お得な料金でデータ使い放題の楽天モバイルと、大手キャリアauのサブブランドであるUQ mobile。楽天モバイルの利用者のなかには、UQ mobileに乗り換えようか検討している人もいるでしょう。乗り換え方法や注意点、メリットなどがわかれば、乗り換えるかどうかを判断しやすいですよね。
本記事では、楽天モバイルからUQ mobileに乗り換える手順やメリット、デメリットを詳しく解説します。よくあるQ&Aも紹介するので、乗り換えるか迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。
楽天モバイルからUQ mobileへの乗り換え方法を見ていきましょう。UQ mobileの申込み時には端末購入ができるため、今の端末をそのまま使うことも、新しく購入することも可能です。新しく購入するなら、これから紹介する手順の③以降を確認してみてください。
楽天モバイルで利用中の端末を引き続き使いたい人は、UQ mobileでも利用できるかどうかを確認しましょう。楽天モバイルでは使えても、UQ mobileには対応していないケースがあるからです。UQ mobileで利用できる端末には、次のような機種があります。
UQ mobileの「動作確認端末一覧」でキャリアやメーカーなどの条件を絞り込むと、上記を含む対応端末がチェックできますよ。
また対応端末の詳細部分にある「SIMの種類・動作確認済みのサービスなど」では、対応エリアやデータ通信といったサービスごとの対応可否も確認可能です。
端末にSIMロックがかかっている場合は、SIMロックを解除しましょう。楽天モバイルで購入した端末、楽天モバイルの契約時にSIMロックを解除した端末、Apple Storeなどで購入したSIMフリー端末の場合、SIMロック解除は不要です。
楽天モバイルで利用中の端末ではなく、auやソフトバンク、ドコモで購入した端末をUQ mobileで使いたい場合、端末の発売時期によって解除手続きの要否が変わります。
2021年10月以降に発売されたスマホには、原則としてSIMロックがかかっていません。これより前に発売されたスマホについては、キャリアごとに対応が異なります。
auの場合、2017年8月以降に発売された端末なら、SIMロック解除は不要です。解除が必要な場合は、公式サイトを参考に手続きしましょう。
ソフトバンクでSIMロック解除が不要なケースは、2021年5月12日以降に端末を購入した場合。ドコモなら、2021年8月27日以降発売の端末を購入した場合です。より詳細な条件や手続き方法は、ソフトバンク・ドコモの公式サイトで確認してみてください。
SIMロック解除の大まかな流れは、どのキャリアも同じです。まず、webと店頭のどちらで手続きするかを決めましょう。webは無料で手続きできますが、店頭の場合には手数料3,300円(税込)が必要です。
ドコモは一部、電話手続きも可能。手数料は3,300円(税込)
webで手続きする場合は、各社のマイページ(My au・My SoftBank・My docomo)から申し込みます。SIMロック解除の申込みページで15桁のIMEI番号を入力すると、解除手続きができますよ。
IMEI番号は、スマホの電話アプリで「*#06#」と入力すると確認できます。もしくは、Androidの場合は設定アプリの「端末情報」で、iPhoneの場合は設定アプリの「一般>情報」でも確認可能です。
SIMロックが解除できれば、手持ちの端末をUQ mobileで利用できます。まずは解除が必要かそうでないかをチェックし、必要であれば各キャリアで手続きしましょう。
楽天モバイルで利用中の電話番号をUQ mobileに引き継ぐためには、MNP予約番号の取得が必要です。MNP予約番号は、my 楽天モバイルで取得できます。my 楽天モバイルにはweb版とアプリ版があるので、使い慣れているほうで操作してください。
web版でmy 楽天モバイルにアクセスする場合、まずはユーザIDとパスワードでログインしましょう。web・アプリともにホーム画面を開いたら、三本線のメニュー画面から「契約プラン」を選択します。
次は「各種手続き」欄の「その他のお手続き」まで画面をスクロールし、「手続きへ進む」をタップ。「他社へのお乗り換え(MNP)」を選択し、アンケートなどの項目を入力しましょう。
手続きする電話番号や入力内容に誤りがないか確認できたら、「MNP予約番号を発行する」をタップします。MNP予約番号・有効期限・電話番号の3つが表示されるので、スクリーンショットを撮るかメモしておきましょう。これで手続きは完了です。
