人間工学に基づいて設計されている、GXTRACE ゲーミングチェア GXT101。「自分にぴったりの座り心地が見つけられる」「コスパがよい」と評判です。一方で、「通気性がいまひとつ」といった気になる口コミも存在し、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のゲーミングチェアとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ゲーミングチェア選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
19,800円
おすすめスコア
疲れにくさ
通気性のよさ
リラックスのしやすさ
姿勢の変えやすさ
リクライニングの最大角度 | 165度 |
---|---|
座面幅 | 53.0cm(実測値) |
座面の生地 | PUレザー |
座面奥行 | 55.5cm(実測値) |
良い
気になる
GXTRACE ゲーミングチェア GXT101は、予算を抑えつつカスタマイズ性の高い商品がほしい人におすすめです。商品を確認したところ、座面の高さはもちろん、アームレストの高さ・角度も細かく調節できました。比較したなかにはリクライニング角度が最大135度と浅いものもあったなか、こちらは165度まで無段階で倒せます。「自分にぴったりの座り心地が見つけられる」という口コミにも納得です。
オットマンは引き出し式で、ランバーサポート・ヘッドレストもシーンや姿勢に合わせて取り外しできます。足を伸ばしたり頭を預けたり、作業中にサッと休憩したいときにも便利でしょう。座面も幅53.0×奥行55.5cmと広く、大柄の人でもゆったり座れます。ゲーム中にあぐらをかきたい人にもぴったりです。
一方、シートのフィット感は物足りません。比較したなかにはクッションが柔らかい商品もありましたが、こちらはやや硬く反発が強めです。「長時間座っても疲れにくい」という謳い文句に反して、実際に3時間座ったモニターからは「お尻が痛くなった」「首や腰に疲れを感じた」という指摘が寄せられています。ソファのように体を包み込むような座り心地を求める人には不向きです。
表面素材にPUレザーを使っているため、「通気性がいまひとつ」との口コミどおり熱がこもりやすい点も気がかり。比較したなかでレザー素材の商品は、ファブリックやメッシュ素材よりも熱がこもりやすい傾向があり、こちらにも当てはまります。長時間座っていると、蒸れやベタつきが気になる可能性があるでしょう。夏場や汗っかきの人は使いにくく感じそうです。
とはいえ、お手頃な価格はうれしいポイント。比較した商品には4万円近くするものもあったなか、こちらは大手ECサイトで2万円以下で販売されていました(※執筆時点)。ゲーミングチェアによくある機能もそろっており、「コスパがよい」という口コミにもうなずけます。座り心地や通気性を重視する人は、ほかの商品も検討してみましょう。
実際にGXTRACE ゲーミングチェア GXT101と比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイのゲーミングチェアと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
今回ご紹介するGXTRACE ゲーミングチェア GXT101は、高級車の座席のような座り心地を目指した商品。人間工学に基づいて設計されており、頭・首・肩・腰の4点をしっかりサポートするつくりです。
長時間座っていても疲れにくいよう、座面には柔らかすぎず硬すぎない高反発のウレタン素材を採用。全体の生地には汚れに強いPUレザーを使っており、飲み物などをこぼしてもサッと拭くだけで簡単にお手入れできますよ。
GXTRACEは、令和3年に埼玉県富士見市で設立したメーカー。ゲーミングチェアやオフィスチェアのほか、レーシングシートなども製造・販売しています。
カラーバリエーションは全6色。ブラックを基調に、それぞれのカラーがアクセントになったスタイリッシュなデザインです。
<カラー展開>
本体重量は19kgで、耐荷重は150kg。サイズは幅71.0×奥行67.0cm(実測値)です。座面高は45.0~52.0cm(実測値)の範囲で調節できます。
商品をチェックしたところ、リラックスできる機能が充実していました。比較したなかにはリクライニング機能がないものやリクライニング角度が最大135度と浅いものもありましたが、こちらは165度まで無段階で大きく倒せます。
足を置ける引き出し式のオットマン・腰を支えるランバーサポート・頭を支えるヘッドレストつきなのもポイント。ロッキング機能も搭載し、体を伸ばしてくつろぎながら映画や動画を観たいときにも重宝するでしょう。
価格が安いながらゲーミングチェアによくある機能がそろっています。リクライニングもフルフラットまで倒せはしないものの、大きく倒せてくつろげるでしょう。
