ポイント還元率の高さで人気のdカードやdカードGOLD。申し込みを検討しているものの、審査に通るか不安で1歩踏み出せない人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、dカードの審査基準や審査に通過するためのポイントについて解説します。審査落ちの原因と思われるポイントや審査に通りやすくするためのコツも紹介するので、申し込み前にチェックしてみてくださいね。
生命保険会社在籍中にTLC(生命保険協会認定FP)を獲得。その後CFPの認定を受ける。また、損害保険会社在籍期間には、損害保険プランナー資格を取得。 2011年からは「人々に複雑な保険の仕組みをわかりやすく説明する」ことをモットーに、独立系FPとして活動。個人/法人からの相談業務や北海道のテレビ番組のコメンテーター、Webライティング、セミナーなど活躍の場は多岐に渡っており、日本FP協会道央支部の幹事も務めている。
大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
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dカードに申し込むなら、審査基準や難易度を確認して審査落ちを防ぎましょう。
公式サイトには、審査基準は非公開であり審査に落ちても理由を公表しないと記載されています。ただし、申し込み条件から考えると、審査基準はそれほど厳しくないと推測できるでしょう。
dカードの申し込み条件は満18歳以上であること(高校生は除く)。そのほか、個人名義であることや、本人名義の口座を支払い口座として設定することが条件となっています。
dカードGOLDの申し込み条件には、安定した継続収入があることが明記されていますが、dカードでは収入に関する条件が設定されていません。主婦や学生、収入のない無職の人でも審査に通過する可能性があると推測できます。
dカードGOLDは通常のdカードよりも申し込み条件のハードルが高くなっており、その分審査も厳しいと考えておくとよいでしょう。
dカードは高校生を除く満18歳以上が申し込めますが、dカードGOLDは学生を除く満20歳以上でなければ申し込めず、安定した継続収入があることも条件となっています。無職の人や収入が不安定な人は申し込み条件を満たすことができないので、審査に通過するのは難しいといえるでしょう。
ただし、dカードGOLDにも、具体的な年収・勤続年数・雇用形態といった条件は設定されていません。派遣社員・アルバイト・パートなど正社員以外でも審査に通る可能性があり、他社のゴールドカードと比べて特段審査が厳しいとは言い切れないでしょう。
dカードの入会審査は、カード申し込み完了から最短5分で完了します。
最短5分で審査を完了させるためには、9:00〜19:50に申し込み手続きを済ませ、引き落とし口座の設定も完了していることが条件です。条件を満たしている場合でも、申し込み状況によっては審査結果が出るまでに数日かかることがあるため注意しましょう。
信用情報に問題がない人や収入が高い人など、一般的に属性が良いとされている人が申し込んだ場合は、スムーズに審査通過できる可能性が高まります。
dカードの審査基準は非公開ですが、一般的にクレジットカードの審査に落ちる可能性が高い原因を知り、対策をすることが大切です。ここでは、5つの原因を確認します。
信用情報にマイナス情報が記録されていると、審査に落ちる可能性があるので注意が必要です。入会審査にあたって、クレジットカード会社は信用情報機関に保管されている個人の信用情報を確認します。
信用情報として登録されているのは、クレジットカードの利用実績・申し込み履歴・返済実績などです。支払いの遅延や滞納があると、信用情報機関にその情報が登録されます。返済能力に不安要素があるとみなされ、カードの審査に通りにくくなりかねません。
そのほか、同時期に複数のカード申し込みをした場合もお金に困っていると判断され、審査にマイナスの影響を与えます。これまでにクレジットカードを作ったことがないスーパーホワイトの状態の人も、利用履歴がないために返済能力が判断できないことから審査で不利になる可能性が高いでしょう。
職業や年収などの属性情報が基準に満たない場合も、審査に落ちる可能性があります。とくにdカードGOLDでは安定した継続収入があることを申し込み条件としているため、勤務先や勤続年数によっては審査に通らないことがあるでしょう。
一般的にカードの審査では、収入が不安定になりやすい個人事業主よりも会社員や公務員のほうが有利とされています。今は個人事業主として安定した収入を得ていたとしても、今後不安定になるリスクをふまえて審査で落とされる可能性はあるでしょう。
