ハンドドリップでおいしいコーヒーを淹れるために必須なのが「コーヒーポット」。カリタ・ハリオ・バルミューダなどのメーカーからさまざまな商品が販売されています。注ぎ口・取っ手・フタの形状がさまざまで、ハンドドリップ初心者は何を基準に選んだらよいのかわからないですよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のコーヒーポット11商品を集め、6個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのコーヒーポットをランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストなコーヒーポットは「お湯を注ぎやすいうえ、お湯が沸くのが早くて安全に使える商品」。徹底検証してわかったコーヒーポットの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
数々のチャンピオンシップ出場を経て、現在ではジャッジを務める。2006年ジャパンバリスタチャンピオンシップサイフォンの部優勝、2013年ジャパンコーヒーイングッドスピリッツチャンピオンシップ準優勝。 主宰するコーヒー教室・コーヒーアカデミー ドンマイスターでの指導のほか、書籍監修・飲料プロデュースなどもこなす。
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
マイベストでは「ハンドドリップがしやすくおいしいコーヒーが淹れられる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下のそれぞれの項目のスコアの加重平均でおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「待ち時間がほとんどなく水を沸騰させることができる」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を沸騰にかかる時間が2分30秒以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「火傷をしにくく目を離しても安全にお湯が沸かせる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「丸洗いが可能で内部まで乾燥させやすい」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「湯温の調節が簡単で温度が正確」なものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「アウトドアなどにも持ち運びやすい」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下のそれぞれの項目のスコアの加重平均でおすすめ度をスコア化しました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
コーヒーポットとは、コーヒーを淹れやすいように注ぎ口が細くなっているポットのこと。コーヒー豆本来の味わいが引き出されて、おいしいコーヒーを淹れられるアイテムです。
雑味のないおいしいコーヒーを淹れるためには、お湯の量・温度・タイミングの繊細な調節が重要。普通のケトルややかんではお湯の出る勢いが強くコントロールが難しい一方で、コーヒーポットは誰でも細く均等にお湯を注ぎやすいのがメリットです。
丁寧に、じっくりとコーヒーを抽出したいのであれば、コーヒーポットは必須のアイテムといえるでしょう。
コーヒーポットを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
ハンドドリップのクオリティをあげたい人には、注ぎ口が下を向いた細口のポットがおすすめです。お湯の量や注ぐ位置をコントロールしやすく、まんべんなくドリッパー内にお湯を注げるため、豆の味わいを引き出しやすくなります。初心者でも安定した抽出がしやすく、おいしいコーヒーを淹れられますよ。
細口は自然とお湯の量が一定になりやすいのが魅力。実際にバリスタが検証したところ、細口のほうが注ぐ際に力加減を意識しなくても安定した量を出せた一方で、鶴口は調節幅が広い反面、お湯が一気に出てしまいやすく、慣れるまでは繊細な調整が難しい傾向がありました。
また、先端が下を向いているかもチェックしておくと安心です。下向きの注ぎ口なら狙った場所にお湯を落としやすく、より安定した抽出ができますよ。こうした細かい違いが、仕上がりの差に影響するポイントといえます。
細口で下向きの注ぎ口は、狙った場所に安定して注げるため初心者にもおすすめ。よりドリップのクオリティをあげるなら、注ぎ口の形状にも注目して選んでくださいね。
