玄人志向のゲーミングチェアのおすすめ人気ランキング【2025年】

長時間でも快適に座りたい人は、座面にモールドウレタンを使用したシリーズをチェックしましょう。モールドウレタンは、ウレタン素材の中でも密度が高く、しっかりとした弾力があるのが特徴。体圧分散性に優れており、長く座ってもお尻や腰に負担がかかりにくいメリットがあります。

また、耐久性にも優れているので、長期間使用してもへたりにくいでしょう。玄人志向の主要シリーズである、Heimish・Throne・Bastionの3シリーズで採用されているので、要チェックです。

一方、新シリーズのPAINTシリーズのみ、より密度が低いスラブウレタンが使用されています。柔らかい座り心地が好みの人には候補となりますが、安定感や耐久性では、モールドウレタンにやや劣るでしょう。

ゆったりと座りたい人や、体勢を頻繁に変える人には、座面幅の広いモデルがおすすめ。余裕をもって座れるのはもちろん、あぐらもかきやすいのが特徴です。特に長時間座る人ほど、無意識に体勢を変えたくなる場合が多いため、座面の広さを優先して選びましょう。

上位モデルのThroneシリーズは、座面にゆとりがあるので要チェック。座面幅が40cm以下のものが多いなか、52cmとワイドな設計になっています。そのうえ、座面がフラットに近いため、座面の両端に高さのあるほかのモデルに比べ、自由に体勢を変えやすいでしょう。

高級感のある見た目や汚れにくさを重視する人には、PUレザー（合成皮革）のゲーミングチェアが適しています。PUレザーは本革に似たなめらかな質感で、重厚感のある洗練された外観が特徴です。

また、布地のファブリックに比べて汚れに強いのも特徴。飲み物や食べ物をこぼしてしまった場合も、サッと拭き取るだけで簡単にきれいにできる場合が多いでしょう。飲食をしながらゲームや作業をしたい人にうってつけです。

ただし、通気性はあまり高くないため、長時間座っていると背中や太ももが蒸れる可能性があります。蒸れやすさが気になる場合は、独自素材の「ロイヤルPU」を使ったPAINTシリーズが候補に。PUレザーに通気性のよいPVC素材を組み合わせた素材で、高級感と蒸れにくさを両立させています。

柔らかい肌触りや通気性のよさを重視する人には、ファブリック（布地）素材のゲーミングチェアがぴったりです。布ならではのやさしい質感で、柔らかく心地よい肌触りが魅力。さらに、PUレザーに比べて座ったときのひんやり感が少なく、1年を通して快適に座れます。

通気性や吸水性にも優れており、蒸れにくいのも大きなメリット。汗をかきやすい季節でも、さらっとした座り心地が保てるでしょう。ただし、飲み物などをこぼすと素材に染み込みやすく、汚れが落ちにくい場合があるため、使用時には注意が必要です。

見た目はPUレザーに比べてカジュアルで、落ち着いた印象を与えます。ナチュラルなインテリアに合わせたい人や、ゲーミングチェアならではの存在感を和らげたい人にも適しているでしょう。

シーンごとに快適な姿勢を取りたい人には、位置や角度を調整できる4Dアームレスト付きのモデルがぴったり。上下・前後・左右の移動に加えて、内向きや外向きに回転させて角度調整ができます。Throne・Heimishシリーズに搭載されているので要チェックです。

使い方としては、例えば腕を前に出すタイピング時は前側に、肘を引いた姿勢で読書をする際は後ろ側に移動させると、楽な姿勢がとれるでしょう。また、両腕の幅が狭くなるタイピング時はアームレスト同士を近づけて内向きにし、マウスを重点的に使用する場合は距離を離して外向きにするといった調整も可能です。

なお、PAINTシリーズには上下・内外の調整が可能な2Dアームレスト、Bastionシリーズには上下・前後・内外の調整ができる3Dアームレストが搭載されています。4Dアームレストほど自由度は高くありませんが、細かい姿勢の調整が必要ない場合は候補となるでしょう。

足を伸ばしてくつろぎたい人には、オットマン（フットレスト）付きのモデルがおすすめです。オットマンを使用することで、足を前に伸ばして座れるため、長時間のゲームプレイやデスクワークの合間にも快適に休憩が取れますよ。

また、仮眠を取りたいときも足を支えられるので、ゆったりリラックスできるでしょう。オットマンは収納式で、座面の下から引き出して反転させるだけで手間なくセットできます。Throne・Heimishシリーズに付属するのでチェックしてみましょう。