座面の高さ調節だけでなく、アームレストの高さ・角度をカスタマイズできるのも強み。比較したなかにはアームレストを動かせないものもありましたが、こちらは自分にあったポジションに肘を置けるので安定した姿勢で座りやすいでしょう。「自分にぴったりの座り心地が見つけられる」という口コミにも納得です。
座面も幅53.0×奥行55.5cmと広め。比較したなかには座面の幅・奥行ともに50cm未満で低身長の人向きの商品もありましたが、こちらは大柄な人でも深く腰掛けられます。ゲーム中にあぐらをかきたい人にもぴったりです。
比較したなかには4万円近くする商品があったことを思っても、手を出しやすい商品といえるでしょう。「コスパがよい」という口コミどおり、低価格ながら機能面も優秀な商品です。コストを抑えつつゲーミングチェアを使ってみたい人にうってつけといえます。
GXTRACE ゲーミングチェア GXT101にはたくさんのメリットがある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
ランバーサポートやヘッドレストもやや大きめで硬めだっため、モニターからは首や腰の疲れを指摘する声も。姿勢を整えて座るときにはしっかり支えられている感覚を得られますが、ゆったり座るときは適宜取り外したほうがよいかもしれません。
全体的にクッションの反発が強く、フィット感はいまひとつ。「長時間座っても疲れにくい」という謳い文句はありますが、ハイエンドモデルほどの座り心地には期待できないでしょう。
<疲れにくさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
夏場に使うと、ベタつきや汗が気になる可能性があります。快適に使うためにもエアコンを活用して、室温を調整してくださいね。
リクライニングの最大角度 | 165度 |
---|---|
座面幅 | 53.0cm(実測値) |
座面の生地 | PUレザー |
座面奥行 | 55.5cm(実測値) |
良い
気になる
座面高の最大値 | 52.0cm(実測値) |
---|---|
座面高の最小値 | 45.0cm(実測値) |
座面の反発の強さ | 硬め |
本体重量 | 19.0kg |
耐荷重 | 150kg |
アームレストの間隔 | 49.0cm(実測値) |
アームレストの幅 | 8.0cm(実測値) |
アームレストの奥行 | 28.0cm(実測値) |
背もたれ生地 | PUレザー |
360度回転可能 | |
オットマン付き | |
ロッキング機能 | |
マルチリクライニング | |
アームレスト付き | |
アームレスト高さ調整機能 | |
アームレスト角度調整機能 | |
高さ調節機能 | |
リクライニング機能 |
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GXTRACE ゲーミングチェア GXT101は、クッションが硬く座り心地がいまひとつでした。ここでは、フィット感に優れ、長時間座りやすかった商品をご紹介します。
背もたれをほぼフルフラットまで倒したい人は、Dowinxのゲーミングチェア LS-6668-4D-01をチェック。最大170度までリクライニングでき、収納式のオットマンもついています。思いっきり体を伸ばせるので、ゲームの合間に仮眠を取りたい人にもぴったりです。
ランバーサポートとヘッドレストはシーンに合わせて取り外し可能。座面が広いので背が高い人でもゆったり座れますよ。クッションには適度な反発感があり、長時間座っていても疲れにくいでしょう。通気性がよいファブリック素材で、汗っかきの人にも向いています。
CORSAIR T3 RUSH V2 CF-9010061-WWは、湾曲した背もたれが背中にフィットしました。クッション性が高く、適度に反発力のある素材が使われており、「ほどよく沈んで長時間でもお尻が痛くならなかった」と試したモニターにも好印象です。
取り外しできる大きめのランバーサポートも、背中と腰にかかる負担を和らげるのに役立つでしょう。背もたれは160度まで倒せるうえ、アームレストも角度や前後の位置を調節できます。全体がファブリック素材で、レザー製のものより蒸れにくいのもメリットです。
GXTRACE ゲーミングチェア GXT101は、公式サイトで購入可能。執筆時点の値段は29,800円(※公式サイト参照)です。
そのほかAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでも販売中。取扱店舗によって販売しているカラーや価格が異なるので、事前にしっかり確認しましょう。
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