脂がよく乗ったものを買いつけ、骨まで柔らかく煮込んだと謳うサバ缶、高木商店 寒さば水煮。「新鮮なのがわかる」「クセが少なくおいしい」と評判です。しかし、「塩味が強すぎる」といった口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の1つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のサバ缶とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、サバ缶選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
高木商店 寒さば水煮は、サバ本来の旨味を楽しめる水煮缶をお探しの人におすすめです。味つけはシンプルに食塩だけ。実際に試食したモニターからは、「塩味が薄めで、サバの旨味を感じやすい」などと好評でした。比較したなかには味つけが濃くサバの風味を感じにくい商品もありましたが、こちらは塩味がサバの旨味を引き立てています。
食感のバランスも良好です。モニターからは、「しっかり身が詰まっている」「柔らかめだが食べ応えがある」と支持されました。脂が乗ったものを買いつけているとメーカーが説明しているとおり、「脂がよく乗ったサバ缶」との声も。身がほどける部分と硬い部分の両方があり、食感の違いを楽しめますよ。
生臭さもそこまで気になりません。一部「皮にやや臭みを感じる」といった声は聞かれたものの、比較したなかでも臭みを感じやすかった水煮缶としては評価は上々。「クセが少なくおいしい」との口コミにも頷けます。どうしても臭みが気になる場合は、料理でアレンジしてみてくださいね。
総合的に見て、おいしい水煮缶をお探しの人にはぴったりの商品です。ただし、「塩味が強すぎる」と口コミで指摘されていたように、人によっては塩気が強いと感じる場合があります。あっさりとした味わいが好きな人や、水煮缶以外も気になる人は、ほかの商品もチェックしてみましょう。
実際に高木商店 寒さば水煮と比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイサバ缶と、おいしさの項目でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
サバ缶の購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイアイテムを見つけてみてくださいね!
高木商店 寒さば水煮は、水産缶詰や水産冷凍品の製造・販売を行う株式会社高木商店が製造しています。「寒さばシリーズ」は、同社が製造するサバ缶のなかでも最も人気の高い商品です。
原材料には、茨城県波崎港または千葉県銚子港で11~1月の寒の時期に水揚げされる国産のサバを使用。脂乗りを重視して、300~400gの中型サイズのサバを買いつけています。味つけはシンプルに食塩のみ。内容量は190g(固形量は140g)で、賞味期限は常温保存で3年です。
サバ缶選びには欠かせないおいしさの検証です。
普段からサバ缶を食べている30~60代の10人のモニターが各商品を試食し、食感・生臭さ・味つけの3つの観点でおいしさを評価しました。
食感は好評で、モニターからは「柔らかめだが食べ応えがある」などと支持されました。比較したなかで人気だったのは、本商品のように身が詰まっていながら柔らかく、食べ応えのある商品。なかには硬さやパサつきを指摘されるものもあったのに対し、メインとしても楽しめるでしょう。
脂が乗ったものを買いつけているとメーカーが説明しているとおり、モニターからも「脂がよく乗ったサバ缶」と人気です。「トロトロで身がほどける部分と硬い部分があって、食感の違いがあった」との声も聞かれました。
<食感についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
生臭さについては、モニターの評価がわかれました。「臭みを全然感じない」との意見もあれば、「軽く噛んだ時点で非常に生臭さを感じた」と真逆のコメントも寄せられています。
比較したところ、本商品のように塩のみで味つけされたものは生臭さを感じやすい傾向がありました。とはいえ、臭みを感じなかったモニターもいた点をふまえると、水煮缶としては臭みが少ないといえそうです。「クセが少なくおいしい」との口コミにも頷けます。
どうしても臭みが気になる場合には、味噌煮・醤油煮を選ぶか、アレンジして使うのがよいでしょう。
<においについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
味わいの評価も高く、「ほどよい塩加減」「塩味が薄めで、サバの旨味を感じやすい」とモニターに好評でした。「塩味が強すぎる」という口コミ同様、もう少し塩が控えめでもよいという意見もありましたが、おおむね満足度は高めです。
比較した商品には淡白すぎたり、逆に喉が渇くほど塩辛かったりするものもありました。対してこちらは、サバの旨味が引き立つ味わいです。「単体でも食べやすそう」「ご飯のお供にもなりそう」とのコメントも寄せられました。
<味わいについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
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高木商店 寒さば水煮は、公式オンラインショップで購入できます。2023年2月からサバの不漁によって休売していますが、通常時の値段は単品が税込432円・12缶セットは税込5,184円・24缶セットは税込9,336円です。来シーズン以降は魚質のよいサバが水揚げされれば販売を再開するとしているので、こまめに情報を確認してみてくださいね。
既存の在庫は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングといった大手ECサイトでも販売されています。販売中の取扱店舗があれば、早めに購入するのがよいでしょう。
最後に、生臭さが少ないおすすめのサバ缶を紹介します。
生臭さのないサバ缶を探している人には、木の屋石巻水産の金華さば醤油煮がおすすめです。モニター10人が試食したところ、全員が生臭さを感じないとコメント。脂が乗っていて、食べ応えや旨みをしっかりと感じられる点も支持されました。そのままでも、料理に合わせてもおいしく食べられますよ。
塩気が控えめな水煮缶をお探しなら、伊藤食品のAIKOCHAN 鯖水煮 食塩不使用がぴったり。実際に試食したモニターからは、「あっさりとしたほどよい脂乗り」「嫌な生臭さを感じない」と人気でした。薄味でサバの風味を感じやすく、醤油やワサビなどのシンプルな味つけにもマッチします。
内容量 | 170g |
---|---|
味つけ | 醤油煮 |
良い
気になる
原材料 | サバ、醤油、砂糖、(一部に小麦・大豆・さばを含む) |
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産地 | 国産 |
金華さば 醤油煮の口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!
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