【徹底比較】バランスチェアのおすすめ人気ランキング

バランスラボの「ラクに姿勢がよくなる椅子｜バランス イージー」は、膝クッションの高さが7段階調節でき、子どもから大人まで使える商品。一つひとつ職人が携わり、素材にもこだわって作られています。

姿勢のキープのしやすさの検証では、座面の傾斜が前傾姿勢を促したので、骨盤が立ちやすくなり正しい姿勢をつくりやすい印象でした。とくに、猫背を補正したい人や腰への負担を減らしたい人におすすめといえるでしょう。

座り心地の検証では、横幅が十分にありフィットしやすい座面で、モニターからは「2時間座っていてもお尻が痛くなりにくい」という声が挙がりました。また、座面と膝クッションの間にゆとりがあり、膝下をあてて座れるため脛（すね）が痛みにくい印象です。一方、膝クッションがやや硬めなので、柔らかいものがほしい人には不向きでしょう。

一方、熱のこもりにくさの検証では、長時間座ると膝下に熱がこもりやすい結果に。しかし、座っていて違和感を覚えるほどではないので、数値と体感に若干の差が出る結果となりました。

座るだけで姿勢をサポートできるのでバランスチェアとして申し分なく、正しい姿勢を覚えたい人に自信を持っておすすめできる商品です。

宮武製作所の「プロポーションチェア」は、子どもから大人まで使える商品。身長に合わせて座面の高さ調節ができます。

姿勢のキープのしやすさの検証では、座面がほどよく硬く正しい姿勢を保ちやすかったため、高評価に。自分の身長に合わせて調節すれば、座面と膝クッションの距離をほどよく保てることがわかりました。ただし、高さ調節はネジを回すタイプなので少し手間がかかるといえるでしょう。

座り心地の検証では、座面と膝のクッションに反発力があり、少し硬い印象でまずまずの結果に。長時間座ったままだと疲れやすい傾向にあったので、適度に立ち上がって休憩することをおすすめします。

熱のこもりにくさの検証では、長時間膝下にクッションをあてていても比較的熱がこもりにくかったため、高評価を獲得。膝を離した直後でも表面温度が低く、長時間座っていても違和感がなかったので、リモートワークや子どもの勉強時間におすすめです。

尾道回漕の「バランスチェア」はガス圧昇降で座面の高さが調節でき、キャスター付きなので移動がしやすい商品です。

姿勢のキープのしやすさの検証では、座面と膝のクッションがほどよく反発するので、自然と前傾姿勢を促しやすく、正しい姿勢を保ちやすかったことが高評価のポイントに繋がりました。また、座面にしっかり傾斜があるので前重心をサポートしてくれるのも美点です。

一方で、座り心地はまずまずの結果に。正しい姿勢を保つうえではほどよい反発力がメリットといえますが、長時間座るにはクッション性が物足りず、脛（すね）の痛みも感じやすい印象です。ただし、熱はこもりにくいので、普段から硬い椅子に座ることが多い人であれば、検討してみてもよいでしょう。

山陽トランスポートの「イーサプライ バランスチェア」は、ひとつの椅子で複数の座り方ができる商品。ガス圧式なので座面の高さ調整がスムーズで便利です。

検証では、座り心地が高評価に。座面のクッション性が高いため2時間座り続けても腰への負担が少なく、座面の広さも男女問わず余裕があった印象です。また、熱のこもりにくさの検証でも、膝をクッションから離した後の表面温度の低下がとても速く、高評価を獲得しました。

一方、脛の（すね）痛みにくさと姿勢キープのしやすさの評価が伸び悩む結果に。座面の傾きがほとんどないので膝に負担がかかりにくい点はよかったものの、前傾姿勢を促されず自発的に姿勢を正す必要があるため、正しい姿勢を身につけやすいとはいい難いでしょう。

