ZOZOCARDの通常ポイント還元率は1.00%と高めですが、普段使いには向いていません。還元率が上がるのはZOZOTOWN内のみで、ポイントの使い道もZOZOTOWNでのショッピング限定。比較したなかにはポイント利用の幅が広く、複数の特約店でポイントアップするものが複数ありました。ZOZOTOWN用のクレジットカードと割り切り、日常使いにはほかのカードを選ぶとよいでしょう。ポイントの有効期限が短いことも気がかり。ZOZOTOWNで獲得したポイントは付与日から90日で失効します。少なくとも3か月に一度はZOZOTOWNを利用する人でなければ、お得に感じにくいかもしれません。なお、ZOZOTOWNでの買い物以外の用途で貯めたポイントの有効期限は、約1年間です。一方、ZOZOTOWNでよく買い物をする人はメリットが大きいといえます。ZOZOTOWN内であれば、いつでもポイント還元率が5.00%に。「ZOZOTOWNで買い物が多い人はお得」という口コミは本当でした。ZOZOTOWNでの利用に限り、即時利用も可能。カードの到着を待たずに買い物ができますよ。年会費が無料で、ポケットカード株式会社が提供する各種優待を利用できることも魅力。ZOZOCARDの利用で、旅行パッケージツアーやカーシェア・レンタカー料金の割引が受けられます。年会費の負担がなくサブカードとして気軽に持てるので、ZOZOTOWNをよく使う人は発行して損はないでしょう。ZOZOTOWNのヘビーユーザーならポイントを貯めやすく、使い道にも困りません。しかし、比較したなかには身近な店舗でポイント還元率が上がり、楽天ポイントやdポイントに交換できるものもありました。普段使い用のクレジットカードを探している人は、一旦ほかも検討してみてください。<おすすめではない人>ZOZOTOWN以外でのお得さも重視する人<おすすめな人>ZOZOTOWNを頻繁に利用する人サブカードとして発行したい人
dカード GOLDは、ドコモのスマホや光回線などの利用料金の支払いで10.00%の高還元が受けられることが魅力ですが、特典はやや少なめ。空港ラウンジを無料で使えるものの、同伴者は有料です。プライオリティ・パスが付帯しておらず、手荷物宅配やクロークの特典、ホテルやレストランの優待もありません。付帯特典重視で選ぶなら、楽天プレミアムカードなどを検討するとよいでしょう。年会費は11,000円で、年会費無料の通常カードと比べると維持コストがかかります。「年会費が11,000円とほかの安価な部類のゴールドカードより高め」との口コミがありましたが、ゴールドカードとしては一般的なレベル。家族まで対象の国内外旅行保険や携帯電話補償が自動付帯するといったメリットもありますが、コストを抑えたいなら年会費がかからない一般カードのdカードを選ぶのもありですよ。年間利用額に応じたボーナスポイントがない点も要注意。比較したなかには、年間100万円以上利用すれば10,000ポイントが付与されるカードも。こちらは年間利用特典としてクーポンに交換できる特典が付与されるシステムです。ポイントとして年間利用特典を受け取って年会費に充当したいなら、三井住友カード ゴールド(NL)やOlive フレキシブルペイ ゴールドを検討するとよいでしょう。一方、ドコモ経済圏で使うならポイントがお得に貯まる点がメリットです。通常ポイント還元率が1.00%と高めで、比較した一部カードのように公共料金支払いでポイント還元率が下がることはありません。dカード特約店ではポイント還元率がアップするうえ、ドコモの利用料金に使えば10.00%の高還元あり。ドコモの携帯代を月9,200円以上支払えば、それだけで年会費の元が取れます。クレカ積立にも対応しており、1.10%のポイント還元あり。比較したなかでクレカ積立時のポイント還元率が1.00%を超えたのは僅かでした。貯まったdポイントはd払いやiDでの支払い、カード利用額の支払いに使えます。