MNP予約番号の有効期限は、取得日を含めて15日間。オンラインでUQ mobileに申し込む際には10日以上の期限が必要なため、取得から5日以内に乗り換えの手続きをしましょう。15日間の有効期限が切れてしまったときは、同じ方法で再発行が可能です。
UQ mobileに乗り換える際には、店頭またはオンラインで申し込みましょう。用意するものは、以下のとおりです。
本人確認書類の種類は、公式サイトで詳細を確認してください。店舗で申し込む場合、毎月の支払い方法をクレジットカードと口座振替から選択可能です。口座振替を希望する人は、クレジットカードでなくキャッシュカードを持参しましょう。
近くの店舗は、「販売店舗一覧」で現在地や都道府県から検索できますよ。店舗によっては来店予約もできるので、待ち時間を減らしたい人は利用してみてください。
オンラインで申し込む場合は、まずオンラインショップにアクセス。端末を購入しない場合はSIMタイプのみを、購入する場合は端末とSIMタイプを選択しましょう。
SIMは通信サービスの利用に欠かせないもので、主にSIMカードとeSIMの2タイプに分かれます。SIMカードは小型のカードタイプのSIM、eSIMは端末と一体化されたSIMのことです。
端末によって対応できるSIMタイプが異なるため、「動作確認端末一覧」でチェックしてください。対応端末の「SIMの種類・動作確認済みのサービスなど」の欄で、SIMタイプと利用できるサービスが確認できます。
申込み後の設定がシンプルなのはSIMカードです。ただしSIMカードは発送を待つ必要があるため、乗り換えの時間を短縮したい場合にはeSIMが向いています。
端末やSIMタイプが選べたら、契約方法で「他社から乗りかえ(MNP)」を選択して手続きを進めましょう。画面に従って内容を入力・選択し、本人確認を実施すると申込みが完了します。受付完了メールが届くので、確認してください。
UQ mobile側で加入審査が完了すると、端末やSIMカードの発送予定日が改めてメールで通知されます。eSIMの場合は発送を待つ必要がないため、メールの案内に従って利用開始の手続きを進めましょう。
SIMの開通手続きは、SIMカードとeSIMのどちらを利用するかによって異なります。スムーズに手続きができるように、利用するSIMタイプの手続き方法をチェックしておきましょう。
SIMカードが郵送で送られてきたら、まずは9:00~21:15に回線切り替えをしましょう。楽天モバイルで利用していた端末などで「ご注文履歴」にアクセスし、UQ mobileオンラインショップの「ご注文番号の入力へ進む」をタップします。
注文番号と注文履歴確認用パスワードを入力して、注文履歴の画面に進んでください。「回線を切り替える」をタップしたあと、楽天モバイルで利用していた端末の電源を切り、30分ほど時間をおきます。新しく端末を購入した場合は、その端末も電源を切りましょう。
UQ mobileで利用する端末の電源を切ったまま、新しいSIMカードを挿入します。楽天モバイルの端末を引き継ぐ場合は、楽天モバイルのSIMカードと入れ替えてください。SIMカードが挿入できたら、電源をオンにしましょう。
電源を入れたあとは、AndroidとiPhoneとで少し手順が異なります。自分の端末にあてはまるほうをチェックしてくださいね。
Androidの場合、機種によってはSIMロック解除のコード入力画面が出ます。その際は、キャリアでSIMロック解除をした際に発行された解除コードを入力しましょう。コードの入力画面が出てこなければ、このまま手順⑥に進んでください。
iPhoneの場合は、電源を入れたあとWi-Fiに接続し、Apple IDとパスワードを入力します。「iPhoneはアクティベートされました」という表示に加え、画面左上に「UQ mobile」の文字があるか確認しましょう。確認できたら手順⑥に進みます。
はじめに、webまたは電話で回線切り替えをしましょう。ここではwebでの回線切り替え手順を紹介します。
利用する端末は、楽天モバイルの端末でも、タブレットやPCなどでも可能です。9:00~21:15の時間帯に「ご注文履歴」へアクセスし、UQ mobileオンラインショップの「ご注文番号の入力へ進む」をタップします。
注文番号・注文履歴確認用パスワードを入力し、注文履歴の画面に進みましょう。「回線を切り替える」をタップしたあとは、楽天モバイルで利用していた端末の電源を切ります。新しく購入した場合はその端末も電源を切り、30分ほど時間をおいてください。
そのあと、UQ mobileで利用する端末の電源を入れて、eSIMプロファイルをダウンロードしましょう。ダウンロード方法は端末の種類や端末購入の有無によって異なるため、公式サイトで詳細をチェックしてください。
eSIMプロファイルがダウンロードできたら、手順⑥に進んでネットワークの設定をしましょう。
