ランニング・ジョギングの際に使用するランニングシューズ。NIKE・アシックス・ニューバランス・アディダス・アンダーアーマーなど、さまざまなスポーツブランドから販売されています。レディース・メンズによってデザインが異なるものも多く、初心者でも履きやすいものや厚底のものなど種類が豊富なので、どれを選べばよいか迷いますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のランニングシューズ24商品を集め、3個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのランニングシューズをランキング形式でご紹介します。
走れるシューフィッター。日本フットウエア技術協会理事とJAFTスポーツシューフィッターを務める。スポーツメーカーやショップ勤務を経て、2013年1月にシューズアドバイザーとして独立。ランニングシューズの購入から使い方までサポートする、お買い物ツアーや数々のランニング教室を開催し、初心者からフォームに悩む経験者まで指導している。自身も走れるシューフィッターとして、シューズの履きわけやトレーニングを実践し、47歳で2時間34分28秒の自己ベストを達成した。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
クッション・反発性が優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「つま先の反発性が高く、かかとのクッション性が優れている商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
安定性が優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「足を着地したときに安定感があるうえ、しっかり足をホールドする商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
足運びのしやすさが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「ランニング中に自然と足が前に出る商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新たに以下の商品の検証を行い、2025年5月9日時点の検証結果に基づきランキングをアップデートしました。
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
検証ロジックのアップデートを行い、あわせてランキング・コンテンツの内容を刷新しました。
結論からいうと、ランニングをするなら、走ることに特化したランニングシューズは必須です。ウォーキングシューズと混同しやすいですが、必ずメーカーが「ランニング用」として販売しているものを選びましょう。
歩行に特化した「ウォーキングシューズ」は、長時間の歩行でも快適に続けやすいのが特徴です。地面との接地感や安定性が高く、足が疲れにくい傾向があります。一方で、クッション性は控えめなため、ランニング時にかかる衝撃を十分に吸収しきれず、足に負担がかかってしまうことも。
ランニングの着地時には、体重の2〜3倍の衝撃が足にかかるといわれています。ランニングシューズは、この衝撃に耐えられるように設計されており、高いクッション性と安定性を備えているのが特徴です。そのため、走っている最中でもバランスを崩しにくくなっています。
さらに、重心移動がスムーズで足運びしやすい点も魅力。実際にモニターがランニングシューズを着用して走ったところ、「自然と足が前に出て、走るのが楽しく感じられた」という声が多くあがりました。ランニングをサポートする機能的な設計に加え、走ることそのものが楽しく感じられるというのも、うれしいポイントです。
ランニングシューズは走ることに特化しているうえ、ウォーキング用としても使えます。ランニングシューズを1足持っていれば、どちらの運動もできるでしょう。
ランニングシューズを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
サイズを選ぶ際は、つま先に1cmのスペースが確保できるかどうかを目安にしましょう。1cm余裕があると、つま先の自由度を保つことができます。
キツすぎるとランニング中につま先が当たって転ぶリスクがあり、大きすぎるとシューズの中で足がずれて、力が逃げてしまいます。自分にあったサイズを選ばないとせっかくのランニングシューズの効果を発揮しきれないので、サイズ選びは最も重要です。
とはいえ、ブランドや商品によってサイズが異なるので、普段の靴と同じサイズを購入すればよいというわけではありません。ネットで購入する場合は、以下の方法で足のサイズを測ると、サイズ選びの参考になりますよ。
<ネットで購入する際のサイズの測り方>
ただし、靴を選ぶ際のポイントは足裏のサイズだけではありません。かかとの形状やアッパーの硬さなどは直接見なければわからないことが多いので、上記の方法でサイズ測定をしたうえで、サイズ交換・返品可能なブランドから購入するのがおすすめです。
試し履きできる場合は、足に合っているかどうかを確認しましょう。足の甲とかかとが固定されていて、裸足のときと同じくらい指にストレスがかかっていない状態が理想です。
簡易的なサイズ測定はできるものの、試し履きするのが1番確実です。Amazonの「Prime Try BeforeYou Buy」など、無料で試し履きができるサービスもあるのでぜひ利用してくださいね。
軽快に走るために重要なのは、つま先の反り具合・つま先部分の反発性・かかとのクッション性・ソールの剛性です。それぞれ地面を蹴るとき・足が地面に着地するとき・重心移動するときのパフォーマンスに影響するポイントなので、以下を確認したうえで初心者でも軽快に走りやすいランニングシューズを選びましょう。
スイスイ快適に走りたいなら、しっかりつま先が反っているランニングシューズを選びましょう。適度に重心移動をサポートしてくれるので、ランニング中の足運びがスムーズです。
しっかりつま先が反り上がっているシューズこそ、ランニングシューズといえます。さらにこだわりたい人は、かかとからつま先の高低差を表す「ドロップの高さ」もチェックしてください。
どのドロップの高さが合うかは人によって異なるので、試しに走ってみて自分に合うかどうか判断するとよいでしょう。ドロップの高さが異なるシューズを2足持ちするのもおすすめですよ。
ECサイトには、つま先があまり反っていないシューズが多く販売されています。商品名で「ランニングシューズ」と謳っていますが、ランニングをするには適さない形状なのでおすすめしません。
軽快に走れるかどうかは、かかとの着地の際のクッション性と、蹴り出しの際の反発性が重要。
ランニング時は、着地の際の衝撃から足を守るためにも、かかとのクッション性が優れているシューズを選んでください。また、前足部分の反発性が優れているシューズは、ランニング中の足運びがスムーズに行えるため走りやすいといえます。
一方、今回検証した商品で唯一のカーボン搭載シューズである「PUMA メンズ ディヴィエイト ニトロ 2 ランニングシューズ」は、カーボンの反発性が強すぎてフォームのコントロールが難しいことがわかりました。レースに出場する中・上級者ランナー向きといえるでしょう。
カーボン搭載シューズは反発性が強く、弾むようにランニングできます。しかし、フォームのコントロールが難しいため、走るフォームが安定していないランニング初心者には向かないでしょう。