ドリップのクオリティにさらにこだわりたい人には、温度調節がしやすい電気ケトルがおすすめです。温度調節ができることのメリットは、使用する豆に合わせた温度でコーヒーを淹れられること。豆に合わせた温度のお湯を用意することで、よりおいしいコーヒーを淹れられますよ。
温度調節が可能な電気ケトルならボタンを押すだけで80〜95℃などの、コーヒーをおいしく淹れるのに適した温度に調節できます。温度を設定するだけで、手軽にコーヒーのクオリティを上げられるので、よりコーヒーのおいしさにこだわりたい人におすすめです。手軽に自分好みの味を再現しやすいので、ドリップの満足度がぐんと上がりますよ。
実際に検証してみたところ、設定した温度と、ポットが「この温度になった」と判断する実際の湯温に差がある商品がありました。
なかには誤差がほとんどない優秀なものもありましたが、差が大きいものでは設定温度と実温が10℃近くずれるものも。温度精度にこだわるなら、各商品の検証結果をランキングでぜひチェックしてくださいね。
ハンドドリップ初心者には、ハンドルが1cm以上で持ちやすいポットがおすすめです。ハンドルの形状は、注ぐ際の操作性を左右する重要なポイント。とくに初心者の場合、お湯の量や注ぐ位置のコントロールが難しいため、しっかりと握れて安定感のあるハンドルがあるだけで、扱いやすさが大きく変わりますよ。
ポットは片手で持ちながら注ぐため、ハンドルが細くて力が入りにくいと、途中で手が疲れて注ぎづらくなることも。とくにお湯をゆっくり、一定量で注ぎたいときに、手の疲れやブレはドリップのクオリティに影響します。1cm以上のハンドルがあれば、しっかり握れて余分な力を入れずに使いやすいですよ。
一度にたくさんコーヒーを淹れるときは、重さが分散されやすいデザインのハンドルのものを検討してください。
全体的に太めかつ、突起が少ない形状のものは、重みが特定の部分に集中しづらく、腕への負担も少なめです。疲れにくいハンドル形状のものを選んで、快適にドリップを楽しんでくださいね。
アウトドアで使うなら、直火OKで持ち運びやすいものを選ぶとよいでしょう。キャンプ場では電気ケトルが使えないシーンも多いため、直火対応のコーヒーポットであれば焚き火やバーナーでも使えて安心。現地でお湯を沸かして、そのままドリップまでこなせる使い勝手のよさが魅力です。
また、持ち運びやすい軽さかどうかもポイント。とくに登山や徒歩での移動があるアウトドアでは、軽量なポットが活躍します。目安としては300g程度のモデルであれば、リュックにかけたり収納袋に収めたりしやすく荷物がかさばらないうえ、現地までの負担が減るのもメリットですよ。
加えて、収納時にかさばらないコンパクトな形状や、注ぎ口や取っ手が折りたためるタイプなら、荷物を最小限に抑えられて便利です。自然の中で本格的なコーヒーを楽しみたい人は、直火対応かつ軽くて扱いやすいポットを選んでくださいね。
日常での湯沸かしにも使いたい人には、電気ケトルがおすすめです。なかでも、すばやくお湯が沸かせるタイプは、忙しい朝にぴったり。火を使わずにサッと使えるので、安全で手軽なところもうれしいポイントです。
実際に水が沸騰するまでの時間を計測したところ、早いものでは2分19秒、遅いものだと2分47秒と、30秒ほどの差がありました。わずかな違いに思えるかもしれませんが、日々使う場面ではこの差が意外と大きく感じられますよ。
早くお湯を沸かせるおすすめはデロンギ・ジャパンの「DeLonghi アイコナ 温度設定機能付き電気カフェケトル KBOE1230J」。毎日使うものだからこそ、手軽に早くお湯を沸かせて、ストレスなく使えるものを選んでくださいね。
商品 | 画像 | おすすめ
スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||||||||||||||
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ハンドドリップのしやすさ | 沸騰にかかる時間の短さ | 安全性の高さ | 手入れのしやすさ | 温度調節のしやすさ | 持ち運びやすさ | 幅 | 奥行 | 高さ | 重量 | 素材 | 注ぎ口の形状 | 先端の形状 | 適正容量 | 熱源 | 沸騰時間 | 温度設定機能 | 温度計付き | から焚き防止機能 | 保温機能 | オートオフ機能 | ハンドルの太さ | ハンドルの素材 | 消費電力 | コード長 | |||||||
1 | 山善 電気ケトル|EGL-C1281 | ![]() | 4.73 | 湯量のコントロールがしやすい電気ケトル。1℃単位で湯温調節可能 | 4.79 | 4.71 | 5.00 | 4.20 | 4.97 | 3.39 | 28.5cm | 18cm | 22.5cm | 900g | ステンレス | 細口 | 下向き | 800mL | 電気 | 2分35秒 | 1.7cm | 樹脂 | 1,200W | 0.7m | |||||||