ネットワークの初期設定の手順は、Android・iPhoneごとに異なります。UQ mobileで使う端末の手順を確認しましょう。
UQ mobile製品のAndroidは、ネットワーク(APN)の設定が不要です。以下のネットワーク設定の手順を読み飛ばして、発信テストの実施手順に進みましょう。
SIMフリーのAndroidの場合は、設定アプリでアクセスポイントを登録しましょう。機種によって方法が異なるので、詳細は公式サイトを確認してください。
設定ができると、UQ mobile回線のネット通信ができるようになります。最後に発信テストとして、111(通話料無料)へ電話をかけましょう。ガイダンスを最後まで聞いて端末の電源を切ったら、初期設定は終了です。
なお、発信テストができるようになるまでには、数分かかる場合があります。回線切り替えをしているにもかかわらずテストができないときは、数分ほど時間をおいてみましょう。
UQ mobileで購入したiPhoneを使う場合は、iOSが最新の状態かどうかを確認し、必要であればアップデートしましょう。ネットワーク設定は不要のため、最後の発信テストの手順のみをチェックしてください。
UQ mobile以外で購入したiPhoneを使う場合は、プロファイルの削除やインストールが必要なケースがあります。
プロファイルの削除が必要なのは、楽天モバイルで利用していたiPhoneの場合です。設定アプリを開いて「一般>VPNとデバイス管理>他社の構成プロファイル(APN)」まで進んだら、「プロファイルを削除」をタップしてください。
パスコードを入力して「削除」を選択すると、楽天モバイルのプロファイル削除が完了です。
UQ mobileのプロファイルのインストールが必要かどうかは、iPhoneの機種ごとに対応が分かれます。機種によっては、iOSを更新するだけでUQ mobileの通信設定が完了しますよ。まずはどの機種も、iOSが最新かどうか確認しましょう。
設定アプリの「一般」をタップし、「ソフトウェア・アップデート」に更新の指示が出ている場合は、Wi-Fi環境でアップデートしてください。Wi-Fiを切ってネット通信ができる場合は、発信テストの実施に移ります。
iOSの更新だけでは通信設定が完了しない場合や、以下のiPhoneを利用する場合は、発信テスト前に専用プロファイルのインストールが必要です。
まずは、「かんたん初期設定ガイドfor iPhone」のプロファイル設定手順にある、QRコードを読み込みましょう。構成プロファイルのダウンロードに関するポップアップが表示されるので、「許可」を選択してダウンロードをします。
ダウンロード後に設定アプリを開き、プロファイルのダウンロード完了に関する表示を選択して「インストール」をタップ。パスコード入力が求められた場合は入力し、承諾画面で「次へ」を選択します。
インストールが実施できたら、ホーム画面に戻ってWi-Fiを切りましょう。ネット通信ができる状態であれば、UQ mobileの通信設定は完了です。
最後に、111(通話料無料)へ発信テストを実施します。ガイダンスを最後まで聞いて、一旦電源を切りましょう。Androidと同じく、発信テストができるようになるまでには数分かかる場合があります。実施できない場合は、少し時間をおいてみてください。
楽天モバイルからUQ mobileに乗り換える際は、キャンペーンを活用するのがおすすめです。2023年3月現在、UQ mobileではオンライン申込み限定の「au PAY残高還元(※1)」や「UQ mobile オンラインショップ おトク割(※2)」を実施しています。
1.2021年9月2日~終了日未定
2.2022年2月1日~終了日未定
au PAY残高還元は、最大13,000円相当のau PAYが還元されるキャンペーンです。条件は、新規または乗り換えを選択し、SIMのみを契約すること。新規のSIMカード契約で3,000円相当、eSIMの契約で6,000円相当のau PAYが還元されます。
乗り換えの場合は、SIMタイプや増量オプションⅡの加入有無によって、以下のau PAY還元が受けられますよ。
上記金額はすべて不課税です。
「増量オプションⅡ」とは、月額料金550円(税込)で契約プランのデータ容量を月々2GBまたは5GB増やせるオプションのことです。端末を購入せずSIMのみを契約するなら、au PAY残高還元のキャンペーンを活用してみましょう。
UQ mobile オンラインショップ おトク割は、機種代金が最大22,000円(税込)割引されるキャンペーンです。キャンペーンは、UQ mobile オンラインショップで対象機種の購入、トクトクプラン・コミコミプラン+の契約、増量オプションⅡへの加入で適用されます。
