世界3大珍味の1つであるキャビア。店頭や通販サイトなどでは、さまざまなメーカーの商品が販売されており、ブランドの数も豊富に見られます。容量も10g・30g・50gなどがあり、ランクや加工法などもそれぞれなので、選び方のポイントがわからない人は多いことでしょう。
そこで今回は、キャビアのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。そもそも何の卵なのか、どんな味なのかも解説。記事の後半では、簡単な料理の作り方も取り上げていますよ。おいしいキャビアを選んで最高級の味を楽しみましょう。
ワインエキスパート・利き酒師の資格を持つお酒の専門家。コラム執筆、カルチャースクール講師も務める。 同時に、野菜ソムリエプロとして、ファミリー向けレシピの考案・連載を始め、ラジオなどへのメディア出演など幅広く活動中。青森野菜専門マルシェの店長を務めるほか、第二回野菜ソムリエアワードの特別賞も受賞している。 他にも、調味料ソムリエ、ベジフルビューティーアドバイザー、ジュニア食育マイスター、フードコーチ、IFAオリーブスペシャリスト、江戸東京野菜コンシェルジュの資格も保有し、Twitterのフォロワーは9000人を越える。
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監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
キャビアとはチョウザメの卵を塩漬けにしたもの。フォアグラとトリュフに並ぶ、世界3大珍味の1つです。プチプチとした食感とコクのある濃厚な味わいが特徴で、料理のアクセントとして活躍します。口に入れると広がる磯の香りも魅力ですよ。
キャビアに多く含まれている栄養素は、ビタミンB12・パントテン酸・鉄分など。キャビアに含まれるビタミンB12は、赤血球の形成を助ける栄養素です。そのほか、パントテン酸は皮膚や粘膜の健康維持を助け、鉄分は赤血球を作るのに必要な栄養素といわれています。
キャビアを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
キャビアにはベルーガ・オシェトラ・セヴルーガなどのランクがあります。それぞれ価格帯や味、食感などが異なるため、好みのランクを選びましょう。
キャビアのなかでも上級ランクのものを楽しみたい人はベルーガを選びましょう。オオチョウザメの卵で、年間捕獲量が少なく希少価値の高いキャビアです。直径3.2mm以上の大粒で、プチプチとした食感や旨みが凝縮された味わいが魅力です。
見た目は、グラデーションになったグレーの粒が特徴的。色味が明るければ明るいほど好まれる傾向にあります。上級ランクのベルーガは値段相場も高めで、1gで1,000円ほどするものも。記念日などの特別な日や大切なお客様へのおもてなしにおすすめです。
ランクに迷っている人は中間ランクであるオシェトラがぴったりです。ロシアチョウザメの卵であり、ベルーガほど高くはありませんが、高級感のある香り高い味わいが楽しめます。価格を抑えつつ食感や香りが堪能できるので、迷ったら要チェックです。
直径2.9mm以上の中粒で、ベルーガのようなプチプチ食感と、バターのようなコク、ヘーゼルナッツのような香りが楽しめます。粒は黄金かかった褐色で、光の加減によっては緑色に見えることも。きれいな見た目も魅力的です。
小粒のものが好みの人はセヴルーガが適しています。セヴルーガはホシチョウザメの卵で粒が小さめ。小粒ですが、クリーミーで濃厚な味わいが楽しめ、ベルーガに近い味ともいわれています。
また、魚卵の味と磯の香りが強く、クセのある風味が特徴で、美食家たちに好まれる味といわれることも。粒の色は暗灰色で、ほかの上位ランクと比較すると価格は抑えられている傾向にあります。迷った人はこちらもぜひ検討してくださいね。
気軽に食べたい人は、安い値段で購入できるランプフィッシュが好適。チョウザメの卵ではないため正確にはキャビアとはいえませんが、キャビアの代用品ともいわれています。色は着色されており、粒が小さいことが特徴。食感はツブツブで塩気が強い味わいです。
本物のキャビアは高くなかなか手が出せないという人は、代用品を選ぶのもひとつの手。代用品なら安く購入できて、普段から食事のアクセントとして使えそうですね。
キャビアの加工方法は、フレッシュとパストライズの2種類。加工方法により、味・食感・日持ちなどが異なるため、自分に合ったものを選んでくださいね。
キャビア本来の旨みや食感を楽しみたい場合はフレッシュに決めましょう。フレッシュとは、低温殺菌処理や高塩分処理を行わず、低い塩分濃度で塩漬けしたのち、数カ月間熟成させたものです。塩分が控えめで、素材そのものの味を堪能できます。
しかし、低温殺菌処理を行っていない分、保存期間は2~3週間ほどと短めな傾向に。フレッシュを選ぶ場合はとくに、食べきれる量を考慮して選ぶようにしましょう。
料理へのアクセントとしてキャビアを使いたいなら、パストライズがぴったり。低温殺菌処理されており、塩分濃度が高いことが特徴。パスタのトッピングや肉・魚料理のソースへの使用にうってつけです。
パストライズは低温殺菌処理されているため、保存期間は1年ほどと長めな傾向に。購入後すぐには食べない可能性がある人にもおすすめです。ギフトとして贈るときにも活躍しますよ。
キャビアには国産品と輸入品があり、違いのひとつに塩分濃度が挙げられます。国産品はフレッシュ加工されるものが多く、塩分控えめの商品が豊富。一方輸入品は、輸送のために保存期間を延ばす必要があり、パストライズ加工されるのが一般的です。そのため塩分が強いものが多い傾向にあります。
素材そのものの味を楽しみたいなら国産品がおすすめです。塩気を控えた新鮮な味わいが楽しめます。産地は宮崎県や愛媛県、島根県など。国産品はベルーガやオシェトラといったランクではなく、チョウザメの種類で明記されることが多いので、商品説明等をよく確認してくださいね。
