驚きの料金プランと楽天の様々なサービスで恩恵が受けられることでも人気の楽天モバイル。使ってみたいと思っているものの、楽天モバイルの審査が気になる人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、楽天の審査内容や審査にかかる時間、審査落ちの原因などを解説します。楽天モバイルへの申し込みを検討している人はぜひ参考にしてください。
大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。
楽天モバイルの審査には、契約審査と分割(割賦)審査の2つがあります。
契約審査は、与信調査などを基に支払い能力の有無と過去の滞納履歴の有無を調べ、楽天モバイルとの契約の可否を判断するための審査です。
分割(割賦)審査は、端末を分割払いで購入した際に代金を滞りなく支払えるかどうかを判断するための審査で、クレジットカードの支払いやローンの支払い状況などを調べます。
楽天モバイルの審査基準は公表されていないため、厳しいかどうかは不明です。とはいえ、楽天モバイルの契約約款第8条にもあるとおり、他の通信サービスで規約違反をしたり、長期に渡って繰り返し料金を滞納したことがある場合は契約審査に通りづらくなる可能性があります。
分割審査については個人の信用情報が重視されるのが一般的です。信用情報とは、クレジットやローンの契約や申し込みに関する情報のこと。年収が低くても信用情報に問題がなければ審査に通るケースもあれば、逆に年収が高くても過去にクレジットでの滞納歴や高額な残債などがある場合は審査に落ちる可能性もあるので注意しましょう。
楽天モバイルの審査にかかる時間は数日〜最長で2週間程度です。ただし、店舗で申し込む場合は最短20分で契約が完了するケースがあり、早く契約したい場合は店舗のほうがおすすめです。
年末年始やゴールデンウィークなどの混み合う時期は、審査や手続きに時間がかかる可能性があるので注意しましょう。
楽天モバイルの審査状況は、my 楽天モバイルの申し込み履歴から確認できます。
確認手順はまずmy 楽天モバイルにログインし、三本線のマークをタップして「申し込み履歴」を選択しましょう。申込番号の下に「審査中」や「審査完了」などのステータスが表示されます。
「お届け準備中」や「お届け中」と表示されている場合は審査が完了しており、申し込んだ製品やSIMカードの発送が開始されている状態です。
楽天モバイルの審査に落ちる場合に考えられる原因を解説します。
乗り換え前のキャリアやクレジットに通信料金の未払いや料金滞納などの履歴があると、審査に落ちる可能性があります。
楽天モバイルはCIC(信用情報機関)やTCA(一般社団法人電気通信事業者協会)に加入しており、過去の未払いや滞納の履歴を確認できるためです。
上記に該当する場合は先に未払い料金やクレジットの滞納などを支払い、信用情報を改善してから楽天モバイルに申し込んでみましょう。
楽天モバイルでは、口座振替の審査がやや厳しい傾向があります。口座振替は楽天モバイルが契約者の口座から直接料金を徴収する必要がありますが、残高がなければ徴収できないためです。
一方、クレジットカード払いは料金の取りこぼしが発生しないため、審査が通りやすい傾向にあります。口座振替で審査に落ちてしまった場合は、クレジットカード払いで再度申し込みをしてみましょう。
申し込み時の情報に不備があると差し戻し(審査落ち)になってしまいます。ここではよくある不備の内容を紹介するので、申し込み時にミスが起きないよう事前に確認してください。
何らかの理由で本人確認ができなかった場合は申し込みがキャンセルされます。
本人確認不備となるケースは、本人確認の住所が間違っていた場合や入力した個人情報が誤っていた場合、「受け取り時に自宅で確認」を選択して配送時に不在だった場合などです。
申し込みがキャンセルされた場合は再度申し込みが必要になります。再度申し込みをした際に「前回のお申し込みが契約者情報の検証中のため、このお申し込みは実行できません」という画面が表示された場合はキャンセル処理が完了していないので、「【重要】楽天モバイル お申し込みキャンセルのお知らせ」という件名のメールが届くまで待ちましょう。
MNP予約番号の有効期限が切れている場合は申し込み不備となります。
MNP予約番号の有効期限は取得から15日以内が一般的ですが、Webから楽天モバイルに申し込む場合は有効期限が7日以上残っている必要があるので注意しましょう。
ただし、店舗(楽天モバイルショップなど)で申し込む場合は15日の有効期限内であれば手続きが可能。15日以上経過して有効期限が切れてしまっている場合は、再度MNP予約番号を取得してから再度申し込みましょう。
MNP予約番号取得時の名義と楽天モバイルに申し込む名義は同一である必要があります。
名義が異なる場合は、現在契約している携帯電話会社で名義を変更してからMNP予約番号を取得しましょう。
未成年者が親権者の同意書を提出し忘れてしまうと、申し込み不備となります。
未成年者が楽天モバイルと契約するためには、親権者が必要事項を記入した「法定代理人同意書 兼 支払名義人同意書」を提出する必要があります。
これから書類を用意する場合は、楽天モバイル公式サイトからダウンロードしましょう。
楽天モバイルは楽天ID1つにつき10回線が上限なので、10回線を超える契約はできません。ただし、短期解約を繰り返すなど楽天モバイルが定める条件に該当している場合は、10回線に満たなくても審査に落ちる可能性があります。
10回線以上契約したい場合は、別の人の楽天IDで申し込みましょう。
ここからは楽天モバイルの審査でよくある質問について解説します。
申し込み内容にかかわらず、楽天モバイルでは必ず審査があります。
端末を購入するかどうか、一括払いか分割払いか、Webか店舗かなどの違いによって審査が不要になることはなく、審査内容が変わることもありません。
夜中や土日に審査しているかどうかは、公式サイトに記載がないのでわかりません。とはいえ、少しでも早く審査を終わらせたい人は審査が行われている可能性が高い平日の昼間に申し込みましょう。
楽天モバイルでは、審査に一度落ちたあとでも再申し込みが可能です。本人確認などの不備によってキャンセルされた場合は不備を修正してから申し込んでください。
ただし、不備以外の理由で審査に落ちた場合は、そのまま再度申し込みをしても審査に通らない可能性が高いでしょう。滞納料金などがある場合は支払いを済ませるなど、審査に落ちた原因と考えられるものを改善してから再度申し込むのがベストです。
なお、キャンセル処理が完了しないうちに再度申し込みをすると「前回のお申し込みが契約者情報の検証中のため、このお申し込みは実行できません」という画面が表示されます。この場合は「【重要】楽天モバイル お申し込みキャンセルのお知らせ」という件名のメールが来てから再度申し込みをしましょう。
楽天モバイルでは申込方法による審査の違いはないので、自分の都合のよい方法で申し込みましょう。ただし、webからの申し込みは、時間を気にせずどこからでも申し込めるのがメリット。普段忙しい人はwebからの申し込みがおすすめです。
今回は楽天モバイルの審査について詳しく解説しましたが、料金面やサービス提供エリアなどが気になる人もいるのではないでしょうか。
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