サラダのトッピングやパスタやピザの隠し味などに、1つあれば万能調味料として使えるアンチョビ。レシピに少し加えるだけでぐっと深みが出ることから、注目が高まっています。しかし、市販の商品は多種多様で、なかには塩味や魚のクセが強く臭いと感じるものもあるので、好みにあうものを見つけるのは難しいですよね。
そこで今回は、アンチョビの選び方を解説。さらに、おすすめのアンチョビをAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの売れ筋から人気ランキング形式でご紹介します。ぜひ購入の際の参考にしてください。
日本野菜ソムリエ協会主催「ベジフルカルテコンテスト」にて、金賞を3度受賞。健康・美容・アスリートなどテーマに沿った野菜料理に定評があり、企業・自治体などへのレシピ提供多数。「楽しく、美味しく、健康な生活を!」をコンセプトに、主婦目線のアイデアを盛り込んだ料理教室「オレンジキッチンクッキングスタジオ」を主宰している。 野菜ソムリエ・アスリートフードマイスター・食生活アドバイザー等の資格多数。読売新聞ヨミドクターで今日の健康レシピ「田代由紀子のアスリートレシピ」を連載中。
徹底した自社検証と専門家の声をもとにした、商品比較サービス。 月間3,000万以上のユーザーに向けて「コスメ」から「日用品」「家電」「金融サービス」まで、ベストな商品を選んでもらうために、毎日コンテンツを制作中。
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
アンチョビは、カタクチイワシの身(フィレ)を塩漬けにして熟成させ、オイルに漬けた食品。強い塩味と独特の旨味が特徴です。そのまま食べるのには向きませんが、刻んで少し加えるだけで料理の風味が深まるので、調味料として重宝。イタリア料理やスペイン料理で多く使われますが、和食にもよく合います。
なお、よく似たものにオイルサーディンがありますが、これはイワシを油で煮込んだもの。魚の食感が残っており、マイルドな味わいが魅力です。アンチョビが調味料として使われることが多いのに対し、オイルサーディンはそのまま食べるほか、オープンサンドやパスタの具としても楽しめます。
以下のコンテンツでは、オイルサーディン缶詰の選び方や人気ランキングを紹介しています。気になる人はチェックしてくださいね。
アンチョビを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
アンチョビに使われる油には、主にオリーブオイル・ヒマワリ油・その他の植物油があります。油の種類によって風味やコクが異なるので、用途に合わせて選ぶことが大切です。各タイプの特徴を詳しく見ていきましょう。
アンチョビ独特の魚の風味が苦手な人は、オリーブオイル漬けを試してみてください。オリーブオイルには、料理の風味を豊かにしマスキング効果により食材の臭みを抑える効果があるため、魚の生臭さを和らげる効果が期待できるでしょう。特にアヒージョやペペロンチーノなど、オリーブオイルと相性のよい料理にぴったり。
また、オリーブオイルにはオレイン酸が豊富に含まれており、悪玉コレステロールを抑える働きが期待できるのもうれしいポイントです。抗酸化作用のあるポリフェノールも含まれているため、健康を意識している人も候補にしてみてください。
クセのない味が好みなら、ヒマワリの種子からとれるヒマワリ油漬けのアンチョビが適しています。オリーブオイル漬けと比べてクセが少なく、あっさりとした味わいが特徴。アンチョビ独特の風味を抑えつつ、料理の旨味を引き立てるので、特にサラダやマリネ、白身魚のソースなど繊細な味付けの料理に向いています。
ヒマワリ油は、含有している脂肪酸の約70%がリノール酸だといわれており、コレステロール値を下げる効果が期待できます。さらに、抗酸化のビタミンとも呼ばれているビタミンEが豊富に含まれているのも魅力です。
ただし、ヒマワリ油はオメガ6を多く含む油であるため、摂取量には注意が必要。その日の食事バランスを考えて、摂りすぎかなと思ったら調理する前に油を切るなど、気を付けてくださいね。
比較的手頃な価格でアンチョビを使いたいときには、植物油漬けのものを候補にするとよいでしょう。いろいろな料理にデイリー使いしたい場合にぴったり。パスタやピザ、サラダはもちろん、おかずやちょっとしたおつまみづくりなどにも惜しげなく使えます。
ただし、原材料が植物油と記載されている場合、具体的な種類が分からない場合が多いので注意が必要です。メーカーによって異なりますが、大豆油・菜種油・パーム油などが使われることが多く、風味も商品ごとに若干の違いがあります。