初心者はソールにしっかり剛性があるランニングシューズを選びましょう。ランニング中は、足が着地してから蹴り出すまでにねじれの力が加わります。ソールの剛性が低く柔らかいとねじれやすくなるため、重心が左右にブレやすくなりバランスを保つために体力が消費されてしまいます。
また、重心が左右にブレることで力がさまざまな方向に分散され、効率よく推進力に活かせません。その点、ソールの剛性が高いと重心が左右にブレにくくなり、体力の消費を軽減できるうえ、重心移動がスムーズに行えることで、効率よく推進力に活かせるでしょう。
商品の安定性を検証した結果、「アシックス GEL-KAYANO 31」「アシックス GT-2000」など、ソールが手で曲げられないほどしっかり剛性があったので、ランニングシューズを選ぶ際の参考にしてくださいね。
ランニング中の疲労はフォームの崩れにもつながり、最悪の場合ケガをする危険性もあります。そのためソールの剛性が高いシューズで体力の消耗を防ぎ、効率のよいランニングを心がけましょう。
長時間のランニングでは、安定性の高いシューズを選ぶことも大切です。ここまでに紹介したポイントに加えて、下記の2つのポイントもチェックしましょう。
安定性を重視したい人は、アッパーの上下からアウトソールがはみ出ているものがおすすめです。ソールの幅が広くランニング中の地面との接地面積が広くなるため、安定感が高く、初心者でも走りやすいでしょう。
たとえば、アシックスの「NOVABLAST 4」のように両方のソールが広く安定感が強いランニングシューズは、普段住宅街の道路を走る際にアスファルトがボコボコしているようなコースでも安定したランニングをサポートしてくれますよ。
ランニングはスピードを上げれば上げるほど、足の前足部での着地の割合が多くなります。よりスピードを意識したランニングをしたい人は、前足部のアウトソールがより広く、かかとがそこまで広くないシューズがおすすめです。
重心が左右にブレやすい人には、ヒールカップの剛性が高いものがおすすめです。ランニング中のかかとの動きが固定されるため、足部の動きが安定します。足への負担が軽減されることでケガの予防にもなるので、とくに初心者ランナーは要チェックです。
なお、重心が左右にブレやすいかどうかは、普段履いている靴でソールの左右どちらかが多く削れているかをチェックするのがわかりやすいでしょう。どちらか片方が削れている場合は重心が左右にブレやすい可能性があります。一度自分がよく履いているシューズを確認してみてください。
ヒールカップの剛性が低いシューズは、ソールの剛性を高めることで安定性機能を補っています。ヒールカップが柔らかく足への密着感を高めたい人は、ソールの剛性が高いシューズを選ぶとよいでしょう。
パフォーマンスを最大限発揮するために、メーカーの特徴を理解しましょう。マイベストでは、各メーカーごとの特徴を理解したうえで、自分のスタイルや目的に合ったものを選ぶことを推奨します。マイベストオリジナルの特徴まとめを以下にまとめたのでチェックしてくださいね。
コスパ重視で機能性がよいものがほしい人は「NIKE」がおすすめ。アスリートのサポートに特化しながらも、一般人に向けた商品も豊富に展開しています。
自分のレベルやタイプに合ったシューズを求めるなら「アシックス」がぴったりです。ラインナップが豊富なので、どのカテゴリーの人でも適したシューズを見つけられるでしょう。
クッション性を重視したい人は「On」を要チェック。独創的なデザイン・クラウドテックの爆発的な推進力・クッション性が魅力です。
シューズのガイドに頼りたいランニング初心者は「HOKA」がおすすめです。重心移動をしやすいソール形状なので、初心者でもスムーズに足運びができるでしょう。
なお、サイズは各メーカーによってさまざまです。同じサイズでもメーカーによって画像でも紹介しているような特徴があるので、できるだけ試し履きするのがおすすめですよ。
商品 | 画像 | おすすめ スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||
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クッション・反発性の高さ | 安定性の高さ | 足運びのしやすさ | 片足の重量(27cm) | ヒールドロップ | ソールの厚さ | つま先の跳ね上がり | ヒールカップの剛性が高い | ソールの剛性が高い | つま先とかかとからアウトソールがはみ出ている | カーボンプレート搭載 | |||||||
1 | アシックス アシックス|GEL-KAYANO 31|1011B867 | ![]() | 4.78 | 2位 | 走りのクセを整える安定設計。はじめての1足にこそ選びたい | 4.80 | 5.00 | 4.20 | 305g | 10mm | 約40mm | ||||||
2 | アシックス NOVABLAST 4|1011B693.022 | ![]() | 4.73 | 11位 | 初心者ランナー必見!軽量&高反発で効率的な走りをサポート | 4.60 | 5.00 | 4.45 | 260g | 8mm | ヒール:41.5mm | ||||||
3 | アシックス GT-2000 13 EXTRA WIDE|1011B861.002 | ![]() | 4.69 | フォームを安定させたい人に。はじめての一足にもぴったり | 4.60 | 5.00 | 4.25 | 270g | 8mm | 約36.5mm | |||||||
4 | UNDER ARMOUR UAインフィニット エリート|3027189-002 | ![]() | 4.65 | 4位 | 安定感と推進力を求めるランナーに。クッション性が魅力 | 4.60 | 5.00 | 4.05 | 320g | 8mm | |||||||
5 | アシックス GT-2000 12|1011B691.600 | ![]() | 4.61 | かかとの内側がすり減りやすい人に。内側に落ち込みにくい | 4.50 | 5.00 | 4.05 | 270g | 8mm | ||||||||
5 | UNDER ARMOUR UAインフィニット エリート2|3028169 | ![]() | 4.61 | 10位 | 反発よりも抜け感重視派に。走るリズムを後押しする設計 | 5.00 | 4.25 | 4.55 | 310g | 8mm | 不明 | ||||||
7 | ミズノ MIZUNO|ウエーブライダー27|J1GC2303 | ![]() | 4.52 | 柔らかいソールで蹴り出しやすい!自分の足の感覚を重視する人に | 4.80 | 4.50 | 3.90 | 300g | 12mm | 26.5~38.5mm | |||||||
8 | Deckers Outdoor HOKA ONE ONE|CLIFTON 9 | ![]() | 4.51 | 中足部のクッション性が高く、走り慣れた中上級ランナー向け | 4.20 | 5.00 | 4.35 | 270g | 5mm | ||||||||
8 | NIKE ペガサス 41|FD2722-001 | ![]() | 4.51 | かかとのクッション性が高く、かかとで着地しがちな向け | 4.80 | 4.50 | 3.85 | 300g | 10mm | ||||||||
