高い通信品質とお得なセットプランで人気を集めるY!mobile。Y!mobileの利用中にライフスタイルや家族構成が変わって名義を変更したい場合、どのような手続きが必要なのか気になっている人も少なくないでしょう。
今回はY!mobileの名義変更について、ケースごとに必要な手続きを解説します。必要書類や手数料も紹介するので、名義変更を検討している人はぜひ最後まで読んで手続きの際に役立ててください。
大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。
格安SIMには名義変更ができない会社もあるなか、Y!mobileでは契約者の名義を変更することが可能です。ただし名義変更とひとくちにいっても、その内容はさまざま。名義変更の種類によって手続きの方法や必要書類が異なります。
Y!mobileの名義変更の種類は以下のとおりです。
Y!mobileの契約名義を変更したい場合は、自分がどのケースにあてはまるのかを事前に確認しておくことが大切です。
Y!mobileの契約者を別の人に変更する譲渡の手続き方法を解説します。手数料や必要書類などもあわせて、事前に確認しておきましょう。
Y!mobileの契約者を、家族や友人などの別の人に変更する場合は「譲渡」に当てはまります。子どもが自立したタイミングで、契約者を親から子どもに変更するケースなどが代表例です。
譲渡を希望する際は、手数料として3,300円(税込)がかかります。電話・ネット・郵送では対応していないため、ワイモバイルショップで手続きしなければいけません。
店舗で手続きする際は、現在の契約者と新しい契約者の2人で来店することが必須です。ワイモバイルショップで手続きが完了すると、翌日から新しい契約者に名義が変更されます。
子どもに名義変更したいケースでは、中学生以上であれば新しい契約者になることが可能です。ただし契約者が中学生の場合、契約者本人ではなく親が支払い名義人になる必要があります。
Y!mobileの契約を譲渡する際の必要書類・持ち物は、現在の契約者と新しい契約者が個人・法人かによって異なります。ケースごとに用意すべきものを見ていきましょう。
Y!mobileの契約者を個人から個人へ名義変更する場合、手続きに必要なものは次のとおりです。
【現在の契約者が用意するもの】
【新しい契約者が用意するもの】
本人確認書類はコピーではなく、原本を用意しましょう。本人確認書類として使えるのは、運転免許証・マイナンバーカード・身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者手帳など。
住民基本台帳カードや健康保険証を本人確認書類として使う場合は、住民票や公共料金を支払った領収証などを用意しましょう。発行日から3か月以内である必要があります。
新しい契約者が未成年の場合は、法定代理人同意書(フィルタリングサービス加入確認)兼 支払名義人同意書も提出してください。その際、親権者の自筆での記入と捺印が必要です。
Y!mobileの契約者を個人から法人へ名義変更する場合、手続きに必要なものは次のとおりです。
【現在の契約者が用意するもの】
【新しい契約者が用意するもの】
法人確認書類には、登記簿謄(抄)本・現在(履歴)事項証明書・印鑑証明書が利用できます。発行して3か月以内の原本を持参しましょう。
割賦契約の残債がある場合は法人印が必要です。割賦契約の残債がなければ、契約者のサインでも手続きができます。
請求先名義を代表者名義に指定する場合は、同意書または同意署名と、請求先名義と法人代表者が同一であると確認できる書類が必要です。同意書には請求先名義者の自署と押印の漏れがないようにしましょう。
Y!mobileの契約者を法人から個人へ名義変更する場合、手続きに必要なものは次のとおりです。
【現在の契約者が用意するもの】
【新しい契約者が用意するもの】
現在の契約者、新しい契約者ともに本人確認書類はコピーでなく原本が必要です。
Y!mobileの契約者を法人から法人へ名義変更する場合、手続きに必要なものは次のとおりです。
【現在の契約者が用意するもの】
【新しい契約者が用意するもの】
法人の本人確認書類には、発行日から3か月以内の登記簿謄(抄)本・現在(履歴)事項証明書・印鑑証明書の原本が利用できます。
割賦契約の残債がある場合は、現在の契約者も新しい契約者も法人印が必要です。割賦契約の残債がない場合はサインでも構いません。
請求先名義を法人代表者に指定する場合の同意書は、オンラインで作成する方法と、印刷して店舗へ持ち込む方法があります。公式サイトを確認のうえ、自分に合った方法を選んでみてくださいね。
Y!mobileの契約者名を変更する改名・改姓、改名・改称の手続き方法を紹介します。
Y!mobile契約者の名字や名前のみを変更する名義変更は、「改姓または改名」です。結婚・離婚・養子縁組などで氏名が変わった場合などが当てはまります。個人だけでなく、会社名の変更にともない改名・改称の手続きをする際も同様です。
個人の改姓または改名は、ワイモバイルショップやMy Y!mobileで手続きが可能。24時間いつでも手続きできるうえに、手数料がかからないのがメリットです。ただし、20時30分以降に手続きした場合は翌日扱いです。