植物油には酸化しやすいものがあるため、保存には注意が必要。また、パーム油は過剰に摂取すると健康に悪影響を及ぼす可能性があるという見解も見られます。使用前に油をよく切るなど使い方には注意してくださいね。
アンチョビは、漬けている油の種類だけでなく、味付けや加工方法によっても風味が異なります。塩気の強さや食感の違いを意識すると、自分にとって食べやすいものを見つけやすくなります。好みに合ったアンチョビを選ぶために、商品情報をチェックしましょう。
アンチョビは長期保存のためにしっかりと塩味がつけられていますが、その強い塩気が日本人の味覚には濃すぎると感じることも。苦手な人は、塩分少なめの商品を選ぶと、まろやかな味わいで食べやすくなるでしょう。
商品情報を詳しく見ていくと、塩分控えめ・うす塩などと書かれた商品が見つかります。ECサイトで「減塩 アンチョビ」などでキーワード検索するのもひとつの方法。「塩気が強かった」「思ったよりまろやかだった」など、購入者の味に関するレビューも参考になるでしょう。
なお、どうしても塩気が強いと感じるときには、水にさっと浸して塩抜きをする方法がおすすめ。また、オイルにも塩気と旨味がしっかり移っているので注意。塩分を抑えたい場合は、ペーパータオルでフィレ(身)の表面のオイルを軽く吸い取ってから使うとよいでしょう。
アンチョビはシンプルな材料で作られるぶん、原材料の魚や油にこだわった商品も多数。たとえば、MSC認証(持続可能な漁業の規格)を取得したカタクチイワシや、オーガニック栽培の高級エクストラバージンオリーブオイルなどを使用し、環境や原材料に配慮した商品があります(参照:一般社団法人 MSCジャパン)。
また、アンチョビは基本的には骨や皮ごと加工されますが、食べやすさを重視したい人には、骨や皮を取り除いた商品がおすすめです。商品の詳細情報やパッケージの画像、口コミなどを参考にしながら、探してみてください。
イタリアやスペインなどアンチョビの本場では、伝統的な製法で本格的な商品が作られています。一方、近年は国産アンチョビも人気。それぞれの特徴を知って、好みに合わせて選びましょう。
本場のアンチョビの味を堪能したいなら、イタリアやスペインなど地中海沿いの国で作られた商品がおすすめです。これらの国々では、古くからアンチョビの生産が盛ん。長年培われた伝統的な製法による熟成や塩漬け技術が確立されており、旨味が凝縮され、奥深い風味が楽しめるのが特徴です。
イタリアではRizzoli(リッツォーリ)やDelicius(デリシャス)、スペインではOrtiz(オルティス)やCodesa(コデサ)などのブランドが代表的。伝統的な手作業で仕上げられているため、本場ならではの深みのある味わいを楽しめるでしょう。
イタリア・スペインのほか、フランスやギリシャ、モロッコなどもアンチョビの名産地として知られています。
マイルドで食べやすいアンチョビを探しているなら、国産の商品もチェックしてみましょう。近年、日本国内で、こだわりの製法で作られた商品が注目を集めています。国産アンチョビは塩分を控えめに仕上げるなど、日本人の口に合いやすいのが魅力です。
商品の内容量は様々です。用途や使用頻度に合わせて、無駄なく使い切れる容量のものを選びましょう。50~80g前後の商品が豊富ですが、探せば30gや35gという少量パックの商品もあります。一人暮らしや、お試しで使いたい場合に使い切りやすいでしょう。
逆に、さまざまな用途にアンチョビを多用したいなら、700~800gなどの業務用サイズがお得です。なお、一度に使い切らない場合は、缶詰よりも瓶入りの方が保存しやすく便利。缶のように保存容器への移し替えが要らず、開封後も冷蔵庫で管理しながら使えますよ。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
内容量 | 100gあたりカロリー | 原材料 | 味つけあり | 加工方法 | 産地 | 保存期間 | 油の種類 | 容器 | |||||
1 | Pelazza アンチョビ フィレ | ![]() | スペインの伝統的な産業をしっかり受け継いだアンチョビ | 50g(固形量30g) | 約205.8kcal | カタクチイワシ、食用ひまわり油、食塩 | 油漬け | スペイン | 不明 | ヒマワリ油 | 缶 | ||
