天井に取りつけて、シーリングライトとしても使える「照明一体プロジェクター」。シーリングプロジェクターとも呼ばれ、Aladdin(アラジン)とAnker(アンカー)から販売されています。一度設置したら毎回の設定なしでテレビのように投影できる点が魅力ですが、明るさや画質などの違いが多く、どれがよいか迷いますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の照明一体プロジェクター4商品を集め、7個のポイントで比較して徹底検証。おすすめの照明一体プロジェクターをランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストな照明一体プロジェクターは「高画質なのはもちろん、簡単に取り付けられて照明も細かく調整できる多機能な商品」。徹底検証してわかった照明一体プロジェクターの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
オーディオ&ビジュアル評論家/ライター、TV/モニター画質評価用ソフトウェア「Orichannel TPG」開発者。 4Kテレビやプロジェクターなどの映像と、ワイヤレスイヤホンやスピーカー、ホームシアター、サウンドバーなどの音が専門。雑誌やWEBなど出版業界で活動歴20年以上で、画質と音質の専門家として3000製品以上をテストしてレビュー。 執筆媒体はオーディオ&ビジュアル専門サイトPhileweb、モノ・トレンド誌の日経トレンディ、家電批評、MONOQLO、グッズプレス、&GP、価格.comマガジンなど多数。テレビ番組のオーディオ&ビジュアルコーナーの監修や出演も。 2009年より高画質・高音質、そしてライフスタイル志向のオーディオ&ビジュアル機器を、家電量販店等の投票と共に選出するVGP(ビジュアルグランプリ)審査員を務めている。 オーディオ&ビジュアル関連のガジェットをレビューするYouTubeチャンネル「オリチャンネル」も運営中。
現在、WEB・テレビ・雑誌等のメディアを通じて、AV機器の評論家/製品アドバイザーとして活躍中のオーディオ・ビジュアル評論家。株式会社オンキヨーにてAV機器の商品企画職、米国シリコンバレーのデジタルAV機器用ICを手がけるベンチャー企業を経て独立。 その後「ディー・エー・シー ジャパン」を設立し、AV機器関連企業の商品企画コンサルティングや、商業施設から個人のホームシアターまで、AVの視点から空間の提案やアドバイスなども手がける。 2009年からは、日本オーディオ協会「デジタルホームシアター普及委員会」映像環境WG主査、そして同委員会の諮問委員も務めた(~2020年)。 2010年より、ビジュアルグランプリ審査員(主催: 音元出版) 【主な資格】 米ISF認定映像エンジニア。米THX認定ホームシアターデザイナー。一般財団法人家電製品協会認定家電製品総合アドバイザー。
テレビ・プロジェクターなどの映像家電や、ノートパソコンやプリンターなど家電全般の比較・コンテンツ制作を経験し、家電チームのマネージャーに就任。キャリブレーションソフトを用いたテレビ・プロジェクターの画質測定を設計したり、ノートパソコンのベンチマークテストに取り組んだりしてきた。「ユーザーにとってベストな選択体験を提供する」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
映像の明るさが十分な商品としてユーザーがとても満足できる基準を、「照明のついた部屋で投影しても映像がきれいに見られる商品」とし、以下の方法で検証を行いました。
映像がきれいな商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「細部まで再現されていて、画面全体での立体感があり、色に対しての違和感がないもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
動きの滑らかさが優秀な商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「動きに残像感を感じず目が疲れにくい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
音質のよい商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「セリフが非常にクリアで、低音に厚みがあり全方位に音が広がる、映画館のような迫力ある体験ができる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
投影のしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を、「きれいな画面を簡単に投影でき、自動で調整してくれる商品」とし、以下の方法で検証を行いました。
ネット機能の充実度が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を、「Wi-Fiに繋ぐだけで見たいサービスがいつでも見られて操作も簡単な商品」とし、以下の方法で検証を行いました。
