2本のポールを使用して設営する「ツーポールテント」。張り方をアレンジしてさまざまなスタイルで楽しめるのが魅力で、さまざまな有力メーカーが商品を販売しています。しかし、コットンやポリコットンなどの素材の違いがあり、どれを選べばよいのか迷いますよね。
そこで今回は、ツーポールテントのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。ぜひ自分好みのテントを見つけ、キャンプを楽しみましょう。
Wilderness Risk Management Japan理事・日本アウトドアネットワーク会員。約20年間野外教育施設で活躍。その後アウトドアコンサルタントとして企画・開発をはじめ、自然環境やアウトドア活動に関する豊富な知識と経験を活かし、チームビルディング・教育研修も行う。アウトドアギアの商品検証や、自治体の青少年育成事業の講師などもつとめる。
キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
ツーポールテントとは、その名のとおり2本のポールを使って設営するタイプのテントです。それなりのサイズはありますが、シンプルな構造で組み立てやすいといわれています。
このテントの一番の特徴は、張り方のバリエーションの豊富さ。季節や天候に応じてポールやキャノピー(ひさし)の張る位置を変えることで、実用的かつキャンプサイトで映えるスタイルにできます。
さらにもう1つの特徴は、フロア部分の生地が無いフロアレスタイプである点です。フロア生地の傷みや汚れを気にせずに、チェアやテーブルを好きな場所に配置できるため、近年流行しています。
この記事では、ツーポールテントの選び方とおすすめの商品を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。また、ほかのテントが気になる人は以下のリンクを参考にしてくださいね。
ツーポールテントを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
キャンプで快適に過ごすためのポイントは2点あります。それは、テントの収容人数と天井高です。それぞれのポイントを確認し、人数や用途にあったものを選びましょう。
市販のテントの説明書には、テント内で一度に寝ることが可能な人数が記載されており、実際に使用する人数と照らし合わせて選びます。
テントを選ぶ際には「実際に使用する人数+1人」を大きさの基準として選びましょう。使用する人数とぴったりのものを選んだ場合、商品によってはスペースの余裕がない場合があります。1人分大きなテントであれば荷物を置く場所も確保できるでしょう。
市販されているツーポールテントの天井高は200~230cm。ある程度の幅はありますが、基本的には200cm以上あれば窮屈さを感じることなく開放的な気分で過ごせるでしょう。
より快適に過ごしたい人は天井のつくりにも注目。商品のなかには、天井部のスペースを広くとるような構造にしているタイプがあります。そのようなタイプは天井部も広がりがあるため、通常の屋根のような形と比べて窮屈さを感じることなく過ごせます。
ツーポールテントの主な素材は、コットン・ポリコットン・ポリエステルの3種類。それぞれに特徴があるため、購入前に確認しましょう。
コットン100%のテントは、キャンプの雰囲気にこだわる人に向いています。やわらかでやさしい自然な風合いが特徴です。
また、保温性があるため、外気によるテント内の気温変化を緩和します。吸湿性・吸水性があるため、結露しにくいというメリットもあります。
そのうえ、火の粉が飛んでも穴が空いたり燃えたりしづらいので、近くで焚き火ができるのも利点です。
コットンは、重量があってかさばりやすいうえ、雨などで非常に重くなるのがデメリットといえるでしょう。また、吸湿性があるためカビが生えやすいので、こまめな手入れが必要です。
ポリコットンとは、ポリエステルとコットンを混紡した素材です。特徴は、コットンに比べて乾燥しやすい点。撤収時に乾燥にかかる時間を短縮できるでしょう。さらに、ポリエステルを混紡することで、耐水性が向上しています。
耐熱性にも比較的優れており、コットンとポリエステルのいいとこどりをした素材です。
ポリコットンは、吸湿性や保温性はコットンには及びませんが、一定以上の性能を有しています。
また、ポリコットンはよく「TC」とも呼ばれますが、これは東レが出しているポリエステル繊維のテトロンとコットンを混紡した素材を指します。
ポリエステルは非常に軽く、コンパクトにまとまるのが特徴です。公共交通機関を使ったキャンプや、自転車ツーリングをする人に適しているといえるでしょう。
また、耐水性が高く、コットンと異なり水を弾く性質があります。そのため、撤収時にすぐに乾燥できます。一方で結露しやすいため、日中と夜間の気温差が激しい日には注意が必要です。