8 | アシックス GEL-KAYANO 30 | ![]() | 4.51 | かかとの衝撃吸収性が高く、ランニングによる関節痛を防ぎたい人向け | 4.60 | 4.50 | 4.30 | 300g | 10mm | ヒール:29mm |
つま先の跳ね上がり | |
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ヒールカップの剛性が高い | |
ソールの剛性が高い | |
つま先とかかとからアウトソールがはみ出ている |
良い
気になる
アシックスの「GEL-KAYANO 31」は、着地のたびに土踏まずの位置を整えるサポートパーツを内側に備えたランニングシューズ。スムーズで楽に走れるよう設計されており、長距離の練習をする人やフルマラソンを目指す人にも適した、安定性に優れたモデルです。
ホールド感の強いヒールカップ・ねじれに強いソールにより、足元のブレを抑えられます。クッション性も非常に高く、特に中足部に厚みがあるため、長距離を走っても衝撃を効果的に吸収。長時間走っても、疲れにくい構造です。
モニターからは「足がスッと前に出る」「軽く踏み込むだけで進む」といった声が多く挙がりました。ただ、スピードを出して走りたい人からは「もう少し弾むような反発がほしい」という意見も。速いペースでの使用を想定する場合は、自分の走り方に合うか試し履きして確認しておきましょう。
着地の安定性や長距離での疲れにくさを重視するなら、見逃せない一足です。本格的な機能を備えたモデルですが、安定したフォームを身につけたいランニング初心者にはむしろぴったり。フォームを固めたい中級者や、ケガ予防を重視する上級者にもおすすめです。
ソールの厚さ | 約40mm |
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つま先の跳ね上がり | |
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ヒールカップの剛性が高い | |
ソールの剛性が高い | |
つま先とかかとからアウトソールがはみ出ている |
良い
気になる
アシックスの「NOVABLAST 4」は、かかとの適度なクッション性と足運びをガイドする前足部の強い反発力で、効率的なランニングをサポートできるのが特徴です。
ヒールコンタクトの際のクッション性が良いうえ、前足部の反発性がとくに優れています。中足部から前足部にかけてクッションがあり、軽いソールで足の抜け感は爽快。モニターからは「地面を蹴った際に浮き上がる反発感を覚えた」とプラスの声が挙がりました。
ヒールカップは指で潰れないため左右に重心がブレにくく、剛性が高いソールで力を効率よく推進力に活かせるのもポイント。上から見るとつま先・かかとのプラットフォームがはみ出ていて、着地時の安定性を高めています。アッパーの剛性が高く内部で足が左右に動きにくいうえ、シュータンが内部で固定されてフィット感があります。
足運びのしやすさもしやすく、厚めのソールで地面からの衝撃を感じにくく、前に足を運ぶときの負荷も少なめ。一部のモニターから自然と足が出る感じが足りないと感じた人はいたものの「足運びが軽く、母指球のあたりでしっかり地面を蹴れて推進力を得やすかった」とプラスな声が多数挙がりました。
片足260gと軽めで、足の抜け感も良いため、初心者ランナーから中〜上級者にもおすすめできるランニングシューズです。
ソールの厚さ | ヒール:41.5mm |
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つま先の跳ね上がり | |
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ヒールカップの剛性が高い | |
ソールの剛性が高い | |
つま先とかかとからアウトソールがはみ出ている |
良い
気になる
日本発のスポーツブランド・アシックスが手がける「GT-2000 13」は、安定性を重視したGT-2000シリーズの2024年発売モデルです。フォームのブレを抑える工夫が随所に盛り込まれている点が特徴で、はじめてのランニングシューズとして選びやすい一足といえます。
ヒールまわりのホールド感やアッパーの剛性、足を包み込むような内部構造など、足全体をしっかり支える設計が魅力。特にアウトソールが広く、地面との接地面がしっかり確保されているため、着地時のブレを抑えやすく、フォームが崩れがちな初心者や、長時間のランでも安定感を求めたい人にとって心強い存在です。
かかとから中足部にかけてほど良いクッション性があり、着地時の衝撃を吸収。前足部は接地感がやや強く、強い反発こそないものの、足が転がるように前へ進むスムーズな走行感が特徴です。大きく跳ねるよりもテンポを保ちながら安定して走りたい人にフィットするバランスといえます。
足運びについては、モニターからは「自然と足が前に出る」「スイスイ走れる」といった声があり、かかとの反発や足首まわりの安定感に好評が集まりました。軽量でクセのない履き心地は、ジョグや中くらいのペースで走りたい人にぴったりです。ただし、つま先側の反発感が控えめであるため、「加速しづらい」と感じる人もいました。スピード重視のランナーには少し物足りなさを感じるかもしれませんが、安定性を重視したい人には非常に頼れる一足です。
ソールの厚さ | 約36.5mm |
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つま先の跳ね上がり | |
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ヒールカップの剛性が高い | |
ソールの剛性が高い | |
つま先とかかとからアウトソールがはみ出ている |
良い
気になる
シューズの剛性も優れており、足をホールドできるうえ、厚めのシュータンで固定されフィット感もよ好印象。上から見るとつま先・かかとともにはみ出していますが、とくにかかとが大きく出ていてるため、かかとを接地する際の後足部の安定感が高いといえます。
広めのプラットフォーム・ホバープラスクッションで、クッション性と安定性を両立。専門家からは「とても広いソール形状で安定感を求めるランナーに向いている」というコメントが挙がりました。クッション性が強くガイド感が強いうえ、中足部にもしっかりとクッションを感じられるため、足への負担も少ないでしょう。
前傾になりやすい形状で自然に足を前に出しやすく、足運びのしやすさも悪くありません。モニターからは「足の指の付け根付近の力が伝わりやすく、前方への足運びが自然としやすかった」というプラスな声が挙がりました。
足部の安定性の高さに加えて、かかと・つま先のクッション性にも優れたランニングシューズであるため、安定感と推進力を求める初心者ランナーやランニング中の側部の安定性を最優先したい人にぴったりでしょう。
ソールの厚さ |
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つま先の跳ね上がり | |
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ヒールカップの剛性が高い | |
ソールの剛性が高い | |
つま先とかかとからアウトソールがはみ出ている |
良い
気になる
アシックスの「GT-2000 12」は、かかと部分を中心から見た際に左右非対称の構造で、ランニング中の着地時にかかとが内側に落ち込みにくいため、重心を安定させやすい商品です。
