注ぎ口とグリップへの工夫でドリップしやすいと謳うコーヒーポット、ニトリ ドリップケトル 1.2L。インターネット上では「傾けてもフタが落ちない」「ピンポイントでドリップできる」と評判ですが、「中の水が最後まで出てこない」との口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、ニトリ ドリップケトル 1.2Lを含むコーヒーポット全18商品を実際に使って、ドリップのしやすさ・手にかかる負担の少なさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
お湯の出るタイミングはややつかみにくいものの、慣れれば問題ありません。水切れについても、バリスタの小池美枝子さんは「やや滴が残るが、気になるほどではない」とコメント。「水が最後まで出てこない」との口コミとは異なり、お湯残りもほぼありませんでした。きっちり量って注ぎたい人にもよいでしょう。
楕円状の取っ手がついたオープンハンドルも小池さんから好印象。樹脂製かつ2.4cmと適度な太さで握りやすく、「どんな角度で持っても手に馴染む」と高評価を得ました。比較したなかにはフタが落ちやすいものがあったなか、「傾けてもフタが落ちない」との口コミどおり懸念なく使えます。
容量は1.2Lとたっぷり。比較した同じ容量の商品には1kg近いものがあったのに対し、400gと軽く手への負担は少なめです。価格も税込1,990円(公式サイト参照・執筆時点)と、比較した大容量タイプのなかではお手頃。「ドリップしやすさにこだわった」という謳い文句どおりの本品を、ぜひ検討してみてください。
そもそもコーヒーポットとは、コーヒー豆本来の味わいを楽しむのに活躍するアイテム。お湯を注ぎやすいよう注ぎ口が細くなっているのが特徴です。
今回ご紹介するニトリ ドリップケトル 1.2Lは、ドリップしやすい注ぎ口とグリップにこだわったと謳う商品。特徴のあるハンドルとシルバーのステンレスを組み合わせた、シンプルなデザインです。
販売元は家具やインテリアなど幅広く販売しているニトリ。「お、ねだん以上。」の理念のもと作られた商品が幅広い支持を集めており、国内だけでなく中国・台湾・アメリカなどでも展開しています。
サイズは幅32×奥行14.5×高さ18cm。満水容量は、4~5杯のコーヒーが淹れられる1.2Lです。お湯をたっぷり沸かせるので、家族みんなで飲みたいときにも重宝するでしょう。
熱源は、ガス火・IH(200V/100V)の2種類に対応しています。ハンドル・つまみはフェノール樹脂製で、150℃の温度まで耐えられる仕様です。
今回はニトリ ドリップケトル 1.2Lを含む、コーヒーポット全18商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、ドリップのしやすさの検証です。
バリスタの小池美枝子さんに実際に使っていただき、ドリップのしやすさをチェックしていただきました。
注ぎ口は細口で、先端は机と平行になっているタイプ。比較したほかの商品には先端が上向きでお湯が落ちる位置がわかりにくいものがあったのに対し、狙った位置に注げました。「ピンポイントでドリップできる」との口コミにもうなずける結果です。
ただ持ち手から注ぎ口まで距離があり、お湯が出るタイミングをつかむのには慣れが必要。とはいえ、重心が低く安定感があるので、湯量を調節しやすくスムーズに注げます。コツを掴めばドリップ初心者でも使いやすいでしょう。
水切れも上々です。バリスタの小池さんは「やや滴が残るものの、気になるほどではない」とコメントしました。
「中の水が最後まで出てこない」との口コミとは異なり、注ぎ終えたあとポットに残るお湯もほとんどありません。比較したほかの商品にはお湯が出切らないものもあったなか、湯量をきっちり量って注ぎたい人にもおすすめできます。
最後に、手にかかる負担の少なさの検証です。上記の検証同様、バリスタの小池美枝子さんに評価していただきました。
その結果、楕円状の取っ手がついたオープンハンドルが小池さんから好印象。「いろいろな持ち方ができ、横向きでもまっすぐでも手馴染みがよい」との声もあり、トップクラスの評価を獲得しました。樹脂製かつ太さが2.4cmと太めで、しっかり握れますよ。
