
【徹底比較】ミニPCのおすすめ人気ランキング【2026年3月】
ミニPCは、手のひらに収まるほどコンパクトなデスクトップPCです。コンパクトPCや小型パソコン、ミニパソコンと呼ばれることもあり、省スペースに設置できるため、在宅ワークやリビングでの動画視聴まで幅広く活用できます。最近はゲームを楽しめるモデルも増えていますが、商品によってCPU性能やメモリ容量などの違いがあり、どれを選べば快適に使えるのか迷いますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のミニPC8商品を集め、6個のポイントで比較して徹底検証。選び方とともに、おすすめのミニPCをランキング形式でご紹介します。ぜひ購入の際の参考にしてください。

ベンチマークテストに関する豊富な経験を活かし、PC本体・PCパーツのレビューを中心に活動。元々はMYCOM PC WEB編集部(現マイナビニュース)の編集・記者で、編集時代に検証の楽しさを知り、フリーランスに転向。ニッチなネタを得意とし、比較検証、作例やアップグレード指南などの企画に携わることも多い。 現在はマイナビにかぎらずインプレス、アスキー、ITMedia等でライター、記者として活動。紙媒体ではライターとしてだけでなく編集としても参加するほか、台湾メーカーを中心に、取材やインタビューも数多くこなしている。

テレビ・プロジェクターなどの映像家電や、ノートパソコンやプリンターなど家電全般の比較・コンテンツ制作を経験し、家電チームのマネージャーに就任。キャリブレーションソフトを用いたテレビ・プロジェクターの画質測定を設計したり、ノートパソコンのベンチマークテストに取り組んだりしてきた。「ユーザーにとってベストな選択体験を提供する」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
検証のポイント
- 処理性能の高さ(CPU)1
マイベストでは「軽いゲームであればプレイに支障がなく、Discordや録画ソフトとのマルチタスクもできるもの」とし、その基準をCPUマルチコアスコア6,000pts以上と定めて以下の方法で検証を行いました。※2026年1月29日時点の情報をもとに検証を行っています。
- 処理性能の高さ(GPU)2
マイベストでは「オンラインゲームも中程度の画質でプレイできるもの」をユーザーが満足できる基準とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。※2026年1月29日時点の情報をもとに検証を行っています。
- 処理性能の高さ(ストレージ)3
マイベストでは「OSやアプリの起動が高速で、容量の大きなデータファイルの移動においても体感速度でストレスを感じないもの」をユーザーが満足できる基準とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。※2026年1月29日時点の情報をもとに検証を行っています。
- インターフェースの充実度4
マイベストでは「キーボード・マウス・有線LAN・外付けストレージなどに接続したうえで、複数の画面に出力できるもの」をユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。※2026年1月29日時点の情報をもとに検証を行っています。
- 排熱性能の高さ5
マイベストでは「高い負荷がかかっても内部温度が上がらず安定して動作するもの」をユーザーが満足できる基準とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。※2026年1月29日時点の情報をもとに検証を行っています。
- 拡張性の高さ6
マイベストでは「パーツを交換・増設すれば高スペックにカスタマイズできるもの」をユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。※2026年1月29日時点の情報をもとに検証を行っています。
すべての検証は
マイベストが行っています

監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
追加 以下の商品を新たに検証し、ランキングに追加しました。- MINISFORUM|MINISFORUM|NAB5R|NAB5R-16/512-W11Pro(13500H)
- MINISFORUM|M1 PRO-125H
- GMKtec|NucBox G3 Plus|GMK-G3 PLUS-16/512-W11Pro(N150)
- リンクスインターナショナル|GMKtec Nucbox G3S|16/512-W11Pro(N95)
- リンクスインターナショナル|GMKtec NucBox M6 Ultra|32/1T-W11Pro(7640HS)
- HiMeLE|ミニPC Overclock X5|Overclock X5-16/512-W11Pro(i5-12450H)
- NiPoGi|ミニPC E3B|E3B-7430U-16GB+512GB
- Skynew|スティックPC|M1S+
【2026年】ミニPCは「買い」といえる?最近の進化まとめ

結論からいうと、省スペースで快適に使えるPCを探しているなら、2026年のミニPCは「買い」といえる選択肢です。
ミニPCはノートPC用部品でコンパクト化したデスクトップPCです。最近のノートPCが飛躍的に性能向上しているようにミニPCもまた性能向上を果たし、普段使いの用途であれば、今や同クラスのタワー型デスクトップPCに近い処理性能が期待できます。
たとえば、複数アプリの同時使用、写真・動画編集などのクリエイティブ作業もこなしやすいでしょう。本体のコンパクトさを維持しつつ、用途の幅が大きく広がっている点が、いまのミニPCの大きな魅力です。
ミニPCの選び方
ミニPCを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
目的に合わせてCPU・メモリをチェック

ミニPCは、用途に合ったスペックを選ばないと動作が重くなったり、逆にオーバースペックで予算をムダにしてしまうことがあります。まずはどんな使い方をするのかをふまえて、必要なCPUとメモリのラインを押さえておきましょう。
デスクワークや日常使いならミドルスペックがおすすめ
デスクワークや日常使いの快適さを重視するなら、ミドルスペックのミニPCがおすすめです。文書作成や表計算、調べもの、動画視聴、メールといった一般的な用途であれば、極端に高性能でなくても十分に対応できます。
ミドルスペックの目安は、CPUがCore i5やRyzen 5クラス、メモリが16GB程度です。日常的な作業を無理なく処理しやすいのはもちろん、複数のアプリを同時に立ち上げても動作が重くなりにくく、オンライン会議やタブを多く開いたブラウジングもスムーズにこなせるでしょう。
価格とのバランスを取りやすいのも魅力です。過剰な性能に予算を割かずに必要十分な快適さを確保でき、数年先まで快適に使いやすいため、コストパフォーマンスにも優れています。ただし、画像・動画編集や最新ゲームを行いたい場合は、より上位の構成も検討してください。
予算に余裕があり、性能の高さを重視するならRyzen AI Max+やCore Ultra XといったCPUを搭載しているモデルも選択肢になるでしょう。これらはメモリがオンボード実装なので増設はできませんが、チャネル数が多いのでその分性能が高く、3Dゲームがプレイできる実力があります。また、メモリの転送速度が速いので、AI性能が高いのも特徴です。
グラフィック作業やゲームなどをするならハイスペックモデルを選ぼう
画像・動画編集や本格的なPCゲームなどを行うなら、ハイスペックなミニPCがおすすめです。グラフィック作業やゲームはCPUやGPUに大きな負荷がかかるため、性能が足りないと動作が重くなり、固まったり待ち時間が増えたりして作業効率が落ちることもあります。
快適に使う目安は、Core i7・i9やRyzen 7・9クラスのCPU、32GB以上のメモリを搭載し、GPU性能が高いモデルを選ぶこと。とくに内蔵GPUの性能が高いCPUであれば、4K動画や軽めの3Dゲームで動作が安定しやすく、将来のソフトやアプリにも対応しやすいでしょう。加えて、メモリ増設に対応するモデルであれば、購入後に大容量メモリへ拡張できます。
ただし、ハイスペックモデルほど価格が高くなる点には注意が必要です。また、高性能なパーツほど発熱しやすく、冷却ファンが回って動作音が大きくなる場合もあります。静かな環境で使いたい人は、冷却性能と静音性に配慮されたモデルを選びましょう。
コスト重視でも、インターフェースと拡張性だけはチェックしておこう