2 | Epeios ドリップケトル|EPCP001 | ![]() | 4.65 | スタイリッシュな見た目。注ぎやすいものを探している人に | 4.70 | 4.64 | 5.00 | 4.20 | 4.81 | 3.41 | 20cm | 14.5cm | 20cm | 990g | ステンレス | 細口 | 下向き | 900mL | 電気 | 2分44秒 | 0.8cm | 樹脂 | 1,200W | 1m | |||||||
3 | BESROY 電気ケトル | ![]() | 4.63 | 湯温の正確性は気になるが、注ぎやすくて素早く沸かせる | 4.83 | 4.61 | 5.00 | 4.20 | 4.00 | 3.52 | 15cm | 15cm | 19cm | 1300g | ステンレス | 細口 | 下向き | 800mL | 電気 | 2分47秒 | 2.1cm | 樹脂 | 1,200W | 0.75m | |||||||
4 | HARIO V60|ドリップケトル・ヴォーノ|VKBR-120-HSV | ![]() | 4.55 | 1位 | お湯が注ぎやすく、手入れに手間のかからないものがほしい人に | 4.85 | 4.82 | 3.80 | 5.00 | 3.25 | 3.73 | 29.5cm | 14.4cm | 14.7cm | 420g | 本体・フタ:ステンレス、フタツマミ・取っ手:フェノール樹脂 | 細口 | 下向き | 800mL | 直火、IH、エンクロヒータ、ラジエントヒータ、ハロゲンヒータ、シーズヒータ | 2分22秒 | 1.0cm | 樹脂 | ||||||||
5 | パール金属 PEARL LIFE|コーヒー ドリップ|HB-2922 | ![]() | 4.53 | 2位 | 手頃な価格で直火・IH対応のものがほしい人にぴったり | 4.94 | 4.54 | 3.80 | 5.00 | 3.25 | 3.85 | 27cm | 13.5cm | 16.5cm | 362g | ステンレス | 細口 | 下向き | 約700mL | 直火、IH、ハロゲンヒータ | 2分56秒 | 2.5cm | 樹脂 | ||||||||
6 | デロンギ・ジャパン DeLonghi アイコナ|温度設定機能付き電気カフェケトル|KBOE1230J | ![]() | 4.41 | 細かい温度設定には適さないが、とにかく早くお湯を沸かせる | 4.34 | 4.85 | 5.00 | 4.20 | 4.00 | 3.00 | 27cm | 22cm | 25cm | 1400g | ステンレス | 細口 | 水平 | 1,000mL | 電気 | 2分19秒 | 1.8cm | 樹脂 | 1,200W | 1.3m | |||||||
7 | 下村企販 珈琲考具|ツードリップポットPro | ![]() | 4.37 | 5位 | ハンドルは薄いが、軽量で湯量をコントロールしやすい | 4.77 | 4.15 | 3.80 | 5.00 | 3.25 | 4.38 | 25.5cm | 13cm | 11cm | 385g | ステンレス | 細口 | 下向き | 500mL | 直火、IH | 3分21秒 | 0.5cm | 金属 | ||||||||
8 | カリタ Cu ケトル|52260 | ![]() | 4.35 | 3位 | 銅製でおしゃれなデザイン。湯量調節がしやすい | 4.74 | 4.52 | 3.00 | 5.00 | 3.25 | 4.60 | 14.99cm | 8.89cm | 17.02cm | 360g | 銅 | 細口 | 下向き | 600mL | 直火 | 2分57秒 | 0.2cm | 金属(銅) | ||||||||
9 | バルミューダ BALMUDA|The Pot|KPT01JP | ![]() | 4.32 | スタイリッシュな見た目は魅力だが、温度設定ができない | 4.42 | 4.83 | 5.00 | 4.20 | 3.25 | 3.47 | 26.9cm | 12.8cm | 17cm | 600g | ステンレス | 細口 | 水平 | 600mL | 電気 | 2分21秒 | 2.2cm | ポリプロピレン | 1,200W | 1.3m | |||||||
10 | カリタ コーヒー達人・ペリカン|52123 | ![]() | 4.14 | コントロールに慣れが必要だが、手入れに手間はかからない | 4.30 | 4.54 | 3.00 | 5.00 | 3.25 | 3.87 | 10.9cm | 20.0cm | 21.1cm | 581g | ホーロー | 鶴口 | 下向き | 700〜800mL | 直火 | 2分56秒 | 0.4cm | ホーロー |
