ドコモが提供している、人気の格安SIM「ahamo」。現在ahamoを利用していて、機種変更の手続き方法を知りたい人や、機種変更にあたってわからないことがある人も多いのではないでしょうか。
今回は、ahamoの機種変更の前にしておくべきことや、機種変更の手続き方法、変更後の端末の利用設定などを解説します。本記事を読めば、機種変更をスムーズに行えるので参考にしてみてくださいね。

大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。
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ahamoの機種変更をする前には、対応機種の確認やデータのバックアップをしておくことが重要です。以下では、機種変更にあたって事前にやるべきことを解説します。
ahamoで機種変更をするなら、変更したい機種がahamoに対応しているかを確認しましょう。ahamoは、iPhone・arrows・LG・Galaxy・AQUOS・Xperia・Pixelなどの端末に対応しています。詳細は「対応端末一覧」から確認できるので、機種変更をする端末がahamoに対応しているかどうかは必ずチェックしておきましょう。
ahamoには、非対応の端末があります。2013年以前に発売されたスマホは、ahamoでは利用できません。2014年以降に発売されたものでも、arrows・AQUOS・Galaxyなどの一部機種は対応外です。非対応の機種名の詳細は、「ahamoでご契約いただけない端末」を参照しておきましょう。
機種変更を行なう際には、何らかの理由でスマホのデータが消えてしまう可能性があるため、データのバックアップは必ず行いましょう。
バックアップの方法は、iOSならiCloudから「iCloud バックアップ」をタップして、「今すぐバックアップを作成」を選択します。
Androidの場合は、設定アプリから「Google」→「バックアップ」と選択していき、「今すぐバックアップ」をタップすれば完了です。
ahamoでの機種変更をする際に、必要なものも用意しましょう。ドコモオンラインショップやahamo公式サイトなどで、SIMフリーの新しい端末を購入します。SIMフリーとは、購入した携帯電話会社以外のSIMが使えるように、SIMロックが解除された状態のことです。
新しい端末以外に、ahamo公式サイトにログインする際に必要なdアカウントとパスワードも用意しましょう。クレジットカードや特定の金融機関口座の情報も揃えておくと、機種変更時の購入をスムーズに済ませることができます。
ドコモオンラインショップやApple公式サイトなどで行われている、下取りキャンペーンを利用する場合は、下取りに出す端末が初期化されている必要があります。端末ごとに設定された手順に従い、記録されているデータはすべて消去しておきましょう。
iPhoneの初期化は、「設定」→「一般」→「転送またはデバイスをリセット」の順にタップしていき、「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択。パスコードと Apple ID のパスワードを入力すれば、初期化が開始されます。
Androidの場合は、ほとんどが設定アプリから初期化が可能です。例えば、Google PixelならGoogleアカウントからログアウトし、設定アプリを開きます。「システム」→「詳細設定」→「リセット オプション」→「すべてのデータを消去(出荷時リセット)」の順に進んで、初期化を行いましょう。
次に、ドコモオンライショップやahamoの公式サイトなどを利用して、機種変更をする方法を解説します。
ドコモオンラインショップで機種変更をする際は、新しい端末を選んでから支払い方法を決めるのが流れです。まず、ドコモオンラインショップで購入したい端末を選択しましょう。「カラーを選ぶ」「容量を選ぶ」の下の「購入方法を選ぶ」は、「機種変更」を選びます。
次に、機種の支払い方法を一括払いや分割払いから選択しましょう。機種によっては、23か月後に機種を返却することで負担額が安くなる、いつでもカエドキプログラムを選ぶこともできます。
支払い方法を選択したら、支払額の確認をして、問題なければ「カートに入れる」から商品を追加してください。カート内の画面から「購入手続き」に進み、商品受取方法を入力します。受取方法は、宅配便かドコモショップスタッフが届けるの2種類。
受取方法を選択したら、料金プランとサービスの選択に移ります。ahamoを継続する人は、ahamoを選択しましょう。そのあとで、注文内容を確認して購入を確定させます。
機種変更の際には、ahamoの公式サイトで販売されている端末を選ぶことも可能です。ahamo公式サイトから、機種変更したい端末を選んで、画面右下の「申し込み」ボタンから購入手続きを進めていきます。
ahamoの公式サイトで販売中の端末は、ほとんどがドコモオンラインショップでの購入が必要なため、手続きの流れはドコモオンラインショップと同様です。公式からドコモオンラインショップに移ったら、「すでにahamoを契約されている方」を選びましょう。
端末を選んで、支払回数を選択し、支払額の確認ののち、問題なければ「カートに入れる」から商品を追加してください。カート内の画面から「購入手続き」に進み、商品受取方法を入力しましょう。ahamoを継続する人はahamoのプランを選択して、注文内容を確認して購入を確定させれば完了です。
ahamoに対応しているSIMフリーの端末を購入すれば、SIMロック解除は不要でahamoを利用可能です。SIMフリー端末を購入できる場所は、Apple StoreオンラインやGoogle ストアなどの公式サイト、ヨドバシ・ドット・コム、AmazonなどのECサイトでも購入できます。
また、メルカリなどのフリマアプリや、中古ショップでもSIMフリー端末を購入可能です。中古の端末を購入する場合は、SIMフリー端末かどうかや、SIMロックが解除されているかを確認しましょう。
SIMロック端末の場合は、中古の端末が購入されたキャリアにSIMロック解除の申請を行います。キャリアが不明なときは、IMEI番号から調べましょう。IMEI番号は、iPhoneなら「設定」→「一般」と進み、「情報」から確認可能です。Androidは、「設定」のなかにある「デバイス情報」に記載されています。