コストを最優先してミニPCを選ぶ場合でも、インターフェース(接続端子)の数や種類、内部の拡張性(メモリ・SSDスロット)は必ず確認しておきましょう。必要に応じて性能を強化したり周辺機器を増やしたりできるため、端子や容量不足などで困りにくく、快適に使えるでしょう。
モニターを複数接続するならHDMI・DisplayPort端子の数・映像出力対応のUCB Type-C端子、キーボードや外付けSSDを使うならUSB Type-A端子の数が重要です。通信速度の速さを求める場合、2.5Gbps対応のLAN端子があるかも確認しておきましょう。また、メモリが換装可能だったり、M.2 SSDを追加できる空きスロットがあったりすると、将来的に処理性能や保存容量に余裕を持たせられるため便利です。
低価格モデルのなかには、端子や拡張性が最小限で、あとから性能や容量を補えないケースも少なくありません。動作の遅さや容量不足を感じても対処しにくく、結果的に買い替えになってトータルコストが上がることもあります。購入後の使い方を具体的に想定して選ぶことが、長く快適に使うためのポイントです。
拡張を楽しむなら、メモリの枚数・SSDスロット・OCuLink対応ポートに注目

ミニPCを買って終わりにせず、将来的にデスクトップPCのようにカスタマイズして長く使いたいなら、メモリスロットが2枚あるか、M.2 SSDスロットが複数あるか、OCuLink(オキュリンク)対応ポートがあるかをチェックしましょう。これら3点がそろっていれば、購入時は控えめな構成でも、あとから段階的に強化していけます。
メモリスロットが2つ(デュアルチャネル)のものは、1スロットだけのものに比べデータ転送速度が高速になり、内蔵グラフィックスの性能も向上します。また、拡張用のM.2スロットやSATAスロットがあればOSのドライブを分けたり、保存容量を追加したりと、使い方の自由度が広がるでしょう。さらにOcuLink対応ポートがあれば、対応したeGPU(外付けGPU)を接続できるため、内蔵GPUだけでは難しかった重いゲームやクリエイティブな作業まで視野に入れられます。
ただし、増設・換装時の分解作業には、静電気などによる故障リスクがあるので慎重に行いましょう。また、安価なモデルは拡張の幅が狭かったり、そもそもメモリやSSDを交換できなかったりするので注意が必要です。価格と拡張性のバランスをふまえ、買ったあとに「性能が足りない」「容量が足りない」と後悔しないモデルを選びましょう。
実際にデスクトップPCと比較すると、遜色ないミニPCもあった