注ぎ口の形状 | 細口 |
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適正容量 | 800mL |
良い
気になる
山善の「電気ケトル」は1万円以下と、電気ケトルのなかでも比較的手に取りやすい価格帯で展開されているモデル。
注ぎ口には下向きの細口ノズルが採用されており、湯量のコントロールがしやすい印象。持ち手は厚みが1.7cmあり、誰でも持ちやすいため、安定してお湯を注ぐことができるでしょう。沸騰するのにも2分35秒しかかからないため、忙しい朝でも使いやすいといえます。
さらに、1℃単位で湯温を調節できるうえ、設定温度と実際の温度との誤差もほとんどなく、かなり正確な湯温調整に対応している点が好印象。また、安全性の面でも空焚き防止機能や自動電源オフ機能が搭載されており、持ち手も熱くならない設計のため、小さな子どもがいる家庭でも安心して使いやすいでしょう。電気ケトルのため重量が大きいうえ、付属品を含めた本体の丸洗いには対応していないものの、フタは完全に取り外しできるので、使用後は内部をしっかりと乾燥させやすいといえます。
よりコーヒーの抽出にこだわれる商品への買い替えを検討している人だけでなく、抽出温度にこだわったハンドドリップに挑戦したい初心者にもおすすめのコーヒーポットです。
幅 | 28.5cm |
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奥行 | 18cm |
高さ | 22.5cm |
重量 | 900g |
素材 | ステンレス |
沸騰時間 | 2分35秒 |
温度計付き | |
から焚き防止機能 | |
保温機能 | |
オートオフ機能 | |
消費電力 | 1,200W |
コード長 | 0.7m |
山善 電気ケトル EGL-C1281の口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!
注ぎ口の形状 | 細口 |
---|---|
適正容量 | 900mL |
良い
気になる
エペイオスは、シンプルで高機能なデザイン家電を中心に展開している家電メーカー。なかでも「ドリップケトル EPCP001」は、温度調節機能を備えつつも比較的手に取りやすい価格帯の商品として販売されています。
注ぎ口は下向きの細口が採用されており、繊細な湯量のコントロールができ、ドリップ中の安定感にも優れている印象です。さらに、沸騰までに2分44秒しかかからないため、時間がない朝でも素早くコーヒーを淹れられますよ。
また、1℃単位での湯温調節に対応しており、設定温度と実際の到達温度との誤差も3°C以内と比較的誤差が少ないため、湯温の繊細な調節にこだわりたい人にもおすすめです。また、空焚き防止や自動電源オフ機能が備わっており、沸騰時も持ち手が熱くならないなど、安全性にも十分に配慮されています。
電気ケトルのため、付属品を含めた丸洗いには非対応ですが、スタイリッシュな見た目に惹かれる人や、湯温にまでこだわったハンドドリップに挑戦したい人にはおすすめですよ。
幅 | 20cm |
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奥行 | 14.5cm |
高さ | 20cm |
重量 | 990g |
素材 | ステンレス |
沸騰時間 | 2分44秒 |
温度計付き | |
から焚き防止機能 | |
保温機能 | |
オートオフ機能 | |
消費電力 | 1,200W |
コード長 | 1m |
Epeios ドリップケトル EPCP001をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
注ぎ口の形状 | 細口 |
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適正容量 | 800mL |
良い
気になる
BESROYは、オンラインを中心に展開する中国発の家電ブランド。なかでも「電気ケトル」は、繊細なドリップ操作を可能にする設計が特徴であると謳っています。
注ぎ口は下向きの細口が採用されており、湯量の細かいコントロールがしやすい点が魅力。持ち手も厚さ2.1cmと握りやすく、本体重量は542gと電気ケトルのなかでは比較的軽量なため、ドリップ中の安定感にも優れています。また、沸騰までに2分47秒しかかからないため、忙しい朝でもすぐにお湯を沸かせる点も好印象です。
安全性の高さにおいても、空焚き防止機能や自動電源オフ機能が搭載され、持ち手も熱くならないのがうれしいポイントです。温度調節は1℃単位で可能で、細かな湯温設定にも対応できます。ただし、設定温度と実際の到達温度との誤差が平均10°C以上あった点には注意が必要。温度の正確さを重視する人には向かないでしょう。