料理に使用したいなら輸入品に注目しましょう。産地はロシア・イラン・スウェーデンなどです。近年は輸入環境が整ってきており、輸入品でも塩分濃度が低いものも見られます。本場で採れたキャビアの素材の味を堪能したい人は、塩分濃度が低いものを探してみましょう。
掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | ||||
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種類 | 内容量 | 産地 | キャビアのランク | |||||
1 | ジャパンキャビア 1983J.CAVIAR BAERII CLASSIC | ![]() | 濃厚かつマイルドな味わいでとても食べやすい | 不明 | 20g | 国産 | バエリ | |
2 | ロイヤルグリーンランドジャパン ランプフィッシュキャビア ブラック | ![]() | 濃厚で深みのあるランプフィッシュの卵を使用 | キャビア | 50g | グリーンランド | 不明 | |
3 | ジャパンキャビア 宮崎キャビア1983 | ![]() | 味のピークで瞬間冷凍。芳醇な香りとクリーミィな旨味 | キャビア | 20g | 宮崎県 | 不明 | |
4 | ジャパンキャビア 宮崎キャビア1983 | ![]() | 完全無添加でクセがなく、バランスのよい味わい | 不明 | 12g | 国産 | 不明 | |
5 | D&H ランプフィッシュキャビア黒 | ![]() | 手軽にキャビアの味が楽しめるランプフィッシュ | キャビア | 50g | スウェーデン | 不明 | |
6 | ジャパンキャビア 1983 J.CAVIAR バエリ プレミアム | ![]() | 岩塩のみで薄く味つけした無添加キャビア | キャビア | 20g | 国産 | バエリ | |
7 | ジャパンキャビア 宮崎キャビア1983 クリスタル | ![]() | 長期熟成で旨みとコクを高めた宮崎キャビアの最高峰 | キャビア | 20g | 日本 | 不明 | |
8 | ジャパンキャビア 宮崎キャビア1983&1983 J.CAVIAR OSSETRA 食べ比べセット | ![]() | 2種類のキャビアが楽しめる食べ比べセット | キャビア | 40g(宮崎キャビア1983:20g/1983J.CAVIAR:20g) | 国産(宮崎県) | 1983 J.CAVIAR:オシェトラ | |
9 | STURIA フレッシュキャビア | ![]() | 熱殺菌をしていない濃厚で芳醇なフレッシュタイプ | キャビア | 50g | 不明 | オシェトラ | |
10 | MOTTRA JAPAN オセトラ. ラトビア産 | ![]() | 特別な日にぴったり。こだわりの高品質ブラックキャビア | キャビア | 18g | ラトビア | オシェトラ |
ANAファーストクラスで採用された実績のある、特別な大粒キャビアです。完全無添加で、食感は適度な粒感もありながらとても口溶けがよく、ねっとりとした舌触りなのが特徴。シベリアチョウザメ(バエリ)の卵を、岩塩のみで薄く味付けして熟成しているのでおすすめです。
種類 | キャビア |
---|---|
内容量 | 20g |
産地 | 国産 |
キャビアのランク | バエリ |
ロシアチョウザメの高級キャビア・オシェトラと、宮崎キャビアを代表するシロチョウザメのキャビアの食べ比べセットです。2種類のキャビアの味や風味、食感の違いなどが楽しめます。贈答用化粧箱入りなので、大切な人への贈りものにぴったりです。
種類 | キャビア |
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内容量 | 40g(宮崎キャビア1983:20g/1983J.CAVIAR:20g) |
産地 | 国産(宮崎県) |
キャビアのランク | 1983 J.CAVIAR:オシェトラ |
キャビアを手軽においしく食べたいなら、クラッカーに乗せるのがおすすめ。クラッカーのサクサク感とキャビアのプチプチ感の組み合わせが楽しめます。キャビアの塩気を活かすため、無塩クラッカーを選ぶのがポイント。クリームチーズやスモークサーモンを一緒に乗せるとさらにおいしくなります。
また、パスタに添えてもおいしく食べられるのでおすすめです。キャビアの塩気がアクセントになり、ガラッと味わいの印象が変わります。カルボナーラやクリームソース、アーリオオーリオなどさまざまな味に合いますよ。
さらに、キャビアをご飯の上に乗せるだけのキャビア丼もおいしいですよ。意外かも知れませんが、白米との相性はバッチリ。卵黄を乗せても良いかもしれませんね。
未開封の場合の正しい保存方法は、買ったときの状態のまま保存することです。冷蔵のものは冷蔵保存、冷凍のものは冷凍保存しましょう。
開封後の正しい保存方法は、しっかりと密閉して冷蔵することです。風味や味が落ちてしまうので、開封したら2日以内に食べ切ることをおすすめします。瓶の場合はしっかりとフタを閉めましょう。缶の場合はラップをして保冷剤を乗せ、さらにラップをしておくのがおすすめです。
すぐに食べない場合は、1食分ずつ小分けして冷凍保存しましょう。ラップで包んだあとは保存袋に入れてしっかりと密閉します。風味が落ちたり臭みが出たりすることがあるため、冷凍後は1か月以内に食べるようにしてください。
キャビアのほかにも、珍味といわれる珍しい食べものはたくさんあります。お酒のアテやご飯のお供、料理のアクセントとなる食べものを探している人は、ぜひ以下の記事もチェックしてくださいね。
1位: ジャパンキャビア|1983J.CAVIAR BAERII CLASSIC
2位: ロイヤルグリーンランドジャパン|ランプフィッシュキャビア ブラック
3位: ジャパンキャビア|宮崎キャビア1983
4位: ジャパンキャビア|宮崎キャビア1983
5位: D&H|ランプフィッシュキャビア黒
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