ミニPCは小型で性能が控えめというイメージをもたれがちですが、最新の高性能なCPUを搭載したモデルには、同クラスのタワー型デスクトップPCと比べてもほとんど遜色のない処理性能を備えるモデルがありました。日常作業はもちろん、複数アプリの同時使用や画像・動画編集なども快適にこなせる商品が増えています。
理由は、ミニPCに採用されるモバイル向けCPUの性能が大きく進化したためです。Core i7やRyzen 7クラスが従来より高いパフォーマンスを発揮できるようになり、小型筐体でも冷却設計の改善によって高負荷時の性能を維持しやすくなっています。ビジネス用途や一般的なクリエイティブ作業であれば、高性能ミニPCでも十分対応できるでしょう。
ただし、最新ゲームを超高解像度で遊びたい場合や、プロ向けの3D制作などを本格的に行いたい場合は、ミニPCでは物足りないかもしれません。eGPUをOCuLink接続することで3D性能を向上させられますが、タワー型デスクトップPCにグラフィックボードを搭載する場合の性能には及ばない場合が多いといえます。
ミニPC全8商品
おすすめ人気ランキング
商品 | 画像 | おすすめ スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
処理性能(CPU) | 処理性能(GPU) | 処理性能(ストレージ) | インターフェースの充実度 | 排熱性能の高さ | 拡張性の高さ | CPU | CPUスコア(実測値) | GPU | メモリ | メモリ最大容量 | メモリスロット | SSD容量 | HDD容量 | SSD換装可能 | SSD増設可能 | ストレージの読み込み速度 | ストレージの書き込み速度 | 接続端子 | Type-C端子の機能 | VESA対応 | 幅 | 奥行 | 高さ | 重量 | |||||||
1 | MINISFORUM M1 PRO-125H | ![]() | 4.56 | 1位 | 高い処理性能・拡張性を両立した「楽しめる」ミニPC | 4.87 | 5.00 | 4.61 | 4.65 | 4.00 | 3.95 | Core Ultra 5 | 13360pts | Intel Arc graphics | 32GB | 128GB | デュアル | 1TB(最大8TB) | 6090.58MB/s | 5317.99MB/s | HDMI、DisplayPort、USB Type-A(USB 3.2 Gen 2)、USB Type-C(USB4)、イヤホンジャック、LAN、USB Type-A(USB 2.0) | データ転送、Power Delivery、映像出力 | 約12.8cm(5.04インチ) | 約12.6cm(4.96インチ) | 約5.2cm(2.05インチ) | 0.6kg | |||||
2 | MINISFORUM MINISFORUM|NAB5R|NAB5R-16/512-W11Pro(13500H) | ![]() | 4.47 | 2位 | 処理性能が高くメイン機として使える。拡張性は物足りない | 4.90 | 4.70 | 4.67 | 4.65 | 4.15 | 3.65 | Core i5 | 12204pts | Intel Iris Xe Graphics eligible | 16GB | 32GB | デュアル | 512GB | 5947.02MB/s | 3693.95MB/s | HDMI、USB Type-A、USB Type-A(USB 3.2 Gen 2)、USB Type-C(USB 3.2)、イヤホンジャック、LAN、USB Type-C | データ転送、Power Delivery、映像出力 | 12.7cm | 12.75cm | 5.47cm | 0.57kg | |||||
3 | リンクスインターナショナル GMKtec NucBox M6 Ultra|32/1T-W11Pro(7640HS) | ![]() | 4.25 | 5位 | 高い処理性能と豊富な接続端子が魅力。高負荷時は冷却環境に注意 | 4.89 | 4.93 | 4.24 | 4.70 | 3.67 | 3.20 | Ryzen 5 | 12074pts | Radeon 760M | 32GB | 128GB | デュアル | 1000GB | 3557.18MB/s | 2607.41MB/s | HDMI、DisplayPort、USB Type-A(USB 2.0)、USB Type-A(USB 3.2 Gen 2)、USB Type-C(USB4)、LAN、イヤホンジャック | データ転送、Power Delivery、映像出力 | 12.8cm | 12.88cm | 4.78cm | 0.502kg | |||||
3 | HiMeLE ミニPC Overclock X5|Overclock X5-16/512-W11Pro(i5-12450H) | ![]() | 4.25 | 6位 | 処理性能が高くインターフェースも充実。冷却性能には要注意 | 4.77 | 4.51 | 4.41 | 4.50 | 3.00 | 4.25 | Core i5 | 9004pts | Intel UHD Graphics | 16GB | 64GB | デュアル | 512GB | 3528.28MB/s | 3110.76MB/s | HDMI、USB Type-A(USB 3.2 Gen 2)、USB Type-C(USB 3.2)、USB Type-C(USB4)、イヤホンジャック、LAN、SDカードリーダー、USB Type-A(USB 3.2 ) | データ転送、Power Delivery、映像出力、4K映像出力 | 18cm | 10.3cm | 3.1cm | 0.543kg | |||||
5 | NiPoGi ミニPC E3B|E3B-7430U-16GB+512GB | ![]() | 4.14 | 3位 | CPU性能が高くマルチタスクも快適。読み書き速度はいまひとつ | 4.54 | 4.31 | 3.27 | 4.14 | 4.18 | 4.55 | Ryzen 5 | 7463pts | AMD Radeon Graphics | 16GB | 64GB | デュアル | 512GB | 534.08MB/s | 457.95MB/s | HDMI、DisplayPort、USB Type-A(USB 3.1 Gen 2)、USB Type-A(USB 3.2 )、USB Type-C、LAN、イヤホンジャック | データ転送、Power Delivery、映像出力、4K映像出力 | 12.8cm | 12.8cm | 4cm | 0.5kg | |||||
6 | GMKtec NucBox G3 Plus|GMK-G3 PLUS-16/512-W11Pro(N150) | ![]() | 3.89 | 4位 | 性能は控えめ。一方で排熱性は高く、長時間安定して動く | 3.66 | 4.02 | 3.71 | 4.15 | 4.12 | 3.95 | Intel N150 | 2422pts | Intel Graphics | 16GB | 32GB | シングル | 512GB | 1783.60MB/s | 1683.29MB/s | HDMI、イヤホンジャック、LAN、USB Type-A(USB 3.2 Gen 2) | 11.4cm | 10.6cm | 4.25cm | 0.27kg | ||||||
7 | リンクスインターナショナル GMKtec Nucbox G3S|16/512-W11Pro(N95) | ![]() | 3.75 | 8位 | 軽めの作業がメインの人向き。複数の周辺機器の同時接続も可能 | 3.58 | 3.76 | 3.23 | 4.15 | 4.92 | 3.80 | Intel N95 | 2230pts | Intel UHD Graphics | 16GB | 16GB | シングル | 512GB | 507.66MB/s | 448.09MB/s | HDMI、USB Type-A(USB 3.2 Gen 2)、イヤホンジャック、LAN、USB Type-A(USB 2.0) | 11.4cm | 10.6cm | 4.25cm | 0.27kg | ||||||
8 | Skynew スティックPC|M1S+ | ![]() | 3.26 | 6位 | 排熱性能が優秀。処理性能はいまひとつで軽作業向き | 3.19 | 3.00 | 3.12 | 3.43 | 5.00 | 3.20 | Intel Celeron N4100 | 1085pts | Intel UHD Graphics 600 | 4GB | 4GB | 128GB(eMMC) | 294.61MB/s | 232.84MB/s | HDMI、USB Type-A(USB 3.0)、SDカードリーダー | 12.4cm | 3.71cm | 1.19cm | 0.084kg | |||||||
MINISFORUMM1 PRO-125H
| CPU | Core Ultra 5 |
|---|---|
| CPUスコア(実測値) | 13360pts |
| GPU | Intel Arc graphics |
| メモリ | 32GB |
| SSD容量 | 1TB(最大8TB) |
| 接続端子 | HDMI、DisplayPort、USB Type-A(USB 3.2 Gen 2)、USB Type-C(USB4)、イヤホンジャック、LAN、USB Type-A(USB 2.0) |
- メモリスロット
- デュアル
- SSD換装可能
- SSD増設可能
(OcuLinkとの併用は不可) - Type-C端子の機能
- データ転送、Power Delivery、映像出力
高い処理性能・拡張性を両立した「楽しめる」ミニPC
MINISFORUM の「M1 PRO-125H」は、コンパクトながらIntel第14世代のIntel Core Ultra 5 125H(14コア/18スレッド)を搭載し、AI処理や高度な演算に対応したミニPCです。32GBのDDR5メモリと1TBのPCIe4.0x4 SSDを備え、Wi-Fi 7やBluetooth 5.4に対応。筐体には航空グレードのアルミニウムを使用しており、平置きまたは壁掛けでの使用が可能です。
CPU性能は非常に高く、マルチコアスコアは平均13,359.67pts、シングルコアスコアは平均1,730.33ptsを記録。複数のアプリケーションを同時に動かすマルチタスクや、動画編集といった負荷の高い作業でも快適に使用できる水準です。
また、GPUスコアも良好で、画像編集・軽めのゲームプレイ・動画のエンコードなど、グラフィック処理を活用する作業でもかくつきは気になりにくいでしょう。ストレージ性能も優れており、シーケンシャルリードが平均6,090.58MB/s、シーケンシャルライトが平均5,317.99MB/sと、大容量ファイルの読み書きやOS・アプリケーションの起動が速く、待ち時間の少ない作業環境を重視する人にもおすすめです。
インターフェースは、USB Type-A端子を3つ、USB Type-C端子を2つ搭載。映像出力端子は3種類、有線LANポートとオーディオ端子も備えているため、外部モニターやストレージ、ネットワーク機器など、さまざまなデバイスを柔軟に接続できます。
拡張性もよいといえます。メモリの最大容量は128GBで、M.2 SSDの空きスロットとOCuLink対応ポートを備えている点が魅力。SATA接続のストレージは増設できませんが、M.2 SSDやOCuLinkを活用する人にはぴったりです。ただし、M.2 SSDのスロットは2基あるうち1基はOcuLinkと併用できません。1基につき上限が4TBなので、2基とも使う場合は合計8TBまで拡張できますが、OcuLinkを使うなら最大4TBになる点には注意しましょう。
処理性能が高く、インターフェースや拡張性も十分備わっているといえるので、メイン機としてミニPCを使用したい人におすすめのモデルです。M.2 SSDやOCuLinkでの拡張を前提とする場合にも対応できるので、ミニPCならではの拡張の楽しさも実感できるでしょう。
良い
- 処理性能が高く、マルチタスクも快適にこなせる
- 拡張性が高く、換装・増設を楽しめる
- 豊富な端子で周辺機器の接続が柔軟に対応可能
気になる
- SATA接続SSDには非対応
| メモリ最大容量 | 128GB |
|---|---|
| HDD容量 | |
| ストレージの読み込み速度 | 6090.58MB/s |
| ストレージの書き込み速度 | 5317.99MB/s |
| VESA対応 | |
| 幅 | 約12.8cm(5.04インチ) |
| 奥行 | 約12.6cm(4.96インチ) |
| 高さ | 約5.2cm(2.05インチ) |
| 重量 | 0.6kg |
MINISFORUMMINISFORUM | NAB5R | NAB5R-16/512-W11Pro(13500H)
| CPU | Core i5 |
|---|---|
| CPUスコア(実測値) | 12204pts |
| GPU | Intel Iris Xe Graphics eligible |
| メモリ | 16GB |
| SSD容量 | 512GB |
| 接続端子 | HDMI、USB Type-A、USB Type-A(USB 3.2 Gen 2)、USB Type-C(USB 3.2)、イヤホンジャック、LAN、USB Type-C |