照明の性能が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を、「部屋全体が十分に明るくなり、シーンに合わせて細かく調光・調色できて、簡単に操作できる商品」とし、以下の方法で検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
2025年12月20日時点の情報に基づき、新たにコンテンツを制作しました。
家庭で日常的にプロジェクターを楽しみたい人には、照明一体プロジェクターがおすすめです。モバイルや据え置きのプロジェクターは、投影のたびに設置や台形補正・オートフォーカスといった設定が必要。一方、照明一体プロジェクターは最初に天井への設置を行ったあとはピントや画角といった毎回の細かな設定が不要なので、テレビ感覚で使えますよ。
また、照明一体プロジェクターは天井に設置するため置き場所に困らず、狭い部屋でも場所を取らずに設置できるうえ、部屋もすっきりとした印象になる点もメリット。小さな子どもがいる家庭の場合、歩き回った際にプロジェクターの落下や転倒、誤って目に強い光が投影されるといったリスクがなくなる点もうれしいポイントです。
投影距離もモバイルや据え置きタイプより短いので、6畳程度の一人暮らしの部屋や寝室などでも短焦点プロジェクターのように投影できますよ。モバイルや据え置きタイプで100インチサイズに投影しようとすると2.5〜3.0mは必要ですが、照明一体プロジェクターなら1.5〜2.0mで投影可能です。
今回検証した照明一体プロジェクターは、全商品10分もかからず1人で設置できました。難しい作業が不要なので、一人暮らしや電子機器の扱いに自信がない人でも比較的簡単に設置できるのはうれしいポイントです。
照明一体型プロジェクターは、2018年に登場したpopIn Aladdin以来、家庭内でのプロジェクター設置の手間を大幅に軽減する製品として日本国内で定着しています。
照明一体プロジェクターを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「2つのポイント」をご紹介します。
照明一体プロジェクターは、AnkerとAladdinの2メーカーが販売しています(2025年2月現在)。今購入するなら、Aladdin一択。Aladdinシリーズ3商品とAnker1商品を検証したところ、映像の明るさ・画質・音質すべてAladdinが優れているほか、シーリングライトとしても使いやすいということがわかりました。
以下でAladdinシリーズの詳しい選び方をご紹介しますので、ぜひチェックしてくださいね。
より高画質でテレビのようにきれいな映像を楽しみたいなら、AladdinシリーズのなかでもAladdin X2 Plusがおすすめ。約13万円と他シリーズに比べると少し高価ですが、画質・音質ともに価格以上の迫力と臨場感があり、ライトとしての使いやすさも十分でした。
映像の明るさは今回検証した商品のなかで一番明るい783ANSIルーメンで、シーリングライトとして点灯させている明るい部屋でも問題なく見られました。高価格帯の据え置きプロジェクターと比較するとやや物足りず、寒色系の映像はやや白っぽくなってしまうものの、照明を落とした部屋では十分にきれいで、シーリングライトとしても使えて13万円以下という価格を踏まえると十分な映像美です。
画質の評価では、据え置きプロジェクターのフルHD対応の上位モデルに匹敵するほどでした。解像度では顔のパーツや輪郭もくっきりしており、細かいディテールも表現されていました。また、据え置きタイプの価格はフルHDで15〜20万円なので、価格で見ても性能が優れているといえます。
音質は芯を感じるような低音が特徴的。爆発音や地響きのような音もボリューム感があり、迫力のあるサウンドでした。下位の商品との大きな違いは、低音の迫力と音のクリアさ。下位の商品では音量を大きくしないと低音が聞き取れなかったり、人の声がややこもったりすることもありました。
シーリングライトとしての機能にこだわりたい人には、Aladdin X2 Lightがおすすめです。ほかの商品は照明として明るさは十分であるものの、部屋が広いほど全体を明るく照らしにくくなりました。12畳以上の広い部屋などでライトとしてよりしっかりとしたものがほしい人にぴったりです。
ほかのAladdinシリーズとの違いは3つ。1つ目は照明の明るさをボタン1つで何段階でも調節できる点です。ほかのAladdinシリーズは4つまで自分好みの照明を保存して切り替えられるものの、リモコンから明るさの調節はできませんでした。Aladdin X2 Lightはリモコンに明るさを1段階ずつ調節できるボタンがあるので、シーンに合わせて簡単にカスタム可能です。
2つ目は、メインライトの照度が大幅にアップしたこと。検証でシーリングライトの真下の照度を測定したところ、ほかのどの機種と比べても2倍以上の明るさで、シーリングライトとしても十分な明るさでした。
3つ目の違いは、「ムードライト」というカラフルなライトで、光・色ともに50段階に調節できること。ミュージックモードやムービーモードでは、音量やリズム、映像の雰囲気に合わせてライトが変化するので、パーティーのような非日常的な雰囲気を味わえますよ。また、ライトはTUV認証を取得していて目の疲れなどの心配も少なく、子どもがいる家庭でも使いやすいでしょう。