サンワサプライの「バランスチェア」は、背もたれがついているのが特徴。キャスター付きなので簡単に移動できます。

姿勢のキープのしやすさの検証では、安定感があり高評価に。座面に傾斜があるので前傾姿勢が促され、正しい姿勢を保つことができました。また、背もたれが180度回転するので前傾姿勢を邪魔することなく、疲れたら適度にリラックスできる点もメリットです。

座り心地の検証では、脛（すね）が膝クッションのフチにあたる点が気になりました。また、膝クッションが小さく、脛（すね）に負担がかかりやすいのも難点。座り始めてから1時間弱で窮屈に感じ始める人が多かったため、長時間座る椅子がほしい人には不向きでしょう。

Glotureの「Ergon-Rest」は、シンプルで馴染みやすいデザインの商品。脚が曲線でゆらゆら揺れるのが特徴で、サイズが固定されているので高さ調整はできません。

検証では、座り心地が高評価に。座面が広くクッション性もあるため、お尻に負担がかかりにくい印象でした。また、椅子を揺らしながら座れるので肩や腰への負担を分散でき、疲れにくいといえます。

一方で膝クッションに関しては、ムレやすいうえ脛（すね）への負担も気になる結果に。正しい姿勢を保とうとすると膝に重心がかかるため、長時間座り続けると膝が痺れやすい傾向にありました。長時間座る際は、適度に立ち上がって休憩するのがおすすめです。

サンワサプライの「あぐらバランスチェア 150-SNCH051」は、座面が広いうえ角度も良好で、姿勢をキープしやすいのが魅力です。

座り心地は悪くなく、広めの座面にお尻がしっかりと収まりました。しかしクッションの沈み込みは物足りず、実際に座ったモニターからは、「お尻が底についているような硬さを感じた」といった指摘が挙がっています。さらに多くのモニターから「座る位置を変えないとすねが痛くなる」という声が挙がりました。

さらに30分間座ると、クッションの表面温度が29.7℃まで上昇。膝あたりに熱がこもりやすいため、時期によっては不快に感じる可能性があるでしょう。とはいえ、姿勢をキープしやすく、キャスターつきで楽に移動できます。長時間座り続けるのは避け、定期的に立ち上がるなど工夫しながら使うのであればおすすめです。

ドリスの「バランスチェア ロピア」は、バランスチェアのなかでも珍しい脚部がカーブの商品。ブラウンとベージュの2色展開で、インテリアに馴染みやすい点が魅力です。

座り心地が高評価に。座面が広めの作りで男女関係なく余裕を持って座れ、クッション性もあるため長時間座っても腰やお尻の痛みを感じにくい印象でした。

姿勢キープのしやすさの検証では、脚部のカーブで揺れるため重心が分散でき疲れにくい一方、座るだけで自然と前傾姿勢になるわけではなく自ら前かがみになる必要があり、まずまずの評価にとどまりました。

また、脛（すね）の痛みにくさの検証では、30分ほど座るだけで脛（すね）に痛みが生じ、位置を変えようとしてもゆっくりとしか動かせないほどでした。膝クッションに熱がこもりやすく長時間使用は困難といえるため、食事中や普通の椅子とうまく組み合わせて使用することをおすすめします。

VARIERの「バランスチェアマルチ Revive」は、座面の角度が4段階で調節できる商品。折りたたみ式で持ち運びやすい点や、組み立て不要な点が魅力です。

お尻をカバーできるサイズ感で座り心地が高評価に。ほどよい反発力があるので、体への負担もかかりにくいでしょう。

加えて、正しい姿勢をキープしやすい点もポイント。角度をつけて座ると自然に前傾姿勢を促され、背筋が伸びやすい印象でした。ただし、角度が緩い状態で座ってしまうと前傾姿勢になりにくいので、調節には注意が必要です。

一方、脛（すね）の痛みにくさがマイナス評価に。座面の角度が急なぶん脛（すね）にかかる負担が大きく、1時間ほど座り続けると痛みを感じ始める傾向にありました。また、膝クッションは熱がこもりやすいため、長時間使用には不向きでしょう。