3Dガイダンスシステムでかかとまわりからソール全体に安心感があることが魅力。専門家からも、「かかとまわりにサポートを望むランナーにぴったり」とコメントが挙がりました。ソール全体構造からのガイド感があり、坂道でランニングしたい人にも向いています。
また、ヒールカップ・ソール・アッパーの剛性が高く、安定性も抜群。ランニングシューズを上から見るとプラットフォームはつま先・かかとの両方が広いため、片足で着地したときでもバランスが崩れにくいでしょう。シュータンが内部で固定されているためフィット感が高く、左右のブレも少なく走りを安定させやすい構造です。
さらにつま先が反っているため、足を運びがしやすい点も魅力。モニターからも「足の前方で地面を捉えて、前に蹴り込む力を得られた」というプラスのコメントが挙がりました。
かかとが内側に落ち込みにくい構造で、かかとの内側がすり減りやすい人におすすめ。坂道でのランニングも検討していて、着地時の重心のブレを防ぎたい人は、ぜひ検討してみてください。
ソールの厚さ |
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つま先の跳ね上がり | |
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ヒールカップの剛性が高い | |
ソールの剛性が高い | |
つま先とかかとからアウトソールがはみ出ている |
良い
気になる
アメリカ発のスポーツブランドであるアンダーアーマーの「UAインフィニット エリート2」は、シリーズ内でも日常使いを想定したデイリートレーナータイプのシューズ。軽量性や通気性に配慮した設計で、ジョグやトレッドミルなど幅広いシーンに対応します。
最大の魅力は、地面を蹴った瞬間に伝わる足抜けのよさ。ミッドソールは軽量かつ自然に体重移動できる構造で、クッション性と反発力のバランスも良好です。さらに、つま先とかかとが反り上がったロッカー形状を採用しており、足運びがスムーズ。テンポよく走りたい人には、走るリズムを後押ししてくれる感触が得られます。
一方で、かかと周りのホールド感には注意が必要です。アッパーやソールの剛性は十分で安定感は確保されていますが、ヒールカップが柔らかめ。かかとをしっかり包み込むようなフィット感を求める人にとっては、物足りなさを感じることもあります。安定感を重視する人は、試し履きで感覚を確認するのが安心です。
はじめてランニングシューズを選ぶ人にも扱いやすく、走行フォームを意識したい中〜上級者のニーズにも対応。軽さと推進力を活かしたテンポ重視の走りを求める人にとって、有力な選択肢となる一足です。
ソールの厚さ | 不明 |
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つま先の跳ね上がり | |
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ヒールカップの剛性が高い | |
ソールの剛性が高い | |
つま先とかかとからアウトソールがはみ出ている |
良い
気になる
ミズノの「MIZUNO ウエーブライダー27」は、しなやかなソールで地面を蹴る感覚を楽しめる商品。しっかり自分の足で走っている感覚を楽しめますよ。
ソールは両手で押して曲がるほどしなやかで、反発性による推進力は得にくいものの、ヒールカップは分厚い構造で剛性が高く足が安定しやすい商品。アッパーはゴムのように伸びる素材の2層構造で、しっかり守られている感覚を得られます。つま先とかかとのアウトソールは広めですが、着地時の安定感はやや増す程度でした。とはいえ、柔らかい素材のシュータンで足元を固定され、ランニング時に足が左右にブレる感覚は少ないでしょう。
MIZUNOエナジーはクッション性がよく、前足部への重心移動をどんどん誘導してくれます。また、前足部での接地感が得やすい構造で、しっかりつま先で床を蹴られますよ。
つま先が反り上がっているものの、フラットに近いソール形状で足運びのしやすさはいまひとつ。一部のモニターからは、「つま先が反っているものの、重心移動をしにくい」との意見が挙がりました。
とはいえ、着地する際の安定感は強いため、ランニング中の足部の安定感を重視したい人は検討してみてくださいね。
ソールの厚さ | 26.5~38.5mm |
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つま先の跳ね上がり | |
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ヒールカップの剛性が高い | |
ソールの剛性が高い | |
つま先とかかとからアウトソールがはみ出ている |
良い
気になる
Deckers Outdoorの「HOKA クリフトン9」は、足をホールドする機能に優れていてるため、着地のブレを軽減しやすい商品です。
しっかりつま先の反り上がった構造であるうえ、中足部のクッション性が優れています。中足部と連動したほどよい足の抜け感があり、飛び跳ねられるようなクッション性で、気持ちよく走れるでしょう。
かかとの安定性・ソールの剛性・シュータンの構造・アッパーの剛性と、しっかり足をホールドする条件がそろっていることも魅力。上から見ると前足部とかかと部のアウトソールが広く、足が着地する際に左右にブレにくいため、安定したフォームで走りやすいでしょう。またアッパー素材が2層のメッシュ構造フィット感を兼ね備えているのもポイントです。
加えて、ほどよいクッション・反発性があり、自然な足運びできることもメリット。実際にモニターからも、「つま先が少し上がっていて、足を出すと次の足が自然と出て走りやすかった」とプラスの声が挙がりました。
とくに中足部のクッション性に優れているので、中足部着地をすることが多いある程度走り慣れた中〜上級者ランナーにおすすめの商品です。
ソールの厚さ |
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つま先の跳ね上がり | |
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ヒールカップの剛性が高い | |
ソールの剛性が高い | |
つま先とかかとからアウトソールがはみ出ている |
良い
気になる
NIKEの「ペガサス 41」は、かかとのクッション性とソールの剛性に優れている商品です。
リアクトX ミッドソールを採用し、前回モデルよりかかとまわりのクッション性が向上しています。前足部の高い着地感とAir Zoomユニットの足の抜け感により、足を蹴り出す時の反発性は高く、短距離から長距離まで様々な用途で使いたいランナーに向いているでしょう。
また、ヒールカップは硬めで重心がブレにくいのが魅力。アッパーは剛性が高く、シュータンは固定されているうえ分厚いため、ランニング時に足にフィットしやすいでしょう。アウトソールはかかとがややはみ出ているので、着地時の安定感も高いですよ。
シューズの力で足運びをしている感覚は弱いため、重心移動のサポートを強く受けたい人には不向き。一部のモニターからも、「アウトソールが比較的フラットな構造で、足が前に出やすい感覚はあまりなかった」という意見が挙がりました。
とはいえ、かかとのクッション性が高く足を接地する際の衝撃を吸収してくれるため、かかとで着地しがちな初心者ランナーにおすすめです。
ソールの厚さ |
