学生でも申し込めてお得に使える楽天カード。楽天カードに申し込もうと思っているものの、学生におすすめなのか、楽天カードアカデミーと一般カードの違いは何なのか知りたいと思っている人が少なくないようです。
そこで今回は、楽天カードが学生にもおすすめな理由についてわかりやすく解説します。未成年や高校生でも申し込めるのかどうかや、アカデミーと一般の楽天カードとの違い、実際に申し込む方法についても解説するので、最後までチェックしてみてください。
大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
楽天カードおすすめ5選
楽天カードや、18~28歳までの学生が申し込める楽天カードアカデミーは、高校生を除き18歳以上の学生であれば作ることができます。
大学生や専門学校生は作成できるほか、高校生でも高等専門学校や看護科など5年制一貫高校に在籍している場合は作成できます。
未成年や在学中に誕生日を迎えて18歳になった高校生、飛び級入学を実施している大学に18歳未満で在籍している人は、申し込めないので注意してください。
楽天カードと学生専用の楽天カードアカデミーの違いには、国際ブランドやデザインの種類、家族カードやキャッシングの利用可否、利用限度額などがあります。
楽天カードは通常デザインに加えてお買い物パンダやディズニーデザインなどが選べますが、楽天カードアカデミーで選べるのは通常デザインのみです。
家族カードの発行や借入ができるキャッシングも、楽天カードは可能な一方楽天カードアカデミーでは利用できません。利用限度額も、楽天カードアカデミーは30万円までと上限があります。
ただし、楽天カードアカデミーは、楽天関連サービスでのポイント還元率アップや無料クーポンが付与される楽天学割、ポイント還元率がさらに上がる学生限定特典も使えるのがメリット。
通常のポイント還元率や海外旅行傷害保険の内容は、楽天カードと楽天カードアカデミーのどちらも同じなので、上記の違いを十分に考慮して自分に合うカードを選んでみてください。
収入がない学生でも作れると明記があるわけではないものの、学生向け、学生でも作れると記載がある以上、作れる可能性は高いと考えてよいでしょう。
とくに楽天カードアカデミーは学生向けのため、一般の楽天カードよりも審査に通りやすい傾向に。一般的にクレジットカードの審査に通過するには安定した収入が必要といわれていますが、学生向けカードであれば収入がないことを見越して審査基準を設定していると考えられます。
楽天カードアカデミーは、限度額が最高30万円と楽天カードに比べて低めに設定されているため、使いすぎるリスクが少ないのが魅力です。30万円の範囲なら、もっと低く設定することもできます。
ただし、利用可能額の増額申し込みは受けつけていないため、いかなる場合でも30万円以上の支払いはできません。30万円以上の支払いをする場合があるなら、卒業後に楽天カードに切り替わるのを待つか、一旦解約して新しく楽天カードを発行する必要があります。
楽天カードと楽天カードアカデミーのいずれも、海外旅行傷害保険が最高2,000万円まで無料で補償されます。学生は卒業旅行や短期留学などで海外へ行く機会も多いため、無料で付帯するのは大きな魅力です。
事前の申込は不要で、海外からでも24時間365日いつでも日本語で対応してくれるのがポイント。急なトラブルにも早急に対応してくれるので、安心して海外旅行や留学が楽しめます。
海外旅行傷害保険を適用するには、出国前に楽天カードで決済した海外ツアーの利用が条件です。旅行代理店で予約した海外パックツアー料金、渡航先への航空券、目的地までの乗継便の航空券のどれかを利用する必要があります。
上記の海外ツアーを、楽天カードで1円以上決済すれば対象になるので、海外に行くときは楽天カードでの決済を検討してみましょう。
楽天カードと楽天ポイントカードの両方が使える、マクドナルドやミスタードーナツなどのお店なら、ポイントが2倍貯まります。楽天市場などの楽天グループで楽天カードを利用すれば、還元率は3倍になるためさらにお得です。
貯めたポイントは1ポイント=1円相当として、楽天カードを利用した支払いや、楽天市場などでの買い物で利用が可能です。さらに、ポイントを楽天Edyや楽天ペイにチャージし、コンビニやスーパーでの支払いにも使えます。
楽天学割メンバーに無料登録しておけば、豊富な特典を利用することが可能です。楽天学割メンバーにはすぐに登録が完了する仮メンバーと、身分証と学校情報を登録することですべての特典が利用できる本メンバーの2つがあり、本メンバーのほうが特典が増えます。
仮メンバーの特典には、楽天市場の送料無料クーポンやRakuten Fashionの500円オフクーポン、楽天アカデミーカードの発行で最大5,000ポイントのプレゼントなどがラインナップ。