- メモリスロット
- デュアル
- SSD換装可能
- SSD増設可能
- Type-C端子の機能
- データ転送、Power Delivery、映像出力
処理性能が高くメイン機として使える。拡張性は物足りない
MINISFORUMの「NAB5R(13500H)」は、Intel第13世代のCore i5-13500Hを搭載したハイパフォーマンスなミニPCです。16GBのメモリと512GBのM.2 NVMe SSDを標準装備し、高速なWi-Fi 6にも対応。付属のVESAマウントを使えばモニターの背面へ取りつけることも可能で、デスクスペースを最大限に活用したい人にぴったりの1台といえます。
CPU性能は非常に優れており、マルチコアスコアは平均12,204.00pts、シングルコアスコアは平均1,794.33ptsを記録しました。複数のアプリケーションを立ち上げるマルチタスクや、動画編集といった負荷の高いクリエイティブワークもスムーズにこなせる水準です。
また、内蔵GPUの性能も良好です。ビデオカードを搭載したデスクトップPCには及びませんが、写真のレタッチや動画のカット編集、あるいは軽めの3Dグラフィックスを扱う作業であれば、ストレスを感じる場面は少ないでしょう。ストレージ性能についても、シーケンシャルリード)が平均5,947.02MB/s、シーケンシャルライトが平均3,693.95MB/sと非常に高速。OSの立ち上がりやアプリの起動が速いため、日々の作業を快適に進められます。
インターフェースが充実している点も大きな魅力です。USB Type-A端子を4つ、USB Type-C端子を3つ備えており、複数の周辺機器を接続できます。さらに、最大4台の4Kモニターへ同時出力ができるため、複数の画面を同時に見る必要がある場面にも対応可能。また、高負荷時のCPU温度は平均83.00℃に抑えられており、排熱性能は良好といえます。熱による急激なパフォーマンス低下(サーマルスロットリング)が起きにくいため、長時間の作業でも安定した動作が期待できるでしょう。
一方で、購入前に確認しておきたいのが拡張性の面です。本機にはM.2 SSDやSATA接続SSDの空きスロットおよびOCuLinkポートがありません。ストレージの最大容量は2TB、メモリの最大容量も32GBまでと、将来的にパーツを追加してスペックを大幅に引き上げたいと考えている人には、少し物足りなく感じる可能性があります。あらかじめ、上限の容量で自分の用途に足りるかどうかを検討しておきましょう。
総合的に見て、高い処理性能と優れた映像出力能力をコンパクトなボディに凝縮した、バランスの良いモデルです。拡張性の面はやや物足りないものの、豊富なUSB端子による接続性の高さと、安定した冷却性能を重視する人であれば、メインマシンとして心強い相棒になるでしょう。
良い
- 処理性能が高く、負荷の高い作業も快適
- USB端子が豊富で接続性に優れる
- 排熱性能が良好で安定動作を維持
気になる
- 拡張性が限定的で、増設・拡張はあまり楽しめない
| メモリ最大容量 | 32GB |
|---|---|
| HDD容量 | |
| ストレージの読み込み速度 | 5947.02MB/s |
| ストレージの書き込み速度 | 3693.95MB/s |
| VESA対応 | |
| 幅 | 12.7cm |
| 奥行 | 12.75cm |
| 高さ | 5.47cm |
| 重量 | 0.57kg |
リンクスインターナショナルGMKtec NucBox M6 Ultra | 32/1T-W11Pro(7640HS)
| CPU | Ryzen 5 |
|---|---|
| CPUスコア(実測値) | 12074pts |
| GPU | Radeon 760M |
| メモリ | 32GB |
| SSD容量 | 1000GB |
| 接続端子 | HDMI、DisplayPort、USB Type-A(USB 2.0)、USB Type-A(USB 3.2 Gen 2)、USB Type-C(USB4)、LAN、イヤホンジャック |
- メモリスロット
- デュアル
- SSD換装可能
- SSD増設可能
- Type-C端子の機能
- データ転送、Power Delivery、映像出力
高い処理性能と豊富な接続端子が魅力。高負荷時は冷却環境に注意
リンクスインターナショナルの「GMKtec NucBox M6 Ultra 32/1T-W11Pro(7640HS)」は、AMD Ryzen 5 7640HS(6コア/12スレッド)と32GBのDDR5メモリを搭載したミニPCです。最大3画面の同時出力や8K60HzのDisplayPort出力に対応しており、Wi-Fi 6EやBluetooth 5.2といった高性能なワイヤレス環境にも準拠しています。
CPU性能は高く、マルチコアスコアは平均12,074.33pts、シングルコアスコアは平均1,766.33ptsを記録しました。軽い動画編集や複雑な表計算など、負荷が高めの作業もストレスなく進められる実力を備えています。複数のアプリケーションを同時に立ち上げて作業する場合でも、動作がもたつく場面は少ないでしょう。
グラフィック性能についても良好な結果でした。ゲームのプレイや動画編集といった、映像処理の負荷がかかる用途でも滑らかな動作が期待できる水準でしょう。ストレージに関しては、シーケンシャルリードが平均3,557.18MB/sと良好な結果で、OSやアプリの起動はスムーズに行えます。一方で、シーケンシャルライトは2,607.41MB/sと、このクラスの製品としては控えめな傾向にありました。大量のデータを頻繁に書き込む用途では、上位モデルに比べるとわずかに時間を要する可能性があります。
インターフェースは、USB Type-A端子を4つ、USB Type-C端子を1つ搭載。Type-C端子は本体への給電や、4K以上の映像出力、PDにも対応しているため、ケーブル1本でモニターと接続する使い方も可能です。映像出力端子がUSB Type-Cに加えてDisplayPortとHDMIの合計3種類用意されているほか、有線LANポートやオーディオ端子も備えているので、周辺機器を柔軟に接続できるでしょう。
また、拡張性は悪くないといえます。SATA接続のストレージ、OCuLink対応ポートの空きスロットはありませんが、メモリはデュアルスロットで最大128GBまで増設可能で、M.2 SSDの空きスロットもあります。
一方、注意したいのが排熱性能です。高負荷時のCPUパッケージ温度は平均89.63℃まで上昇しており、内部に熱がこもりやすいといえます。長時間の高負荷作業を前提とするならば、サーキュレーターを活用したり、風通しの良い場所に設置したりといった工夫が必要です。
高い処理性能と充実した接続端子がこのモデルの魅力で、マルチタスクなどやや負荷がかかる作業を行いたい人に適した1台です。ただし、冷却性能の高さや拡張性を重視する人は、使用環境やほかの選択肢もあわせて確認してみるのがよいでしょう。
良い
- 処理性能が高く、多少負荷の高い作業も快適にこなせる
- 豊富な端子構成で周辺機器の接続に便利
気になる
- 高負荷時には熱がこもりやすく、冷却環境に注意が必要
| メモリ最大容量 | 128GB |
|---|---|
| HDD容量 | |
| ストレージの読み込み速度 | 3557.18MB/s |
| ストレージの書き込み速度 | 2607.41MB/s |
| VESA対応 | |
| 幅 | 12.8cm |
| 奥行 | 12.88cm |
| 高さ | 4.78cm |
| 重量 | 0.502kg |
HiMeLEミニPC Overclock X5 | Overclock X5-16/512-W11Pro(i5-12450H)
| CPU | Core i5 |
|---|---|
| CPUスコア(実測値) | 9004pts |
| GPU | Intel UHD Graphics |
| メモリ | 16GB |
| SSD容量 | 512GB |
| 接続端子 | HDMI、USB Type-A(USB 3.2 Gen 2)、USB Type-C(USB 3.2)、USB Type-C(USB4)、イヤホンジャック、LAN、SDカードリーダー、USB Type-A(USB 3.2 ) |
- メモリスロット
- デュアル
- SSD換装可能
- SSD増設可能
(SATA接続のみ増設可能) - Type-C端子の機能
- データ転送、Power Delivery、映像出力、4K映像出力
処理性能が高くインターフェースも充実。冷却性能には要注意
HiMeLEの「ミニPC Overclock X5(Overclock X5-16/512-W11Pro)」は、第12世代のIntel Core i5-12450Hプロセッサを搭載した、厚さ31mmの薄型モデルです。16GBのDDR4メモリと1TBのPCIe 3.0x4 SSDを備えており、コンパクトながら最大4画面の同時出力に対応。限られた設置スペースでマルチモニター環境を構築したい場合に重宝するでしょう。
CPU性能は高く、マルチコアスコアは平均9,004.00pts、シングルコアスコアは平均1,656.67ptsを記録しました。動画編集や複雑な事務作業など、負荷のかかるタスクもスムーズにこなせる実力を備えています。
GPUスコアについても良好な結果で、軽めの写真編集やゲームプレイといったグラフィック処理において、安定した動作が期待できる水準です。ストレージ性能も優れており、シーケンシャルリードが平均3,528.28MB/s、シーケンシャルライトが平均3,110.76MB/sと、いずれも良好な結果でした。OSの立ち上がりやアプリケーションの起動も速く、データ転送時の待ち時間は少ないといえます。
一方で、排熱性能についてはあまりよくなく、高負荷時のCPUパッケージ最高温度が平均100.00℃に達しており、内部に熱がかなりこもりやすいといえるでしょう。この温度域では、長時間の作業においてサーマルスロットリング(過熱防止のための性能制限)が発生し、本来の処理能力を発揮できない可能性があります。安定して使用するためには、ノートパソコン用として市販されている冷却台を併用したり、風通しのよい場所に設置したりといった工夫が欠かせないでしょう。
インターフェースは、USB Type-A端子を3つ、USB Type-C端子を2つ搭載しています。Type-C端子は本体への給電やPD、4K以上の映像出力にも対応しているため、ケーブルの取り回しをすっきりさせたい人にとって便利です。
拡張性については悪くなく、筐体の薄さと両立しているといえるでしょう。メモリは最大64GBまで増設できるほか、SATA接続SSDの空きスロットも備えています。M.2 SSDの空きスロットはありませんが、将来的なストレージ容量不足にも対応できる点は魅力です。
高い処理性能と優れた接続性を備えていますが、薄型ゆえに冷却面での管理が重要になる一台です。購入を検討する際は、設置環境の通気性もあわせて確認しておくとよいでしょう。
良い
- 処理性能が高く、やや負荷のかかる作業もスムーズにこなせる
- 豊富なインターフェースが周辺機器の接続に便利
- メモリは最大64GBまで拡張可能で将来的なアップグレードに対応
気になる
- 長時間の高負荷作業では熱がこもりやすい
- SSDの空きスロットはSATA接続のみ
| メモリ最大容量 | 64GB |
|---|---|
| HDD容量 | |
| ストレージの読み込み速度 | 3528.28MB/s |
| ストレージの書き込み速度 | 3110.76MB/s |
| VESA対応 | |
| 幅 | 18cm |
| 奥行 | 10.3cm |
| 高さ | 3.1cm |
| 重量 | 0.543kg |
NiPoGiミニPC E3B | E3B-7430U-16GB+512GB
| CPU | Ryzen 5 |
|---|---|
| CPUスコア(実測値) | 7463pts |
| GPU | AMD Radeon Graphics |
| メモリ | 16GB |
| SSD容量 | 512GB |
| 接続端子 | HDMI、DisplayPort、USB Type-A(USB 3.1 Gen 2)、USB Type-A(USB 3.2 )、USB Type-C、LAN、イヤホンジャック |
- メモリスロット
- デュアル
- SSD換装可能
- SSD増設可能
- Type-C端子の機能
- データ転送、Power Delivery、映像出力、4K映像出力
CPU性能が高くマルチタスクも快適。読み書き速度はいまひとつ
NiPoGiの「ミニPC E3B(E3B-7430U-16GB+512GB)」は、AMD Ryzen 5 7430Uプロセッサを搭載した、Windows 11 Proプリインストール済みのモデルです。16GBのメモリと512GBのSSDを内蔵しており、VESAマウントを活用してモニターの背面へ設置することもできます。Wi-Fi 6とBluetooth 5.2に対応し、最大3画面の同時出力や4K映像の再生も可能です。
CPU性能は高く、マルチコアスコアが平均7,463pts、シングルコアスコアが平均1,391.33ptsを記録しました。複数のアプリケーションを同時に動かすマルチタスクも快適に処理できる実力を備えています。
GPUスコアについても良好な結果で、軽めの写真編集や動画制作といった用途であれば、十分に対応できる水準といえるでしょう。
