





オーディオ専門店「e☆イヤホン」の販売員として3年間勤務。オーダーメイドや高級機種なども含め、これまでに試聴したイヤホン・ヘッドホンは、のべ500種類を超える。また、音楽や環境に合わせて11種類のイヤホン・ヘッドホンを使い分けるほど、音には並々ならぬ情熱を持っている。 その後、2023年にmybestへ入社し、豊富な知識を活かしてオーディオ・ビジュアル機器のガイドを担当。「顧客のニーズを真摯に考えて提案する」をモットーに、ユーザーに寄り添った企画・コンテンツ制作を日々行っている。
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目次
Anker Nebula Capsule 3は、いろいろな場所で高画質・高音質な映像を楽しみたい人におすすめです。専門家が映画・アニメ・スポーツを視聴した結果、色鮮やかでメリハリがありました。比較したなかには解像度HDのモデルもありましたが、本品はフルHDに対応しており、細部までくっきり表示されます。スポーツ選手やボールの素早い動きも滑らかだったので、さまざまな映像コンテンツを快適に視聴できるでしょう。
音質も申し分なく、映画では声のニュアンスまで伝わってきました。低音の轟音や地響きには迫力があり、音楽視聴時には歌声が空間に広がる感覚があったので、臨場感のある視聴体験が叶いそうです。また、本体の動作音は38.7dBと、比較した商品のほとんどが40~60dBだったなか控えめ。コンテンツに没入しやすいでしょう。
付属のリモコンにはYouTubeなどのボタンがあり、ネット機能を手軽に使えます。OSにはGoogle TVを搭載しているので、複数のアプリを横断して動画を表示・検索できて便利です。比較した約半数の商品にはなかった音声操作にも対応していました。また、iPhone・Androidの画面をミラーリングして投影することもできますよ。
映像を投影しやすい点も魅力です。オートフォーカス・自動台形補正・障害物回避機能を備えており、手動で細かな設定をしなくても簡単に投影できます。別途三脚を用意すると、天井投影も可能です。ただし、輝度は控えめなので、明るい部屋で使うと口コミにあったとおり「明るさが足りない」と感じるかもしれません。
とはいえ、薄暗い部屋で視聴するなら問題ありません。コンパクトな本体にバッテリーを内蔵しているので、部屋を移動させたり旅行に持ち運んだりしてどこでも使えます。値段も69,990円(※2025年7月時点・公式オンラインストア参照)と高すぎないので、ぜひ購入を検討してみてください。
今回ご紹介するAnker Nebula Capsule 3は、中国発のハードウェアメーカー、Ankerが展開するNebulaブランドのモバイルプロジェクターです。4年連続売上1位(※)を獲得したNebula Capsule IIのアップグレードモデルとして、2024年1月25日に発売されました。
2020-23 年の全国有⼒家電量販店の販売実績集計 / 外部調査会社のデータをもとにした自社調べ
解像度は前モデルのHDよりも高いフルHD(1920×1080)に向上し、HDR10にも対応。明暗をより豊かに表現できるように進化しています。本体サイズのコンパクトさはそのままに、投影サイズが20%大きくなり、40~120インチでの投影が可能です。投影サイズに応じて、投影距離は1.06~3.18m開けましょう。
OSには新たにGoogle TVを搭載しています。Wi‐Fi・Bluetooth接続に対応しており、接続端子にはUSB-C(給電のみ)・USB-A・HDMI・AUXを搭載。付属品は、リモコン (単4形電池×2個あり)・ACアダプタ・USB Type-C to Cケーブル・クイックスタートガイドなどです。
Nebula Capsuleシリーズには、本品を含めて全3種類あります(※2025年7月時点・公式サイト参照)。なかでも本品は定番モデルにあたり、コンパクトで持ち運びやすいサイズが特徴。高さ約160mm・直径約78mmと小さめなので、コンパクトさと映像のきれいさを両立したモデルがほしい人におすすめですよ。
より映像美にこだわる人には、Nebula Capsule 3 Laserがぴったり。光源にレーザーを採用しているため、LED光源の本品よりも明るく、豊かな色彩に期待できます。サイズは本品よりわずかに大きい程度でコンパクトといえるので、予算に余裕がある人はぜひ検討してみてください。
予算やサイズを抑えたい人は、シリーズ最小のエントリーモデルNebula Capsule Airをチェック。解像度はHD(1280×720)と上記2商品よりも低いものの、値段は49,990円(※2025年7月時点・公式サイト参照)と安め。サイズは高さ約140mm・直径約68mmです。はじめてプロジェクターを使う人にもよい選択肢になるでしょう。
