デイキャンプで大活躍するのがクーラーバッグ。ソフトクーラーボックス・保冷バッグとも呼ばれ、キャンプや海水浴などのアウトドアだけでなく、運動会や買い物でも使用されています。しかし、Coleman(コールマン)やWAQなどさまざまなブランドから販売されていて、どれを買えばよいか迷いますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のクーラーバッグ20商品を集め、5個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのクーラーバッグをランキング形式でご紹介します。
mybestが定義するベストなクーラーバッグは「生鮮食品を保冷できる保冷力があるうえ、携帯性・利便性が高い商品」。徹底検証してわかったクーラーバッグの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
Wilderness Risk Management Japan理事・日本アウトドアネットワーク会員。約20年間野外教育施設で活躍。その後アウトドアコンサルタントとして企画・開発をはじめ、自然環境やアウトドア活動に関する豊富な知識と経験を活かし、チームビルディング・教育研修も行う。アウトドアギアの商品検証や、自治体の青少年育成事業の講師などもつとめる。
キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。
保冷力が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「生鮮食品を傷ませずに保冷できる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
使用時に持ち運びやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「持ったまま自転車にも乗れる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
収納時に持ち運びやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「キャリーカートの中でかさばらない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
食品が取り出しやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「短時間でほしいものが取り出せる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
サイドポケットの収納力が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「調理・食事に必要なものが収納できる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
以下の商品を検証し、ランキングをアップデートしました。
以下の商品を検証し、ランキングをアップデートしました。
以下の商品を検証し、ランキングをアップデートしました。
生鮮食品をキャンプへ持って行くのに、何を買ったらいいのかな?と思っている人も多いでしょう。保冷用のキャンプギアはクーラーバッグとクーラーボックスの2つ。それぞれに特徴とおすすめの使い方があるので、目的に合ったものを選んでくださいね。
クーラーバッグは6時間程度しか保冷できないものの、本体が軽量なので持ち運びやすいといえます。重量が2kg未満のものが多く、片手でも簡単に持てるところが魅力。6時間程度の保冷時間で十分な、デイキャンプやピクニックで重宝しますよ。また、クーラーバッグは折りたためるところも大きな魅力。荷物が多くなりがちなキャンプでは、うれしいポイントでしょう。
一方、クーラーボックスは重量が10kgを超えているものが多く、持ち運びやすいとはいえません。しかし、保冷時間は約12時間と長いので、泊まりがけのキャンプで活躍します。クーラーボックスはケースの頑丈さから、ハードクーラーボックスとも呼ばれています。
本コンテンツではデイキャンプ用のクーラーバッグを紹介しています。クーラーボックス・ハードクーラーボックスを探している人は以下のコンテンツを参考にしてくださいね。
泊まりがけのキャンプにはハードクーラーボックスがおすすめです。しかし、秋や冬などの保冷力がそこまで必要ではないキャンプなら、泊まりがけのキャンプでもクーラーバッグで十分なことも。泊まりがけでキャンプに行くけど、夏は暑いから行かないという人も、クーラーバッグの購入がおすすめです。
クーラーバッグを買うときに最初に気になるのはサイズ。どれくらいの大きさのものを買えばよいのか悩む人もいるかと思います。クーラーバッグの大きさは人数に合わせて選べばOK。4人家族でキャンプに行くなら、30L以上のクーラーバッグを買いましょう。
30L以上のクーラーバッグは、保冷剤と4人分の食料・飲料を収納可能。それより大きなものを探している人は、ランキングの「容量」の項目を確認してください。クーラーバッグの大きさを選ぶときに、保冷剤を入れるスペースを忘れがちな人も多いので気をつけましょう。
本コンテンツでは30L以上のクーラーバッグを紹介しています。
ソロキャンプ用のクーラーバッグなら15L、デュオキャンプ用のクーラーバッグなら25L程度の容量がおすすめです。30Lよりも小さなものを探している人は上のコンテンツを参考にしてくださいね。
泊まりがけのキャンプでクーラーバッグを使いたい人は、45L以上のクーラーバッグがおすすめです。夕食の分だけでなく、朝食用の食材も準備できますよ。
クーラーバッグを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
クーラーバッグを選ぶうえで見逃せないのが保冷力。しっかりと食材を冷やせるものが欲しいところ。保冷力を左右する要素はたくさんあるものの、フタの裏に保冷剤用ポケットがついているものを選ぶのがおすすめですよ。
今回検証をしたところ、保冷剤用ポケットがついているものは、夏の日でも6時間以上生鮮食品を保冷できるものがほとんどでした。対して、保冷剤用ポケットがないものは、保冷力が低かった印象。28℃の部屋で6時間放置した際のバッグ内の平均温度は、ポケットがあるものに比べて約2.5倍も高く、保冷力が低いといえます。
ちなみに、保冷剤ポケットにファスナーがついていると、保冷剤が落ちにくくストレスが少なかった印象です。保冷剤もあわせて購入したい人は、以下のコンテンツを参考にしてくださいね。
冷気は上から下に降りるので、保冷剤を上に設置できるポケットつきのものは保冷力が高かったと考えられます。また、ポケットの有無のほかにも、バッグの断熱効果や形状などが保冷力に影響を与えます。各商品の保冷力は、各商品のパートを確認してくださいね。
今回の検証した商品は保冷力の強弱はあれど、どれも6時間はしっかりと保冷でき、最低限の役割はこなせる印象でした。