比較したなかにはカード利用額の支払いにポイントを使えないものや、使えても価値が下がってしまうものもありましたが、こちらはポイントの価値を下げずに支払いに充てられます。まとめると、ドコモ経済圏で使い込めるならお得にポイントを運用できますが、それ以外のケースでは特典の少なさや年会費の高さが気になります。年会費を抑えつつ、特典を活用してお得に運用したいなら、三井住友カード ゴールド(NL)・楽天ゴールドカードといった別のクレジットカードも検討してみてください。<おすすめな人>docomo・ahamo・dショッピングなどのドコモ経済圏で使いこめる人通信:docomo・ahamo、ECサイト:dショッピング、ポイントアップ店:スタバ・マツキヨ・高島屋など<おすすめではない人>年会費無料で使えるゴールドカードを探している人特典重視で選びたい人ドコモ経済圏で使いこまない人
ライフカードゴールドはポイント還元率が0.75%と比較したなかでは高めでしたが、ボーナスポイントがなくコスパがよいとはいえません。年会費は11,000円と比較した多くのゴールドカードと同等ながら、年間利用額に応じてもらえるボーナスポイントはなし。比較したなかには年会費以上のボーナスポイントがもらえるものもあったことを考えると、こちらはやや元を取りづらいカードといえます。ゴールドカード特有の優待や割引が少ない点も要注意。比較したゴールドカードは空港のプライオリティパスが無料で利用できたり、ホテル割引ができたりと、何かしらの優待がついているものが多くありました、ライフカードゴールドの優待は、空港のカードラウンジ利用のみ。同伴者は有料であるうえ、ホテルやレストランの優待はつきません。「付帯サービスが劣化している」との口コミにも頷ける結果だったため、優待の豪華さ重視の人はほかを検討しましょう。ポイントの使いやすさもいまひとつの評価に。口座振替で現金にキャッシュバックできることは利点ですが、WEB上で交換する手間がかかります。比較したなかには加盟店でポイントをそのまま利用できるゴールドカードもありました。こちらは現金・ポイントなどに交換する必要があるうえ、交換レートがものによりさまざま。現金キャッシュバックの場合はポイント還元率が0.50%を下回る点も要注意です。一方で、ポイント還元率を計算すると0.75%と比較的高め。公共料金・コンビニ・ECサイトなども含めて利用金額1,000円につき1.5ポイントが貯まり、1ポイント=〜5円相当で活用できます。入会後1年間はポイントが1.5倍、2年目以降も利用額50万円以上であれば最大2倍にアップ。利用額が増えればポイント倍率もアップするので、お得に還元が受けられるでしょう。公共料金での還元率はより低いカードもあったので、要チェックです。海外・国内旅行保険が付帯していることも魅力。「海外旅行傷害保険が自動付帯が地味によい」の口コミどおり、海外旅行保険は利用料金を支払わなくても保険金が支払われる自動付帯です。比較したなかには、カード決済した場合のみ保険対象となる利用付帯のゴールドカードも多くありました。頻繁に海外旅行に頻繁に行く人には候補となるでしょう。総合的に見て、0.75%と高めの還元率は魅力的。2年目以降は利用額に応じたポイントアップが狙えるうえ、ポイントをキャッシュバックできることも特徴です。しかし、年会費が11,000円かかるわりにラウンジ・キーやプライオリティパスが使えず、レストランやホテルでの優待もありません。ボーナスポイント付与もないため、コスパ重視の人はほかのゴールドカードを検討してみてください。<おすすめの人>海外旅行保険が充実したカードを作りたい人<おすすめでない人>コスパのいいゴールドカードを選びたい人
