。360度スタンドアームで投写角度を調整でき、壁から天井まで投影可能。今回比較したなかでトップクラスにコンパクトで、別売りのバッテリーと接続すればアウトドアでも活躍します。
ただし、最大輝度は293ANSIルーメンと低めで、照明を落とした真っ暗な部屋では、鮮やかな映像を視聴できるでしょう。コントラスト比は高めですが、暗部の諧調の再現性は物足りない結果に。閃光・爆発などの明るさは出ており鑑賞には十分なレベルなものの、暗いシーンがつぶれて見えないなど、暗所表現が気になるシーンもありそうです。
色の忠実度もいまひとつ。肝心の画質は、4K解像度で精細さはあるものの、色味にやや違和感がありました。肌色は赤に色味が偏りがちで、白は青みがかって見えるのは気になる点。また、スポーツ動画の動きも滑らかとはいえず、選手の走る足の振りやドリブルの動きに残像感を感じました。
音質はセリフがこもり気味で聴き取りにくいうえに、低音はほとんど出ておらず、全体的に迫力が欠けています。また、部屋全体に音が広がるようなの臨場感を期待する人は不満を感じるでしょう。
自動台形補正・焦点調整以外に、自動画面サイズ調整機能を搭載し、投影はしやすい印象です。一方で、独自のOSを採用し、主要な配信サービスを見るにはネットを経由する必要があります。
画質・音質にこだわりがそこまで強くなく、コンパクトで部屋に馴染むプロジェクターがほしい人には選択肢となるでしょう。
ミラーリング | AirPlay |
---|---|
60インチ投影に必要な距離 | 1.70m |
80インチ投影に必要な距離 | 2.22m |
100インチ投影に必要な距離 | 2.82m |
稼動時騒音 | 53.8dB |
奥行 | 135mm |
幅 | 107mm |
高さ | 136mm |
重量 | 1.5kg |
ホームプロジェクターは輝度が高く明るいので、壁の凹凸もそこまで気にならないでしょう。壁に模様がついている場合や、より高画質で視聴したい人はスクリーンの購入も検討してみてくださいね。
なお、プロジェクターの光に紫外線は含まれていません。直接光源を見ると目に悪い影響を与える危険性がありますが、壁の焼きつきや変色の心配はしなくて大丈夫です。投影スペースに余裕がある人は、壁への投影で十分映像を楽しめます。
これまで多くの商品が採用していた水銀ランプは、約2,000~4,000時間が寿命です。週10時間使用すると理論上の寿命は4~7年程度、テレビのように毎日使用すると約6か月~1年しか持ちません。
近年多くの商品に採用されているのは、光源寿命が約20,000~30,000時間のLEDランプやレーザーランプです。週10時間使用すると理論上の寿命は30年以上、テレビ感覚で毎日使用しても5~8年持ちます。寿命の長さで選びたいなら、LEDランプかレーザーランプを採用した商品がおすすめですよ。
1位: XGIMI|HORIZON S Max
2位: XGIMI|HORIZON Ultra
3位: ベンキュージャパン|4K ホームプロジェクター|GP520
4位: XGIMI|HORIZON Pro|XK03H
5位: Anker|NEBULA|Cosmos 4K SE|D2342511
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