JAL CLUB EST CLUB-Aゴールドカード
JAL CLUB EST CLUB-Aゴールドカードは、飛行機に乗る機会が多い20代の人におすすめ。普通のJALカードのフライトボーナスマイルの積算率は10%ですが、こちらは30%もマイルが加算されます。また、航空券還元率も2.00%と高く、空マイルの貯めやすさは比較したなかでもトップクラス。毎年貰えるボーナスマイルも多く、飛行機に乗れば乗るほどマイルが貯まります。JAL CLUB EST会員だけの特典として、サクララウンジを年5回まで無料で利用可能。さらに、国内空港のカードラウンジの利用も無料です。国際ブランドをJCBにした場合は、海外空港のラウンジをお得に利用できるラウンジ・キーも付帯。空港で快適に過ごしたいなら要チェックの1枚です。年会費は19,800円と高め。とはいえ、マイル還元率は1.00%と高く、毎月約20万円決済するなら陸マイルだけで元を取れます。コストを抑えてサクララウンジを利用したい人は、JAL CLUB EST JAL CLUB-Aカード(年会費7,700円)やJAL CLUB EST JAL 普通カード(年会費16,500円)も検討しましょう。申し込みは20代のみと制限がある点もネック。30歳になると会員資格が失効し、通常のCLUB-Aゴールドカードに切り替わります。まもなく30歳になる人・切り替えを手間に感じる人は、はじめからCLUB-Aゴールドカードを発行するとよいでしょう。<おすすめな人>飛行機に乗る機会が多い人国内だけでなく海外の空港でもラウンジを使いたい人<おすすめではない人>年会費を極力抑えたい人コストを抑えてサクララウンジを利用したい人30歳以上の人
dカード PLATINUMは、ドコモやマネックス証券を利用している人におすすめです。ドコモ携帯・ドコモ光の利用料金をカードで支払えば、最大20.00%のdポイントが還元されます。比較したなかで通信費などでお得になるサービスはほぼなし。マネックス証券のクレカ積立では最大3.10%のポイント還元もあります。毎月10万円ずつ積み立れば、1年間で37,200円分のポイントが貯まりますよ。通常ポイントも還元率が1.00%と高めです。比較したサービスには、還元率が0.50%程度のものもありました。ケータイ料金プラン「eximoポイ活」を契約していれば、通常決済ポイントに10%がプラス。「ドコモ経済圏にどっぷりであれば十分なメリットがある」という口コミにも納得です。dカード加盟店では、本カードを提示すると0.5%の加盟店ポイントを付与。支払い方法をdカードに設定してd払いを利用すると、ポイントの二重取りも可能です。dカード特約店ではさらに特約店ポイントが加算されるなど、「還元率がプラチナ級」という謳い文句にもうなずけます。くわえて本会員ならプライオリティ・パスが年10回まで無料であるうえ、海外最大1億円・国内最大5,000万円の旅行保険が付帯。ケータイ補償やお買い物あんしん保険もあります。「毎月dカードの支払いが20万超えててeximoポイ活プラン+ドコモ光の契約してないとメリットなさげ」との口コミを見かけましたが、実際は使い方次第でかなりお得に活用できる1枚といえるでしょう。そのうえ、年会費は29,700円と比較的リーズナブル。比較したなかにはポイント還元率が1.00%に届かず年会費は60,000円を超えるカードもあったことをふまえると、十分お得といえます。ただし「コンシェルジュ・プラチナデスク専用なしでアフターサポートは不安がある」との口コミどおり、コンシェルジュサービスはなし。プラチナらしいVIPなサポートを受けたい人は物足りなく感じるかもしれません。総合してみるとポイントを効率よく貯めるシステムが充実しており、とくにドコモユーザーならさまざまな恩恵が受けられます。一方で、コンシェルジュサービスや部屋のアップグレード・無料宿泊のホテル優待はありません。豪華な特典に期待するなら、ほかのプラチナカードもチェックしてみてください。<おすすめな人>お得にポイントを貯めたいドコモユーザーマネックス証券を利用している人<おすすめできない人>特典の豪華さ重視の人
Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードはポイントを効率よく貯めたい人におすすめです。年会費は33,000円と安めながら、通常ポイント還元率が1.00%と高め。年間利用額に応じた最大40,000ポイントのボーナスポイントもあり、100~300万円利用時の実質還元率は2.00%に達しました。比較したなかでも高還元なカードといえます。Vポイントプログラムでさらに高還元を狙えるのもうれしいポイント。セブン‐イレブンやローソンなどの対象のコンビニや飲食店でスマホのタッチ決済をすると最大7%ポイント還元(※①)。さらに、家族登録などの諸条件を達成すると最大20.00%までポイント還元率があがります(※③)。SBI証券のクレカ積立でも最大3.0%が付与(※②)されるので、これから資産運用を始めようとしている人にとっても候補になるでしょう。Olive独自の基本特典として、SMBCダイレクトから他行あての手数料が無料になるなどのメリットあり。そのうえ、ポイントプレゼント・コンビニATM手数料などの特典から毎月2つを選べます。その時のニーズに合わせて、自分に合う特典をカスタマイズできるのは便利ですね。コンシェルジュサービスもあり、24時間365日対応しています。電話・LINE・オンラインに対応しているため、比較した電話のみ受け付けのサービスよりも気軽に利用できるでしょう。選べる保険の旅行安心プランを選べば、最高5,000万円の海外・国内旅行保険も付帯します。旅行が多い人もぜひ候補に加えてみてください。ただし、優待面は今ひとつの評価に。各カード会社が運営するカードラウンジは利用できるものの、同伴者は有料。比較した多くのプラチナカードについていたプライオリティ・パスも付帯していません。ホテル宿泊無料・レストランでのコース料理1名無料といった特典もなし。割引優待はあるものの、「買い物重視や投資以外の目的で持つのは意味がない」との口コミどおり特典に物足りなく感じるかもしれません。総合的に見ると、ポイント還元率の高さ・ボーナスポイントの豪華さから、効率よくポイントを貯めたい人にとって魅力的なカードといえます。一方で優待特典が少なく、契約時には三井住友銀行口座の開設が必須という条件がある点は気がかり。口座開設なしで申し込める三井住友カード プラチナプリファードなど、ほかのカードも含めて検討してみてください。<おすすめの人>三井住友銀行口座を持っていて、プラチナカードでポイントを効率的に貯めたい人<おすすめでない人>特典や優待重視の人
ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード
ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード(ヒルトンアメックスプレミアム)は、海外の空港で優雅に過ごしたい人には不向きです。年会費66,000円と高額ながら、ほかのプラチナカードよりも空港関連サービスが少なめ。検証した多くのプラチナカードに付帯していたプライオリティ・パスがなく、海外空港のラウンジを利用できません。比較したプラチナカードの多くが備えていた、コンシェルジュサービスが付帯していない点もやや弱いところ。加えて、ポイント還元率も0.60%程度と低めです。比較したほかのプラチナカードの多くがポイント還元率を1.00%以上としており、物足りなさが否めません。とはいえ、このカードの魅力はヒルトン系列ホテルでの特典の充実度です。年間300万円以上のカード利用で、週末無料宿泊特典が最大2泊分プレゼント。レストランやホテルの宿泊料金が最大25%オフになるHPCJにも、初年度は年会費無料で登録できますよ。さらに、入会と同時にヒルトン・オナーズのゴールドステータスが自動的に付与されます。年間200万円以上の利用でダイヤモンドステータスへ昇格でき、朝食無料・部屋のアップグレード・特別なラウンジへのアクセスなど、ラグジュアリーな体験を楽しめるようになります。「年会費は高いが、4泊くらいすれば元が取れる」と口コミでもあるとおり、ヒルトン系列のホテルをよく利用し、ホテルステイをお得に楽しみたい人にとっては魅力が詰まった1枚です。一方で、空港でのサービス・コンシェルジュサービス・ポイント還元率のいずれかを重視する人は、別のプラチナカードを検討しましょう。<おすすめな人>ヒルトンのホテルを頻繁に利用する人年に1回豪華なホテルステイを楽しみたい人<おすすめできない人>海外の空港ラウンジを利用したい人コンシェルジュにホテルやレストランの手配を依頼したい人ポイント還元のお得さ重視の人