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つま先の跳ね上がり | |
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ヒールカップの剛性が高い | |
ソールの剛性が高い | |
つま先とかかとからアウトソールがはみ出ている |
良い
気になる
アシックスの「GEL-KAYANO 30」は、かかとのクッション性が高く、足を接地した際の衝撃吸収に優れている商品です。つま先・かかとの幅が広く、ドロップが10mmと高めで足の抜け感が感じやすいでしょう。
ソールは柔らかく足を蹴り出す反発性は低めですが、ヒールカップ・アッパー部分の剛性は高いため、安定したフォームで走りやすいといえます。シュータンが内部で固定されているうえフィット感も高いので、前後左右のブレを感じにくいでしょう。
つま先がしっかり反り上がっていて、前方への重心移動がしやすいのも特徴。モニターからは、「着地した際の安定感があり、足運びしやすかった」とのプラスの声が挙がりました。
かかとのソール部分が左右非対称構造で内側に落ち込みにくく、安定したフォームで関節への負担が少なく走れるため、ランニングによる関節痛を防ぎたい人に向いているでしょう。
ソールの厚さ | ヒール:29mm |
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つま先の跳ね上がり | |
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ヒールカップの剛性が高い | |
ソールの剛性が高い | |
つま先とかかとからアウトソールがはみ出ている |
良い
気になる
ヒールカップの剛性が低くかかとの安定感は低めであるものの、適度なクッション性を備えています。蹴り出しの反発感は非常に高く、スムーズに重心移動可能です。モニターからは、「柔らかく着地できつつもそのままの勢いで走り出しやすい」とプラスの声が挙がりました。
カーボンプレート搭載で、ソールの剛性は高めですがヒールカップの剛性は低く、かかとの自由度を高めてスピードを上げやすいのもポイント。しかしそのぶんフォームのコントロールが難しく、正しいランニングフォームの習得に繋がらないので、フォームを取得していないランニング初心者には向かないでしょう。
足運びのしやすさは、モニターによって意見が分かれる結果に。「つま先が上向きで、足を前に傾けるだけでそのまま走り続けられた」と声が挙がった一方で、「前に重心が行きすぎてコントロールが難しかった」との意見もありました。
とはいえカーボンプレートによる強い反発力は魅力であるため、フォームを取得できているスピード重視の上級者ランナーには向いている商品です。
ソールの厚さ | 不明 |
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つま先の跳ね上がり | |
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ヒールカップの剛性が高い | |
ソールの剛性が高い | |
つま先とかかとからアウトソールがはみ出ている |
良い
気になる
日本発のスポーツブランド・アシックスが展開する「NOVABLAST 5」は、弾むような走り心地を追求したランニングシューズ。シリーズのなかでもテンポアップに適しており、初心者向けというよりは、2足目・3足目としての使用におすすめです。
最大の特徴は、足を入れた瞬間に得られる強いバウンド感です。クッション・反発性の検証では、足裏でしっかり跳ね返りを感じられ、自然とテンポよく前に進める走り心地が得られました。スピードを重視するランナーには合っているといえます。
一方、かかとのヒールカップのホールド力がやや控えめな構造であるため、着地時のサポートがやや弱く感じられることも。また、足運びのしやすさには個人差が出やすい印象です。モニターからは、ソールの反発性とつま先の反り返りによって「自然と足が前に出る」「体が前へ進む感覚が気持ちいい」との好意的な声が多く、フォームが整ったランナーにはスムーズな走りをサポートする構造といえます。
しかし、「地面をとらえにくい」「重心がぶれやすい」といった意見も見られ、接地感や安定性を重視する人にはクセのある履き心地に感じられる可能性も。ランニングスタイルとの相性によって評価が分かれるシューズですが、クッション性と跳ね返りの感覚を重視したい人、テンポよくスピードを出して走りたい人には適した選択肢です。
ソールの厚さ | 約41.5mm |
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つま先の跳ね上がり | |
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ヒールカップの剛性が高い | |
ソールの剛性が高い | |
つま先とかかとからアウトソールがはみ出ている |
良い
気になる
Onの「ON Cloudswift 3」は、つま先がしっかり反り上がっていてシューズによる足運びのガイドが強い商品です。つま先にかけて大きな傾斜があり、蹴り出しやすいのが特徴。モニターからは、「自然と足が前に出しやすかった」との声が挙がりました。ポンポンと足が前に出るため、シューズの推進力を楽しみたい人におすすめです。
かかとのクッション性は控えめで地面からの衝撃は強く感じやすいものの、つま先が大きく反っており、足の抜け感がとても軽やかであることは魅力でした。
ヒールカップが柔らかくフォームが崩れる可能性はありますが、ソールの剛性が高くスムーズに重心移動しやすいといえます。シュータンが本体と同化しているため、足へのフィット感も高め。前足部の安定性はやや低めですが、かかと部分はアウトソールが広めで安定感があります。
かかとのクッション性が低いぶん、かかとからダイレクトに着地する初心者ランナーやかかとが擦り減りがちなランナーには不向き。中足部からの着地をガイドするため使いこなせれば自然と中足部着地になるので、かかとからのダイレクトな着地を矯正したい人なら取り入れても良いでしょう。
ソールの厚さ | 不明 |
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つま先の跳ね上がり | |
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ヒールカップの剛性が高い | |
ソールの剛性が高い | |
つま先とかかとからアウトソールがはみ出ている |
良い
気になる
ドイツ発のスポーツブランドPUMAが展開する「フォーエバーラン ニトロ 2」は、クッション性を重視したモデルです。シリーズのなかでも快適性に特化した設計が特徴で、窒素ガスを用いて発泡させた素材「NITROフォーム」を使用することでクッション性を引き出しています。
最大の強みは、足裏をやさしく包み込むクッション性です。かかとから中足部までをしっかりと支え、走り始めから快適な感触。衝撃吸収と反発力を両立したもっちりとした履き心地は、ゆったりとしたジョグや長時間ランに向いた仕様といえます。ランニングのあとの疲労も軽減しやすいでしょう。
一方で、ソールとヒールカップの剛性がやや控えめであるため、安定感を重視したい人にとっては不安が残る結果でした。また足運びについては、「軽くて足が前に出やすい」といった好意的な声がある一方で「重心がブレやすい」といった声も。推進力は感じやすいものの、安定性に敏感な人にはやや不向きといえます。
