モンベル ロールアップクーラーバッグは、しっかり食材を冷やせて、さまざまなシーンで使いやすい商品を求める人におすすめです。28℃の部屋に6時間放置した際の平均温度は5.0℃をキープ。比較したなかには平均20℃以上になる商品もあったのに対し、非常に高い保冷力を発揮しました。夏場でも生鮮食品を傷ませることなく持ち運べるでしょう。空になったあとコンパクトに折りたためる点も魅力。比較した商品には折りたためないものもあったなか、バッグに入れて持ち帰れるのはうれしいですね。ロールタイプで防水性が高く、バケツ代わりにしたり濡れた服を入れたりと、幅広い用途で使えるのもメリットです。キャンプはもちろん、釣りや登山などのアクティビティにもうってつけでしょう。一方で、肩掛けスリングがなく、持ち運びの際に片手が塞がるのがネック。本体重量は約0.7kgと軽いものの、使用時の持ち運びやすさはいまひとつです。両手が自由に使えないため、たくさんの荷物を一緒に持って運びたい人は面倒に感じるかもしれません。ポケットや仕切りがなく、中身を整理できない点も気になります。縦長の形状なのでカトラリーなど必要なものをすぐに取り出したい人には使いにくい可能性も。肩掛けスリングつきでサイドポケットや仕切りがついたものがほしい人は、ほかの商品も検討してみてはいかがでしょうか。
ロゴス ハイパー氷点下クーラーは、多少ハードな使い方をしても、中身を衝撃から守りやすい保冷バッグがほしい人におすすめです。衝撃に強いシェルプロテクト構造を採用している点が、比較したほかの商品にはない魅力。瓶などが割れにくく、岩場など足元の不安定なアウトドアシーンでも活躍するでしょう。肩掛けスリングつきで持ち運び時に両手が空くので、ほかの荷物も一緒に持って移動できますよ。肝心の保冷力も十分。実際に28℃の部屋で6時間使った際の平均気温は12.1℃をキープしました。比較したなかには平均温度が20℃を超えた商品もいくつかありましたが、市販の保冷剤でも加工食品なら問題なく持ち運べますよ。本品は同メーカーの保冷剤「氷点下パック」との併用を推奨されているため、より高い保冷効果を求める人はセットで購入を検討してくださいね。ジッパーをぐるっと閉めるとスリムに折りたためる点も魅力です。比較した複数の商品は折りたたみに対応していなかったなか、帰りの荷物のかさを少しでも減らせるのはうれしいですね。リュックやバッグには入らない大きさですが、隙間に差し込んで収納できます。車のトランクに積んでおきたい人にもうってつけでしょう。一方で、サイドポケットや仕切り板がないため調味料やカトラリーなどの小物の収納ができず、中身がごちゃつきやすいのはネック。比較したなかには収納ポケットや仕切り板がついていて、なおかつ収納サイズや保冷力にも秀でた万能な商品もありました。シェルプロテクト構造にそこまでこだわりがなければ、ほかの商品もチェックしてくださいね。
DOD ソフトくらこ CL1-720-TNは、夏場に使えるツーリングキャンプ用のソフトクーラーバッグがほしい人におすすめです。実際に保冷剤と缶ビールを入れて28℃の部屋に6時間放置すると、バッグ内の温度は6.17℃と冷えた状態に。比較した全商品の平均約11.9℃(※執筆時点)よりもかなり低く、「保冷力は物足りない」との口コミに反する結果でした。肩掛けスリングつきにより、持ち運びも楽ちんです。肩にかけるとややかさばりますが、容量は10L・本体のみの重量は0.7kgと軽く、そこまで負担には感じません。別でカラビナを用意すれば、バッグパックへの接続も可能です。両手が埋まらないため、テーブルなどほかの荷物も一緒に持てますよ。帰るときの持ち運びにも手間はかかりません。折りたたみはできないものの、収納時のサイズは幅41×奥行29×厚さ14cmと薄型で、同容量のほかの商品と比べても大きさはそこまで違いません。バイクに固定する用のDカンを16か所も装備しているため、くくりつけた状態でも問題なく走行できるでしょう。ただしコンパクトな分、収納力はいまひとつ。比較した商品の多くに搭載されていたサイドポケットもないため(※執筆時点)、調味料やカトラリーといった小物の収納には工夫が必要です。バッグ内には仕切り板もなく、中身の整理にも苦労するかもしれません。入れられるアイテムの量は限られますが、保冷力の高さ・持ち運びやすさには優れています。公式サイトでの販売価格が税込5,500円と、比較した全商品のなかでもリーズナブルな点も魅力です(※執筆時点)。夏場でもしっかり食材を冷やせるので、バイクでアウトドアを楽しみたい人はぜひ購入を検討してみてください。