荷物が多くなりがちなキャンプでは、持ち運びやすさも重要なポイント。両手を空けられて、ほかの荷物も持ちやすい、肩にかけられるタイプのものを選びましょう。
肩にかけられるタイプの商品は主に2タイプで、肩掛けスリング型とリュックサック型の商品です。どちらも両手を空けて持ち運べるので、チェアやテーブルなどほかのキャンプギアも持ち運びやすいでしょう。
一方、手が塞がるのは片手用の持ち手の商品。片手が埋まるのでほかのギアを持ちにくく、移動しにくいところが気になるポイントです。紐が長く肩にかけられるものもありますが、サポーターがついていないので肩から落ちやすいうえに、肩が痛くなることも考えられます。
リュックサック型の商品は両手が空けられるものの、キャンプ用ザックは背負えないことには注意が必要。各商品の持ち手のタイプは、ランキングの「持ち手のタイプ」を参考にしてくださいね。
クーラーバッグは折りたたみ可能な商品が多く、折りたたむとキャリーカートに載せやすいサイズまでコンパクトになります。しかし、キャンプではタープやチェアなど、キャリーカートに載せたいものが多いので、カートのなかでかさばりにくいものを選びましょう。
カートに載せるときに重要なのが、収納時の厚さ。20cm未満のものだとカートに載せてもスペースを取りにくく、ほかのキャンプギアも積み込みやすいでしょう。一方、収納時の厚さが厚いものは、カートの中でかさばる印象。カートに載るキャンプギアが限られるので、手で持つものが増えるでしょう。
デイキャンプに合わせてキャリーカートの購入を考えている人は、以下のコンテンツを参考にしてくださいね。
クーラーバッグを選ぶときに気にかけてほしいのが、使いやすさ。仕切り板が付属していたり、サイドポケットが付属していたりすると、痒いところに手が届きストレスなく使いやすいでしょう。
仕切り板がついている商品の魅力は、バッグ内の整理のしやすさ。食料と飲料を分けられるので、バッグ内のものが取り出しやすい印象です。また、仕切り板が2枚ついている商品なら、食料を夕食用・朝食用と仕分け可能。クーラーバッグの中をゴソゴソと探す手間から解放されるでしょう。
サイドポケットがついた商品の魅力は、ちょっとした物を収納できること。調味料やカトラリーなど食事に必要なものから、ゴミ袋・ポケットティッシュなどの後片づけが必要なものまで便利なものを収納できるでしょう。キャンプ用調味料入れや、カトラリーを探している人は以下のコンテンツを参考にしてください。
ポケットつきのクーラーバッグのなかには、ポケットにマチがついており厚みがある商品も。ポケットに厚みがあると、グッズを収納するときにスッと入れやすいので、グッズを押し込む手間が少ないといえますよ。
今回検証した商品の中には、フタに小窓がついている商品もありました。小窓がついているとフタを開けずになかのものを取れるので、冷気をあまり逃がさずに食品を取り出せますよ。ランキングの「小窓つき」のところをチェックしてくださいね。
クーラーバッグを日常的に買い物で使いたいという人もいるでしょう。買い物で使うなら、生鮮食品が傷みにくいバッグ内が10℃未満になるものを選びましょう。
クーラーバッグ内の温度が10℃未満を保てるものは、食材に雑菌が繁殖しにくく衛生的に使えるといえます。一方、バッグ内の温度が10℃以上のものは、バッグ内で雑菌が繁殖しやすいので、食中毒の危険があるでしょう。
買い物でクーラーバッグを使う予定の人は、ランキングの「買い物で使いたい人向け」から選んでくださいね。
一般的に10〜60℃は危険温度帯と呼ばれ、微生物が増殖しやすい温度帯とされています(参考:厚生労働省「HACCP(ハサップ)の考え方を取り入れた食品衛生管理の手引き」)。
生鮮食品をスーパーで買うときにクーラーバッグを使用しようとしている人は、必ずバッグ内が10℃未満になるものを選んでくださいね。
商品 | 画像 | おすすめ
スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
保冷力の高さ | 使用時の持ち運びやすさ | 収納時の持ち運びやすさ | 食品の取り出しやすさ | サイドポケットの収納力 | 使用時の幅(実測値) | 容量 | 使用時の奥行(実測値) | 使用時の厚さ(実測値) | 収納時の幅(実測値) | 収納時の奥行(実測値) | 収納時の厚さ(実測値) | 重量(実測値) | 折りたたみ可能 | 主な断熱材の素材 | 本体素材 | 小窓付き | サイドポケット付き | サイドポケットの横幅(実測値) | サイドポケットの縦幅(実測値) | サイドポケットに厚みあり | 持ち手のタイプ | 保冷剤用ポケット付き | 仕切り板付き | 6時間使用した際の平均温度 | |||||||
1 | Heshare クーラーボックス | ![]() | 4.76 | 1位 | 夏のアウトドアシーンにぴったり!コンパクトかつ高性能 | 5.00 | 4.50 | 4.84 | 3.67 | 5.00 | 36.5cm | 30L | 31cm | 27cm | 37cm | 30cm | 8cm | 0.8kg | エチレン酢酸ビニル(EVA) | オックスフォード | 35.5cm | 22cm | 片手持ち手型、肩掛けスリング型 | 6.7℃ | |||||||
2 | チトセ ChillCamping|クーラーボックス | ![]() | 4.55 | 保冷力・携帯性・利便性、三拍子そろった商品 | 4.71 | 4.25 | 4.67 | 4.00 | 5.00 | 40cm | 37L | 31cm | 32cm | 40cm | 31cm | 13cm | 1.1kg | ポリウレタン(PU) | ポリエステル | 33cm | 6cm | 肩掛けスリング型、片手持ち手型 | 9.9℃ | ||||||||
3 | 丸栄 RATEL WORKS|AURORA SOFT COOLER|RWS0132BK/RWS0132GR | ![]() | 4.53 | 夏に生鮮食品を保冷できるほどの保冷力。コンパクトさも魅力 | 5.00 | 4.00 | 4.67 | 3.25 | 5.00 | 49cm | 33L | 35cm | 37cm | 49cm | 35cm | 19cm | 2.4kg | ポリウレタン(PU) | ナイロン、PEVA、ポリエステル | 19cm | 16cm | 肩掛けスリング型、片手持ち手型 | 6.9℃ | ||||||||
4 | キャプテンスタッグ CAPTAIN STAG|保冷ソフトクーラーバッグ|UE-629 | ![]() | 4.50 | コンパクトに収納でき持ち運びに便利。整理がしやすい商品 | 4.38 | 4.50 | 4.67 | 4.75 | 5.00 | 45cm | 約35L | 30cm | 30cm | 47cm | 39cm | 8cm | 0.7kg | ポリエチレン(PE) | 本体生地:ポリエステル600デニール/内生地:PEVA(防菌加工)/中敷:PEVA・発泡ポリウレタン・ポリエチレン | 42cm | 16cm | 肩掛けスリング型、片手持ち手型 | 12.9℃ | ||||||||
