細口ノズルで狙ったところに注ぎやすいのが売りの、山善 電気ケトル EGL-C1281。「取っ手が持ちやすい」と評判です。一方で、「沸騰までに時間がかかる」という口コミも存在するため、購入するか迷っている人もいるのではないでしょうか。
今回はその実力を確かめるため、以下の3つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の電気ケトルとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、電気ケトル選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
水500mLを沸騰させるのにかかった時間は3分16秒とまずまずスピーディです。「沸騰までに時間がかかる」との口コミは払拭できたといえます。しかし比較した本商品と同じ消費電力1,200Wのもののなかには、3分以内で素早く沸騰したものもあったことをふまえると物足りません。
また、沸騰時には本体の表面温度が88.1℃まで上昇しました。安全機能は空焚き防止・自動電源オフ機能を備えていますが、やけどのリスクがあるため小さな子どものいる家庭には不向きでしょう。一方で、操作の簡単さは魅力です。タッチパネルのアイコンはわかりやすく、感度も良好。モニターの大半が直感的に使えました。
細い注ぎ口で湯量を調整しやすく、狙った場所にピンポイントで注げるのもうれしいところ。コーヒードリップ用ならぴったりです。とはいえ、比較した上位商品には片手でも楽に注げるものや、本体が熱くなりにくいものもありました。お湯の注ぎやすさや安全機能にこだわるなら、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
今回ご紹介するのは、住宅設備機器・家庭機器などを扱う山善が手がけた電気ケトルのEGL-C1281です。2023年1月よりEGL-C1280の後継モデルとして販売を開始。従来モデルに比べて温度調節範囲が広くなり、50~100℃まで1℃単位で変更できるようになりました。保温も可能です。
細口ノズルを採用し、狙ったところに注ぎやすいと謳っています。取っ手はフィットしやすい形状にし、注ぐときに安定しやすい角度に設計。同社が取り扱うNEKM-C1281と違い、フタが改良されているのも見逃せません。フタの内側にシリコンを搭載することでしっかり閉まり、着脱も簡単に行えるよう配慮されています。
本体カラーはブラック&ブロンズ・グレージュ&ブロンズ・ホワイト&シルバー・セラドン(青磁色)の4色展開。なお、セラドンは2023年9月25日からWEB限定で販売されています。キッチンのインテリアに合わせて選べますよ。
今回は山善 電気ケトル EGL-C1281を含む、人気の電気ケトルを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
山善 電気ケトル EGL-C1281にはメリットがある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
<注ぎやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
重さは感じますが、注ぎ口が斜めに切れているので水切れがよく、狙ったところに注ぎやすい印象です。
パネルが見やすく操作しやすい点は好評でしたが、操作音の大きさで評価が分かれました。温度はパネルの中央に表示されており、ライトの明るさも十分。実際に操作したモニターからは「ライトが明るく、周囲が明るいところでもしっかり見える」とのコメントがありました。
タッチパネルは押し応えこそありませんが、感度は良好で操作がスムーズです。各ボタンには分かりやすいアイコンがついており、モニターの大半が「直感的に操作できる」と回答しました。比較したスイッチ1つで簡単に操作できるモデルには及ばないものの、ストレスなく操作できるでしょう。
一方で、パネルを操作した際に音が鳴る点には好みが分かれました。音が鳴ることで操作していることが分かりやすい反面、「音が少し大きく感じた」というモニターも。人によっては操作音がわずらわしく感じるでしょう。
<操作についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
沸騰までの時間は比較的短く、速めにお湯を沸かせます。実際に使用すると水500mLは3分16秒で沸騰し、比較した全商品の平均である3分13秒(※執筆時点)とほぼ同等です。十分なスピードで、「沸騰までに時間がかかる」という口コミは払拭できたといえます。満水の800mLも4分49秒で沸騰しました。
とはいえ、消費電力が1,200Wと高いわりには時間がかかった印象です。比較した商品内で本商品と同じく消費電力1,200Wのモデルには、水500mLが3分以内に沸騰したものもありました。朝の忙しい時間など、とにかく速くお湯を沸かしたい人には物足りない可能性があります。
しかし最低限の安全機能はしっかり搭載。水がないと自動で電源を停止する空焚き防止機能と、一定時間操作しないと電源が切れる自動電源オフ機能がついています。電源のつけっぱなしを防止できます。実際に使用したモニターからは、フタにパッキンがありこぼれいにくい点も好評でした。
人気の電気ケトルを比較検証したところ、山善 電気ケトル EGL-C1281には1つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
注ぎ口が細く長いため、コーヒードリップにはぴったりのアイテムです。実際に注いだモニターからも「湯量を調節しやすい」「丁寧に狙ったところに注げる」などの意見が寄せられました。比較したなかには注ぎ口が大きいものもあったのに対し、本商品は細口モデルなため繊細に操作できますよ。
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500mLの水は2分19秒・満水の1Lは4分34秒と、素早くお湯を沸かせるのもポイント。沸騰時でも本体表面は38.9℃と低いため、意図せず触ってもやけどしにくいでしょう。
また、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなど、ECサイトでも販売しています。取扱店舗によって値段が異なるため、購入前に比較するのがおすすめです。
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