乗り換えと同時にスマホを新しくしたい場合は、UQ mobile オンラインショップ おトク割がおすすめです。対象機種ごとに割引額が異なるので、公式サイトで確認しましょう。iPhone・au Certified(認定中古品)・Androidから機種を選び、契約タイプをタップすると割引額がわかります。
UQ mobileでは、過去に「UQ mobile オンラインショップ クリアランスセール」や「UQ mobile BLACK FRIDAY 2021」といった、機種代金がお得になるキャンペーンも開催されていました。
今後も新たなキャンペーンが出る可能性はあるので、乗り換え予定の人は「キャンペーン・おトク情報(UQ mobile)」をこまめにチェックしましょう。
また、UQ mobileのキャンペーン情報について詳しくまとめた記事も参考にしてみてください。
楽天モバイルからUQ mobileに乗り換えるメリットは4つあります。通信環境、店舗、サービスに関する3つのメリットを確認しましょう。
あわせて、UQ mobileの通信速度や料金、サポート体制について徹底検証した記事もチェックしてみてください。
KDDIが運営するUQ mobileはau回線を利用しているため、安定したデータ通信ができます。4G LTEの人口カバー率が99.9%と、広い範囲で利用できるのもポイントです。
楽天モバイルも自社回線を所有し、98%の人口カバー率を達成しています。ただ、au回線に比べるとカバー率がやや低いため、対応エリアの広さはUQ mobileのほうが有利といえるでしょう。
またau回線は、プラチナバンドという通信品質のよい周波数帯を利用しています。一方の楽天モバイルには、プラチナバンドの周波数帯が割り当てられていません。安定したデータ通信に関しても、UQ mobileのほうがメリットが大きいと考えられます。
楽天モバイルに比べて実店舗が多く、相談しやすい点もUQ mobileのメリットです。全国に2,700店舗以上あり、UQ mobileの専売ショップのほか、auショップや家電量販店などでも対応してもらえますよ。
楽天モバイルも自社の専売ショップのほかに、家電量販店や郵便局でも対応してもらえます。しかし店舗数は約1,200店舗と、UQ mobileよりは少なめです。
対面での手厚いサポートを重視する人にとって、店舗数が多いことは安心感につながるでしょう。また、UQ mobileの店舗で乗り換えを申し込むと、わからないことをその場で尋ねられるうえ、申込みから最短30分で手続きが可能です。
実際に近くのUQ mobileを探したい人は、公式サイトで検索してください。現在地から探せるほか、都道府県一覧でもチェックできますよ。
UQ mobileユーザーは、クレジットカードのau PAYカードを年会費無料で利用できます。au PAYカードの入会条件は、個人のau IDを持っている人、高校生を除く満18歳以上の人、本人または配偶者に定期的な収入がある人です。
UQ mobileの回線に紐づけたau IDを使ってau PAYカードをつくると、年会費1,375円(税込)は不要です。ただし、カードを1年間利用していない場合は年会費が発生するので注意しましょう。
au PAYカードのメリットは、Pontaポイントが貯められること。100円(税込)ごとの買い物で1ポイントが貯まります。
UQ mobileの支払いをau PAYカードに設定しておくと、利用料金の1%が還元されますよ。また、au PAYマーケットで買い物をすると、最大7%のポイントがもらえます。貯まったポイントは、au PAYカードの支払いやau PAY残高のチャージに利用可能です。
なお、au PAYカードの新規入会と利用で、最大10,000ポイントがもらえるキャンペーンも実施中。乗り換えの機会にau PAYカードをつくれば、Pontaポイントをお得に貯められます。
キャンペーン期間は2022年12月1日~終了日未定です。詳細はau PAYカードの公式サイトでチェックしてください。
楽天モバイルからUQ mobileに乗り換えるメリットもあれば、デメリットもあります。基本料金や通話、海外利用時の通信などに関する4つのデメリットを確認しましょう。
楽天モバイルにはデータ容量無制限のプランがありますが、UQ mobileにはありません。UQ mobileの場合、最大データ容量はコミコミプラン+の33GBです。データ増量オプションを月550円でつけると38GBまで使えますが、それ以上使う人には向いていないでしょう。
また、UQ mobileで自宅セット割などの割引を適用しない場合は、楽天モバイルのほうが基本料金が安いといえます。