さらに、排熱性能の検証では、高負荷時のCPUパッケージ最高温度が平均82.50℃にとどまりました。高負荷時でも過度な発熱が抑えられているため、長時間の作業でも熱による性能低下を気にせず使いやすいのが利点です。
インターフェースは、USB Type-A端子を6つ、USB Type-C端子を1つ搭載しています。USB Type-C端子は4K以上の映像出力とPDに対応しており、映像出力端子も3種類用意されているため、周辺機器を柔軟に接続できる構成です。
一方で、ストレージ性能は低めでした。検証ではシーケンシャルリードが平均534.08MB/s、シーケンシャルライトが平均457.95MB/sを記録しており、読み書きの速度は物足りないといえるでしょう。これは標準搭載のSSDが、高速なNVMe接続ではなくSATA接続であることに起因します。OSの起動や一般的な事務作業であれば大きな不便は感じませんが、大容量ファイルの頻繁な転送には不向きでしょう。
ただし、本機は拡張性に優れています。メモリは最大64GBまで増設可能で、M.2 SSDの空きスロットも備えています。標準のストレージ性能に満足できない場合は、M.2 NVMe SSDを自分で増設することで、弱点である読み書き速度を大幅に改善できる点は魅力といえます。
注意点として、USB Type-C端子からの本体給電には対応していません。設置の際は付属のACアダプターを使用する必要がある点に留意してください。標準状態でのストレージ速度に課題はあるものの、高い処理性能と豊富な接続端子を備えた1台です。将来的なメモリやストレージの増設を見据えており、コストパフォーマンスを重視しながら長く使い続けたい人にとって、有力な選択肢となるでしょう。
良い
- マルチタスクが快適にこなせる処理性能
- USB端子が豊富で複数機器を接続可能
- メモリは最大64GBまで対応し増設も可能
気になる
- 標準搭載のストレージ速度は控えめ
| メモリ最大容量 | 64GB |
|---|---|
| HDD容量 | |
| ストレージの読み込み速度 | 534.08MB/s |
| ストレージの書き込み速度 | 457.95MB/s |
| VESA対応 | |
| 幅 | 12.8cm |
| 奥行 | 12.8cm |
| 高さ | 4cm |
| 重量 | 0.5kg |
GMKtecNucBox G3 Plus | GMK-G3 PLUS-16/512-W11Pro(N150)
| CPU | Intel N150 |
|---|---|
| CPUスコア(実測値) | 2422pts |
| GPU | Intel Graphics |
| メモリ | 16GB |
| SSD容量 | 512GB |
| 接続端子 | HDMI、イヤホンジャック、LAN、USB Type-A(USB 3.2 Gen 2) |
- メモリスロット
- シングル
- SSD換装可能
- SSD増設可能
- Type-C端子の機能
性能は控えめ。一方で排熱性は高く、長時間安定して動く
GMKtecの「NucBox G3 Plus(GMK-G3 PLUS-16/512-W11Pro)」は、Intel Processor N150と16GBのメモリを搭載したコンパクトなミニPCです。HDMI 2.0ポートを2基備えており、最大4K/60Hzの2画面同時出力に対応。Wi-Fi 6やBluetooth 5.2といった通信規格に対応し、VESAマウントを活用したモニター背面への設置も可能な設計です。
4つのUSB Type-A端子に加えて、2.5G対応の有線LANポートやオーディオ端子、2系統の映像出力を備えており、マウスやキーボード、外付けストレージなど複数の周辺機器を同時に接続できるでしょう。
また、排熱性能の検証では、高負荷時のCPUパッケージ最高温度が平均83.33℃にとどまりました。長時間の作業でも熱によるパフォーマンス低下が発生しにくく、安定して使い続けられる点は大きなメリットです。
一方で、CPU性能は控えめ。マルチコアスコアは平均2,421.67ptsで、複数のアプリケーションを同時に動かすマルチタスクや、動画編集を行う場合には、処理の重さが気になる可能性が高いでしょう。
ストレージ性能についても、シーケンシャルリードが平均1,783.60MB/s、シーケンシャルライトが平均1,683.29MB/sと、今回検証したモデルのなかでは速度が遅めです。OSの起動や一般的な事務作業には十分ですが、数GBを超える巨大なファイルを頻繁に扱う用途には不向きといえます。GPU性能については良好で、写真や軽めの動画編集といったグラフィック処理を伴う作業もスムーズにこなせる水準ですが、マシン全体として
拡張性についてもあらかじめ確認しておきましょう。メモリの最大容量は32GBまでで、M.2 SSDの空きスロットも備わっていません。将来的に拡張による大幅なスペックアップを検討している人にとっては、選択肢が限られる点に注意が必要です。
グラフィック処理の安定性と、充実した接続端子が魅力の1台。ライトなクリエイティブ作業を快適に行いたい人には適していますが、純粋な処理能力や将来の拡張性を重視する場合は、上位モデルも含めて検討してみるのがよいでしょう。
良い
- GPU性能が高く3Dゲームや動画編集も快適
- USB Type-A端子が4つあり接続に困らない
- 時間の作業でも熱によるパフォーマンス低下が気になりにくい
気になる
- CPUのマルチコア性能が低めで処理速度はいまひとつ
- 読み書き速度が遅め
- メモリ増設やストレージ拡張の選択肢が限られる
| メモリ最大容量 | 32GB |
|---|---|
| HDD容量 | |
| ストレージの読み込み速度 | 1783.60MB/s |
| ストレージの書き込み速度 | 1683.29MB/s |
| VESA対応 | |
| 幅 | 11.4cm |
| 奥行 | 10.6cm |
| 高さ | 4.25cm |
| 重量 | 0.27kg |
リンクスインターナショナルGMKtec Nucbox G3S | 16/512-W11Pro(N95)
| CPU | Intel N95 |
|---|---|
| CPUスコア(実測値) | 2230pts |
| GPU | Intel UHD Graphics |
| メモリ | 16GB |
| SSD容量 | 512GB |
| 接続端子 | HDMI、USB Type-A(USB 3.2 Gen 2)、イヤホンジャック、LAN、USB Type-A(USB 2.0) |
- メモリスロット
- シングル
- SSD換装可能
- SSD増設可能
- Type-C端子の機能
軽めの作業がメインの人向き。複数の周辺機器の同時接続も可能
リンクスインターナショナルの「GMKtec Nucbox G3S 16/512-W11Pro(N95)」は、Intel Processor N95と16GBのメモリを搭載したエントリークラスのミニPCです。HDMI 2.0ポートを2基備え、最大2画面の同時出力に対応しています。VESAマウントを活用すれば、ディスプレイ背面への取り付けも可能です。
インターフェースは充実しており、USB Type-A端子を4つ搭載しています。マウスやキーボード、外付けストレージなど、複数の周辺機器を同時に接続できる構成です。2.5G対応の有線LANポートやオーディオ端子も備わっており、基本的な接続環境が整っています。ただし、USB Type-C端子を搭載していない点には注意してください。
排熱性能については非常に優秀な結果が得られました。高負荷時のCPUパッケージ最高温度が平均71.30℃にとどまっており、熱によるパフォーマンス低下のリスクは少ないといえます。負荷がかかった状態でも安定した動作を維持できる点は大きな魅力です。
一方で、処理性能は低めだといえます。CPUマルチコアスコアが平均2,230.33pts、シングルコアスコアが平均704.67ptsと、CPUに高い負荷がかかる作業を頻繁に行う人には物足りないでしょう。
GPU性能についても今ひとつの結果となりました。3Dゲームのプレイや高度な映像処理を伴う用途には不向きな水準です。ストレージ性能も控えめで、シーケンシャルリードが平均507.66MB/s、シーケンシャルライトが平均448.09MB/sを記録しました。大容量ファイルの転送や頻繁なデータの読み書きには、上位モデルに比べて時間を要する可能性が高いといえます。
拡張性についてもあらかじめ確認しておきましょう。メモリの最大容量は標準搭載の16GBまでとなっており、M.2 SSDの空きスロットも備わっていません。将来的なスペックアップは難しいため、購入時の構成で使い切る運用が前提です。
ブラウジングや文書作成といった軽めの作業がメインの人に適した1台です。安定した排熱性能により、長時間の事務作業や動画視聴でも快適に使用できるでしょう。高負荷な作業を想定せず、基本的な接続環境と安定性を重視する場合には選択肢となります。
良い
- USB Type-A端子が4つあり接続に困らない
- 高負荷作業時でも熱による性能低下のリスクが少ない
気になる
- 処理性能が低めで、負荷の高い作業や3Dゲームには不向き
- メモリの最大容量は16GBで、将来的な拡張も難しい
| メモリ最大容量 | 16GB |
|---|---|
| HDD容量 | |
| ストレージの読み込み速度 | 507.66MB/s |
| ストレージの書き込み速度 | 448.09MB/s |
| VESA対応 | |
| 幅 | 11.4cm |
| 奥行 | 10.6cm |
| 高さ | 4.25cm |
| 重量 | 0.27kg |
SkynewスティックPC | M1S+
| CPU | Intel Celeron N4100 |
|---|---|
| CPUスコア(実測値) | 1085pts |
| GPU | Intel UHD Graphics 600 |
| メモリ | 4GB |
| SSD容量 | 128GB(eMMC) |
| 接続端子 | HDMI、USB Type-A(USB 3.0)、SDカードリーダー |
- メモリスロット
- SSD換装可能
- SSD増設可能
- Type-C端子の機能
排熱性能が優秀。処理性能はいまひとつで軽作業向き
Skynewの「スティックPC M1S+」は、Intel Celeron N4100プロセッサと4GBのDDR4メモリを搭載した超小型モデルです。128GBのeMMCストレージを内蔵し、OSにはWindows 11 Proを採用。USB 3.0ポートやmicroSDカードスロットを備え、Wi-FiとBluetooth 5.1に対応しています。冷却ファンとアルミニウム素材のヒートシンクを組み合わせ、放熱性を高めた設計が特徴です。
本商品は、排熱性能に優れています。検証では高負荷時のCPUパッケージ最高温度が平均68.33℃にとどまりました。スティック型という放熱に不利な形状ながら、温度上昇がしっかりと抑えられています。長時間の使用でも熱によるパフォーマンス低下が起きにくいため、安定した動作を求める人にとって頼もしいといえるでしょう。
一方で、処理性能は低いといえます。CPU性能の検証では、マルチコアスコアが平均1,085.33pts、シングルコアスコアが平均364.00ptsと、いずれも控えめな数値を記録しました。複数のアプリケーションを同時に動かす作業や、負荷の高い処理には不向きです。
GPU性能についても今ひとつの結果となりました。動画編集や3Dゲームなど、グラフィック処理能力を必要とする用途では力不足を感じる可能性が高いでしょう。ストレージ速度の検証でも、シーケンシャルリードが平均294.61MB/s、シーケンシャルライトが平均232.84MB/sという結果。SSDと比較すると読み書きの速度は遅く、大容量ファイルの転送には時間を要するでしょう。
インターフェースについてもあらかじめ確認が必要です。USB Type-A端子が2つ、映像出力端子が1つのみという最小限の構成で、USB Type-C端子や有線LANポート、オーディオ端子は備えていません。接続できる周辺機器が限られるため、必要に応じてワイヤレス機器の活用やハブの併用をする必要があります。
また、本機はカスタマイズ性がありません。メモリ容量は4GBに固定されており、M.2 SSDやSATA接続SSDの空きスロットも備わっておらず、購入後のスペックアップやストレージの増設ができない点には注意が必要です。
処理性能や拡張性に制約はありますが、優れた排熱性能による安定性が魅力の1台です。Web閲覧や文書作成といった軽めの作業が中心で、設置場所を取らないサブ機を探している人には選択肢の一つになるでしょう。また、モニターなどに接続してずっと動画を流しておくといった用途に活用するのもおすすめです。
良い
- 長時間の作業でも熱による性能低下を抑えられる
気になる
- 処理性能が低めで、負荷の高い作業や3Dゲームには不向き
- USB Type-Cなしで接続端子が少ない
- メモリ増設不可で拡張性に欠ける
| メモリ最大容量 | 4GB |
|---|---|
| HDD容量 | |
| ストレージの読み込み速度 | 294.61MB/s |
| ストレージの書き込み速度 | 232.84MB/s |
| VESA対応 | |
| 幅 | 12.4cm |
| 奥行 | 3.71cm |
| 高さ | 1.19cm |
| 重量 | 0.084kg |
売れ筋の人気ミニPC全8商品を徹底比較!

