本記事では、ahamoの解約方法を詳しく解説します。エラーコードが出る原因と対処法、MNP転出での具体的な乗り換え方法、解約に必要な費用や注意点も紹介するので、早速チェックしてみましょう。
大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。
エラーが表示されてしまうときは、エラーコードからahamoを解約できない原因を確認しましょう。以下では、各エラーコードの原因と対処法を紹介します。
エラーコード「44980」が表示されたときは、dアカウントを確認したうえで、Wi-Fiに接続して手続きを進めましょう。
エラーコード「44980」は、回線が契約されていないときや、モバイル回線での手続きをしているときに表示される数字です。
手続き時にログインしたdアカウントが、ahamoの回線に契約しているアカウントでない場合、正常に解約手続きができないことがあります。一度ログアウトして、契約時に登録したdアカウントでログインしなおしましょう。
dアカウントのIDがわからないときは、dアカウントメニューから確認できます。Wi-Fiやテザリングを切り、ドコモのモバイルデータ通信に接続したうえで、dアカウントメニューにアクセスしてログインしましょう。画面上部に表示されるのが、契約時に登録したIDです。
dアカウントポータルサイトからでもIDを確認できます。トップページの画面右上の「アカウント管理へ」をタップ。「パスワードを確認」を選択し、ネットワーク暗証番号を入力すると、IDとパスワードが表示されます。ネットワーク暗証番号は、ahamoを契約した際に自身で設定した4桁の数字です。
正しいdアカウントでログインしたら、再度Wi-Fiに接続し、解約手続きを進めましょう。
MNP予約番号取得時に「30826」「45077」が表示された場合は、オンラインや郵送で代表回線の契約を変更、または廃止の手続きを行ったうえで、再度MNP取得の手続きに進みましょう。
エラーコードの「30826」と「45077」は、現在の契約が一括請求やファミリー割引など、グループの代表回線の場合に表示されます。
複数の回線の請求をまとめられる一括請求や、国内通話が無料になったり、月額料金の割引を受けられたりするファミリー割引を利用している場合は、一括請求グループの廃止や代表回線の変更、一括請求グループからの子回線の廃止手続きを進めましょう。
一括請求グループの全廃止や代表回線の変更は、ドコモオンラインから手続きが可能です。ドコモオンラインにログインし、「変更のお手続きに進む」をタップします。解約の場合は、「お手続き内容の確認」の「一括請求の解約」を選択し、表示される指示に従って手続きを進めましょう。
代表回線を変更する場合は「代表回線変更」を選択し、新しく代表に設定したい電話番号を入力します。申込内容の送付先のメールアドレスを入力し、「次へ進む」を選択しましょう。表示される内容を確認して、問題なければ「完了」をタップすると、代表者変更手続きは完了です。
一括請求グループからの子回線を廃止したい人や、一括請求のグループにドコモ光のペア回線がある人、代表回線をドコモ光のペア回線にしている人は、郵送で手続きを行いましょう。
ahamoの公式サイトから、一括請求グループの代表回線変更、一発請求グループからの子回線廃止、一括請求グループの全廃止のなかの必要な書類を印刷し、記載事項を確認したうえで、郵送手続きを行います。
各手続きの書類に必要事項を記入し、本人確認書類のコピーと一緒に、「〒151-8790 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-3 NTTドコモ代々木ビル株式会社NTTドコモ ドコモインフォメーションセンター(受託会社 ドコモ・サポート)宛」に送付しましょう。
本人確認書類は、運転免許証・運転経歴証明書・マイナンバーカード・健康保険証・身体障がい者手帳・精神障がい者保健福祉手帳・療育手帳のいずれか1点です。本人確認書類は、有効期限内のものか、有効期限がない場合は発行日から3か月以内のものを用意しましょう。
そのほかのエラーが表示された場合、システム障害が起きていないかahamoの公式サイトから確認してみましょう。
システムに問題がない場合は、Google Chrome・Microsoft Edge・Safariなど、ahamoが推奨する環境で手続きを行っているか確認してみる方法もあります。
それでもエラーが表示されるときは、端末を再起動する、dアカウントを再ログインする方法も試してみましょう。
キャッシュやcookieの削除でも、エラーが解消されることがあります。iPhoneとAndroidで削除方法が異なるため、以下で端末ごとの違いを確認しましょう。
iPhoneの場合は「設定」の「safari」から、「履歴とwebサイトデータを消去」をタップすれば、キャッシュやcookieの削除が可能です。Androidは、「設定」から「アプリ」または「アプリと通知」をタップし、各アプリのキャッシュを削除できます。
Androidのcookieを削除する場合は、ホーム画面でchromeのウェブサイトを開き、右上の「その他」のアイコンから「cookie」を選択しましょう。使用中のcookieが表示されるので、その横の「削除」をタップすれば、削除できます。
ahamoでは、他社への乗り換えと解約のみをする場合で手続きが異なるので、しっかり確認しておきましょう。以下では、具体的な解約手順をケース別に解説します。
ahamoで使っていたものと同じ電話番号で他社に乗り換える際の解約手順は、以下のとおりです。
MNP予約番号は、ahamoの公式サイトから取得できます。dアカウントでログインし、手続きを進めましょう。契約している回線から手続きをする場合は、契約時に自分で設定した4桁のネットワーク暗証番号が必要です。
新しく契約するスマホ会社にMNPを申告し、契約が完了すると、ahamoとの契約は解除されます。解約のために、特別に手続きをする必要はありません。
ahamoの解約手続きには、契約中のSIMカードか、eSIMが必要です。SIMカードやeSIMは、現在利用しているahamoの端末に入っています。
解約手続きは、ahamoの公式サイトから行いましょう。dアカウントでログインし、表示される指示に従って解約手続きを進めます。