5 | WAQ ソフトクーラーボックス | ![]() | 4.42 | 生鮮食品も持ち運べる保冷力。折りたたんでもかさばる点はネック | 4.73 | 4.00 | 4.00 | 5.00 | 4.85 | 52cm | 42L | 36cm | 28cm | 70cm | 34cm | 23cm | 2.0kg | ポリエチレン(PE) | EPE素材(発砲ポリエチレン)ポリエステル、PVC、PEVA | 18cm | 10cm | 肩掛けスリング型、片手持ち手型 | 9.7℃ | ||||||||
6 | トラスコ中山 TRUSCO|ソフトクーラーBOX|TSCLB-30 | ![]() | 4.36 | 持ち運びやすさが魅力。大きめのサイドポケットつき | 4.21 | 4.50 | 4.84 | 3.67 | 5.00 | 46cm | 30L | 31cm | 27cm | 47cm | 31cm | 7.5cm | 0.7kg | ポリエチレン(PE) | 表地:アルミ蒸着PVCシート/シート・ベルト:ポリプロピレン/底板:ポリエチレン/内袋:EVA | 36.5cm | 19cm | 片手持ち手型、肩掛けスリング型 | 14.4℃ | ||||||||
7 | ビッグウイング AO Coolers キャンバス|48パック ソフトクーラー|AO48BK | ![]() | 4.30 | 10位 | たっぷり収納できて保冷力も高い。大人数でのレジャーに | 4.86 | 4.00 | 3.50 | 3.67 | 5.00 | 56cm | 45L | 31cm | 36cm | 56cm | 31cm | 36cm | 1.9kg | ポリウレタン(PU) | ナイロン、ポリエチレン、ポリエステル、熱可塑性ポリウレタン、ポリウレタン | 83cm | 23cm | 片手持ち手型、肩掛けスリング型 | 8.4℃ | |||||||
8 | キャプテンスタッグ CAPTAIN STAG|スーパーコールド クーラーバッグ|UE-578 | ![]() | 4.29 | 2位 | 大容量ながら薄くたためる。デイキャンプのお供にぴったり | 4.35 | 4.25 | 4.50 | 3.67 | 4.00 | 43cm | 43L | 43cm | 33cm | 43cm | 43cm | 12cm | 1.4kg | 不明 | エチレン酢酸ビニル(EVA) | 肩掛けスリング型 | 13.2℃ | |||||||||
9 | Newell Brands Coleman|エクストリームアイスクーラー|2000022215 | ![]() | 4.27 | 3位 | コンパクトに収納できるが、保冷力は中の上程度 | 4.21 | 4.25 | 4.67 | 3.50 | 5.00 | 46cm | 35L | 33cm | 31cm | 46cm | 33cm | 12cm | 1.2kg | 不明 | PETアルミニウム、ポリエステル、ポリエチレン(フォーム)、PETアルミニウム(取り外しライナー部分) | 42cm | 20cm | 肩掛けスリング型、片手持ち手型 | 14.3℃ | |||||||
9 | グローブライド DAIWA|ソフトクールEX|EX4500 | ![]() | 4.27 | 6位 | コンパクトに収納可能。2つのサイドポケットもうれしい | 4.37 | 4.00 | 4.50 | 3.67 | 5.00 | 53cm | 45L | 41cm | 30cm | 53cm | 41cm | 15cm | 1.8kg | 発泡ポリエチレン、発泡ウレタン | 不明 | 26cm | 20cm | 肩掛けスリング型、片手持ち手型 | 13.0℃ |
容量 | 30L |
---|---|
重量(実測値) | 0.8kg |
折りたたみ可能 | |
持ち手のタイプ | 片手持ち手型、肩掛けスリング型 |
保冷剤用ポケット付き | |
6時間使用した際の平均温度 | 6.7℃ |
良い
気になる
Heshare「クーラーボックス」は、キャンプ・BBQなど夏場のアウトドアシーンで使いたいすべての人におすすめです。肝心の保冷力はもちろん、持ち運びやすさや収納力といった使い勝手も申し分ありません。
特筆すべきは保冷力の高さ。保冷剤を入れて28℃の部屋に6時間放置した際の平均温度は6.7℃とトップクラスに低く、食品の雑菌が繁殖しにくい温度をキープしました。生鮮食品が傷みにくいので、車に積んで買い物用に使いたい人にもよいでしょう。
コンパクトに折りたたみやすいのも魅力。収納時のサイズは幅37×奥行30×厚さ8cmと小さくなるので、使用後もかさばりにくく便利です。キャリーカートにも積み込みやすいでしょう。
使用時の持ち運びやすさも優秀で、本体には片手用の持ち手と肩掛けスリングがついています。肩掛けをすると両手が空くので、アウトドアシーンで重宝するでしょう。そのうえ本体重量は0.8kgと軽く、持ち運びは負担になりにくいといえます。
両サイドと前面に合計3つのサイドポケットがあり、収納力も優秀。サイドポケットに調味料やカトラリーなどを分けて収納できますよ。ただし、本体の小窓や内部の仕切り板がないため取り出しやすさはいまひとつ。食品を取り出すときに大きなフタを開ける必要があります。
とはいえそれ以外に欠点はなく、保冷力・持ち運びやすさ・サイドポケットの収納力を兼ね備えたベストバイ。クーラーボックス選びに迷ったら最初に検討してみましょう。
主な断熱材の素材 | エチレン酢酸ビニル(EVA) |
---|---|
本体素材 | オックスフォード |
小窓付き | |
サイドポケット付き | |
サイドポケットの横幅(実測値) | 35.5cm |
サイドポケットの縦幅(実測値) | 22cm |
サイドポケットに厚みあり | |
仕切り板付き |
容量 | 37L |
---|---|
重量(実測値) | 1.1kg |
折りたたみ可能 | |
持ち手のタイプ | 肩掛けスリング型、片手持ち手型 |
保冷剤用ポケット付き | |
6時間使用した際の平均温度 | 9.9℃ |
良い
気になる
ChillCampingの「クーラーボックス」は、家族でデイキャンプに行きたい人にぴったりのクーラーバッグ。クーラーバッグを買うときに気になる保冷力と持ち運びやすさの検証では軒並み高評価を獲得したうえに、仕切り板つきと痒いところに手が届く商品です。
クーラーバッグの中に保冷剤を入れて、28℃の部屋に6時間放置した際の平均温度は9.9℃と非常に低く、保冷力は高め。生鮮食品も傷ませることなく保冷できるといえます。保冷剤用ポケットがあったので、冷気のまわりが速かったことも保冷力が高かった要因の1つでしょう。