またカード会社は、割賦販売法の決まりにより、利用者の年収・住宅ローンの有無・他社からの借り入れ状況・扶養家族の人数などを調査。クレジットとして無理なく払える支払可能見込み額を算定します。その結果、返済余力がないとみなされ、審査に落ちる場合もありますよ。
在籍確認ができない場合にも、審査に落ちる可能性があるので注意しなければなりません。
dカードの審査では、在籍確認のため自宅や勤務先などに電話がかかってくることがあります。休日で誰も電話に出なかったり、職場の人が対応してくれなかったりすると在籍確認ができないので、審査に落ちるケースがあるでしょう。
数回電話がかかってくる場合もあり、一度電話に出られなくてもすぐ審査に落ちるとは限りません。職場の人に在籍確認の電話がかかってくることを共有するなどして、対策しておくと安心です。
在籍確認は職場に電話がかかってくるため、初めてカードを申し込む人は緊張するかもしれません。
しかし、カード会社は申込時に記載した職場に本当に勤務しているか確認できればよく、職場のほかの人が電話をとっても、申し込んだ人がいることがわかればそれで在籍確認は終了です。
審査担当者も連絡する時間帯などは柔軟に対応してくれることが多いので、とにかく誰も電話に出ないということだけは無いよう、審査担当者とも打ち合わせをしておきましょう。
申し込み情報に誤りや虚偽の内容があった場合は、審査に落ちる可能性が高いといえます。
dカードの申し込みには、口座情報や勤務先情報などの申告および本人確認書類の提出が必要です。故意であるか否かにかかわらず、提出した情報に誤りがあると審査に時間がかかったり、落ちたりします。
虚偽の申請も、厳禁です。審査に通りたいと思うあまり年収や勤務先などの情報を偽っても、カード会社にはばれてしまいます。信用情報に傷がついたり、その会社で今後カードが作れなくなったりするため、虚偽申告は絶対に行わないでください。
短期間に複数のクレジットカードに申し込んだ場合も、カード会社は「どうしてもカードを作りたい理由な何だろう?」と疑問を持つようになり、審査に通りにくくなる傾向にあります。短期間に複数のクレジットカードに申し込んでいる人のことを「申し込みブラック」といいますよ。
また目安としては30代からは、クレジットカードの利用履歴がまったくない人も審査に通りにくい傾向にあることも知っておきましょう。このようにクレジットカードの利用履歴がまったくないまっさらな状態にある人のことを「スーパーホワイト」といいます。
ある程度の年齢になって、スーパーホワイトでいるということは、自己破産や任意整理など何らかの事情でクレジットカードが使えない時期があったのではないかとカード会社が疑問を持つためです。
dカードの審査基準は公開されていませんが、審査に通りやすくするための一般的なコツを押さえれば、審査に通る可能性は高まります。カード発行会社の特性もふまえて対策しましょう。
一般的には、属性情報が改善されたタイミングでカードに申し込むと審査に通る可能性が高くなります。
審査では年収や勤続年数などの属性情報を見られるので、できるだけ良い状態に整えておくとスムーズです。年収が上がったり、勤続年数が増えたりしたタイミングで申し込めば、審査に通りやすくなるでしょう。
カードの取得を急いでいないのであれば、属性情報がより良くなるタイミングを待って申し込んでみてください。
ドコモの利用実績を積み重ねておくと、dカードの審査に通りやすくなる可能性があります。
dカードは、NTTドコモが発行しているクレジットカード。そのためドコモの利用状況を簡単に確認でき、カードの審査に活用している可能性は十分に考えられます。ドコモユーザーであれば、審査時に好印象となるように、スマホ料金を期日通りに支払っておきましょう。
審査に落ちたあと再び申し込みたいときは、最低でも6か月空けるのがおすすめです。一度審査に落ちたとしても、同じカードに再び申し込むことはできますが、審査に落ちたということは、支払い能力や信用力がないと判断されたともいえるでしょう。
審査に落ちた記録は信用情報機関に残り、6か月間は消えません。短期間で何度も申し込んで多重債務を疑われないためにも、自分にとって不利な情報が消えてから再び申し込むのがおすすめです。
ただし、6か月間空けて申し込んだからといって必ず審査に通るわけではないことを覚えておきましょう。
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