実は、照明一体プロジェクターには弱点があります。Aladdinシリーズは、Netflix・Amazon Prime Video、Nebula NovaはNetflixが非公式アプリなので、リモコンでカーソルを操作しなければならず、簡単なボタン操作で済むほかの据え置きプロジェクターと比べて使い勝手が劣ることが難点です。
そのため、公式アプリをスムーズに使いたい場合、いくつかの解決策があります。1つ目は、スマホやPCを使ってミラーリングする方法。これにより、公式アプリで直感的な操作が可能になりますが、残念ながら画質が落ちてしまうため、映画や動画を高画質で楽しむには不向きです。
次に、画質を保ちながら公式アプリを快適に使用する方法として、コネクターの導入があります。Aladdinのプロジェクターを選べば、専用のコネクターを使うことで、Fire TVなどのストリーミングデバイスと連携し、画質を落とさずに公式アプリを利用可能。このなら、NetflixやAmazon Prime Videoも快適に視聴でき、映画や動画を楽しむ際の操作性も向上します。
コネクターは別途購入する必要がありますがストリーミングデバイスだけでなく、Nintendo Switchやレコーダーなどの接続にも使用可能なので、検討する価値があります。現時点では、Ankerはコネクターを販売していないため、公式アプリの操作性を重視する場合は、Aladdinシリーズのプロジェクターを選ぶことをおすすめです。
商品 | 画像 | おすすめ
スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | |||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
映像の明るさ | 映像のきれいさ | 動きの滑らかさ | 音質のよさ | 投影のしやすさ | ネット機能の充実度 | 照明の性能の高さ | 投影方式(光源) | 解像度 | 明るさ(ANSIルーメン) | ミラーリング | 音声操作 | レンズシフト機能 | Netflix認証 | OS | オートフォーカス | 台形補正機能 | Dolby Audio対応 | 奥行 | 幅 | 高さ | 重量 | |||||||
1 | Aladdin X Aladdin X2 Plus|PA2P22U02DJ | ![]() | 4.52 | すべての人におすすめ。明るさ・画質・音質はどれも価格以上 | 4.96 | 5.00 | 4.00 | 4.65 | 4.10 | 4.40 | 4.02 | DLP方式 | フルHD | 783ANSIルーメン | AirPlay | 独自OS | 手動 | 476mm | 476mm | 145mm | 4.9kg | |||||||
2 | popIn Aladdin 2 plus | ![]() | 4.31 | 高画質な映像をより低価格で楽しみたい人に | 4.89 | 4.50 | 4.00 | 4.00 | 4.10 | 4.40 | 3.98 | DLP方式 | フルHD | 754ANSIルーメン | AirPlay | 独自OS | 手動 | 476mm | 476mm | 145mm | 4.9kg | |||||||
3 | Aladdin X Aladdin X2 Light | ![]() | 4.27 | 1位 | 広い部屋を明るく照らし、ムードライトで非日常感も楽しめる | 4.13 | 3.90 | 4.00 | 4.20 | 4.30 | 4.40 | 4.92 | DLP方式 | フルHD | 700ANSIルーメン | AirPlay | 独自OS | 不明 | 456mm | 456mm | 121mm | 4.7kg | ||||||
4 | Anker Nebula Nova|D2160521 | ![]() | 4.26 | 2位 | スポーツ観戦に。動きが滑らかで残像感が気になりにくい | 4.54 | 4.25 | 5.00 | 4.20 | 4.10 | 4.50 | 3.93 | DLP方式 | フルHD | 800ANSIルーメン | Chromecast | Android TV | 手動 | 478mm | 478mm | 170mm | 4.7kg |
解像度 | フルHD |
---|---|
明るさ(ANSIルーメン) | 783ANSIルーメン |
OS | 独自OS |
良い
気になる
最も評価を伸ばしたのは映像のきれいさの項目。解像感は抜きん出ており、実写の人物の顔のパーツの分離やディテールまでくっきりと表現されています。コントラストや色再現性も申し分なく、特殊効果のエフェクトも美しく映えるでしょう。動きの滑らかさに特徴はないものの、極端なカクつきもなく、十分な性能です。
映像の明るさも優秀で、日中や照明がついた部屋でも映像を楽しめます。最大輝度は783ANSIルーメンと明るく、輝度ムラもほとんどありませんでした。