ahamoの解約手続きは公式サイトからできますが、SIMカードを紛失してしまったりeSIMを削除してしまったりした場合は、郵送での手続きが必要です。SMSに対応していない端末を解約する際も、郵送で手続きを行いましょう。
解約用の書類は、ahamoの公式サイトからダウンロードできます。PDFをダウンロードし、必要事項を確認して記入しましょう。
解約用の書類に加えて、本人確認の書類も用意する必要があります。本人確認の書類は、運転免許証・運転経歴証明書・マイナンバーカード・健康保険証・在留カードと外国発行パスポート・身体障がい者手帳・精神障がい者保健福祉手帳・障がい者手帳・療育手帳のいずれかのコピーです。本人確認書類は、有効期限内のものを用意しなければならないので注意しましょう。
書類に必要事項を記入し、「〒151-8790 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-3 NTTドコモ代々木ビル 株式会社NTTドコモ ドコモインフォメーションセンター(受託会社 ドコモ・サポート)宛」に書類を郵送すれば、手続きは完了です。
ahamoを解約する際は、月額料金が日割りされないことや、MNP予約番号には有効期限があること、対人サポートは料金がかかることなどに気をつけましょう。以下で、解約する際の具体的な注意点を解説します。
締め日を1日でも過ぎると満額請求され、次に契約するスマホ会社の料金と二重に料金を支払わなければならなくなる可能性もあります。
ahamoの締め日は月末です。できるだけ損をせずに解約したいなら、月末のタイミングでの解約を検討しましょう。
有効期限を過ぎると、再取得の申請をしなければなりません。再取得に料金はかかりませんが、余計な手間と時間をかけないためにも、有効期限内に早めに手続きを済ませましょう。
携帯会社のなかには、MNP予約番号の有効期限が十分に残っていなければ手続きできないこともあります。例えば、au・LINEMO・Y!mobileなどへの乗り換えは、MNP予約番号の有効期限が10日以上残っている状態での手続きが必要です。
有効期限と乗り換え先の条件も確認し、早めに手続きを行いましょう。
どうしてもわからない点や、相談したいことがある場合は、ahamoの公式サイトの有人チャットを利用する方法もあります。有人チャットの受付期間は、9時から20時までです。
有人チャットでも解決しないときは、ドコモショップで3,300円を支払えば、サポートを受けられます。来店前には、ドコモの公式サイトから来店予約をしておくとスムーズです。
ahamoを解約する際は、よくある質問とその回答もチェックしておきましょう。以下では、解約時の違約金や、貯まったdポイントの扱い、SIMカードの返却について紹介します。
ahamoを解約する際に、解約金は発生しません。解約にかかる事務手数料なども無料です。
ただし、解約月の料金は日割りされないので、締め日を過ぎてから解約した場合は、その月の使用料金を満額支払う必要があります。
ahamoを契約する際に作ったdアカウントや、これまでに貯めていたdポイントは、ahamo解約後も残ります。
dアカウントは、動画配信サービスのdTVや、雑誌が読み放題になるdマガジンなどの登録時に必要なものです。貯めたdポイントは、コンビニや飲食店などでの支払い、JALのマイルやお得なプレゼントなどの交換に使えます。
dアカウントやdポイントは、ahamoの解約後も削除されずに使えるため、引き続き活用してみてください。
ahamoやドコモでは、SIMカードの返却には言及されておらず、返却は不要です。自分で保管するか、破棄してしまっても問題ありません。
ただし、SIMカードには、契約者の電話番号などのさまざまな個人情報が記録されています。自分で破棄することに不安を感じる人は、ahamoの公式サイトのチャットサービスで返却の相談をすることもおすすめです。
契約者が死亡したことにより、ahamoの解約をしたい場合は、郵送で解約手続きができます。オンラインやドコモショップなどでの店頭では、手続きはできません。
解約の手続きをするためには、解約したいahamoのUIMカードやeSIMカード、契約者の死亡が確認できる書類、解約手続きをする代理人の本人確認書類、郵送申込書を用意しましょう。
死亡が確認できる書類は、死亡届・死亡検案書・死亡診断書・葬儀の案内状・香典返しのお礼状・埋葬許可証などです。
代理人の本人確認書類は、運運転免許証・マイマンバーカード・健康保険証と住民票・身体障がい者手帳・療育手帳・運転経歴証明書・住民基本台帳カード・在留カードなどがあります。
ahamoの公式サイトで郵送申込書のPDFをダウンロードして印刷したら、必要事項を記入し、必要書類と合わせて「〒151-8790 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-3 NTTドコモ代々木ビル株式会社NTTドコモ ドコモインフォメーションセンター(受託会社 ドコモ・サポート)宛」に郵送しましょう。
解約金は発生しませんが、解約月の料金は満額請求されます。書類を郵送するための送料も、代理人の負担です。
ケータイ補償サービスは、スマホの故障・水濡れ・盗難・紛失などを、月額550~1,100円でサポートしてくれるサービスです。ケータイ補償サービスを解約すると、次に新しい端末を購入するまで再加入ができません。
ほかにも、月額440円でオペレーターがスマホの使い方をサポートしてくれるあんしん遠隔サポート、月額220円で迷惑メッセージを自動的にフォルダに振り分けてくれるあんしんセキュリティ、ショッピングなどを楽しめるdマーケット系サービスも、引き続き利用できます。
有料オプションが不要の場合は、ahamo解約時に一緒に解約することを忘れないようにしましょう。
ahamoを解約する前に、スマホ代を抑えられる格安SIM会社をチェックしましょう。
以下のコンテンツでは、格安SIMを料金の安さや通信速度のほか、電波のつながりやすさや契約のしやすさなどで比較しています。乗り換え先の格安SIMを検討する際に、参考にしてみてください。
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