CLUB-Aゴールドカードは、搭乗までの時間をゆったり過ごしたい空マイラーにおすすめです。国内空港のカードラウンジを利用できる点が、CLUB-Aカードからランクアップするメリット。提携ブランドにJCBカードを選べば、ラウンジ・キーで世界中の空港ラウンジへ入室できます。プラチナカードほどの年会費をかけずに、国内外のラウンジをお得に使いたい人にはうってつけの1枚です。フライトボーナスマイルの積算率は25%。普通カードの積算率は10%だったのに対し、1回の搭乗で一気にマイルを貯められます。航空券の購入でも最大3.00%還元されるうえ、入会搭乗ボーナス5,000マイル・毎年初回搭乗ボーナス2,000マイルなど充実したボーナスマイルも魅力的です。JALカードショッピングマイル・プレミアムには自動入会となるため、マイル還元率は1.00%。CLUB-Aカードは年会費4,950円が別途必要なところ、CLUB-Aゴールドカードなら年会費はかかりません。イオン・ファミリーマートなどの特約店ではマイルが2倍になり、「効率よくマイルが貯まる」という口コミの多さにもうなずけます。ただし、マイルの期限は3年と特別長くないため、有効期限切れには注意が必要です。使い切れない場合は、年会費に充当するのもアリですよ。「年会費が高い」という口コミどおり、1番安いブランドでも年会費17,600円と高額である点もネック。カード利用額が少ないと元を取れないため、陸マイルのみで貯めたい人にはおすすめできません。総じてCLUB-Aゴールドカードは、飛行機によく乗る人には有力候補になります。しかし、あまり飛行機を使わないなら、年会費の安いJAL普通カードやJALカードSuica 普通カードも検討しましょう。20代で搭乗の機会が多い人には、よりフライトボーナスマイルの積算率が高く、サクララウンジも使えるJAL CLUB EST CLUB-Aカードもおすすめですよ。<おすすめな人>出張や旅行で飛行機に乗る機会が多い人国内・海外の空港でラウンジを利用したい人<おすすめできない人>あまり飛行機に乗らない人毎月のカード利用額が少ない人
Oliveフレキシブルペイ ゴールドは、年間100万円以上利用する人におすすめです。三井住友カードゴールド(NL)と基本的な仕様は変わらず、年間100万円使えば翌年以降の年会費が無料。ボーナスポイントは、翌年以降も条件クリアで毎年10,000ポイントもらえます。検証したゴールドカードの多くが年会費は10,000円を超えていたことをふまえると、お得感がありますよ。ポイ活が目的の人にもおすすめです。通常ポイント還元率は0.50%と低めですが、コンビニやファミレスなどの対象店舗でスマホ決済またはモバイルオーダーをすれば、ポイント還元率が最大7%までアップ。Vポイントアッププログラムの活用すると、最大20.00%まで上がります。「ポイントが貯まりやすいゴールドカード」との口コミにも納得です。投資用としてもおすすめできます。検証したなかにはポイント付与の対象外となるものもあったクレカ積立でも、最大1.0%を付与。貯まったポイントでも積み立てられるので、コツコツ資産形成できますよ。貯めたポイントは、電子マネーにチャージしたりクレカ利用額に充てたりと、ほかにも使い道がたくさんあります。三井住友カード会員限定の優待特典も魅力的です。国内外のパッケージツアーや航空券が割引になったり、カード会社の空港ラウンジが無料で使えたりと、旅行関連の特典が充実しています。検証した一部のゴールドカードのように海外の空港ラウンジが利用できるプライオリティ・パスは付帯しませんが、空港からの手荷物宅配・預かりの割引サービスも利用可能です。年間100万円以上使う人であれば、次年度以降の年会費無料とポイント付与をあわせてお得に利用できます。三井住友カードゴールド(NL)と違い、カード発行の前提として三井住友銀行口座が必要になりますが、クレカ・デビット・ポイント払い・追加したカードの4つ方法で決済が可能。キャッシュカードの機能も含めると1枚5役なので、カードをたくさん持ち歩きたくない人も申し込みを検討してみてくださいね。<おすすめな人>三井住友銀行の口座を持っている人年間100万円以上使う人カードをたくさん持ち歩きたくない人<おすすめではない人>三井住友銀行以外の口座を利用したい人通常ポイント還元率の高さを重視する人