柔らかく快適なクッション性を求める人や、日常のジョグ・リカバリーラン用途に適した一足です。
ソールの厚さ | 不明 |
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つま先の跳ね上がり | |
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ヒールカップの剛性が高い | |
ソールの剛性が高い | |
つま先とかかとからアウトソールがはみ出ている |
良い
気になる
Onの「Cloudmonster 2」は、弾むようなクッション性が魅力です。ソールは独自のクラウドテック構造で、かかとを含めて全体的にクッション性が高め。中足部もクラウド構造でクッション性が高く、着地時の衝撃を緩和できるでしょう。また、前足部も反発性とクッション性を強く感じられる構造です。
ヒールカップが柔らかめでフォームが崩れやすいものの、ソールはある程度の剛性があり余計な力を使わず走行できるでしょう。つま先の内側は幅が広く、前足部の母指球側は安定性が高まる構造。アッパーは剛性が高いうえ、シュータンは内部で固定されフィット感を得やすいつくりです。素材も薄く軽量化されているので、軽やかな走りが叶います。
シューズ自体が非常に軽いうえつま先が上向きなので、なめらかに走り出しやすいのもポイントです。モニターからは、「足と体が前に出しやすく、踏み込みも非常に楽で走りやすい」と声が挙がりました。
クッション・反発性が高いため、長距離を走っても足に負担がかかりにくいシューズがほしい人におすすめです。
ソールの厚さ | 不明 |
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つま先の跳ね上がり | |
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ヒールカップの剛性が高い | |
ソールの剛性が高い | |
つま先とかかとからアウトソールがはみ出ている |
良い
気になる
アメリカ発のスポーツブランド・NIKEが展開する「ボメロ 18」は、クッション性重視のジョグ用モデル。厚みのあるReactXフォームを全面に使った設計で、ふわっと沈み込むようなソフトな履き心地が特徴です。
かかとから中足部にかけて、衝撃をしっかり吸収しやすい厚めのクッション構造が印象的。反発は控えめながら、足が自然と前に出る「転がり感」を重視した作りになっており、ジョギングや長距離走に適した一足といえるでしょう。
また、足運びのしやすさの面では、足が自然と前に出る感覚を得やすいという評価が目立ちました。一方で、「ソールがふにゃふにゃして安定しない」といった声もあり、ソールの感触に敏感な人には向かない可能性もあります。また、反発力はないためテンポアップには不向きですが、ソフトなクッション性を活かして、ゆったりしたペースで走るのに適しているという印象です。
快適性を重視してジョグやロングランを楽しみたい人におすすめのモデル。クッション性をとにかく優先してゆっくり走りたい人にぴったりでしょう。
ソールの厚さ | 踵部:46mm |
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つま先の跳ね上がり | |
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ヒールカップの剛性が高い | |
ソールの剛性が高い | |
つま先とかかとからアウトソールがはみ出ている |
良い
気になる
日本発の総合スポーツブランド・MIZUNOが展開する「ウエーブライダー28」は、ウエーブライダーシリーズのなかでもエントリーユーザー向けのモデルです。ミッドソールのボトム部には新素材「MIZUNO ENERZY NXT」が採用されており、従来モデルと比べて反発性とクッション性の両立が図られています。
着地時の衝撃をしっかりと吸収するクッション性の高さにより、足裏全体で地面をとらえる感覚が得られやすく、ゆったりとしたペースでのランニングに適しています。一方で、蹴り出し時の反発力は控えであるため、スピード重視というよりは、快適な走行感を求めるランナーに向いているといえるでしょう。
安定性の面では、ソールとアッパーに十分な剛性があり、接地面も広く設計されているため、全体としては安心感のある履き心地が得られます。ただし、ヒールカップが柔らかいため、かかとのホールド感には若干の物足りなさを感じる可能性も。フィット感を重視する人は、実際に試し履きして確認するのがおすすめです。
足運びのしやすさは、評価が分かれました。軽量性は多くのモニターから好評を得たものの、「反発力に欠け、足が前に出しづらい」といった声が挙がりました。軽さはこのシューズの強みですが、推進力は控えめであるため、日々のトレーニングで使用するために、クッション性の高いシューズを探している人におすすめのシューズです。
ソールの厚さ | 不明 |
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つま先の跳ね上がり | |
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ヒールカップの剛性が高い | |
ソールの剛性が高い | |
つま先とかかとからアウトソールがはみ出ている |
良い
気になる
New Balanceが展開する「Fresh Foam X 880v15」は、前作と比べてかかとの接地面積を広げる設計が取り入れられ、安定感を重視した構造へと改良したと謳っています。
かかと・中足部・前足部のすべてにバランスよくクッションが配置されており、着地の仕方に関係なく快適に走れる構造でした。ミッドソールが厚いため接地時のクッションの存在感があるものの、沈み込みすぎることはなく、しっかりとした安定感が保たれています。反発は控えめながら、足が自然と前に進むように工夫されている印象です。
一方で、モニターからは「蹴り出しの力が前に伝わらない」「ソールがフラットで推進力に欠ける」と反発性の低さに不満の声もあり、足運びのしやすさについては評価が分かれました。スピードを意識した走りよりも、ゆっくりとしたペースでの走りが合っているといえます。また、ヒールカップがやや柔らかく、かかとのホールド感はやや不安が残る結果に。フィット感に敏感なランナーは、試し履きをして感覚を確かめると良いでしょう。
毎日のランニングで使えるデイリートレーナーを探している人や、長距離走のためにバランスの良いクッション性を求める人の選択肢になるでしょう。
ソールの厚さ | 不明 |
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つま先の跳ね上がり | |
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ヒールカップの剛性が高い | |
ソールの剛性が高い | |
つま先とかかとからアウトソールがはみ出ている |
良い
気になる
フランスで誕生し、現在は米国のDeckers Outdoor傘下で展開されているランニングブランド・HOKAが手がける「CLIFTON 10」は、日常のトレーニングや長距離ランに適したランニングシューズ。アッパーには通気性に優れたジャカードメッシュが採用されており、蒸れを防ぎやすい設計です。
