腰痛の人向けの椅子のおすすめ人気ランキング【2025年10月】

パソコン作業をメインに使うなら、オフィスチェアがおすすめ。座面にウレタン素材を使用しているものが多く、クッション性が高いのが特徴です。また、背もたれが湾曲しているので腰にフィットして体をサポート。多くの場合リクライニング機能もついており、腰に負担がかからないよう角度調節も行えます。

ただし、ゲーミングチェアのように、背部や腰全体を包み込むようなホールド力はありません。何時間も座ってパソコンや勉強などの作業をしていると、疲れることもある点には注意が必要です。オフィスチェアでは価格の安いチェアもランキングに入っているので、予算を抑えたい人はチェックしてください。

長時間の作業やゲーム用として使うなら、ゲーミングチェアがおすすめです。背もたれに腰を支えるランバーサポートを設置するなど、長時間座っても疲れにくい設計になっています。

体を包み込む形状によって強いホールド感が得られるので、正しい姿勢を保ちやすいのも魅力。正確なタイピングが行えるようになるので、ゲーマーやエンジニアなど、ホームポジションを崩したくない人におすすめです。ただし、価格は15,000〜50,000円程度が相場とやや高い傾向があるので、予算と相談しながら検討するとよいでしょう。

正しい姿勢で座れる椅子を探しているなら、バランスチェアがおすすめです。バランスチェアは一般的な椅子と違い、背もたれや肘置きがついておらず、下のクッションに膝をのせて座る独特な形状をしています。膝と尻で体を支えるため、自然に正しい姿勢を保てるのが特徴。

腰痛予防できる椅子を探している人にもおすすめのタイプですが、背もたれがついていない分、長時間の使用には不向きな場合もあります。

腰に優しい椅子のなかでもゆったりとした座り心地が好みの人には、ハイバックチェアがおすすめ。腰から肩のあたりまで背もたれがあり、背中全体をしっかりサポートするので、長時間の作業にも向いています。作業の合間のリラックス用として座る人には、頭まで支えてくれるタイプもおすすめです。

ただし、ハイバックチェアは背中全体を背もたれが覆う形状のため、圧迫感を持ちやすいのは難点でしょう。

自然な姿勢を保てる椅子を探している人には、ローバックチェアがおすすめです。低めの背もたれで圧迫感を感じづらく、自然に正しい姿勢を保ちながら、適度に腰のサポートもしてくれます。視界をあまり遮らないので、小さい部屋や狭いオフィスで使うのにも適しているでしょう。

ローバックよりも背面のサポートがほしいものの、ハイバックは大きすぎるという人は、中間のミドルバックを選ぶとよいですよ。ただ、ローバックやミドルバックはハイバックに比べると、背中全体のサポート力や座り心地のよさではやや劣ります。

腰が楽なローバックチェアのなかには、座椅子も販売されています。キャスターやアームレストがないものが多く、省スペースに設置しやすいサイズも魅力。床に座ってパソコン作業や勉強をする際の腰への負担を減らしたい人は、腰痛対策向け座椅子をまとめたコンテンツもありますのでぜひチェックしてください。

腰への負担をより減らしたい人には、ランバーサポート付きの椅子がおすすめです。ランバーサポートとは、正しい姿勢で座れるようにサポートしてくれる腰部分のコンパクトクッションのこと。座ったときに背筋を伸ばし、腰への負担を和らげながら正しい姿勢をキープできます。

肘や肩への負担も軽くしたい人には、アームレスト付きがおすすめです。疲れたときは肘をのせて休めますし、長時間の作業でも疲れづらく、無理のない姿勢を保てます。とくに長時間のデスクワークなどをする場合は、ぜひチェックしておきたい機能です。

腰への負担軽減や姿勢の補正をしたい人は、人間工学に基づいてつくられた椅子かどうかもチェックしておきましょう。人間工学という言葉は、別名「エルゴノミクス」とも呼ばれ、人が座ったときに自然な姿勢や動きで使用できるように設計する学問のことです。

人間工学に基づいてつくられた椅子は、正しい姿勢をキープできるのはもちろん、身体が疲れにくい、腰が痛くなりにくいといった特徴があります。背面のS字カーブや腰部分のクッション材など、腰への負担を軽減する仕組みが盛り込まれているので、購入の際はぜひチェックしてみてください。