「傾けてもフタが落ちない」という口コミどおりの結果で、注いでいる間に落ちる心配もほぼありません。容量は1.2Lと多めながら400gと軽いのもメリット。比較した同じ容量の商品には1kg近いものもあったなか、手にかかる負担は少ないといえます。
ニトリ ドリップケトル 1.2Lは、ニトリネットまたは楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトで購入可能です。公式サイトでは1回のお買い物で税込11,000円以上購入の場合、または店舗受け取りで送料無料になります。
ニトリの店舗でも購入でき、店舗在庫は商品ページで確認OK。実際に商品を見てから購入したい人は、お近くの店舗に足を運んでみてください。
自宅やアウトドアシーンで、手軽に本格的なコーヒーを楽しめるドリップバッグコーヒー。ドリップバッグコーヒーを淹れる際には、ミニサイズのコーヒーポットがおすすめです。コンパクトなので、幅が狭いカップの上でも弧を描くようにお湯を注げますよ。
軽くて持ち運びやすいうえ、オフィスやデスクに置いていてもスペースを取りません。コーヒーだけでなくカップ1~2杯分のお湯を注ぎたい場合にも活躍するでしょう。
コーヒーポットはブランドによりさまざまな形や特徴がありますが、近年アウトドアブランドから持ち運びに適したつくりのアイテムが多数販売されています。
アウトドア用のコーヒーポットを購入の際は、以下のポイントを参考に選んでみてください。持ち運んでいる最中に汚れない・壊れないことが重要です。
<ポイント>
最後に、誰でも簡単に使いこなせるほかの商品をご紹介します。
アウトドアシーンでも使いたいなら、キャプテンスタッグ アルゴ 珈琲ドリップケットルがおすすめです。本体は200gと軽く、水を入れても扱いやすい点が魅力。リュックサックに掛けて運んでも、負担になりません。湯量の調整や狙った場所にお湯を落としやすく初心者にもぴったりです。
湯温にもこだわりたいなら、フェロー スタッグケトルRDW-00005をチェック。フタには温度計がついており、温度を確認しながらコーヒーを淹れられます。3杯以上作れる容量がありながら、オープンハンドルで持ちやすく手に負担を感じにくいのも魅力。お湯のコントロールもスムーズでした。
注ぎ口の形状 | 細口 |
---|---|
適正容量 | 200mL |
良い
気になる
幅 | 19.5cm |
---|---|
奥行 | 8cm |
高さ | 11cm |
重量 | 201g |
素材 | ステンレス鋼 |
沸騰時間 | 4分14秒 |
温度計付き | |
から焚き防止機能 | |
保温機能 | |
オートオフ機能 | |
消費電力 | |
コード長 |
キャプテンスタッグ アルゴ 珈琲ドリップケットル UW-3544をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
幅 | 29.2cm(ケトル部分、ハンドル先から注ぎ口先まで) |
---|---|
奥行 | 9.2〜14.5cm(上部直径〜底直径) |
高さ | 17.5cm |
重量 | 1,274g(台を含む) |
素材 | 304ステンレススチール(本体・フタ)、プラスチック(台) |
注ぎ口の形状 | 細口 |
先端の形状 | 前斜め下 |
満水容量 | 900mL |
適正容量 | 不明 |
熱源 | 電気 |
沸騰時間 | 不明 |
温度設定機能 | |
温度計付き | |
から焚き防止機能 | 不明 |
オートオフ機能 | 不明 |
付属機能 | HOLDモード |
ハンドルの太さ | 2.0cm |
ハンドルの素材 | 不明 |
突起なし | 不明 |
サイズ展開 | 不明 |
消費電力 | 900〜1200W |
コード長 | 約7.6m |
カラー展開 | マットブラック、マットホワイト |
用途 | 不明 |
特徴 | 初心者向け |
Kurasu Fellow Stagg EKG 電気ケトルをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。