オーディオ・ビジュアル評論家/ライターの折原一也氏とマイベストが以下の方法で各商品の検証を行い、ポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
オーディオ・ビジュアル評論家/ライターの折原一也氏が、以下の検証方法で各商品の評価を行いました。
マイベストでは「三脚なしできれいな長方形を簡単に投影できるもの」をユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「Wi-Fiに繋ぐだけで見たい動画がすぐ見られて操作も簡単なもの」をユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「緊迫感のある静かなシーンでも、ファンの音が一切気にならず映画の臨場感を壊さないもの」をユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
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人気の天井投影向きプロジェクターを比較検証したところ、Anker Nebula Capsule 3には4つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
画質のよさは高評価です。オーディオ・ビジュアル評論家/ライターの折原一也さんがネット配信映画を視聴した結果、解像感が高く、自然な色合いで投影されていました。「表情や肌の質感までよく見え、画面全体に広がりや奥行きを感じられる」とのコメントが寄せられています。
アニメ・スポーツ映像でも、色鮮やかに美しく表現されていました。細かな色の違いが階調豊かに描写され、背景との立体感が見て取れます。また、解像感の高さも申し分ありません。サッカー選手がドリブルする姿や、飛んでいくボールがクリアかつ滑らかに映し出され、ユニフォームのシワや背番号などもくっきり見えます。
比較したなかには解像度がHDの商品もありましたが、本品はフルHDに対応しており、細部まできれいに投影できました。映画・アニメ・スポーツなどジャンルを問わず楽しめるでしょう。メーカーが「いつものコンテンツが、 リッチなコンテンツへ」と謳うとおりの優秀な結果でした。
投影した映像を専門機器で測定した結果もおおむね優秀です。オーディオ・ビジュアル評論家の鴻池賢三さんの監修のもとで映像を測定すると、明るさのムラは93%でした。映像の中央から四隅までくっきりと見えやすいでしょう。
色域は77.6%と、比較した全商品の平均61%(※2025年8月時点)を大きく超えました。色差はΔE7.7にとどまったため、色彩豊かに自然な色合いで描写できているといえます。コントラスト比も 63:1と高く、黒つぶれする心配はあまりありません。測定結果を総合的に見ても、高画質といえるレベルを満たしています。
一方、映像の明るさは149ANSIルーメンと、比較した一部商品は400ANSIルーメンを超えていたなか、少し控えめです。日中や間接照明などのついた環境で使うと、口コミ同様「明るさが足りない」と感じることもあるでしょう。カーテンを閉めたり照明を消したりして、薄暗い環境で使うことをおすすめします。
音質は申し分のない評価です。専門家の折原一也さんが実際に映画の音質を確認すると、声が聞き取りやすく、セリフのニュアンスまでよくわかりました。地面を揺らす轟音や爆音などの振動が聞き取れ、低音が空間に広がる感じまで再現できています。口コミに「低音が強めでよい音」とあったとおりです。
音楽のライブ動画を視聴しても、しっかりと臨場感を得られました。歌声は空間に広がり、楽器によるリズムの刻みや厚みが再現されていてサウンドのバランスが取れています。
比較した結果、スピーカーの出力が低いものは音が平面的に聞こえ、出力8W以上の商品のほうが音の広がりや、低音の再現性などに秀でている傾向がありました。本品はスピーカーの出力が8Wあり、大画面に見合った迫力や臨場感があります。
静音性も優れています。映画を消音で再生し、本体のファンから10cm離れた場所で動作音を測定すると、38.7dBでした。比較した商品のほとんどが40dB以上だったなか、トップクラスの静かさです。
ファンなどの動作音が控えめなので、映像そのものの音を邪魔しにくいといえます。映画や音楽などの世界に没入しやすいでしょう。
ネット機能の使いやすさも高評価を獲得しました。OSにはGoogle TVを搭載しており、複数のアプリを横断して動画をおすすめ表示・検索できるため、見たい動画を手軽に見つけられます。Android・iPhoneのミラーリングにも対応しているので、スマホの画面を大きく投影することも可能です。