ベストなミニPCを探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のミニPC8商品を集め、以下の6個のポイントで徹底検証しました。
検証①:処理性能の高さ(CPU)
検証②:処理性能の高さ(GPU)
検証③:処理性能の高さ(ストレージ)
検証④:インターフェースの充実度
検証⑤:排熱性能の高さ
検証⑥:拡張性の高さ
今回検証した商品
- GMKtec|NucBox G3 Plus|GMK-G3 PLUS-16/512-W11Pro(N150)
- HiMeLE|ミニPC Overclock X5|Overclock X5-16/512-W11Pro(i5-12450H)
- MINISFORUM|M1 PRO-125H
- MINISFORUM|MINISFORUM|NAB5R|NAB5R-16/512-W11Pro(13500H)
- NiPoGi|ミニPC E3B|E3B-7430U-16GB+512GB
- Skynew|スティックPC|M1S+
- リンクスインターナショナル|GMKtec NucBox M6 Ultra|32/1T-W11Pro(7640HS)
- リンクスインターナショナル|GMKtec Nucbox G3S|16/512-W11Pro(N95)
処理性能の高さ(CPU)

マイベストでは「軽いゲームであればプレイに支障がなく、Discordや録画ソフトとのマルチタスクもできるもの」とし、その基準をCPUマルチコアスコア6,000pts以上と定めて以下の方法で検証を行いました。
※2026年1月29日時点の情報をもとに検証を行っています。
スコアリング方法
1.PCのOSを最新の状態に更新し、ネットワークを切断
2.電源に接続した状態で、CPU性能をスコア化できるベンチマークソフトを使って計測
3.同じ方法で3回計測し、その平均値をスコアとして評価
CPUスコア10,000pts以上は最高スコアとし、スコアが高いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
なお基準値については、人気のインディーズゲーム・RPG・FPS等の推奨スペックを参照し「ゲーミングPCには満たないが十分なプレイ体験を得られるスコア」を独自に設定しています。
検証条件
- 使用ソフト:Cinebench R23
- 統一した条件:
- 不要なソフトがバックグラウンドで起動していない状態にする
- パフォーマンス設定を「最適なパフォーマンス」にする
- 「Multi Core」を3回計測し、平均値を算出する
処理性能の高さ(GPU)