IMEI番号が判明したら、「ネットワーク利用制限携帯電話機確認サイト(ドコモ)」「ネットワーク利用制限携帯電話機照会(au)」「ネットワーク利用制限携帯電話機の確認(ソフトバンク)」などを利用してキャリアの確認を行いましょう。
例えば、「ネットワーク利用制限携帯電話機確認サイト」で調べたとき、「○」が表示されれば、ドコモから購入され、かつ支払いも完了していると判断できます。
キャリア確認ができたら、SIMロック解除を申し込みましょう。SIMロック解除の申し込みは、auなら「My au」、ソフトバンクの場合は「My SoftBank」から手続きをしてみてください。
購入した端末が届いたら、開通手続きや発信テストなどの利用設定を行いましょう。以下で、各手続きや設定方法などを解説します。
ahamoの開通手続きは、Webサイト・アプリ・電話で行えます。Webサイトの場合は「ログイン」から手続きをしましょう。アプリは「App Store」または「Google Play」からダウンロードしてください。
開通手続きの流れは、ahamoの公式サイトから端末を購入した場合は、ahamoにログインするか、アプリを起動します。メニューの「アカウント」から「その他の手続き」と進み、「機種変更時の開通手続き」を選択。開通情報が表示されるので、問題なければ「開通する」を選べば手続き完了です。
ドコモオンライショップで購入した場合は、ドコモオンラインショップの「購入履歴」をクリックし、dアカウントでログインします。「切り替え(開通)のお手続きへ」を選択して、「開通前のご確認事項」「受付確認メール送信先」を確認し、「ご注文を確定する」をクリックしましょう。
電話での開通手続きは、新しいスマホから1580にダイヤルし、音声ガイダンスに従って、ネットワーク暗証番号を入力し、「#」を押してください。「開通いたします」とアナウンスが流れるので、「1」を押したあとに「#」を押しましょう。
「ただいま開通処理を行っています。ドコモSIMカードを開通いたしました。ご利用ありがとうございました」とガイダンスが流れれば完了です。
開通手続きを済ませたら、SIMカードを差し替えて発信テストを行いましょう。現在利用中のSIMカード、または新しいSIMカードをスマホに差し込みます。
差し替えの際には、機種の取り扱い説明書を参照して、SIMカードが入っているトレイを引き出してください。トレイにSIMカードを置いたら、端末に差し込みましょう。
SIMの差し込みが完了したら、発信テスト用番号の111に電話をかけて、「接続試験は終了です。ありがとうございました」とガイダンスが流れれば、正常に接続されています。
発信テストを終えたら、スマホの利用設定を行いましょう。iPhoneとAndroidの設定方法を、以下で解説します。
iPhoneの場合は、Apple IDなどの設定が必要です。iPhoneの電源を入れて、「こんにちは」と表示されたら、画面の案内に沿って設定を進めてください。
以前使っているiPhoneがある場合は、新しい端末に近づけることで、「クイックスタート」が利用できます。「クイックスタート」を使えば、案内に従って進めていくだけで、古いスマホからのデータ移行や、Apple IDの設定が可能です。
手動で行なう場合は、「手動で設定」をタップし、Wi-Fiまたはモバイルデータ通信で接続しましょう。Face IDまたはTouch IDの設定に移ったら、設定のち、パスコードを作成してください。そのあと、「Appとデータ」画面が表示されるので、データの移行や復元を選択しましょう。
次に、Apple IDとパスワードを入力します。パスワードがわからない場合や、Apple IDを持っていないなら「パスワードをお忘れか Apple ID をお持ちでない場合」を選択しましょう。自動アップデートを有効にし、そのほかの機能を設定していけば初期設定は完了です。
iPhoneの初期設定が終わったら、ahamoの「iPhone利用開始設定」にアクセスし「プロファイルをダウンロード」から、dアカウントやd払いなどを利用するためのプロファイルをダウンロードしましょう。
ダウンロード時には、「許可しますか」とダイアログが表示されるので「許可」をタップし、ダウンロードが完了したら「閉じる」を押します。ホーム画面の「設定」から「プロファイルがダウンロード済み」を選択し、「インストール」をタップしてください。画面右上に「インストール」と表示されたらタップし、さらに「インストール」を押しましょう。「完了」を選択したら利用設定は終了です。
Androidの場合は、Googleアカウントの設定や、ahamoを利用するために必要なアプリをダウンロードしましょう。Googleアカウントの設定は「アプリフォルダ」→「設定」と進み、「アカウント」から設定可能です。
Googleアカウントの作成は、「Googleアカウントの作成」から行いましょう。名前・ユーザー名・パスワードなどの項目を埋めていき、「次へ」を選択します。アカウントの電話番号を追加して「次へ」をクリックすれば、アカウントの作成は完了です。
Googleアカウントの作成が終了するか、すでにアカウントを持っている人は、ahamoの「Androidスマホ利用開始設定」にアクセスし、「ahamoご利用にあたり必要なアプリをインストール」にあるアプリをダウンロードしましょう。
ahamoの申し込みや、申し込み後の手続きをドコモショップで行う場合は、3,300円の利用料金がかかります。有料になってしまうので、機種変更の手続きはなるべく自分で行なうのがおすすめです。
機種変更で不明な点がある場合は、「チャットサポート」を利用するのもよいでしょう。チャットボットと有人チャットで問い合わせが可能です。
ahamoで機種変更を考えている人は、機種変更のタイミングで格安SIMに乗り換えれば、月々のスマホ料金を下げられる可能性があります。以下の記事では、人気の格安SIMを実際に契約して、通信速度や料金などを比較検証しているので参考にしてみてください。
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