2 | 讃陽食品工業 S=O アンチョビーフィレ | ![]() | コクのある芳醇な味わいが魅力 | 50g(固形量30g) | 64kcal(30gあたり) | カタクチイワシ、食用ヒマワリ油、食塩 | 油漬け | ペルー | 18か月 | ヒマワリ油 | 缶 | ||
3 | ギャバン アンチョビフィレ | ![]() | イタリア料理を中心に幅広く使用できるアンチョビ | 48g | 不明 | アンチョビィ、食用オリーブ油、食塩 | 油漬け | モロッコ | 24か月 | オリーブオイル | 缶 | ||
4 | モンテ ヴァチカン アンチョビフィレ | ![]() | 身が崩れたアンチョビをまとめた、大容量タイプ | 750g(固形量450g) | 251kcal(100gあたり) | カタクチイワシ、オリーブ油、食塩 | 油漬け | イタリア | 不明 | オリーブオイル | 缶 | ||
5 | Delicius Rizzoli マレキアーロ アンチョビフィレ オリーブオイル漬け | ![]() | カタクチイワシ本来のおいしさが残るアンチョビ | 700g(固形量400g) | 不明 | カタクチイワシ | 油漬け | アルバニア | 不明 | オリーブオイル | 瓶 | ||
6 | リッツォーリ アンチョヴィ・フィレ | ![]() | フレッシュなアンチョビを使用するこだわりの品 | 720g(固形量400g) | 249kcal(100gあたり) | 食用オリーブ油、アンチョヴィ、食塩 | 油漬け | イタリア | 18か月 | オリーブオイル | 缶 | ||
7 | Zarotti アンチョビフィレ | ![]() | おしゃれなガラス瓶にアンチョビがぎっしり | 230g(固形量:130g) | 不明 | ヨーロッパカタクチイワシ、ひまわり油、食塩 | 油漬け | イタリア | 不明 | ヒマワリ油 | 瓶 | ||
8 | トマトコーポレーション アンチョビ | ![]() | アンチョビの「うま味」がお料理の味をグレードアップ | 35g(固形量18g) | 166kcal(100gあたり) | かたくちいわし、ひまわり油、食塩 | 油漬け | ペルー | 15か月 | ヒマワリ油 | 缶 | ||
9 | スカーリア アンチョビフィレ | ![]() | 凝縮された旨みと歯ごたえを楽しめる | 45g(固形量23g) | 不明 | カタクチイワシ、ヒマワリ油、食塩 | 不明 | イタリア(シチリア) | 不明 | ヒマワリ油 | 缶 | ||
10 | 三菱食品 リッツォーリ|アンチョビ フィレ カンタブリア産 | ![]() | 6か月間塩蔵熟成したオリーブオイル漬けアンチョビフィレ | 40g | 不明 | カタクチイワシ、オリーブ油、食塩 | 油漬け | イワシ:カンタブリア海(スペイン北岸とフランス南西岸の海) | 不明 | オリーブオイル | 缶 |
ペラッツァは、毎日の食卓で使用できるアンチョビです。スペインの伝統的な産業として成長したスペインのアンチョビ産業をしっかりと受け継いでいます。漁獲後24時間以内に塩漬けされ、熟成させて、皮や骨をしっかりととったあと、丁寧に手作業にて、アンチョビのフィレを塩とひまわり油に漬け缶詰されます。
100gあたりカロリー | 約205.8kcal |
---|---|
味つけあり | |
加工方法 | 油漬け |
保存期間 | 不明 |
容器 | 缶 |
産地 | アルバニア |
---|---|
油の種類 | オリーブオイル |
シチリア島及び、スペイン沿岸で収穫されたカタクチイワシを使用したアンチョビです。丁寧に加工されているため、魚本来のおいしさが残り、火を入れても身がボロボロに溶けることもありません。たっぷり700g(固形量400g)入りで、さまざまな料理に使えます。
100gあたりカロリー | 不明 |
---|---|
味つけあり | |
加工方法 | 油漬け |
保存期間 | 不明 |
容器 | 瓶 |
産地 | ペルー |
---|---|
油の種類 | ヒマワリ油 |
イワシの世界有数の漁場ペルー近海で獲れた良質のカタクチイワシを塩漬けにし、熟成後にオイル漬けにしたアンチョビです。カットしてピザやパスタ料理にトッピング、ペーストにしてドレッシングやソースの隠し味にも使用できます。アンチョビの「うま味」がお料理の味をグレードアップします。
100gあたりカロリー | 166kcal(100gあたり) |
---|---|
味つけあり | |
加工方法 | 油漬け |
保存期間 | 15か月 |
容器 | 缶 |