湯温の誤差が気にならなければ、使いやすくて手頃な価格で手に入るのが魅力の電気ケトル。お湯を素早く沸かせるものが欲しい人にもおすすめですよ。
幅 | 15cm |
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奥行 | 15cm |
高さ | 19cm |
重量 | 1300g |
素材 | ステンレス |
沸騰時間 | 2分47秒 |
温度計付き | |
から焚き防止機能 | |
保温機能 | |
オートオフ機能 | |
消費電力 | 1,200W |
コード長 | 0.75m |
注ぎ口の形状 | 細口 |
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適正容量 | 800mL |
良い
気になる
HARIOは、日本発の耐熱ガラスメーカーで、コーヒー器具分野でも広く知られています。「V60 ドリップケトル・ヴォーノ」は、同ブランドの中でもハンドドリップ専用に設計されたシリーズで、比較的手に取りやすい価格帯で展開されています。
下向きの細口ノズルと安定した持ち手により、繊細な湯量調整がしやすいことが特徴。軽量な本体と相まって、狙った位置に意図した量のお湯を落としやすいでしょう。また、沸騰までの時間が2分22秒と短く、忙しい朝でも手早くコーヒーを淹れたい人にもおすすめです。さらに、フタを本体から完全に取り外せて、本体を丸洗いできる構造のため、日々のメンテナンスに手間がかからない点も魅力。衛生的に使い続けたい人にも適しているといえます。
しかし、電気ケトルではないため温度調節機能が搭載されておらず、簡単に湯温のコントロールをしたい人には向かない印象。また、空焚き防止機能や自動電源オフ機能もないため、安全性を重視する人は電気ケトルを検討してくださいね。
直火・IH対応の商品のなかでも、とくにドリップがしやすいものを探している人におすすめです。
幅 | 29.5cm |
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奥行 | 14.4cm |
高さ | 14.7cm |
重量 | 420g |
素材 | 本体・フタ:ステンレス、フタツマミ・取っ手:フェノール樹脂 |
沸騰時間 | 2分22秒 |
温度計付き | |
から焚き防止機能 | |
保温機能 | |
オートオフ機能 | |
消費電力 | |
コード長 |
注ぎ口の形状 | 細口 |
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適正容量 | 約700mL |
良い
気になる
パール金属は、日本の家庭用品メーカーとして幅広い調理器具を手がけており、コストパフォーマンスに優れた製品展開が特徴です。なかでも「PEARL LIFE コーヒー ドリップ HB-2922」は直火・IH対応で、比較的手に取りやすい価格帯で販売されています。
注ぎ口は下向きの細口が採用されており湯量の細かなコントロールがしやすいうえ、持ち手も厚さ2.5cmと握りやすいつくり。本体重量は362gと非常に軽量で、ハンドドリップをするときの安定感にも優れているでしょう。また、沸騰までの時間は2分56秒と比較的短めで、朝の忙しい時間でも焦らず使いやすい点も魅力です。
フタは完全に取り外せるうえ、本体も丸洗い可能なため、手入れもしやすい印象。しかし、電気ケトルではないため温度調節機能がなく、簡単に湯温をコントロールをしたい人には向きません。また、空焚き防止機能や自動電源オフ機能もないため、安全性の高いものがほしいなら電気ケトルを検討してください。サイズもやや大きいため、持ち運びにも向かないでしょう。
手頃な価格かつドリップがしやすいものを探している、コーヒーポット初心者におすすめのコーヒーポットです。
幅 | 27cm |
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奥行 | 13.5cm |
高さ | 16.5cm |
重量 | 362g |
素材 | ステンレス |
沸騰時間 | 2分56秒 |
温度計付き | |
から焚き防止機能 | |
保温機能 | |
オートオフ機能 | |
消費電力 | |
コード長 |
注ぎ口の形状 | 細口 |
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適正容量 | 1,000mL |
良い
気になる
デロンギ・ジャパンはイタリア発の老舗家電ブランドで、クラシカルなデザインと高い機能性を両立した製品に定評があります。「アイコナ 温度設定機能付き電気カフェケトル KBOE1230J」は、ハンドドリップにも対応したモデルとして展開されている商品です。