同シリーズのなかでもトップの音質で、特に低音の表現力は秀逸。爆音や地響きのような重低音だけでなく、芯のある音質重視の低音が印象的でした。音の広がりや左右の移動感も十分に楽しめるでしょう。
iPhoneとAndroidの両方でミラーリングでき、音声操作にも対応。リモコンのアプリショートカットでは好きなアプリを登録できるため、サブスクサービスでのドラマ・映画視聴もスムーズにできるでしょう。レンズシフト機能を搭載しているのに加え、手動での台形補正や焦点の調整もでき、投影する際に不満を抱くこともなさそうです。
照明は明るさに欠けたものの、メモリ機能では自分好みのライトのカスタマイズを4つ以上保存可能。タイマー機能はないものの、検証したなかで唯一ライトが徐々に明るくなる目覚ましライト機能を搭載しており、スムーズな朝の目覚めをサポートしてくれるでしょう。
総じて大きな欠点が見当たらず、価格以上の性能を見せつけた1台。明るい部屋でも映像を楽しみたい人や、とにかくきれいな映像と音にこだわりたい人はぜひ最初に検討してみてください。
投影方式(光源) | DLP方式 |
---|---|
ミラーリング | AirPlay |
音声操作 | |
オートフォーカス | |
台形補正機能 | 手動 |
Dolby Audio対応 | |
奥行 | 476mm |
幅 | 476mm |
高さ | 145mm |
重量 | 4.9kg |
Aladdin X2 Plusの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
解像度 | フルHD |
---|---|
明るさ(ANSIルーメン) | 754ANSIルーメン |
OS | 独自OS |
良い
気になる
popInの「Aladdin 2 plus」は、同メーカーの「Aladdin X2 Plus」よりも価格を安く抑えながら、高画質な映像を視聴したい人におすすめです。「Aladdin X2 Plus」が約13万円なのに対し、前のモデルである本商品は約10万円と3万円ほど安価。「Aladdin X2 Plus」よりは性能が劣りますが、比較的きれいな映像と音質で視聴できます。
最大輝度は754ANSIルーメンを記録。日中でもカーテンを閉めれば映像は見やすいでしょう。解像感・コントラスト・色再現も満足のいく高画質で、細部まで表現しています。人物の顔のディテールまでしっかりと表現され、極端な強調感もありません。動きの滑らかさについては秀でているわけではないものの、スポーツの動画でも気になるような引っかかりやコマ落ちは感じられませんでした。
ネット機能の充実度は「Aladdin X2 Plus」と同程度で、音声操作やリモコンのアプリショートカットの利用が可能。投影のしやすさの項目でも差はなく、レンズシフトや手動での台形補正などの基本機能を備えています。
人の声や効果音がくっきりと聞き取りやすい音質で、音のクリアさには満足できるでしょう。ただし、低音は弱めで、小音量時には物足りなさを感じる可能性が。大音量で迫力のある映画鑑賞を好む人向きの音質といえます。
照明機能は高くなく、明るさが実測で183lxと暗め。4つ以上カスタムした設定を保存できるメモリ機能はついていますが、そのほかのシーンに合わせた調光機能はありません。
機能や性能は新しいモデルに劣るものの、高画質・高音質な映像をより安く楽しみたい人には適した照明一体プロジェクターだといえます。
投影方式(光源) | DLP方式 |
---|---|
ミラーリング | AirPlay |
音声操作 | |
オートフォーカス | |
台形補正機能 | 手動 |
Dolby Audio対応 | |
奥行 | 476mm |
幅 | 476mm |
高さ | 145mm |
重量 | 4.9kg |
popIn Aladdin 2 Plusの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
解像度 | フルHD |
---|---|
明るさ(ANSIルーメン) | 700ANSIルーメン |
OS | 独自OS |
良い
気になる
照明の明るさは470lxとほかの機種と比べても2倍以上の明るさがあり、広い部屋でもまんべんなく明るく照らし出せます。カラフルなライトに切り替えられる「ムードライト」も搭載。ホームパーティが一層盛り上がるでしょう。
ネット機能の充実度は同メーカーの製品と変わらず、iPhone・Androidとのミラーリング機能や音声操作機能を搭載。投影のしやすさについてもとくに目立った点はありませんが、焦点調整を自動で行えるのはメリットです。
最大輝度は452ANSIルーメンで、映像の明るさはほかの製品に劣りますが、輝度ムラはほとんどありませんでした。しかし、小さなスマホの画面を拡大しているような解像感で、色の再現も若干バランスが悪く、映像のきれいさはいまひとつ。動きの滑らかさは普通程度で、映像にがたつきは見られませんでした。
照明の性能の高さが際立っているため、映像の画質・音質はそこまで重視せずにライトとして使いやすいものを求める人におすすめ。ムードライトを活用した演出を楽しみたい人も、ぜひ検討してみてください。
投影方式(光源) | DLP方式 |
---|---|