マイベストでは「オンラインゲームも中程度の画質でプレイできるもの」をユーザーが満足できる基準とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
※2026年1月29日時点の情報をもとに検証を行っています。
スコアリング方法
1.PCのOSを最新の状態に更新する
2.電源に接続した状態で、GPU性能をスコア化できるベンチマークソフトを使って計測
3.同じ方法で3回計測し、その平均値をスコアとして評価
GPUスコア5,000pt以上は最高スコアとし、スコアが高いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
なお基準値については、人気のインディーズゲーム・RPG・FPS等の推奨スペックを参照し「ゲーミングPCには満たないが十分なプレイ体験を得られるスコア」を独自に設定しています。
検証条件
- 使用ソフト:3DMark
- 統一した条件:
- 不要なソフトがバックグラウンドで起動していない状態にする
- パフォーマンス設定を「最適なパフォーマンス」にする
- 「Wild Life Extreme」を3回計測し、平均値を算出する
処理性能の高さ(ストレージ)

マイベストでは「OSやアプリの起動が高速で、容量の大きなデータファイルの移動においても体感速度でストレスを感じないもの」をユーザーが満足できる基準とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
※2026年1月29日時点の情報をもとに検証を行っています。
スコアリング方法
2.電源に接続した状態で、ストレージ性能をスコア化できるベンチマークソフトを使って計測
3.同じ方法で3回計測し、その平均値をスコアとして評価
シーケンシャルリードのスコア7,000MB/s以上は最高スコアとし、スコアが高いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
なお基準値については、最新のPCIe 4.0 NVMe SSDの性能を参考にし、「使用時に快適さを得られるスコア」を独自に設定しています。
検証条件
- 使用ソフト:CrystalDiskMark
- 統一した条件:
- 不要なソフトがバックグラウンドで起動していない状態にする
- パフォーマンス設定を「最適なパフォーマンス」にする
- 3回計測し、平均値を算出する
インターフェースの充実度