厚みのあるミッドソールが最大の特徴。かかとから中足部にかけて高いクッション性があり、着地時の衝撃をしっかり吸収できます。はじめてのランニングでも足にやさしく、走り終えた後の疲れも軽減しやすい印象でした。反発力は控えめながら、ソール形状により重心移動がスムーズで、足が前に転がるような感覚が得られます。
一方で、しっかりしたクッションと厚みのある構造のため、ややボリュームを感じる履き心地です。テンポよくスピードを上げたい場面では、足元に少し重さを感じるかもしれません。また、ヒールカップがやや柔らかく、スピードを上げて走るときにはホールド感が物足りなく感じる場面もあるでしょう。
CLIFTON 10は、とくにゆったりしたペースで気持ちよく走りたい人にとってはフィットするモデルです。逆に、スピード重視の人や、走行時の安定感をシビアに求める人には別モデルの検討をおすすめします。
ソールの厚さ | 不明 |
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つま先の跳ね上がり | |
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ヒールカップの剛性が高い | |
ソールの剛性が高い | |
つま先とかかとからアウトソールがはみ出ている |
良い
気になる
かかとのクッション性はやや物足りませんが、スピードを上げやすいように前足部に機能が集中しています。クッションはソフトで着地時の衝撃を緩和でき、つま先の反発力が非常によく蹴り出しがスムーズでした。
しかしヒールカップが柔らかく、かかとが左右にズレやすいのはネック。一方で、ソールの剛性がとても高く、スムーズに重心移動しやすいといえます。シュータンは内部で固定されていませんが、アッパーの剛性が高く足が左右にズレにくいのもポイント。前足部が広く安定性が高いことも魅力です。
ソールはフラットに近く安定感はありますが、推進力が得られにくいでしょう。一部のモニターからは、「とくに足が運びやすいわけではなかった」との意見が挙がりました。
かかとのクッション性と安定性が物足りず、フォームが確立できていないランニング初心者には不向きですが、スピード重視なら候補に入るでしょう。
ソールの厚さ | 前足部:26mm/ヒール:36mm |
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つま先の跳ね上がり | |
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ヒールカップの剛性が高い | |
ソールの剛性が高い | |
つま先とかかとからアウトソールがはみ出ている |
良い
気になる
スイス発のブランドOnが展開する「Cloudsurfer 2」は、ロード向けシリーズのなかでもスムーズな走行感に特化したモデルです。クッショニングを改良したことで、よりなめらかなライド感を実現したと謳っています。
中足部に重心を置いたクッション設計により、足裏全体を使った自然な重心移動を促す構造が特徴でした。ソールの厚みと剛性により、足あたりは柔らかく快適。「軽くて足が上がりやすい」「自然と足が前に出る」といったモニターの声もあり、スムーズな足抜けを実感する人が多く見られました。ジョグやLSD(ゆったりとしたスピードの長距離走)といった一定ペースを保つ用途に向いているといえます。
一方で、ヒールカップのホールド力が控えめで、シュータンが中で固定されていないため、スピードを出した際にフィット感が不安定になる可能性がある点には注意が必要です。加えて、ソールの柔らかさが走行中のブレにつながる場面も見られました。
軽くて足が上がりやすく、自然に前へ進むような足運びができるため、初心者や長時間のジョグを快適にこなしたい人におすすめです。
ソールの厚さ | 不明 |
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つま先の跳ね上がり | |
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ヒールカップの剛性が高い | |
ソールの剛性が高い | |
つま先とかかとからアウトソールがはみ出ている |
良い
気になる
ドイツ発のスポーツブランドadidasが展開する「adidas スーパーノヴァ ライズ 2 ランニング ワイド」は、日常的なランニングに適したスーパーノヴァシリーズのバランス型モデル。アッパーにメッシュ仕様を採用している点が特徴です。
クッション素材には「Dreamstrike+(ペバックスブレンドフォーム)」を採用しており、日常的なランニングにちょうど良いクッション性を備えていました。前足部では地面をしっかり捉える感覚がある印象です。過剰ではない適度な反発力も印象的で、テンポを一定に保ちながらも、必要なときにはスムーズに前へ出られる、自然なストライドを支える設計です。
足運びのしやすさの検証では、スピーディに走りたいモニターから「反発力が弱く足が前に出にくい」という声が挙がりました。加えて、ヒールカップが柔らかいうえ、シュータンが中で固定されていないため、安定性にもやや不安が残る結果に。速いスピードで走ると足元のブレが気になることがあるでしょう。
普段のジョギングやウォームアップを快適にこなしたい人に適した一足。足の負担を軽減しつつ、長めの距離をゆっくり走るシーンにおすすめです。
ソールの厚さ | 不明 |
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つま先の跳ね上がり | |
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ヒールカップの剛性が高い | |
ソールの剛性が高い | |
つま先とかかとからアウトソールがはみ出ている |
良い
気になる
adidasの「アディゼロ ボストン」は、アッパーがメッシュの1層構造で軽量化に特化したシューズ。
軽さを重視しているため、クッション性はやや弱めです。しかし、グラスファイバー製のエナジーロッズに加えて、反発性の強い素材ライトストライクプロを使用し、つま先の蹴り出しは強く推進力を得やすいでしょう。
一方で、ソールが硬くスムーズに重心移動しやすいものの、ヒールカップが柔らかくかかとが安定しにくいことはネック。シュータンも固定されず、シューレースを通して固定する必要があります。とはいえ、前足部が大きく出ているため、前足部で接地が多くなるスピード重視のランナーには使いやすいでしょう。
アッパーが1層構造で剛性が低く、足へのフィット感が得にくい構造です。一部のモニターからは、「足が左右にずれて足運びがしにくかった」という意見が挙がりました。
初心者ランナーにはやや扱いにくいため、スピードを意識したハイレベルなランナー向きです。
ソールの厚さ | 前足部:31mm/ヒール:39.5mm |
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つま先の跳ね上がり | |
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ヒールカップの剛性が高い | |
ソールの剛性が高い | |
つま先とかかとからアウトソールがはみ出ている |
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気になる