重量は1.1kgと若干重いものの、肩掛けスリングがついており持ち運びやすかった印象です。両手が空くので、チェアやテーブルなどのキャンプギアも持てるでしょう。また、折りたたんだときのサイズもコンパクトで、キャリーカートに載せてもスペースを取りません。
仕切り板が1枚あるので、食品と飲み物を分けて収納しやすかったところはメリット。しかし、小窓はなかったため、冷気を閉じ込めながら食品を取り出すのは難しかった印象です。サイドポケットは大きめで、調味料やカトラリーを収納しやすいといえます。
生鮮食品を持ち運べるほど保冷力が高いうえに、コンパクトに収納可能。肩掛けスリングもついているので使用時にも運びやすいといえます。仕切り板や大きなポケットまで備え、使いやすさにも死角なし。家族でデイキャンプに行く人におすすめの商品です。
主な断熱材の素材 | ポリウレタン(PU) |
---|---|
本体素材 | ポリエステル |
小窓付き | |
サイドポケット付き | |
サイドポケットの横幅(実測値) | 33cm |
サイドポケットの縦幅(実測値) | 6cm |
サイドポケットに厚みあり | |
仕切り板付き |
容量 | 33L |
---|---|
重量(実測値) | 2.4kg |
折りたたみ可能 | |
持ち手のタイプ | 肩掛けスリング型、片手持ち手型 |
保冷剤用ポケット付き | |
6時間使用した際の平均温度 | 6.9℃ |
良い
気になる
丸栄の「RATEL WORKS AURORA SOFT COOLER」は、暑いところでキャンプをする人におすすめのクーラーバッグ。圧倒的な保冷力で生鮮食品の細菌の繁殖を抑えられるでしょう。
クーラーバッグの中に保冷剤を入れて、28℃の部屋に6時間放置した際の平均温度は6.9℃と非常に低く、保冷力が高いので生鮮食品も冷やしたまま持ち運べるでしょう。保冷剤用ポケットがあったので、冷気がまわるのが速く温度が下がりやすかった印象。また、断熱性が高く冷気が逃げにくかったところも、保冷力が高かった要因の1つでしょう。
肩掛けスリングが付いており、両手を空けて移動できる点はメリット。しかし、重量は2.4kgと比較的重めなところは気になりました。しかし、折りたたむとコンパクトなサイズで、キャリーカートに載せてもスペースを取らないでしょう。
仕切り板がないため、食品を取り出すのは面倒な印象。また、小窓がないので食材を取り出す際に冷気が逃げやすいところも懸念です。一方、サイドポケットは大きいうえに厚みもあるので、調味料やカトラリーも収納しやすいでしょう。
生鮮食品も保冷できるほどの保冷力があるうえに、折りたためて車の中に積んでいても幅を取らない印象。車に置いておき、買い物のときに使いたい人にもおすすめの商品です。
主な断熱材の素材 | ポリウレタン(PU) |
---|---|
本体素材 | ナイロン、PEVA、ポリエステル |
小窓付き | |
サイドポケット付き | |
サイドポケットの横幅(実測値) | 19cm |
サイドポケットの縦幅(実測値) | 16cm |
サイドポケットに厚みあり | |
仕切り板付き |
容量 | 約35L |
---|---|
重量(実測値) | 0.7kg |
折りたたみ可能 | |
持ち手のタイプ | 肩掛けスリング型、片手持ち手型 |
保冷剤用ポケット付き | |
6時間使用した際の平均温度 | 12.9℃ |
良い
気になる
キャプテンスタッグの「CAPTAIN STAG 保冷ソフトクーラーバッグ UE-629」は、BBQでの使用におすすめです。フタ面の内側にあるマジックベルトで、コンパクトに収納できるのが特徴。収納時は幅47×奥行39cmと小さく、厚さも8cmと薄いため、荷物もかさばりにくいですよ。
片手用の持ち手に加えて肩掛けスリングもあり、疲れても持ち替えられます。両手を空けられるうえ重量も0.7kgと軽く、負担になりにくいのもポイント。
クーラーバッグ内に保冷剤を入れて28℃の部屋に放置したところ、6時間後の内部温度は平均12.9℃と低い温度を維持しました。生鮮食品を入れるには温度が高いものの、ドリンクや加工食品などであれば問題なく保存できるでしょう。
仕切りがあり整理しやすい点はメリットですが、小窓が非搭載でフタを開けずに中身を取り出せないのは惜しいところ。とはいえ、サイドポケットは全面に1つあり、厚みはないものの横42×縦16cmと大きめで、調味料やカトラリーを分けて収納できます。
コンパクトにまとめられて持ち運びやすいため、BBQ・ピクニックなどのアウトドアシーンで活躍するでしょう。
主な断熱材の素材 | ポリエチレン(PE) |
---|---|
本体素材 | 本体生地:ポリエステル600デニール/内生地:PEVA(防菌加工)/中敷:PEVA・発泡ポリウレタン・ポリエチレン |
小窓付き | |
サイドポケット付き | |
サイドポケットの横幅(実測値) | 42cm |
サイドポケットの縦幅(実測値) | 16cm |
サイドポケットに厚みあり | |
仕切り板付き |
容量 | 42L |
---|---|
重量(実測値) | 2.0kg |
折りたたみ可能 | |
持ち手のタイプ | 肩掛けスリング型、片手持ち手型 |
保冷剤用ポケット付き | |
6時間使用した際の平均温度 | 9.7℃ |
良い
気になる
WAQの「ソフトクーラーボックス」は、生鮮食品を持ち運べるほどの保冷力を備えているうえに、肩掛けスリングつきで持ち運びやすい点が魅力。また、仕切り板が2枚もついていて、バッグ内を整理しやすい印象です。
クーラーバッグの中に保冷剤を入れて、28℃の部屋に6時間放置した際の平均温度は9.7℃と非常に低く、生鮮食品も問題なく持ち運べるでしょう。保冷剤用ポケットがないので、冷気のまわりは速くはないものの、冷気を逃がしにくかった印象です。
仕切り板が2枚も付属しており、食材や飲料などを分けやすいところはメリット。また、小窓があるため、冷気をあまり逃さずに食材を取り出せます。サイドポケットが大きく、調味料やカトラリーを入れやすいところも魅力ですよ。
持ち手の形状は肩掛けスリングで、持ち運びしやすい印象。両手が空くので、ほかのキャンプギアも持ちやすいでしょう。しかし、重量が2.0kgと重めなところは気になりました。折りたたんだときのサイズは若干大きめで、キャリーカートに載せるとスペースを取るところがネックです。
主な断熱材の素材 | ポリエチレン(PE) |
---|---|
本体素材 | EPE素材(発砲ポリエチレン)ポリエステル、PVC、PEVA |
小窓付き | |
サイドポケット付き | |
サイドポケットの横幅(実測値) | 18cm |
サイドポケットの縦幅(実測値) | 10cm |
サイドポケットに厚みあり | |
仕切り板付き |
容量 | 30L |
---|---|
重量(実測値) | 0.7kg |
折りたたみ可能 | |
持ち手のタイプ | 片手持ち手型、肩掛けスリング型 |
保冷剤用ポケット付き | |
6時間使用した際の平均温度 | 14.4℃ |
良い
気になる