注ぎ口は、先端が水平に伸びた細口ノズルを採用しているうえ、ハンドルの太さが1.8cmと太くて握りやすいため、湯量を安定してコントロールしやすい点が魅力。沸騰までの時間はわずか2分19秒と非常に短く、忙しい朝でも素早くドリップを始められるといえます。空焚き防止機能や自動電源オフ機能が搭載されており、沸騰時も持ち手が熱くならない構造のため、子どものいる家庭でも安心して使えるでしょう。
電気ケトルのため付属品を含めた丸洗いこそできないものの、フタは完全に取り外せるため使用後の手入れは比較的楽な印象です。温度調節にも対応しており、50・60・80・95・100℃の5段階から選択できます。しかし、設定温度と実際の到達温度との誤差が5°C程度あるうえ、細かい温度調節には対応していないため、正確な湯温にこだわってハンドドリップに挑戦したい人はほかを検討するのがよいでしょう。
電気ケトルのためサイズが大きく持ち運びには適さないものの、キッチンに映えるデロンギならではのデザイン性や、素早くお湯を沸かせるものを探している人であれば検討してくださいね。
幅 | 27cm |
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奥行 | 22cm |
高さ | 25cm |
重量 | 1400g |
素材 | ステンレス |
沸騰時間 | 2分19秒 |
温度計付き | |
から焚き防止機能 | |
保温機能 | |
オートオフ機能 | |
消費電力 | 1,200W |
コード長 | 1.3m |
デロンギ アイコナ 電気カフェケトルをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
注ぎ口の形状 | 細口 |
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適正容量 | 500mL |
良い
気になる
下村企販は、新潟県燕三条を拠点とするキッチンツールメーカーで、金属加工技術を活かした実用性の高い製品を多く手がけています。「珈琲考具 ツードリップポットPro」は、ハンドドリップに特化した設計が特徴のモデルです。
下向きの細口ノズルが採用されているうえ、本体重量は385gと軽量のため、お湯のコントロールがしやすい点が魅力。また、手入れのしやすさにも優れており、フタが完全に取り外せて本体も丸洗いできるため、使用後には簡単に手入れができるでしょう。さらに、サイズ・重量ともにコンパクトで、持ち運びやすいため、アウトドアでも使いやすいといえます。また、沸騰までには3分21秒と比較的時間がかからず、急いでいるときでもストレスがかかりにくいでしょう。
電気ケトルではないため、空焚き防止や自動電源オフといった安全機能を備えておらず、温度調節機能も搭載されていません。楽に湯温にこだわりたい人には向かない印象です。さらに、持ち手は0.5cmと厚みがないため、手の大きさによって持ちにくく感じる点には注意してください。
電気ケトル以外の注ぎやすい商品を探していて、シンプルなステンレス製のデザインに惹かれる人に検討してほしい商品です。
幅 | 25.5cm |
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奥行 | 13cm |
高さ | 11cm |
重量 | 385g |
素材 | ステンレス |
沸騰時間 | 3分21秒 |
温度計付き | |
から焚き防止機能 | |
保温機能 | |
オートオフ機能 | |
消費電力 | |
コード長 |
注ぎ口の形状 | 細口 |
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適正容量 | 600mL |
良い
気になる
日本の老舗コーヒー器具メーカーで、プロ・家庭問わず幅広く支持されているブランドであるカリタの「Cu ケトル 52260」は、伝統的な素材とデザインを活かしたモデル。
下向きの細口ノズルが採用されており、細いお湯から太いお湯まで幅広い湯量に調節ができます。お湯を細くしても太くしても、お湯が真下に落ちるため狙った場所に注ぎやすい印象でした。本体重量は360gと軽量で、コントロールがしやすいでしょう。沸騰にかかる時間も2分57秒と早く、スムーズにドリップの準備ができる点もメリットです。コンパクトで軽量なため持ち運びやすさにも優れており、丸洗いできるため手入れも楽にできるでしょう。
電気ケトルではないため、温度調節機能や安全性を保つための機能を備えておらず、細かい温度調節を簡単に行いたい人や、子どものいる家庭には向かない印象。また、ハンドルに厚みがないため、持ちやすさや安定感を重視する人には向きません。
しかし、デザインに惹かれる人や、注ぎやすく手入れも簡単なコーヒーポットを探している人であれば検討してよいでしょう。