New Balanceの「FuelCell Rebel v4 LK4」は、しっかりと地面を感じながら走れる商品です。アッパーがメッシュの1層構造で、軽量化に特化しており剛性は低いものの、その分ランニング中の足部の自由度が高く、地面を踏みしめやすいのでハイレベルなランナーに向いています。
柔らかく弾力感のあるクッション性で、足の着地の際の衝撃を緩和できます。また、つま先の蹴り出しの際の反発性が高いうえ、アウトソールが上下からはみ出ていて安定感を得やすい構造であることも魅力。
加えて、つま先部分が広めに作られているので足裏で重心移動をしている感覚を得られます。一方で、ヒールカップの剛性が低く、かかとが左右にブレやすいことは難点。
とはいえつま先の反り上がりがしっかりしており、自然と足を出しやすいことはメリット。モニターからは「足を前に出しやすく、サクサクと快適に走れた」というプラスの声が挙がりました。
しかしソールやかかとの剛性が低いぶん安定して走りにくいので、初心者ランナーは避けたほうが良いでしょう。
ソールの厚さ | 不明 |
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mybestではベストなランニングシューズを「クッション・反発性と安定性が高く、楽しく走れるランニングシューズ」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のランニングシューズ24商品を集め、以下の3つのポイントで徹底検証しました。
上記の商品を探すため、以下の3項目の検証を行いました。
検証①:クッション・反発性の高さ
検証②:安定性の高さ
検証③:足運びのしやすさ
今回検証した商品
クッション・反発性が優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「つま先の反発性が高く、かかとのクッション性が優れている商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
ランニングシューズの専門家が実際に各商品を使用してクッション・反発性をチェックし、ランニング初心者にとって適したクッション・反発性を備えた商品かどうかを評価しました。
安定性が優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「足を着地したときに安定感があるうえ、しっかり足をホールドする商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
ランニングシューズの専門家が実際に商品を使用して、安定性をチェックし、安定性が高い商品かどうか評価しました。
足運びのしやすさが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「ランニング中に自然と足が前に出る商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
正しいランニングフォームのポイントは、体の近くに足を接地することです。体から遠いところに足を接地すると、前に進む推進力に対して足でブレーキをかける作用が働きます。体の近くに足を接地することで重心移動や地面を蹴る力をしっかり前方への推進力に変えられるので、効率よくランニングできるでしょう。
また、毎回フォームをしっかり意識することも重要です。ランニングシューズは理想的なランニング動作に合わせて設計されているため、フォームが崩れていると本来の機能を活かせません。せっかく備わっている機能を最大限に活かすためにも、体の近くに足を接地するなどの正しいフォームを心がけてくださいね。
シューズの機能を最大限に活かすためには、正しいランニングフォームが重要です。足を体の近くにつくことで、ブレーキにならずより推進力を出せます。
足部の安定感をより高めたい人は、サブホール(足首に1番近い場所にある穴)までシューレースを通すのがおすすめです。足首まわりまでしっかり固定することで、ランニング中に足部がブレるのを防ぎます。
さらに安定感を高めたい人は、サブホールでループを作って、そのループに紐を通して締める方法が効果的です。ループを作ることで紐を面で押さえるので、フィット感が高まります。ヒールを固定する効果も期待できるため、かかとが脱げやすい場合にも効果的です。
靴紐の結び方を工夫することで機能を高められるので、使い分けができるように覚えておくと便利ですよ。
ランニングシューズの寿命は、走った距離が500km程度に達したときが目安です。長距離走っていると、当然シューズは劣化します。ソール部分にシワが残るようになったら、クッション・反発性が低下しているサインなので買い替えを検討してください。
また、お気に入りのランニングシューズを長持ちさせたいなら、使用後に日陰干しをして水分・湿気をしっかり飛ばすことも大切です。また、シューズの機能低下を予防するためにも、シューキーパーを入れて靴の型崩れを防ぐとよいでしょう。
購入してから1〜2か月ほど経過して履き慣れてきたら、2足目を購入することをおすすめします。日によってローテーションすることでシューズへの負担を軽減し、長く使えるでしょう。
ランニングシューズの効果的な洗い方は以下の方法を参考にしてくださいね。
<ランニングシューズの洗い方>
①乾いた柔らかいブラシでソール部分をブラッシングし、シューズを濡らす前にホコリや砂を落とす②ぬるめのお湯で押し洗いをする
③汚れが落ちたら、乾いた布で水分を拭き取る④型崩れしないようにシューキーパーを入れ、風通しの良い日陰で干す
なお、アッパー部分は繊維素材なのでブラッシングは避けてください。どうしてもブラッシングしたい場合は、歯ブラシで行うとよいでしょう。
さらに、型崩れによって機能が低下することを防ぐためにも、シューキーパーは必ず入れてください。また、日向で干すと日焼けによって色褪せたり接着剤が溶けたりする可能性があるため、風通しのよい日陰で干してくださいね。
ランニングシューズを洗うことの大きな目的は「汗抜き」です。そのため、ぬるま湯でやさしく押し洗いをして、しっかり日陰で乾かすことを意識しましょう。
以下では機能・特徴・メーカー別に紹介しているので気になる人はチェックしてくださいね。
機能で選ぶ
防水ランニングシューズ|膝にやさしいランニングシューズ|短距離ランニングシューズ|ゴアテックスランニングシューズ|陸上ルール適合シューズ
特徴で選ぶ
安いランニングシューズ|軽量ランニングシューズ|派手なランニングシューズ|厚底ランニングシューズ
メーカーで選ぶ
以下のコンテンツでは、ランニンググッズを紹介しています。ぜひチェックしてください。
ガジェット系
バッグ系
ランニングバック|ランニングベスト|ランニング用バックパック|ランニングポーチ|スマホ用アームバンド|ランニング用ボトルホルダー
ウェア系
以下のコンテンツでは、筋肉のコリをほぐす効果が認められている管理医療機器のマッサージガンもご紹介しているので、ぜひチェックしてください。
1位: アシックス|アシックス|GEL-KAYANO 31|1011B867
2位: アシックス|NOVABLAST 4|1011B693.022
3位: アシックス|GT-2000 13 EXTRA WIDE|1011B861.002
4位: UNDER ARMOUR|UAインフィニット エリート|3027189-002
5位: アシックス|GT-2000 12|1011B691.600
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