UQ mobileの基本料金は、ミニミニプラン(4GB)で2,365円/月、トクトクプラン(1〜15GB)で3,465円円/月、コミコミプラン+(33GB)で3,278円/月です。
すべて税込
楽天モバイルの基本料金は、3GBまでの場合1,078円/月、20GBまでで2,178円/月、20GB超過の際は3,278円/月です。
すべて税込
楽天モバイルではRakuten Linkアプリを使うと無料で国内通話ができますが、UQ mobileには無料で利用できる同等のサービスがありません。
通話オプションに加入するとお得に通話できるものの、それでも月額料金がかかってしまいます。UQ mobileの通話オプションは「通話放題」「通話放題ライト」「通話パック(60分/月)」の3種類です。
通話放題は国内通話が24時間かけ放題のオプションで、料金は1,980円/月。通話放題ライトは880円/月で、1回10分以内の国内通話が何度でも無料で利用できます。通話パック(60分/月)は、定額の660円/月で1か月60分まで通話できるオプションです。
すべて税込
ちなみに楽天モバイルにも、「15分(標準)通話かけ放題」という1,100円/月(税込)の通話オプションがあります。標準の電話アプリを利用する人向けのオプションで、1回15分以内の国内通話がかけ放題です。
楽天モバイルの場合、オプションの加入なしでもRakuten Linkを使えば無料で通話できます。国内通話の機会が多い人にとっては、UQ mobileへの乗り換えで利用料金がかさんでしまう可能性があるでしょう。
楽天モバイルでは、海外でのデータ通信が2GBまで無料です。UQ mobileも海外で使うことはできますが、有料の「世界データ定額」や「海外ダブル定額(5G/4G LTE)」を利用する必要があります。
世界データ定額とは、日本での契約データ容量をそのまま海外で使えるようにするサービスのこと。事前予約をすると早割キャンペーンで490円/24時間、キャンペーン対象外の国・地域で予約すると690円/24時間、予約なしの場合は980円/24時間です。
海外ダブル定額(5G/4G LTE)とは、国内のデータ容量とは関係なく、約24.4MBまで最大1980円/日、約24.4MBを超える場合は最大2980円/日で使えるサービス。UQ mobileで利用する場合は「世界データ定額拒否オプション」への申込みが必要です。
このように、UQ mobileを海外で使う際にはお金がかかってしまいます。海外旅行や出張などの機会が多い人にとっては、楽天モバイルのほうがメリットが大きいでしょう。
ただ、海外へ行く際はモバイルルーターなどを持ち歩く、そもそも海外に行く機会がほとんどないといった場合、UQ mobileでも気にする必要はないといえます。
楽天モバイルでは支払い方法に関係なく、利用料金の支払い100円(税抜き)につき1ポイントの楽天ポイントが付与されます。しかしUQ mobileでは、利用料金に対してポイントがもらえるサービスはありません。
ポイントを貯めたい場合は、au PAYカードなどのクレジットカードを支払い方法に設定し、カード会社ごとにもらえるポイントを獲得するなどの工夫を取り入れましょう。
楽天モバイルからUQ mobileへの乗り換えに向いている人の特徴は、主に4つです。乗り換えの判断材料として、以下の特徴に当てはまるかどうかをチェックしてみてください。
料金やデータ容量よりも安定した通信を重視する人には、UQ mobileが向いています。UQ mobileはKDDIが提供するサービスで、利用する回線はauと同じ。安定した通信品質かつ4G LTEの人口カバー率が99.9%と、幅広いエリアで利用できるのが強みです。
楽天モバイルに比べると基本料金は全体的に高めで、データ容量も最大25GBと制限があります。ただ、楽天モバイルの人口カバー率は98%と、UQ mobileよりやや低めです。
それほどデータ容量を必要とせず、利用料金よりも通信の品質を求めるなら、UQ mobileが向いているでしょう。
スマホでほとんど通話しない、もしくはLINEなどの通話アプリを利用する人にも、UQ mobileはおすすめです。
楽天モバイルなら、Rakuten Linkアプリを使って無料で国内通話ができます。その点、UQ mobileには同等の無料サービスがなく、有料オプション扱いです。
国内通話が24時間かけ放題の「通話放題」は1,980円/月、1回10分以内の国内通話が無料の「通話放題ライト」は880円/月がかかります。また1か月60分まで定額で通話できる「通話パック(60分/月)」は、660円/月です。