マイベストでは「キーボード・マウス・有線LAN・外付けストレージなどに接続したうえで、複数の画面に出力できるもの」をユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
※2026年1月29日時点の情報をもとに検証を行っています。
スコアリング方法
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
チェックしたポイント
- USB Type-A端子の数
- USB Type-C端子の数
- USB Type-Cの機能
- 本体給電
- 映像出力
- PD
- 映像出力端子の種類の豊富さ
- 有線LANポートの有無
- オーディオ端子の有無
排熱性能の高さ

マイベストでは「高い負荷がかかっても内部温度が上がらず安定して動作するもの」をユーザーが満足できる基準とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
※2026年1月29日時点の情報をもとに検証を行っています。
スコアリング方法
排熱温度を計測できるソフトを使用し、高負荷をかけたときのCPUパッケージの温度を計測。70℃を上限に、高負荷時の最大温度が低いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
なお基準値については、スタンバイ時の平均温度を参照し「パフォーマンスを落とさないレベルで排熱ができているスコア」を独自に設定しています。
検証条件
- 使用ソフト:HWiNFO64、3DMark
- 統一した条件:
- 不要なソフトがバックグラウンドで起動していない状態にする
- パフォーマンス設定を「最適なパフォーマンス」にする
- 高負荷をかけて「CPUパッケージ」の最大温度を3回計測し、平均値を算出する
- 負荷をかけた後は、サーキュレーターを使用して10分ほど放置し、スタンバイ時の温度に戻す
拡張性の高さ

マイベストでは「パーツを交換・増設すれば高スペックにカスタマイズできるもの」をユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
※2026年1月29日時点の情報をもとに検証を行っています。
スコアリング方法
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
チェックしたポイント
- メモリの最大容量
- M.2 SSDの空きスロットの有無
- SATA接続SSDの空きスロットの有無
- OCuLink対応ポートの有無
おすすめのミニPCランキングTOP5
1位: MINISFORUM|M1 PRO-125H
2位: MINISFORUM|MINISFORUM|NAB5R|NAB5R-16/512-W11Pro(13500H)
3位: リンクスインターナショナル|GMKtec NucBox M6 Ultra|32/1T-W11Pro(7640HS)
3位: HiMeLE|ミニPC Overclock X5|Overclock X5-16/512-W11Pro(i5-12450H)
5位: NiPoGi|ミニPC E3B|E3B-7430U-16GB+512GB
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