ミラーリング | AirPlay |
音声操作 | |
オートフォーカス | |
台形補正機能 | 不明 |
Dolby Audio対応 | |
奥行 | 456mm |
幅 | 456mm |
高さ | 121mm |
重量 | 4.7kg |
Aladdin X2 Lightの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
解像度 | フルHD |
---|---|
明るさ(ANSIルーメン) | 800ANSIルーメン |
OS | Android TV |
良い
気になる
Ankerの「Nebula Nova D2160521」は、スポーツ動画をメインで視聴する人におすすめ。実際に検証したところ、動きの滑らかさの項目がずば抜けていました。
サッカーの試合を見ると、選手の激しい動きに対して残像感が気になりにくく、ボールも目で追いやすい印象。画面全体の解像感は十分に高く、映像のきれいさも良好です。しかし、人の顔や衣装の輪郭を強調する加工が入っているようで、大画面だと輪郭のきつさが目につくかもしれません。
最大輝度は616ANSIルーメンと映像が明るく、輝度ムラもあまりありませんでした。ネット機能も充実しており、Android TVを搭載しています。検証したほかの商品と比べて、幅広い配信コンテンツをスマホアプリのように視聴できるでしょう。
レンズシフトや手動の台形補正のほか、自動の焦点調整機能や選択式の壁色補正機能を搭載しています。サイズガイドはありませんが、そもそもあまり活用しない機能なので問題ないでしょう。低音の深みは足りないものの、音のクリアさと臨場感には満足でき、人の声は柔らかく聞き取りやすく感じられました。
照明機能は高いとはいえません。明るさ・操作性ともに平均的ですが、シーンに合わせた細かな調光機能は物足りず。メモリ機能は3つまでしか登録できず、目覚ましライトやムードライトなどの目ぼしい機能もありませんでした。
とはいえ、動きの滑らかさやネット機能の充実度は魅力。幅広いコンテンツでスポーツ動画を楽しみたい人にはぴったりの1台です。
投影方式(光源) | DLP方式 |
---|---|
ミラーリング | Chromecast |
音声操作 | |
オートフォーカス | |
台形補正機能 | 手動 |
Dolby Audio対応 | |
奥行 | 478mm |
幅 | 478mm |
高さ | 170mm |
重量 | 4.7kg |
Anker Nebula Nova D2160521の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
マイベストではベストな照明一体プロジェクターを「高画質なのはもちろん、簡単に取り付けられて照明も細かく調整できる多機能な商品」と定義。
ベストな照明一体プロジェクターを探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の照明一体プロジェクター4商品を集め、以下の7個のポイントで徹底検証しました。
検証①:映像の明るさ
検証②:映像のきれいさ
検証③:動きの滑らかさ
検証④:音質のよさ
検証⑤:投影のしやすさ
検証⑥:ネット機能の充実度
検証⑦:照明の性能の高さ
今回検証した商品
映像の明るさが十分な商品としてユーザーがとても満足できる基準を、「照明のついた部屋で投影しても映像がきれいに見られる商品」とし、以下の方法で検証を行いました。
投影画面の明るさの検証を2つの観点で実施。それぞれに重みづけをし、明るさの総合的なレーティングを算出しています。
投写する壁面を縦横3区画ずつの9区画に分け、各区画で中心部の明るさを計測し、平均照度(lx・ルクス)を算出。算出されたルクスに投写面の面積(㎡・平方メートル)をかけることで投影面の明るさ(ANSIルーメン)を算出し、ANSIルーメンが高いものほどおすすめとしてスコア化しました。
最大輝度で測定した9区画のルクスのうち、中央とそのほかの輝度差を絶対値で算出し、差を%に変換して評価を行いました。数値が高いものほど明るさのムラが少なくおすすめなものとしてスコア化しました。
映像がきれいな商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「細部まで再現されていて、画面全体での立体感があり、色に対しての違和感がないもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
映画を投影し、専門家が各ポイントごとに映像のきれいさを評価し、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
観点1 :映像の輪郭がぼやけていたりしないか
観点2 :画面内に映像の乱れやノイズを感じないか
観点1 :画面内の暗い所が白っぽく見えていないか
観点2 :明るく輝いている箇所が眩しく再現できているか
観点1:人の肌の色は自然で色味が偏っていないか
観点2:色の階調が滑らかで急激な色の変化が目立たないか
Disney+:『アベンジャーズ / エンドゲーム』