付属のリモコンにはアプリショートカットボタンがあり、YouTube・Netflix・Amazon Prime Videoをワンプッシュで起動できます。また、比較した商品の約半数が非対応だった音声操作にも対応していました。見たいコンテンツを投影できなかったり、操作に戸惑ったりする心配はあまりありません。
評価には含みませんが、本品はHDMI入力ポートを備えているため、ゲーム機やDVDプレイヤーとの接続が可能です。大画面で迫力のあるゲームプレイを楽しめますよ。
投影しやすさの評価も上々です。オートフォーカス・自動台形補正機能を備えています。自動でピントを合わせたり、本体を斜めに置いても映像が整った長方形に自動補正されたりするので、手動で調整する手間がかかりません。比較した半数以上の商品になかった障害物回避機能があるので、簡単に投影できます。
Nebula Connectリモコンアプリがあるので、手持ちのスマホをリモコン代わりに使うことも可能です。無線・Bluetooth接続できるので、離れたところからも操作しやすいでしょう。しかし、本品単体での天井投影はできません。天井に投影して寝転びながら見たい人は、別売りのNebula 公式三脚スタンドなどを用意してください。
評価には含みませんが、本体にはバッテリーを内蔵しています。再生時間のメーカー公称値は約2.5時間。リビング・寝室・アウトドア先などへ気軽に持ち運んでコードレスで使えます。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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Anker Nebula Capsule 3は、Ankerの公式オンラインストアで購入可能です。値段は69,990円(※2025年7月時点)。別売り品として、スタンド・ジンバルスタンド・トラベルケース・三脚などもあるので、必要に応じて購入しましょう。なお、購入時は以下の特典があります。
最後に、本品と同様に画質・音質で優秀な評価を獲得した商品をご紹介します。
天井に投影して寝ながら見たい人には、BenQ GV50がおすすめ。付属の台座に載せて本体を転がすと、壁・天井などへ簡単に投影できます。投影した映像は467ANSIルーメンとかなり明るく、コントラストがくっきりとしていて見やすい映像でした。音が空間に広がり、低音には迫力があったため、臨場感を楽しめるでしょう。
音楽やライブ映像の視聴が多いなら、XGIMI MoGo 3 Proにも注目。世界的音響ブランドHarman/Kardon製の5W×2スピーカーを内蔵しています。音には厚みがあり、部屋全体を包み込むような臨場感がありました。アニメ・映画視聴時の画質も申し分ありません。くっきりと色鮮やかで見やすい映像を投影できました。
| 解像度 | フルHD |
|---|---|
| 映像の明るさ(ANSIルーメン) | 467ANSIルーメン |
| スピーカー出力 | 4W×2+サブウーファー10W |
| オートフォーカス |
良い
気になる
| 投影方式(光源) | DLP方式 |
|---|---|
| 音声操作 | |
| 障害物自動回避 | |
| 映像配信サービス | YouTube、Amazon Prime Video、Netflix、DAZN、Hulu、TVer、Disney+、U-NEXT |
| ゲームモード | |
| HDR対応 | HDR 10 |
| 稼動時騒音 | 41.8dB |
| スタンド一体型 | |
| 三脚付き | |
| Google TV搭載 | |
| Android TV搭載 |
BenQ GV50を徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は?
| 解像度 | フルHD |
|---|---|
| 映像の明るさ(ANSIルーメン) | 417ANSIルーメン |
| スピーカー出力 | 5W×2 |
| オートフォーカス |
良い
気になる
| 投影方式(光源) | DLP方式 |
|---|---|
| 音声操作 | |
| 障害物自動回避 | |
| 映像配信サービス | YouTube、Amazon Prime Video、Netflix、DAZN、Hulu、TVer、Disney+、U-NEXT |
| ゲームモード | |
| HDR対応 | HDR 10 |
| 稼動時騒音 | 41.3dB |
| スタンド一体型 | |
| 三脚付き | |
| Google TV搭載 | |
| Android TV搭載 |
XGIMI MoGo 3 Proを徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は?
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