トラスコ中山の「TRUSCO ソフトクーラーBOX TSCLB-30」は、持ち運びやすさを重視する人にぴったり。収納時のサイズは幅47×奥行き31×厚さ7.5cmとコンパクトに折りたためました。
片手で使える持ち手に加え、肩掛けスリングも備えていて、使用時の持ち運びやすさも優秀です。重量は0.7kgと軽いので、長時間持ち歩いても体の負担になりづらいでしょう。
肝心の保冷力も十分です。保冷剤を入れて28℃の部屋で6時間放置したところ、内部の温度は平均14.4℃、最低温度は13.1℃に。生鮮食品の持ち運びは避けたほうがよいものの、野菜・フルーツなどを持ち運ぶなら十分使える保冷力でした。
サイドポケットは前面に1つのみですが、横36.5×縦19cmと大きく、調味料・カトラリーをたっぷり収納できます。ただし本体には小窓がなく、内部に仕切り板もないので、食品の取り出しやすさはいまひとつです。
しかし軽くてかさばりにくいのは魅力。保冷力が高くはないため長時間には向かないものの、BBQやピクニックなど、身軽に動きたいレジャーシーンで活躍するでしょう。
主な断熱材の素材 | ポリエチレン(PE) |
---|---|
本体素材 | 表地:アルミ蒸着PVCシート/シート・ベルト:ポリプロピレン/底板:ポリエチレン/内袋:EVA |
小窓付き | |
サイドポケット付き | |
サイドポケットの横幅(実測値) | 36.5cm |
サイドポケットの縦幅(実測値) | 19cm |
サイドポケットに厚みあり | |
仕切り板付き |
容量 | 45L |
---|---|
重量(実測値) | 1.9kg |
折りたたみ可能 | |
持ち手のタイプ | 片手持ち手型、肩掛けスリング型 |
保冷剤用ポケット付き | |
6時間使用した際の平均温度 | 8.4℃ |
良い
気になる
保冷力の高さも申し分ありません。保冷剤を入れて室温28℃の部屋に6時間放置した際の平均温度は8.4℃と非常に低い結果に。比較したなかには20℃を超えるものもありましたが、本商品は夏場に生鮮食品を入れていても傷む心配は少ないといえます。
主な断熱材の素材 | ポリウレタン(PU) |
---|---|
本体素材 | ナイロン、ポリエチレン、ポリエステル、熱可塑性ポリウレタン、ポリウレタン |
小窓付き | |
サイドポケット付き | |
サイドポケットの横幅(実測値) | 83cm |
サイドポケットの縦幅(実測値) | 23cm |
サイドポケットに厚みあり | |
仕切り板付き |
容量 | 43L |
---|---|
重量(実測値) | 1.4kg |
折りたたみ可能 | |
持ち手のタイプ | 肩掛けスリング型 |
保冷剤用ポケット付き | |
6時間使用した際の平均温度 | 13.2℃ |
良い
気になる
肝心の保冷力も平均並み。保冷剤を入れて室温28℃の部屋に6時間放置した際の、平均温度は13.2℃でした。夏場でも加工食品や冷凍した生鮮食品であれば十分持ち運べるでしょう。内部に保冷剤ポケットがついており、冷気を循環させやすい点もプラスに働いたといえます。
一方で、サイドポケットや仕切り板がないことで上位には及ばず。食材を整理しにくく、中身がごちゃついて取り出しにくいと感じる可能性があります。小窓もないため中身を取り出す際に大きくフタを開ける必要があり、冷気が逃げやすいのも気になるところです。
主な断熱材の素材 | 不明 |
---|---|
本体素材 | エチレン酢酸ビニル(EVA) |
小窓付き | |
サイドポケット付き | |
サイドポケットの横幅(実測値) | |
サイドポケットの縦幅(実測値) | |
サイドポケットに厚みあり | |
仕切り板付き |
容量 | 35L |
---|---|
重量(実測値) | 1.2kg |
折りたたみ可能 | |
持ち手のタイプ | 肩掛けスリング型、片手持ち手型 |
保冷剤用ポケット付き | |
6時間使用した際の平均温度 | 14.3℃ |
良い
気になる
アメリカに本社を置き世界中に展開しているコールマンの系列会社である、Newell Brandsのオリジナルブランド、Colemanの「エクストリームアイスクーラー」。メタリックなブルーが特徴的な商品です。
クーラーバッグの中に保冷剤を入れて、28℃の部屋に6時間放置した際の平均温度は14.3℃と比較的高めですが、生鮮食品の保冷には不向きな印象。野菜やフルーツなどの持ち運び程度に留めましょう。保冷剤用ポケットがあるので、温度が下がるのは速いものの、断熱性が低く温度が上昇しやすかったといえます。
肩掛けスリングがついており、両手を空けて移動できるところがメリット。また、重量は1.2kgと比較的軽めで、持ち運びやすいといえるでしょう。折りたたんだ際のサイズもコンパクトで、キャリーカートの中でスペースを取らないといえますよ。
仕切り板がないので、中の整理ができないところは気になるポイント。しかし、小窓があるためものを取り出すときに冷気を逃がしにくいところは魅力です。サイドポケットは非常に大きく、調味料やキッチン用品を収納しやすいでしょう。
主な断熱材の素材 | 不明 |
---|---|
本体素材 | PETアルミニウム、ポリエステル、ポリエチレン(フォーム)、PETアルミニウム(取り外しライナー部分) |
小窓付き | |
サイドポケット付き | |
サイドポケットの横幅(実測値) | 42cm |
サイドポケットの縦幅(実測値) | 20cm |
サイドポケットに厚みあり | |
仕切り板付き |
容量 | 45L |
---|---|
重量(実測値) | 1.8kg |
折りたたみ可能 | |
持ち手のタイプ | 肩掛けスリング型、片手持ち手型 |
保冷剤用ポケット付き | |
6時間使用した際の平均温度 | 13.0℃ |
良い
気になる
グローブライドの「DAIWA ソフトクールEX EX4500」は、コンパクトにたためる商品を探している人におすすめ。カラーは3色・サイズは4種類と豊富なラインナップがあり、用途や好みに合ったものを選べます。検証では一番大きな45Lを使用しましたが、それでも折りたたむとかなりコンパクトに収納できました。
保冷力は比較的高く、6時間放置した際の平均温度は13.0℃と低め。夏場に長時間生鮮食品を入れておくにはやや物足りないものの、加工食品やドリンク類であれば冷たさを保てるでしょう。フタ裏に保冷剤用のポケットがあり、冷気がまわりやすかった点も高評価につながったと考えられます。
主な断熱材の素材 | 発泡ポリエチレン、発泡ウレタン |
---|---|
本体素材 | 不明 |
小窓付き | |
サイドポケット付き | |
サイドポケットの横幅(実測値) | 26cm |
サイドポケットの縦幅(実測値) | 20cm |
サイドポケットに厚みあり | |
仕切り板付き |
容量 | 35L |
---|---|
重量(実測値) | 1.8kg |
折りたたみ可能 | |
持ち手のタイプ | リュックサック型、片手持ち手型 |
保冷剤用ポケット付き | |
6時間使用した際の平均温度 | 17.8℃ |
良い
気になる
