ポイントの貯まりやすさで人気の楽天カード。家計用とプライベート用でカードを使い分けたい、デザイン違いのカードも持ちたいなどというときには、2枚持ちがおすすめです。しかし、2枚目の作成にあたって気をつけるべきことはないのか、不安に感じて申し込みをためらっている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、楽天カードの2枚目を作るメリットと合わせて、注意点についても徹底解説します。ぜひ、納得したうえで2枚目を申し込んでくださいね。
大手損害保険会社での勤務を経て、FP資格を取得し独立。2002年から独立系FPとして、「女性ならではの視点で相談者のマネープランをサポートすること」をモットーに年間500件以上の相談を受ける。また、「家計やりくり講座」などの講演や、「日経ウーマン」「北海道新聞」への記事提供も行っている。北海道を中心テレビへの取材協力などメディアでも活動中。著書に『年収の2割が勝手に貯まる家計整え術』(河出書房新社)がある。
大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
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ただし、カードの種類によっては選べない国際ブランドやデザインもあるので、詳しくは楽天カードの公式サイトで確認してくださいね。
たとえば、家計用とプライベートで使い分ける場合などに便利。1枚目のカードを家賃や水道光熱費、通信費、食費、日用品などの生活上必要な費用の支払いに、2枚目を美容やレジャー・娯楽などの支払いに分ける、などといった使い方が可能です。
1つの利用明細から、用途別に金額を仕分けたり計算したりする作業には時間がかかります。2枚のカードを使い分けて用途別の利用明細ができるようにすれば、家計の管理がしやすくなり、節約のヒントも得やすくなるでしょう。
カード別に引き落とし口座を設定して、利用目的に合わせた口座管理が行えるのも、楽天カードを2枚持ちするメリットです。
たとえば、家族用と個人用で口座を分けるなどといった使い方が可能。1枚目を夫婦の共用口座に設定して生活費の支払いに使い、2枚目を個人口座に設定してプライベートな趣味やレジャー費の支払いに使うなど、アイデア次第で多彩な使い方ができるでしょう。
引き落とし口座を分けたい場合には、口座情報の変更手続きが必要です。2枚目のカードが発行された時点では1枚目のカードと同じ口座情報が設定されているため、楽天カード会員専用Webサービスの楽天e-NAVIまたは郵送にて口座情報の変更手続きを行なってください。
2枚持ちにした場合もそれぞれのカードの利用明細は、楽天e-NAVIまたは楽天カードアプリの同じアカウントで管理できます。一括管理ができるのもメリットといえるでしょう。
楽天カードを2枚持ちすると、より効率的に楽天ポイントを貯めることができます。とくに、楽天グループのサービスを頻繁に利用している人はお得度がアップするでしょう。
すでに2枚目のカードを他社のクレジットカードで保有している人は、他社カードを使うのではなく、楽天カードの2枚目を作成して楽天ポイントを効率よく貯めるのもひとつの手です。
付帯サービスが異なるカードを組み合わせれば、2枚持ちによって利用できる特典が増えるというメリットがあります。
たとえば、楽天ピンクカードでは、楽天グループで使えるクーポンの配布や飲食店・映画チケット・習い事・介護・育児サービスの割引のほか、女性向けの保険が用意されています。
楽天カードでは、組み合わせによっては2枚持ちができない場合があるので注意しましょう。
たとえば、1枚目のカードとして楽天銀行カード・楽天ANAマイレージクラブカード・楽天カードアカデミーを持っている場合は2枚目のカードを発行できません。また、楽天PINKカードを持っている場合、2枚目としてそれ以外のカードを組み合わせることはできますが、楽天PINKカードの2枚持ちはできません。
楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカード・楽天ブラックカードを持っている場合、2枚目として楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカード・楽天ブラックカードは発行できないので気をつけてください。
そのほか、一部のデザインカードは2枚目として持つことができないので注意。2枚目として持つことができるカードは楽天e-NAVIにある申込フォームから確認できるので、ログインしてチェックしてみてくださいね。
2枚目の楽天カードは、5000ポイントがもらえる新規入会キャンペーンの対象にはならないので、気をつけましょう。
2枚目のカードを作成した場合は、「2枚目の楽天カードに入会&利用でもれなく1,000ポイントプレゼント」の対象になります。2枚目のカードの申込日の翌々月までにカードを利用すると、申込日の3か月後の月末頃に1,000ポイントが付与されます。たとえば、2022年8月25日に申し込んだ場合、10月31日までに利用すると11月30日頃に1,000ポイントが付与されます。
新規入会キャンペーンでは、新規入会後3回以上利用すると5000ポイントもらえるキャンペーンのほか、7000ポイント・8000ポイントなどの大量ポイントがもらえる場合もありますが、2枚目のカードは対象にならないことを頭に入れておいてくださいね。
2枚目のカードを作成して利用すれば2,000ポイントもらえるキャンペーンを不定期で行っていますよ。
楽天カードを2枚持ちする場合、2枚のカードの利用可能枠を合算して使えるわけではないので注意してください。
2枚持ちをした場合の利用可能枠は、金額が大きいほうのカードに設定されたものが適用されます。たとえば、利用可能枠50万円と利用可能枠100万円のカードを2枚保有した場合の総利用可能枠は100万円です。2枚のカードの利用可能枠を足して150万円とはならないので、注意してください。
楽天カードではさまざまなキャンペーンを実施していますが、カードを登録しておかないとポイント付与などの対象になりません。2枚目のカードが到着したら、すぐに楽天e-NAVIや楽天カードアプリにカード情報を登録してください。
なお、楽天e-NAVIや楽天カードアプリに登録しないとWEB明細サービスは利用できません。紙の利用明細が発行される状況になると、1回84円の発行手数料が発生するので気をつけてください。
楽天カードは2枚目の申し込みでも所定の審査があります。1枚目のカードの利用状況のほか、年収・勤続年数・個人の信用情報などがチェックされるので気をつけてください。
1枚目の楽天カードに支払い遅延が発生していたり、他社のクレジットカードやカードローンに申し込んでいたりすると、審査に落ちてしまうことがあります。1枚目の楽天カードの利用状況によっては、2枚目の審査に落ちたあと、1枚目も利用停止になるケースもあるため注意してください。
ローンやほかのクレジットカードの支払いを延滞をしている場合や、転職後間もない場合など、信用情報がよくない場合にはタイミングを考えた方がよいでしょう。
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