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ただし、アプリやオプションを利用しない場合の国内通話料は、楽天モバイルもUQ mobileも30秒22円(税込)と変わりません。通話する機会が少ない人、無料通話アプリを利用する人は、UQ mobileに乗り換えても損をする可能性は低いと考えられます。
ネットやスマホのセット割サービスを利用したい人も、UQ mobileが向いているでしょう。UQ mobileでは、対象のインターネットまたは電気と、スマホの割引が受けられる「自宅セット割」が利用できます。
自宅セット割のメリットは、UQ mobileユーザーの家族を含めてスマホ代が割引されること。トクトクプランとミニミニプランは月1,100円、くりこしプランS/M +5Gは月638円、くりこしプランL +5Gは月858円割引されます。
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家族が増えるほど、料金の差は大きくなります。UQ mobileへの乗り換えを家族で検討しているなら、自宅セット割は特に利用しておきたい割引サービスといえるでしょう。
なお、自宅セット割が適用される家族とは、契約者と同一姓・同居の家族です。ただし50歳以上の家族は別住所であっても適用されるほか、店頭申込みなら50歳未満で別住所の家族も自宅セット割に加入できます。
自宅セット割が申し込めるのは、最大10回線までです。申込みが5回線以上の場合や同姓ではない場合は、証明書を提出することで割引が適用されます。
申込み時には、「インターネットコース」と「でんきコース」のどちらかを選びましょう。インターネットコースはauひかり・WiMAX +5Gルーターなどのサービスが、でんきコースはauでんきが対象です。より詳しい申込み方法には、公式サイトでチェックしてみてください。
UQ mobileはPontaポイントを貯めている人にもおすすめ。UQ mobileユーザーは、Pontaポイントが貯まるau PAYカードの年会費が無料です。そのうえ、新規入会や利用によって最大10,000ポイントがもらえるキャンペーンも用意されていますよ。
さらに、UQ mobileの利用料金をau PAYカードで支払うと、利用料金の1%が還元されます。もともとPontaポイントを貯めている人は、UQ mobileとau PAYカードの利用でより効率的に増やせるでしょう。
楽天モバイルからUQ mobileに乗り換える際は、できる限り疑問を解決してから手続きしたいですよね。申込みに進む前に、乗り換えに関するQ&Aを確認しておきましょう。
楽天モバイルからUQ mobileに乗り換える場合、いつのタイミングでも大きく損をすることはありません。楽天モバイルを解約する月の利用料金は、データの使用量に合わせて請求されます。3GBまでなら1,078円、20GBまでなら2,178円、20GBを超える場合は3,278円です。
すべて税込
オプション料金は、基本的に日割請求されます。ただし、「15分(標準)通話かけ放題」「国際通話かけ放題」「楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム」は日割請求の対象外のため、解約月の前月に解除しておくのがおすすめです。詳しい解除方法は公式サイトでチェックしてみてください。
UQ mobileを契約する月の利用料金は、満額請求でなく日割請求されます。楽天モバイルもUQ mobileも利用した分だけ請求される仕組みなので、タイミングにこだわりすぎる必要はないでしょう。
ただし、楽天モバイルのデータ使用量が20GBを超えているなら、月末近くまで乗り換えを待っておくのがおすすめ。どれだけデータ容量を使っても、料金はそれ以上高くならないからです。
解約を予定している月のデータ使用量を意識しながら、UQ mobileの乗り換えタイミングを検討しましょう。
楽天モバイルからUQ mobileに乗り換えても、楽天モバイル側に支払う違約金・解約金はありません。楽天モバイルには最低利用期間のしばりがないため、いつでも解約できます。
ただし、楽天モバイルで端末やアクセサリーなどを購入し、分割払いをしている場合は、引き続き支払いが必要です。
UQ mobileに申し込む際、契約事務手数料として3,850円(税込)が必要です。
初回の利用料金とあわせて請求されます。楽天モバイル側では、MNP予約番号を発行するときも、解約するときも、手数料はかかりません。
また、楽天モバイルを再契約したい人なら三木谷キャンペーンもチェックしてみてくださいね。
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