デリバリーサービスで活躍している、mk−corporationの「デリバリーバッグ」。ロゴがなく、どこのサービスでも使用しやすいと謳っています。
クーラーバッグの中に保冷剤を入れて、28℃の部屋に6時間放置した際の平均温度は17.8℃と高めで、保冷力は若干低いといえます。夏場に使用するならたくさんの保冷剤を準備したほうがよいでしょう。保冷剤用ポケットがなく、冷気がうまくまわっていなかった印象です。
リュックサックのように背中に背負えるタイプで、簡単に両手を空けられるうえに、片側に重さが偏らないところも魅力。自転車キャンプにぴったりといえます。重量は1.8kgと比較的軽めで中にものを入れても、持ち運びやすいでしょう。また、折りたたんだ際はコンパクトになりキャリーカートの中で場所を取らないでしょう。
小窓はないので、ものを取るときに冷気が逃げやすいところは懸念。しかし、上下に空間を分けられる仕切り板があり、中を整理しやすいところはうれしいポイントです。また、サイドポケットは非常に大きく、厚みがあるのでカトラリーや調味料も収納しやすいでしょう。
背負ったまま自転車を漕げるので、出前用のバッグを探している人にはぴったりの商品。また、出前では、生鮮食品を運ぶことが少ないので、保冷力は十分といえますよ。
主な断熱材の素材 | 不明 |
---|---|
本体素材 | 300Dオックスフォードパールコットン(EPE)、アルミホイル |
小窓付き | |
サイドポケット付き | |
サイドポケットの横幅(実測値) | 27cm |
サイドポケットの縦幅(実測値) | 19cm |
サイドポケットに厚みあり | |
仕切り板付き |
容量 | 30L |
---|---|
重量(実測値) | 0.7kg |
折りたたみ可能 | |
持ち手のタイプ | 片手持ち手型、肩掛けスリング型 |
保冷剤用ポケット付き | |
6時間使用した際の平均温度 | 16.9℃ |
良い
気になる
カワセの「BUNDOK ソフトクーラーアルミ」は、低コストで持ち運びやすいものを探す人におすすめ。比較した商品には3~5千円のものが多かったなか、千円台から手に入るリースナブルさが魅力です。
収納時のサイズは幅38×奥行34×厚さ8cmと、薄くコンパクトに折りたためます。重量も0.7kgと軽いので、使用時・収納時どちらも持ち運びの負担はほとんどないでしょう。両手を塞がずに持てる肩掛けスリングがついており、ほかの荷物と一緒に運べる点もメリットです。
デザインは2種類から選べ、シルバータイプには外側にサイドポケットが、ベージュタイプにはギアや小物を引っかけられるループが備わっています。調味料やカトラリーなど、こまごまとしたものをまとめられるのはうれしいポイント。内側に仕切りはないため、中身がごちゃつきやすい点は懸念です。
しかし、保冷力はやや物足りない印象。保冷剤を入れて室温28℃の部屋に6時間放置したところ、平均温度は16.9℃と高めでした。加工食品程度なら十分持ち運べるものの、夏場に使用する場合は保冷剤をたくさん入れる必要があるでしょう。
主な断熱材の素材 | ポリエチレン(PE) |
---|---|
本体素材 | ポリエステル、アルミ蒸着シート |
小窓付き | |
サイドポケット付き | |
サイドポケットの横幅(実測値) | 32cm |
サイドポケットの縦幅(実測値) | 20cm |
サイドポケットに厚みあり | |
仕切り板付き |
容量 | 30L |
---|---|
重量(実測値) | 0.6kg |
折りたたみ可能 | |
持ち手のタイプ | 肩掛けスリング型、片手持ち手型 |
保冷剤用ポケット付き | |
6時間使用した際の平均温度 | 17.1℃ |
良い
気になる
さまざまなクーラーバッグを販売している、BDLMWHの「クーラーボックス」。水洗いできて、衛生的に使える商品です。
クーラーバッグの中に保冷剤を入れて、28℃の部屋に6時間放置した際の平均温度は17.1℃と高めで、保冷力は低いといえます。夏場に使用するときは、食材と一緒にたくさんの保冷剤を入れましょう。保冷剤用ポケットがなく、冷気がうまくまわらなかったので、保冷力の評価は伸び悩んだといえます。
持ち手のタイプは肩掛けスリングで、両手を空けて持ち運べるところがメリット。また、重量も0.6kgと非常に軽く、持ち運びやすかったといえます。また、折りたたんだときのサイズもコンパクトで、キャリーカートに載せても場所をほぼ取らないでしょう。
仕切り板がなく中を整理できないうえに小窓もなく、食品を取り出すときに冷気が逃げるところも気になるポイント。サイドポケットは大きく厚みがあるタイプで、調味料やカトラリーを収納しやすいでしょう。
主な断熱材の素材 | ポリエチレン酢酸ビニル(PEVA) |
---|---|
本体素材 | オックスフォード布 |
小窓付き | |
サイドポケット付き | |
サイドポケットの横幅(実測値) | 28cm |
サイドポケットの縦幅(実測値) | 18cm |
サイドポケットに厚みあり | |
仕切り板付き |
容量 | 45L |
---|---|
重量(実測値) | 0.7kg |
折りたたみ可能 | |
持ち手のタイプ | 片手持ち手型 |
保冷剤用ポケット付き | |
6時間使用した際の平均温度 | 13.3℃ |
良い
気になる
大型スーパーとして人気のCostcoの「サスティナブル ジュート クーラーバッグ」。サスティナブルな素材を使用していると謳った商品です。
クーラーバッグの中に保冷剤を入れて、28℃の部屋に6時間放置した際の平均温度は13.3℃と平均程度。生鮮食品も冷凍すれば持ち運べるでしょう。保冷剤用ポケットがあり、冷気がまわりやすかった点が評価を伸ばした要因です。
持ち手のタイプは片手持ち手型で持ち運びは面倒な印象。リュックサックのように持てはするものの、紐の長さが短いのでものを入れた状態で背負うことは難しいでしょう。重量は0.7kgと軽量なものの、持ちにくい点は懸念です。
小窓・仕切り板がないので、冷気が逃げやすくバッグ内を整理しにくいといえます。サイドポケットもないので、調味料などは別の袋などで保管する必要があるでしょう。
主な断熱材の素材 | 不明 |
---|---|
本体素材 | サスティナブル素材のジュート |
小窓付き | |
サイドポケット付き | |
サイドポケットの横幅(実測値) | |
サイドポケットの縦幅(実測値) | |
サイドポケットに厚みあり | |
仕切り板付き |
容量 | 34L |
---|---|
重量(実測値) | 1.6kg |
折りたたみ可能 | |
持ち手のタイプ | 片手持ち手型、肩掛けスリング型 |
保冷剤用ポケット付き | |
6時間使用した際の平均温度 | 14.5℃ |
良い
気になる
AO Coolersの「36パック ソフトクーラー」は、大容量のサイドポケットが魅力です。ポケットのサイズは75×25cmで、調味料やキッチン用品の収納に便利。
ただし、収納時のサイズは76×43×23cmと大きめ。キャリーカートにも載せにくく、持ち運び時に負担を感じる可能性があります。
