auのサブブランドとして、お得な料金プランが用意されているUQ mobile。しかし、データ容量プランはお得でも通話料は高いのではと不安に感じる人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、UQ mobileの通話料について詳しく解説します。通話料を安くする方法や、今月の通話料を確認する方法についても紹介するので、UQ mobileを利用中の人や乗り換えを検討している人はぜひ参考にしてください。
大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。
まずは、UQ mobileの通話料について解説します。
UQ mobileの国内通話料は、通話時間が30秒経過するごとに22円発生する仕組み。1分あたりの通話料は44円です。発信先が固定電話でも携帯電話でも、共通の金額設定になっています。
通話オプションに加入していない場合は、通話料の上限設定はありません。通話時間が長くなるほど料金が加算されるため、長電話をする人は注意しましょう。
UQ mobileの国際通話料も、国内通話と同じく30秒ごとに料金が加算される従量制。料金は発信先の国や地域によって異なり、1分あたり40〜190円(免税)が発生します。
相手がどこにいるか事前に確認しておくとよいでしょう。
30秒ごとの通話料金は、北米とオセアニアは20円、東アジアは55円、ヨーロッパ・東南アジア・オセアニアの一部は65円、アフリカは85円、中南米は95円です。発信先地域ごとの料金の詳細は、公式サイトの国際電話料金一覧を確認してください。
北米・オセアニア以外の国や地域は、国内通話より高額に設定されているため注意しましょう。
通話料はキャリアごとの差はなく、UQ mobileが他社よりも高いということはありません。メインキャリアであるau・ドコモ・ソフトバンクをはじめ、オンライン・格安ブランドであるY!mobile・povo・LINEMO・ahamoも、家族間通話や通話オプションを適用していない限り30秒ごとに22円の通話料が発生します。
ただし、通話かけ放題の月額料金は、各ブランドごとに異なるので要注目。たとえば、UQ mobileはau・ドコモ・Y!mobileと同額で、月額1,870円で利用可能ですが、ソフトバンクは月額1,980円と料金が上がります。
さらに、povo・LINEMO・ahamoのかけ放題は、UQ mobileよりもお得な料金設定になっており、povoとLINEMOは月額1,650円。LINEMOは、契約から1年間は1,100円でかけ放題を適用でき、5分以内のかけ放題であれば無料になるキャンペーンを実施中です。ahamoは月額1,100円でかけ放題となりますが、基本プランに5分間の通話無料が付帯しています。
通話料金を重視する人は、各社のかけ放題料金を比較して検討してみるとよいでしょう。
音声通話の利用が多い人は少しでも節約したいですよね。以下では、UQ mobileの通話料を安くする方法について解説します。
かけ放題の通話オプションに入ると、通話料を抑えられます。UQ mobileが現在提供しているくりこしプラン+5Gには、無料通話が付帯していないため、音声通話を利用することが多い人は別途オプションに加入しましょう。
UQ mobileの通話オプションは、通話量に応じて3つのプランから選択可能。月額1,980円で24時間かけ放題の通話放題、880円で1回10分以内の通話が24時間かけ放題になる通話放題ライト、660円で1か月の通話料が60分まで無料になる通話パックが用意されています。
長時間の電話が多い人は通話放題、短時間の電話が多い人は通話放題ライト、頻度は高くないけれど通話時間は長めな人は通話パックへの加入がおすすめです。
通話放題では、60歳以上の利用者が利用すると割引が適用されるのもうれしいポイント。月額1,980円のところ、月額880円で利用可能です。さらに月額220円のメールサービスも無料で利用できます。通話もしくはメールの利用頻度が高い60歳以上の人はお得になる可能性が高いため、ぜひ活用しましょう。
LINEやFaceTimeなどの通話アプリを使用するのも、通話料金を安くするための方法です。UQ mobileの通話料はかからず、ビデオ通話やグループ通話もできて便利です。
ただし、通話アプリはギガを使います。Wi-Fiや光回線などに繋がっていないときは、データ量を消費するので、1か月のデータ容量が少ないプランの人は、とくに気をつけましょう。
また、相手も同じアプリを使う必要や、事前にIDを交換しておくなどの必要があるため、通話をする前に準備が必要です。
IP電話を利用すると通話料を大幅に抑えられるうえに、専用電話番号を持てるので便利です。
IP電話とは、従来の電話回線の代わりにインターネット回線を用いた通話サービス。050などから始まる専用の電話番号を持てて、UQ mobileの電話番号と使い分けられるため、プライベート用とビジネス用で番号を分けたい人にもおすすめです。
たとえば、IP電話アプリであるNTTコミュニケーションズが提供する050 plusは、通常の通話料の半額以下で通話できるのでお得。発信先が携帯なら1分あたり17.6円、固定電話なら3分あたり8.8円となり、050IP電話を利用している固定電話や、050 plusアプリを利用しているスマホへの発信なら無料で通話可能です。
ただし、大半のIP電話は月額料金が発生するため注意しましょう。050 plusも月額基本料として330円がかかります。
以下では、UQ mobileの通話料を確認する手順について解説します。
5G対応料金プランを適用中なら、My UQ mobileから当月分の通話料を確認できます。
My UQ mobileのログインページにアクセスし、au IDとパスワードを入力して、マイページにログインしましょう。「昨日までのご利用料金」項目にて、「スマートフォン・携帯電話など」をタップ。利用している電話番号もしくはIDを選択すると、昨日までの通話料を確認可能です。
「内訳」をタップすると、通話料の内訳もチェックできますよ。
4G LTE料金プランで契約中の場合も、My UQ mobileから当月分の通話料を確認できますが、5G対応プラン適用時と手順が多少異なります。
My UQ mobileにログインしたら、「料金利用内容」タブをタップして、画面を下にスクロール。音声通話欄の「当月の通話料照会」を選択すると、当月分の通話料が表示されます。プランに応じた注意事項も表示されるため、目を通しておきましょう。
UQ mobileの通話料は、着信側には発生しないので安心してください。発信した人が全額負担になる仕組みのため、着信した側は料金を気にせず通話できます。
ただし、海外滞在中は着信側にも通話料がかかるため注意しましょう。着信側の通話料は、滞在している国によって異なり、アメリカ本土は1分あたり165円、韓国は70円、ドイツは110円です。au以外の通信事業者から着信した場合は、各通信事業者の公式サイトから通話料を確認しましょう。
通話オプションが充実しており、ライフスタイルに応じて選べるUQモバイル。au回線を利用できるメリットもあるものの、通信速度が実際にはどのくらいなのか、料金は他社よりも安く使えるのかなど、気になる点も多いでしょう。
mybestでは、UQモバイルの口コミや評判をもとに、実際の速度や安さを検証しました。UQモバイルに乗り換えようかと迷っている人は、参考にしてください。
UQモバイルのほかにも、格安SIMブランドは多数登場。乗り換える前に比較してみるのも賢い方法です。以下の記事では、格安SIMのおすすめランキングを紹介しています。
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