本メンバーになると、上記に加えて楽天市場や楽天ブックスの買い物でポイントが10倍になったり、美容室やネイルサロンの利用などでポイント2倍になったりなど豊富な特典が利用できます。
さらに楽天カードアカデミーは、学割メンバーの特典に加えて、最大で4倍ものポイント還元率の限定特典が使えてお得です。
楽天カードと楽天カードアカデミーは、基本的に新規入会後のカード利用で最大5,000ポイントがプレゼントされるキャンペーンがあるのも魅力です。
まず、新規入会で2,000ポイントがもらえます。クレジットカードが到着したら、契約日から7か月が経過するまえに、会員専用サイトの楽天e-NAVIで受取手続きをしてください。手続きをしてから2日前後で、2,000ポイントが進呈されます。
そのあとカードの初回利用と口座振替設定を完了させれば、利用特典で3,000ポイントがさらにもらえる仕組みです。利用特典のポイントは期限が進呈日の月末までなので、忘れずに使っておきましょう。
学生が楽天カードを申し込むときも普通のカードと手順は同じなので、以下のとおりに手続きを進めていきましょう。
審査状況は、公式サイトのカード発行状況確認ページで24時間確認が可能です。申し込み時のメールに記載された、受付ID・生年月日・電話番号の下4桁が必要なので、メールをチェックしておきましょう。
カードを受けとるときは、運転免許証やパスポートなどの本人確認書類を提示しましょう。本人確認書類は、氏名・住所・生年月日が最新の状態か、有効期限内かどうかチェックしておいてください。
学生が楽天カードを申し込んだときに、審査に落ちる原因と対処法も以下で確認しましょう。
楽天カードと楽天カードアカデミーの審査に通過したいなら、18歳以上になって高校を卒業してから申し込みましょう。
また、信用度を上げたいからといって年収などを虚偽申告するのもNGです。カード会社は申込者の情報を信用情報機関に照会して調べるので、虚偽の申告はすぐにわかります。
虚偽の申告がバレると楽天カードに申し込めなくなったり、信用情報が傷ついてローンが組めなくなったりするなどリスクが非常に高いため、絶対にやめてください。
スマホ料金や奨学金などの支払いを延滞したことがあると、信用情報機関に延滞した履歴が登録されるため、審査に落ちる原因になることがあります。
楽天カードが問い合わせる信用情報機関はCICと日本信用情報機構の2か所で、支払いを延滞した履歴は各機関に5年も残ってしまうので注意が必要です。
現時点で延滞している料金がある場合は、申し込み前にできる限り解消しておくのがおすすめ。延滞した履歴自体は残りますが、支払った履歴があるだけでも印象は変わる可能性が高いといえます。
楽天カードに学生が申し込んだ場合は、親権者である両親の同意を電話で得られるかどうかも審査における重要なポイントです。両親が電話に対応しないと、審査に落ちる可能性があります。
楽天カードに申し込んだ時点で電話がくるかもしれないと親に伝えておき、知らない番号でも出てもらうようにしましょう。子どもがクレジットカードを作成することについて、同意の意思を電話口で表明してもらえば大丈夫です。
最後に、楽天カードの使い方を紹介します。はじめてでも簡単なので、ぜひ利用してみてください。
店舗で使う場合は、まず利用する店舗でクレジットカードが使えるかどうかを確認しましょう。VISAやJCBなど、自分の楽天カードに書かれている国際ブランドのマークが、店頭やレジに掲示されていれば大丈夫です。
購入する商品をレジに持っていき、楽天カードを渡します。支払い回数を聞かれたら、希望する回数を答えましょう。基本の1回払いはもちろん、楽天カードは2~36回、アメリカンエキスプレスの楽天カードなら3~24回の分割払いが選べます。
店舗で楽天カードを使うときは、事前にカードの裏面にサインをしておくことも重要です。サインは本人確認の手段になるため、必ず記載しておく必要があります。
また、事前に暗証番号をきちんと記憶しておくことも必要に。わからないときは、楽天e-NAVIの「カードの暗証番号の照会」で問い合わせができます。
インターネットで使いたい場合は、購入画面に進み、支払方法でクレジットカードを選んで楽天カードのクレジット番号・名義人・有効期限・セキュリティコードを入力します。
間違った情報を入力していないか確認画面でチェックし、問題ないなら決済確定のボタンを押してください。ショッピングサイトによっては、一度クレジットカードを登録すれば次回以降の買い物で入力する手間が省ける場合があります。
インターネットでクレジットカード情報を入力する場合は、セキュリティ対策が施されたサイトでのみ利用するようにし、怪しいサイトでの利用は控えましょう。
楽天カードおすすめ5選
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