また、保冷力も高いとはいいきれません。保冷剤を入れて6時間放置した際の平均温度は14.58℃でした。食品を入れるのに大きな問題はないものの、比較したなかには平均温度が10℃を下回るものも複数あり、保冷力が高いとはいえません。
本体重量も1.5kg以上と比較的重め。しかし肩に掛ければ両手を空けて移動できるのでほかの荷物が持てるところはメリットです。
総合的に見て、調味料やウェットティッシュなどを持っていくために大きなサイドポケットがほしい人は、購入を検討する価値があるでしょう。とはいえ、収納時の持ち運びやすさには課題があり、利用シーンを選ぶ商品といえます。
主な断熱材の素材 | 独立気泡フォーム |
---|---|
本体素材 | ナイロン、ポリエチレン、ポリエステル、熱可塑性ポリウレタン、ポリウレタン |
小窓付き | |
サイドポケット付き | |
サイドポケットの横幅(実測値) | 75cm |
サイドポケットの縦幅(実測値) | 25cm |
サイドポケットに厚みあり | |
仕切り板付き |
容量 | 30L |
---|---|
重量(実測値) | 1.3kg |
折りたたみ可能 | |
持ち手のタイプ | リュックサック型、片手持ち手型 |
保冷剤用ポケット付き | |
6時間使用した際の平均温度 | 20.4℃ |
良い
気になる
内部に仕切り板がないため、中身がごちゃつきやすい点も気になります。また、小窓がないためフタを開け閉めすることで冷気が逃げやすいのもネック。取り出すのに時間がかかる小物類は、別で持つ必要があるでしょう。
主な断熱材の素材 | ポリエチレン |
---|---|
本体素材 | ポリエステル600D、PEVA |
小窓付き | |
サイドポケット付き | |
サイドポケットの横幅(実測値) | 22cm |
サイドポケットの縦幅(実測値) | 19cm |
サイドポケットに厚みあり | |
仕切り板付き |
キャプテンスタッグ リュック型クーラーバッグをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
容量 | 30L |
---|---|
重量(実測値) | 0.6kg |
折りたたみ可能 | |
持ち手のタイプ | 肩掛けスリング型、片手持ち手型 |
保冷剤用ポケット付き | |
6時間使用した際の平均温度 | 19.3℃ |
良い
気になる
ソフトクーラー以外にもハードクーラーボックスも販売している、SANNEAの「クーラーボックス」。ループが付属しており、カラビナやフックの取り付けがしやすい商品です。
クーラーバッグの中に保冷剤を入れて、28℃の部屋に6時間放置した際の平均温度は19.3℃と、高めで保冷力は低い印象。夏場に使用する際は、たくさんの保冷剤が必要です。保冷剤用ポケットがなく、冷気がまわりにくかった点が保冷力が低かった原因でしょう。
持ち手のタイプは肩掛けスリング型で持ち運びやすいうえに、本体は0.6kgと非常に軽量。なかにものを入れても簡単に持ち運べるでしょう。また、折りたたんだ際のサイズも非常にコンパクトなので、キャリーカートに載せても場所を取らないところもメリットです。
仕切り板や小窓がないのでバッグ内を整理しにくく、冷気が逃げやすい印象。サイドポケットもないので、カトラリーや調味料は別で持つ必要があるところは気になるポイントです。
主な断熱材の素材 | ポリエチレン酢酸ビニル(PEVA) |
---|---|
本体素材 | オックスフォード布、パールコットン |
小窓付き | |
サイドポケット付き | |
サイドポケットの横幅(実測値) | |
サイドポケットの縦幅(実測値) | |
サイドポケットに厚みあり | |
仕切り板付き |
容量 | 32L |
---|---|
重量(実測値) | 0.4kg |
折りたたみ可能 | |
持ち手のタイプ | 片手持ち手型 |
保冷剤用ポケット付き | |
6時間使用した際の平均温度 | 16.5℃ |
良い
気になる
楽天で人気の商品、マックス・アイの「保冷バッグ」。サイドにスナップボタンがついており、変形できるところが魅力です。
クーラーバッグの中に保冷剤を入れて、28℃の部屋に6時間放置した際の平均温度は16.5℃と高めな印象。保冷力は低く、夏場に使用するときはたくさんの保冷剤が必要でしょう。保冷剤ポケットがないうえに縦に長い形なので、冷気が下に溜まり循環しなかったところが、保冷力の評価を伸びなやませた要因でしょう。
持ち手のタイプは片手用の持ち手で、片手が埋まるところが気になるポイント。ほかのキャンプギアを持ちにくいでしょう。また、紐が長いので肩にかけられるものの、持ち手が細く肩に紐が食い込み、痛みを感じそうです。しかし、折りたたんだサイズはコンパクトで、キャリーカートに載せてもスペースを取りません。
仕切り・小窓がないので、バッグ内を整理しにくく、冷気が逃げやすいところがネックといえます。サイドポケットは大きめで、調味料やカトラリーをまとめて収納できますよ。
主な断熱材の素材 | 不明 |
---|---|
本体素材 | オックスフォード生地 |
小窓付き | |
サイドポケット付き | |
サイドポケットの横幅(実測値) | 19cm |
サイドポケットの縦幅(実測値) | 23cm |
サイドポケットに厚みあり | |
仕切り板付き |
容量 | 35L |
---|---|
重量(実測値) | 0.6kg |
折りたたみ可能 | |
持ち手のタイプ | 肩掛けスリング型、片手持ち手型 |
保冷剤用ポケット付き | |
6時間使用した際の平均温度 | 20.0℃ |
良い
気になる
SANNEAの「ソフトクーラーボックス」。35Lと大きめな割に安価でECサイトで人気の商品です。
クーラーバッグの中に保冷剤を入れて、28℃の部屋に6時間放置した際の平均温度は20.0℃と高めな印象。保冷力が低いので、夏場に使用するときはたくさんの保冷剤が必要といえます。フタ裏に保冷剤用ポケットがなく、冷気がまわりにくかったところが気になりました。
持ち手のタイプは肩掛けスリング型で持ちやすい点がメリット。また、0.6kgと非常に軽量でなかにものを入れても簡単に持てるでしょう。収納時のサイズは非常にコンパクトでキャリーカートに載せやすいところもうれしいポイントです。
小窓や仕切り板がないので、食品が取り出しにくい印象。大きめのサイドポケットが付属しており、調味料やカトラリーの収納がしやすいでしょう。
主な断熱材の素材 | ポリエチレン酢酸ビニル(PEVA) |
---|---|
本体素材 | ポリエステル、オックスフォードクロス |
小窓付き | |
サイドポケット付き | |
サイドポケットの横幅(実測値) | 38cm |
サイドポケットの縦幅(実測値) | 17cm |
サイドポケットに厚みあり | |
仕切り板付き |
容量 | 約30L |
---|---|
重量(実測値) | 0.7kg |
折りたたみ可能 | |
持ち手のタイプ | 肩掛けスリング型、片手持ち手型 |