幅 | 14.99cm |
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奥行 | 8.89cm |
高さ | 17.02cm |
重量 | 360g |
素材 | 銅 |
沸騰時間 | 2分57秒 |
温度計付き | |
から焚き防止機能 | |
保温機能 | |
オートオフ機能 | |
消費電力 | |
コード長 |
注ぎ口の形状 | 細口 |
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適正容量 | 600mL |
良い
気になる
日本発のデザイン家電ブランドであるバルミューダの「BALMUDA The Pot KPT01JP」は、スタイリッシュな見た目と実用性を両立したモデル。
注ぎ口は、湯量を細かく調整しやすいことが特徴の細口。細いお湯から太いお湯まで幅広い湯量に調節ができます。本体の重さは657gとやや重めですが、ハンドルは厚さ2.2cmと安定感がありました。沸騰するまでの時間も2分21秒と短く、素早くコーヒーを淹れたい朝の時間にも使いやすい印象です。空焚き防止機能や自動電源オフ機能が搭載されており、沸騰時でも持ち手が熱くならないつくりでした。さらに、フタは完全に取り外せるため、内部の手入れもしやすく、清潔に保ちやすい点がメリットです。
しかし、温度調節機能はないため細かい温度調節を簡単にできるものを探している人には向きません。また、注ぎ口の先端が横向きで、少しでも多めに出そうとするとお湯が斜め前方に落ちてしまうため、慣れるまでは狙った場所に注ぎにくいと感じるでしょう。
注ぎやすさや温度の細かい設定の優先度が低く、インテリアへの馴染みやすさを重視して電気ケトルを探している人は検討してもよいでしょう。
幅 | 26.9cm |
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奥行 | 12.8cm |
高さ | 17cm |
重量 | 600g |
素材 | ステンレス |
沸騰時間 | 2分21秒 |
温度計付き | |
から焚き防止機能 | |
保温機能 | |
オートオフ機能 | |
消費電力 | 1,200W |
コード長 | 1.3m |
バルミューダ The Pot KPT01の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
注ぎ口の形状 | 鶴口 |
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適正容量 | 700〜800mL |
良い
気になる
日本の老舗コーヒー器具メーカーであるカリタが販売する「コーヒー達人・ペリカン 52123」は、クラシカルなデザインと扱いやすさを両立したモデルです。
お湯が沸騰するまでにかかる時間が2分56秒と短いことが魅力。忙しい朝でもすぐにドリップの準備ができるでしょう。手入れのしやすさにも優れており、フタは完全に取り外し可能で、本体も丸洗いに対応していました。日々の手入れの手間を減らしたい人には非常に使いやすい商品だといえます。
注ぎ口は下向きながら、鶴口のため、慣れるまではお湯を細く注ぐのが難しいことがネック。本体重量は581gとやや重くコントロールがしにくいうえ、ハンドルの厚さが0.4cmと薄いため、手のサイズによっては持ちにくく感じるでしょう。また、沸騰時には持ち手が熱くなり、ふきんを使用しないと素手での取り扱いは難しい構造のため、安全性には欠ける印象。また、温度調節機能も備わっていないため、湯温の細かい管理をしたい人には不向きです。
ある程度ドリップに慣れている人で、ホーロー製のかわいらしいデザインが好みなら検討してくださいね。
幅 | 10.9cm |
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奥行 | 20.0cm |
高さ | 21.1cm |
重量 | 581g |
素材 | ホーロー |
沸騰時間 | 2分56秒 |
温度計付き | |
から焚き防止機能 | |
保温機能 | |
オートオフ機能 | |
消費電力 | |
コード長 |
注ぎ口の形状 | 細口 |
---|---|
適正容量 | 200mL |
良い
気になる
キャプテンスタッグは、新潟県三条市発のアウトドアブランドで、実用的でコスパに優れたキャンプ用品を多く展開しています。なかでも「CAPTAIN STAG アルゴ 珈琲ドリップケットル UW-3544」は、直火対応でアウトドアでのハンドドリップに対応したモデルです。