コールマン アルティメイトクーラーⅡは、たくさん荷物を入れられて、しっかり冷やせる商品を探している人におすすめです。比較した半数近い商品に備わっていなかった大きめのサイドポケットつき。冷やす必要のない調味料やカトラリーを分けて収納できます。内部の仕切りはありませんが、フタ上部には小窓もついており、フタを大きく開けなくても必要なものをサッと取り出せますよ。保冷力も申し分ありません。実際に保冷剤と缶ビールを入れて6時間後までの温度を測定したところ、平均8.94℃でした。比較したなかには20℃を超える商品もあったのに対し、夏場に生鮮食品を入れても傷む心配は少ないでしょう。「飲み物が次の日まで冷えていた」との評判どおり、冷たさをしっかりキープしたいアウトドアシーンにぴったりです。肩掛けスリングつきで持ち運びもラクラク。片手持ち手のみの商品もあったなか、両手が空いた状態で持てるので一度にたくさんの荷物を運べます。本体のみの重さも1.2kgと軽量。使用時のサイズは約42×35×33cm(実測値)と大きめながら、食材をたくさん詰めてもさほど重くは感じないでしょう。一方で、収納時のサイズが気になります。折りたたんだ状態でも約42×40×18cm(実測値)となかなかの大きさ。比較したなかには30cm四方に収まるものや厚みが5cm以下になるものもあったので、「折りたたんでもコンパクトにならない」という口コミも頷けます。空になったあと、バッグに入れて持ち帰りたい人には不向きでしょう。とはいえ、収納力と保冷力を兼ね備えており、使用時の持ち運びもスムーズ。極力少ない荷物で望みたいソロキャンプよりも、たっぷりの荷物をしっかり冷やしておきたいデュオキャンプに向いています。使い勝手のよい大きめのクーラーボックスをお探しなら、ぜひ検討してくださいね。
CAPTAIN STAG デリス シルバーソフトクーラーバッグ 15L
キャプテンスタッグ デリス シルバーソフトクーラーバッグ 15L M-1851は、軽くコンパクトに折りたためるのが魅力の商品です。比較したなかには1kgを超える重さのバッグもあるなか、こちらは0.4kgとかなり軽量。折りたたむと6cmまで薄くなるので、収納にも場所を取りませんよ。しかし、保冷力はいまひとつ。中に入れた氷は、8時間後にはわずか21.3%しか残らず、残存率50%を超えていた商品と比較してかなり低い数値でした。保冷力の低さを指摘する口コミのとおり、保冷剤を併用するなどの工夫が必要です。口コミどおり本体が柔らかく、変形しやすいのも気になるポイント。ファスナーやフタの開閉はおおむねスムーズなものの、モニターからは「柔らかいので中のものが崩れそう」との声が聞かれました。肩掛けしても荷物が斜めになりそうな不安感を覚える人もいたため、中の詰め方を工夫するとよいでしょう。スーパーに持っていくなど気軽に使いたいなら候補のひとつになりますが、長時間冷やす必要があるシーンにはあまり向きません。比較したほかの商品には保冷力に優れた商品もあるので、そちらも検討してみてくださいね。
DAIWA ソフトクール 1500(ダークグレイ)
グローブライド ダイワ ソフトクール 1500は、ジッパーを開閉しやすく、スムーズにものを出し入れできるのが魅力。比較したなかには何度も引っかかって扱いにくい商品もあったなか、実際に使用したモニターからも「楽に開閉できる」と好評でした。「チャックが貧弱」との口コミもありましたが、引っかかってもたつくことは少ないでしょう。しかし、肝心の保冷力はいまひとつの結果となりました。中に氷を入れて32℃の気温下に8時間置いたところ、残った氷はわずか28.8%。比較したなかには50%以上の氷が残った商品も複数あるなか、口コミのとおり冷たさをキープしにくいといえます。ポリウレタン製の断熱材やエアスペースの調整ができるものが高い保冷力を発揮する傾向があったため、保冷力重視の人は中の構造も要チェックです。底部の生地は柔らかめでストラップも硬く、折り畳んだときに少々かさばるのも気になるところ。とはいえ肩への食い込みはなく、モニター間でも「肩掛けの際に安定感がある」と持ち運びの印象は悪くありません。ものを入れる際には、はじめに平らなものを置くなどして工夫しましょう。容量は15Lと普段使いもしやすいサイズですが、保冷力が控えめで、クーラーバッグの機能としては物足りない商品でした。生鮮食品や冷凍食品の品質を保ちながら持ち運びしたい人は、ほかの商品もチェックしてくださいね。