保冷剤用ポケット付き | |
6時間使用した際の平均温度 | 20.7℃ |
良い
気になる
ニューウェルブランズ・ジャパンの「Coleman デイリークーラー 」は、保冷力が低く夏場の使用には向いていない商品です。保冷剤を入れて28℃の部屋に放置すると、6時間後には内部の温度は平均20.7℃まで上昇しました。生鮮食品を入れておくと、食材が傷む可能性があります。
前面に大きめのサイドポケットがあり、調味料やカトラリーを別で収納できるのは魅力です。一方で食品の取り出しやすさはいまひとつ。仕切り板がなく中身を整理しにくいうえ、小窓がなくフタを開けないと食品を取り出せません。
主な断熱材の素材 | 不明 |
---|---|
本体素材 | ポリエステル |
小窓付き | |
サイドポケット付き | |
サイドポケットの横幅(実測値) | 33cm |
サイドポケットの縦幅(実測値) | 21cm |
サイドポケットに厚みあり | |
仕切り板付き |
mybestではベストなクーラーバッグを「生鮮食品を保冷できる保冷力があるうえ、携帯性・利便性が高い商品」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のクーラーバッグ20商品を集め、以下の5個のポイントで徹底検証しました。
検証①:保冷力の高さ
検証②:使用時の持ち運びやすさ
検証③:収納時の持ち運びやすさ
検証④:食品の取り出しやすさ
検証⑤:サイドポケットの収納力
今回検証した商品
保冷力が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「生鮮食品を傷ませずに保冷できる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
クーラーバッグ内の定位置に、温度ロガー・しっかりと凍った保冷剤・缶ビールを設置。その後、6時間クーラーバッグ内の温度を測定し、その平均温度を計算しました。7℃を上限に、平均温度が低いものほどおすすめとしてスコア化しました。
使用時に持ち運びやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「持ったまま自転車にも乗れる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
持ち手のタイプと重量の2つの観点で検証を実施。それぞれに重みづけをし、使用時に持ち運びやすいかの総合的なレーティングを算出しています。
テスターが各商品をチェックし、ポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
本体重量を量りで測定。1kgを上限に軽いものほどおすすめとしてスコア化しました。
収納時に持ち運びやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「キャリーカートの中でかさばらない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
クーラーバッグの収納時の幅・奥行・厚さをメジャーで測定。幅40cm・奥行30cm・厚さ20cmを上限に、小さいものほどおすすめとしてスコア化しました。
食品が取り出しやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「短時間でほしいものが取り出せる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
用意するものが多いキャンプでは、どの商品を選べばよいか迷う人も多いでしょう。マイベストおすすめのアイテムを紹介しているので、気になる人は確認してくださいね。
【徹底比較】テントのおすすめ人気ランキング【2025年】
アウトドアチェアのおすすめ人気ランキング【2025年】
【徹底比較】キャンプ・アウトドア用テーブルのおすすめ人気ランキング【2025年5月】
【徹底比較】LEDランタンのおすすめ人気ランキング【防災用にも|2025年5月】
【徹底比較】キャリーカート(キャリーワゴン)のおすすめ人気ランキング【2025年5月】
【徹底比較】ポータブル電源のおすすめ人気ランキング【2025年5月】
【徹底比較】ソーラーパネル・ソーラー充電器のおすすめ人気ランキング【2025年】
【徹底比較】コットのおすすめ人気ランキング【2025年5月】
【徹底比較】キャンプマットのおすすめ人気ランキング【2025年】
【徹底比較】寝袋(シュラフ)のおすすめ人気ランキング【2025年5月】
【徹底比較】焚き火台のおすすめ人気ランキング【2025年5月】
【徹底比較】タープのおすすめ人気ランキング【2025年】
クーラーバッグのなかに保冷剤を入れるときに、入れる量や入れ方で迷う人もいるでしょう。保冷剤は多ければ多いほどよいといえますが、少なくとも食材の上に2つ・下に2つの計4つは入れましょう。保冷剤を上下に入れることで、冷気が循環しやすくなり、効率的に食材を冷やせますよ。
保冷剤の選び方は以下のコンテンツを参考にしてくださいね。
食材を冷凍してクーラーバッグに入れると、さらに食材が長持ちしますよ!食材が温まりにくくなるだけでなく、食材が保冷剤になるのでバッグ内の温度がグッと低くなり、保冷効果がより高まるといえます。
クーラーバッグを置く場所1つで、保冷できる時間が長くなる方法も。クーラーバッグは必ず日陰に置きましょう。直射日光に当てると内部温度が上昇し、保冷剤がすぐに溶けきってしまうことも。また、テーブルやチェアの上に置くことで、より保冷時間を延ばすことが可能。実は、空気は地面よりも熱伝導率が低いので、バッグ内が温まりにくいといえますよ。
1位: Heshare|クーラーボックス
2位: チトセ|ChillCamping|クーラーボックス
3位: 丸栄|RATEL WORKS|AURORA SOFT COOLER|RWS0132BK/RWS0132GR
4位: キャプテンスタッグ|CAPTAIN STAG|保冷ソフトクーラーバッグ|UE-629
5位: WAQ|ソフトクーラーボックス
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
家電
パソコン・周辺機器
コスメ・化粧品
ビューティー・ヘルス
生活雑貨
キッチン用品
格安SIM
インターネット回線
クレジットカード・キャッシュレス決済
ローン・借入
脱毛
サービス
就職・転職
投資・資産運用
保険
ウォーターサーバー
ベビー・キッズ・マタニティ
食品
ドリンク・お酒
アウトドア・キャンプ
DIY・工具・エクステリア
住宅設備・リフォーム
インテリア・家具
ペットフード ・ ペット用品
カメラ
スマホ・携帯電話・モバイル端末
車・バイク
釣具・釣り用品
スポーツ用品
趣味・ホビー
アプリ
テレビゲーム・周辺機器
本・音楽・動画
ファッション
靴・シューズ
コンタクトレンズ
腕時計・アクセサリー
ギフト・プレゼント
旅行・宿泊
その他