ANA JCB CARD FIRSTは、マイルを効率よく貯めたい18~29歳の陸マイラーにおすすめです。学生以外で対象年齢であれば、5年間年会費無料で利用可能。29歳で入会すれば34歳まで無料期間が適用されます。今回比較したANAカードのなかで、年会費無料という条件を満たしたのはわずかでした。期間限定とはいえ、お得感のあるカードといえます。比較したなかにはマイル還元率が0.50%のカードもありましたが、こちらは1.00%と高還元。ポイントからマイルへの移行手数料もかかりません。比較したなかには移行手数料として5,000円以上かかるものもあったことを考えるとお得。マイル自動移行コースが適用されるため、ポイントからマイルに交換する手間がかからないのも便利です。入会時・継続時のボーナスマイルは3,000マイルと多く、年間利用額100万円以上での利用ボーナスマイルも5,000マイルと充実。毎月10万円を3年間利用した場合、実質獲得マイル数はボーナスマイルを含めて45,000マイルでした。利用金額が毎月20万円なら86,000マイルに到達。比較したなかには年会費を加味することで実質獲得マイル数がマイナスとなるカードもあったことを考えると、こちらはお得にマイルを貯めたい人にぴったりです。一方、マイル有効期限は3年と短め。比較したなかにはポイント有効期限がなく、マイルに交換しなければ実質無期限で貯められるカードもありました。こちらは自動でマイルに移行されるため、マイルの有効期限3年が適用されます。じっくりとマイルを貯めてマイペースに運用したい人は、やや不便に感じるかもしれません。ANA航空券での還元率は2.00%にアップするものの、フライトボーナス積算率は10%とやや低め。比較したなかにはフライトボーナス積算率が50%のカードもありました。旅行保険の付帯もなく、フライトメインでマイルを貯めたい空マイラーには不向きです。総合してみると、コストをかけず、買い物などでお得にマイルを貯めたいと考えている20代にはメリットの大きい1枚といえるでしょう。「毎年維持しているだけでマイルが貯まる」との口コミどおり継続ボーナスマイルだけでもお得に貯まるので、ぜひ候補に入れてみてください。学生・30代以上など申し込み条件に合致しない人は、ほかのカードを検討しましょう。<おすすめな人>年会費無料でANAマイルを貯めたい18~29歳の若者<おすすめできない人>マイルの有効期限の長さを気にする人
JAL CLUB EST JAL CLUB-Aカードは、頻繁に飛行機を利用する20代におすすめです。JAL航空券購入時のマイル還元率は2.00%と特別高くありませんが、フライトボーナスの積算率は30%と高水準。搭乗時のボーナスマイルは、入会時6,000マイル、毎年初回搭乗時3,000マイルもらえます。JAL CLUB EST CLUB-Aゴールドカードより年会費を抑えつつ同じだけのマイルを獲得できるので、1回のフライトで効率よくマイルを貯められますよ。空港サービスが豊富にある点も魅力です。国内線のサクララウンジは、同行者1名込みで年5回まで利用可能。比較したなかには非対応のJALカードも多くあったのに対し、搭乗までの待ち時間をゆっくり過ごせるでしょう。手荷物宅配やクローク・手荷物預かりの割引も受けられ、荷物が多いときにも便利です。国際線では、ビジネスクラスカウンターでの優先搭乗もできます。マイル還元率も1.00%と高めでした。比較したなかには「JALカードショッピングマイル・プレミアム」に入会しないと1.00%にならないものも多かったのに対し、こちらは無料で適用されます。月20万円利用すれば、年会費を含めても3年間で33,000マイルもらえるため、さまざまな支払いをクレジットカードで済ませている人は元を取りやすいでしょう。マイルの有効期限が5年と長いので、じっくり貯めて特典航空券などに変えられますよ。旅行保険は、JALカードを持っているだけで補償を受けられる自動付帯です。内容も充実しており、傷害死亡・傷害後遺障害に対する補償額は最高5,000万円と高額。JAL CLUB EST 普通カードにはない、傷害・疾病治療費や賠償責任補償などもカバーされていました。国内外のツアー旅行を2~6%オフで利用できたり機内販売は10%オフで購入できたりと、うれしい特典も盛りだくさんです。しかし、入会できるのは20代に限られるうえに、年会費の合計も16,500円と高めです。比較したなかには2,000~7,000円ほどの年会費で利用できるものもあったのに対し、普段使いでコツコツ貯めたい人には使いづらいでしょう。飛行機の利用機会が少なく、いつものお買い物でお得にマイルを貯めたい人は、ほかのJALカードを検討してください。<おすすめな人>お得にマイルを貯めたい20代の空マイラーサクララウンジを利用したい人<おすすめできない人>年会費を節約したい人30代以上の人