注ぎ口は下向きの細口で、繊細な湯量コントロールがしやすい印象でした。本体重量はわずか201gと非常に軽量なため、注ぐ際の腕への負担も少ないでしょう。また、フタは完全に取り外すことができ、本体も丸洗い可能で、手入れも簡単な点がうれしいポイント。サイズ・重量ともに非常にコンパクトで、持ち運びやすさの面でも優れており、キャンプやアウトドアでの使用におすすめです。
沸騰までの時間は4分14秒と長く、急いでドリップしたいときには不向き。また、電気ケトルでないため温度調節機能は搭載されておらず、湯温のコントロールはできません。安全機能もないうえ、沸騰時には持ち手が熱くなりやすいため、ふきんを使用する必要があるでしょう。
アウトドアに持っていくためのものを探している人であれば検討してくださいね。
幅 | 19.5cm |
---|---|
奥行 | 8cm |
高さ | 11cm |
重量 | 201g |
素材 | ステンレス鋼 |
沸騰時間 | 4分14秒 |
温度計付き | |
から焚き防止機能 | |
保温機能 | |
オートオフ機能 | |
消費電力 | |
コード長 |
キャプテンスタッグ アルゴ 珈琲ドリップケットル UW-3544をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
マイベストではベストなコーヒーポットを「お湯を注ぎやすいうえ、お湯が沸くのが早くて安全に使える商品」と定義。
検証②:沸騰にかかる時間の短さ
検証③:安全性の高さ
検証④:手入れのしやすさ
検証⑤:温度調節のしやすさ
検証⑥:持ち運びやすさ
今回検証した商品
マイベストでは「ハンドドリップがしやすくおいしいコーヒーが淹れられる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下のそれぞれの項目のスコアの加重平均でおすすめ度をスコア化しました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「待ち時間がほとんどなく水を沸騰させることができる」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を沸騰にかかる時間が2分30秒以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
1. 10℃の水を300ml計量しポットに入れる
2. 直火の商品はガスコンロで加熱を行う
3. 電気の商品は電源を入れ加熱を行う
4.データロガーに接続した熱電対センサで温度の計測を行う
5.100℃になった時間を記録する
2分以内に沸騰させられるものは最高スコアとし、沸騰するまでの時間が短いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「火傷をしにくく目を離しても安全にお湯が沸かせる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「丸洗いが可能で内部まで乾燥させやすい」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「湯温の調節が簡単で温度が正確」なものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「アウトドアなどにも持ち運びやすい」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下のそれぞれの項目のスコアの加重平均でおすすめ度をスコア化しました。
大きさ
1.商品の横幅・奥行き・高さを計測する
2.体積を求め評価
3000cm3以下は最高スコアとし、体積が小さいものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
重さ
200g以下は最高スコアとし、重さが軽いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
ドリップバッグのコーヒーを淹れるときにもコーヒーポットがおすすめです。サイズが小さいドリップコーヒーも、お湯の注ぎやすさに特化したコーヒーポットがあればよりおいしく淹れられるでしょう。
また、オフィスや自宅のデスクに置いておけるうえ、軽くて持ち運びしやすいためアウトドアにも持ってこいです。カップ1〜2杯分のお湯を注ぎたい場合に重宝しますよ。
コーヒーが好きな人は、以下のコンテンツも参考にしてくださいね。
1位: 山善|電気ケトル|EGL-C1281
2位: Epeios|ドリップケトル|EPCP001
3位: BESROY|電気ケトル
4位: HARIO|V60|ドリップケトル・ヴォーノ|VKBR-120-HSV
5位: パール金属|PEARL LIFE|コーヒー ドリップ|HB-2922
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