産地 | イワシ:カンタブリア海(スペイン北岸とフランス南西岸の海) |
---|---|
油の種類 | オリーブオイル |
イタリア最古のアンチョビメーカー、リッツォーリのアンチョビフィレ。スペイン北岸とフランス南西岸にあるカンタブリア海で水揚げしたカタクチイワシを6か月間塩蔵熟成し、オリーブオイル漬けにしています。1缶の内容量は40gです。
100gあたりカロリー | 不明 |
---|---|
味つけあり | |
加工方法 | 油漬け |
保存期間 | 不明 |
容器 | 缶 |
春に漁獲したカタクチイワシと、スペイン産のオリーブオイル・塩で作られた高級なアンチョビです。北スペインに位置するカンタブリア海の冷たい海水が含むミネラルや酸素により、カタクチイワシには旨みが凝縮していますよ。生ハムや刺身のようなしっとりした口当たりが特徴です。
生で食べるのがおすすめで、そのままバゲットにのせて前菜にするのもよいですね。
100gあたりカロリー | 不明 |
---|---|
味つけあり | |
加工方法 | 油漬け |
保存期間 | 不明 |
容器 |
産地 | カンタブリコ |
---|---|
油の種類 |
カンタブリコ産アンチョビの旨味と、レモンの爽やかな味わいがマッチしています。地中海沿岸国であるイタリアで作られているため、本格的なイタリア料理やスペイン料理にぴったり。アンチョビをさっぱりと食べたい人は、注目してください。
100gあたりカロリー | 不明 |
---|---|
味つけあり | |
加工方法 | 油漬け |
保存期間 | 不明 |
容器 |
産地 | イタリア |
---|---|
油の種類 |
カンタブリコ産アンチョビに、ニンニク・パセリを組み合わせた缶詰です。しっかりと味付けされているので、そのままはもちろん料理のアクセントとしてもぴったり。イタリアンな味わいを求める人に向いています。
100gあたりカロリー | 不明 |
---|---|
味つけあり | |
加工方法 | 油漬け |
保存期間 | 不明 |
容器 |
アンチョビの賞味期限は、缶で未開封の場合おおよそ1〜2年程度が一般的です。開封後は空気に触れると酸化が進むため、必ず身全体をしっかりとオイルに浸した状態で冷蔵保存しましょう。1〜2週間ほどはおいしく食べられますし、適切に保存すればそれ以上保つことも可能です。缶の場合は保存容器に移し替えてくださいね。
より長く保存したい場合は、冷凍保存がおすすめです。オリーブオイルから取り出したアンチョビの身を平らに並べてラップで包み、冷凍庫で保存しましょう。オリーブオイルごと冷凍すると、オリーブオイルが固まって小分けの解凍が難しくなるので気を付けてください。
なお、アンチョビが漬かっていたオイルは、旨味が凝縮されているため捨てずに活用しましょう。パスタやサラダのドレッシング、炒め物の風味付けなどに使うと、アンチョビの旨味を余すことなく楽しめますよ。
アンチョビを使ったレシピに似合うのは、やっぱりイタリアンワイン!1,000円以下で購入できるおいしいワインもたくさんあるので、気軽に楽しみましょう。以下のコンテンツを見れば、イタリアワインに詳しくなれますよ。
1位: Pelazza|アンチョビ フィレ
2位: 讃陽食品工業|S=O アンチョビーフィレ
3位: ギャバン|アンチョビフィレ
4位: モンテ|ヴァチカン アンチョビフィレ
5位: Delicius Rizzoli|マレキアーロ アンチョビフィレ オリーブオイル漬け
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
各商品の紹介文は、メーカー・ECサイト等の内容を参照しております。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
家電
パソコン・周辺機器
コスメ・化粧品
ビューティー・ヘルス
生活雑貨
キッチン用品
格安SIM
インターネット回線
クレジットカード・キャッシュレス決済
ローン・借入
脱毛
サービス
就職・転職
投資・資産運用
保険
ウォーターサーバー
ベビー・キッズ・マタニティ
食品
ドリンク・お酒
アウトドア・キャンプ
DIY・工具・エクステリア
住宅設備・リフォーム
インテリア・家具
ペットフード ・ ペット用品
カメラ
スマホ・携帯電話・モバイル端末
車・バイク
釣具・釣り用品
スポーツ用品
趣味・ホビー
アプリ
テレビゲーム・周辺機器
本・音楽・動画
ファッション
靴・シューズ
コンタクトレンズ
腕時計・アクセサリー
ギフト・プレゼント
旅行・宿泊
その他