ポリエステルは熱に非常に弱いため、焚き火の火の粉が当たると容易に穴が空いてしまいます。場合によってはそのまま燃え広がる可能性もあるため、少なくともテントから3mほど離れた風下で焚き火を行うのがよいでしょう。
ツーポールテントは重量があり、収納時のサイズも比較的大きくなりがちです。自分の車に乗せられるサイズか、家に収納スペースはあるかを確認してから購入するようにしましょう。
また、商品の特性上重くなるのは仕方ないですが、重量が気になる人はなるべく軽い小型のものを選ぶというのも1つの考え方です。
あればより快適に過ごせるオプションパーツがいくつかあります。以下に記載している代表的なオプションパーツがあれば、キャンプの幅も広がるでしょう。
ツーポールテントは基本的にまっすぐなポールを使って設営します。そのため、仮にテントの張りが弱い場合、テント内にデッドスペースができる場合があります。
しかし、この二又フレームを使用すれば、テント内部から外側へ押し広げてくれるため、デッドスペースが少なくなり快適に過ごせるでしょう。
ツーポールテントのなかには、インナーテントが付属しているものがあります。
通常、インナーテントは別売されていることが多い傾向にありますが、最初からインナーテントがあれば、一般的なキャンプスタイルで寝ることが可能です。また、虫が侵入してくる可能性も低くなるでしょう。
ツーポールテント内に自身が所有するインナーテントを入れてキャンプをする人がおり、このスタイルはカンガルースタイルと呼ばれています。
ツーポールテント内に収まるものであれば、ブランド問わずに使用可能です。さらに、個別でインナーテントを持ってくれば、寝室を別々にできるのもメリットといえるでしょう。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
設営方式 | 形状 | ウォール | 入口 | 重量 | 最大使用人数 | ルーム数 | |||||
1 | キャプテンスタッグ CAPTAIN STAG|トレッカー ツーポールロッジUV|UA-67 | ![]() | クラシカルなフォルムのロッジタイプテント | 自立式 | ロッジタイプ、Aフレーム | ダブル | フルクローズタイプ | 7.2kg | 4人 | 1ルーム | |
2 | Anlik パップテント | ![]() | 軽量設計で持ち運びや設営が簡単 | 不明 | 不明 | 不明 | フルクローズタイプ | 2.0kg | 1人 | 1ルーム | |
3 | コンポジット FIELDOOR|ツーポールテントT/C270 | ![]() | 簡単設営で焚火対応の難燃性ツーポールテント | ツーポール式 | 不明 | シングル | フルクローズタイプ、オープンタイプ | 約5.4kg | 2人 | 1ルーム | |
4 | TIMBER RIDGE ツーポールテント | ![]() | 夏は涼しく冬は暖かい、さまざまな用途で使えるテント | ワンタッチ式 | 不明 | ダブル | フルクローズタイプ | 8.88kg | 4人 | 1ルーム | |
5 | NEMO ヘキサライト6P|NM-HEX-6P-EL | ![]() | 広い室内空間が自慢の大型ツーポールテント | 自立式 | 不明 | シングル | フルクローズタイプ | 7.6kg(本体) | 6人 | 1ルーム |
快適装備をプラスし、2本のポールで設営が簡単です。クラシカルなフォルムのロッジタイプテントで、吊り下げ式のインナーテントつき。幕体とインナーテント左右側面2箇所にメッシュ窓を装備し、通気性がよく、また、幕体だけでも使用可能です。
設営方式 | 自立式 |
---|---|
形状 | ロッジタイプ、Aフレーム |
ウォール | ダブル |
入口 | フルクローズタイプ |
重量 | 7.2kg |
最大使用人数 | 4人 |
ルーム数 | 1ルーム |
FIELDOORのツーポールテント270は、ポリコットン製で難燃性や撥水性に優れており、近くで焚き火も楽しめます。2段階高さ調整可能でオールシーズン対応、初心者でも簡単設営が可能。インナーテントは170×200cmの広々サイズで、フライシートの前面を捲ると大開口で開放感があるのもポイントです。
設営方式 | ツーポール式 |
---|---|
形状 | 不明 |
ウォール | シングル |
入口 | フルクローズタイプ、オープンタイプ |
重量 | 約5.4kg |
最大使用人数 | 2人 |
ルーム数 | 1ルーム |
1位: キャプテンスタッグ|CAPTAIN STAG|トレッカー ツーポールロッジUV|UA-67
2位: Anlik|パップテント
3位: コンポジット|FIELDOOR|ツーポールテントT/C270
4位: TIMBER RIDGE|ツーポールテント
5位: NEMO|ヘキサライト6P|NM-HEX-6P-EL
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