動きの滑らかさが優秀な商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「動きに残像感を感じず目が疲れにくい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
サッカーのハイライト映像を投影し、専門家が各ポイントごとに映像の滑らかさが高いか評価し、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
YouTube:『【注目の首位決戦で遠藤航フル出場!リヴァプールアーセナル】試合ハイライト 23/24シーズンプレミアリーグ 第18節』
音質のよい商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「セリフが非常にクリアで、低音に厚みがあり全方位に音が広がる、映画館のような迫力ある体験ができる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
映画を投影し、専門家が各ポイントごとに音質のよさを評価し、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
投影のしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を、「きれいな画面を簡単に投影でき、自動で調整してくれる商品」とし、以下の方法で検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
ネット機能の充実度が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を、「Wi-Fiに繋ぐだけで見たいサービスがいつでも見られて操作も簡単な商品」とし、以下の方法で検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
照明の性能が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を、「部屋全体が十分に明るくなり、シーンに合わせて細かく調光・調色できて、簡単に操作できる商品」とし、以下の方法で検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
光源の寿命は10年以上といわれていますが、照明一体プロジェクターは光源の寿命よりも早く故障するリスクがあります。故障したあとも交換や修理で長く使えるよう、保証内容を確認しておきましょう。AladdinとAnkerでは、保証期間と内容が異なります。
Aladdinの場合、保証期間は最大2年。Aladdin X2 Lightはあらかじめ2年間のメーカー保証があり、Aladdin X2 Plusは公式サイトでの製品購入時に2年間保証プランに加入すると通常1年から2年に延長されます。1年以内の自然故障は無償修理ですが、1年目以降は5,000円の負担で修理や2回までの本体交換が可能。popIn Aladdin 2 Plusは公式サイトでは販売終了済みなので、ECサイトなどで購入する場合はメーカー保証1年のみです。
Aladdinの照明一体プロジェクターのECサイトの口コミでは、モバイルや据え置きタイプよりも故障の口コミが多く見られました。「ドット抜け」とよばれる映像の乱れが生じる症状が発生した声が多く、2年以内のうちに発生したという人も。せっかく購入するなら、2年間保証があるとよいでしょう。
AnkerのNebula Novaでは、あらかじめ購入時から1年半(18か月間)のメーカー保証がついています。説明書どおりに動作しないなどの自然故障が保証期間中に発生した場合、無償で交換または修理が可能です。
なお、モバイルや据え置きタイプのプロジェクターと光源の寿命に違いはありません。しかし、照明一体プロジェクターは設置の特性上ほこりが溜まりやすく、不具合が起きやすいといえます。故障が心配な人は、モバイルや据え置きのプロジェクターを購入しましょう。
1位: Aladdin X|Aladdin X2 Plus|PA2P22U02DJ
2位: popIn|Aladdin 2 plus
3位: Aladdin X|Aladdin X2 Light
4位: Anker|Nebula Nova|D2160521
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
家電
パソコン・周辺機器
コスメ・化粧品
ビューティー・ヘルス
生活雑貨
キッチン用品
格安SIM
インターネット回線
クレジットカード・キャッシュレス決済
ローン・借入
脱毛
サービス
就職・転職
投資・資産運用
保険
ウォーターサーバー
ベビー・キッズ・マタニティ
食品
ドリンク・お酒
アウトドア・キャンプ
DIY・工具・エクステリア
住宅設備・リフォーム
インテリア・家具
ペットフード ・ ペット用品
カメラ
スマホ・携帯電話・モバイル端末
車・バイク
釣具・釣り用品
スポーツ用品
趣味・ホビー
アプリ
テレビゲーム・周辺機器
本・音楽・動画
ファッション
靴・シューズ
コンタクトレンズ
腕時計・アクセサリー
ギフト・プレゼント
旅行・宿泊
その他