会社名の改名・改称は、ワイモバイルショップや郵送で手続きできます。ワイモバイルショップで手続きする場合は、契約者本人の来店が必要です。
仕事の都合で店舗に行くことが難しい人は、郵送での手続きがおすすめ。郵送で手続きする場合は、カスタマーセンターへ電話をかけて申請書を送ってもらい、必要書類とあわせて返送する流れです。申請書の記入に誤りがあると、手続きに時間がかかってしまうので注意しましょう。
手続きに必要な書類は、契約者が個人・法人どちらなのかによって異なるので注意してください。まずは契約者が個人のケースを紹介します。
【ワイモバイルショップで手続きする際に必要なもの】
改姓改名が確認できる書類として戸籍謄本を提出する場合は、発行日から3か月以内のものに限られます。本人確認書類で改姓改名が確認できる場合は、改姓改名が確認できる書類を別途用意する必要はありません。
【My Y!mobileで手続きする際に必要なもの】
改姓・改名のいずれかによって異なる
改名の手続きに使える本人確認書類は、運転免許証・住民基本台帳カード・住民票記載事項証明書・戸籍謄本・戸籍抄本。改姓と改名を同時におこなう場合も同様です。
改姓のみの場合は、上記に加えてマイナンバーカード・日本国パスポート・保険証・身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者手帳・在留カード・特別永住者証明書なども利用できます。
次に契約者が法人の場合を見ていきましょう。ワイモバイルショップか郵送かによって、必要なものが異なります。
【ワイモバイルショップで手続きする際に必要なもの】
【郵送で手続きする際に必要なもの】
本人確認書類として健康保険証のコピーを郵送で提出する場合は、健康保険証の記号・番号・保険者番号・QRコード・枝番をマスキングする必要があります。
付箋やマスキングテープなどで隠した状態で撮影しましょう。マスキングされていないものを提出した場合、手続きができないので注意が必要です。
登記簿謄(抄)本・全部事項証明書は、発行日から3か月以内のものを用意してください。新聞記事など公的な発行物を提出する際は、新旧どちらの社名も載っている必要があります。
Y!mobileの契約者が亡くなった際の名義変更は承継といいます。手続き方法や手数料などを事前に確認しておきましょう。
Y!mobileの契約者が亡くなり、別の人に名義を変更する場合は、「承継」の手続きが必要です。承継の手続きはワイモバイルショップで受付してもらえます。
承継の場合、手続きする際に手数料はかかりません。手続きが完了した当月分から、名義変更が適用されます。
承継の手続きには、亡くなった契約者と新しい契約者それぞれの書類が必要です。亡くなった契約者の必要書類は、死亡が確認できる書類の原本またはコピー。提出できる書類には次のようなものがあります。
新しい契約者の必要書類は以下のとおりです。
希望する支払い方法によって準備するものが変わるため、事前にチェックしておきましょう。
Y!mobileの支払い名義を変更する方法を解説します。
Y!mobileの支払い名義のみを変更する場合は、ワイモバイルショップで手続きできます。新たな支払い名義人ではなく、現在の契約者の来店が必要です。
支払い名義変更に手数料はかかりません。支払いの名義変更自体は翌月から適用です。料金の引き落としは、手続きが完了した翌々月から変更されます。
支払い名義を契約者本人・契約者の家族・法人へ変更する場合、それぞれの手続きで必要なものを確認しましょう。
支払い名義を契約者本人に変更する場合、手続きに必要なものは以下のとおりです。
名義を変更する際、支払い方法は口座振替とクレジットカード払いから選べます。希望する方法に応じてキャッシュカードやクレジットカードなどを用意しましょう。
支払い名義を契約者の家族に変更する場合、手続きに必要なものは以下のとおりです。
支払名義人同意書は、オンライン版のどこでも同意書と、印刷して店舗へ持ち込む同意書の2つから選べます。どちらも公式サイトから入手可能です。
現在の名義人と新しい名義人が同居している場合は、それぞれの本人確認書類があれば手続きできるため、家族確認書類は必要ありません。別居している2人が同姓の場合も同様です。
ただし、2人が別居していて別性の場合は、2人が家族であることを証明できる書類か、2人の名前それぞれが1枚に記載された健康保険証を用意しなければいけません。
家族であることを証明できる書類として使えるのは、発行から3か月以内の戸籍謄本や、同性のパートナーシップを証明する書類です。
パートナーシップを証明する書類とは、各地方自治体によって発行される証明書・宣誓書の写し・受領書など。利用できる条件として、対象者が同一証明書に記載されている必要があります。
また、対象者の氏名が申込み内容と一致していなければなりません。受領書が発行される自治体の場合は、受領書の提出も必要です。
支払い名義を法人に変更する場合、手続きに必要なものは以下のとおりです。
社員証または名刺の提出によって、契約者が会社に在籍していることを証明する必要があることを覚えておきましょう。
Y!mobileの名義変更に関してよくあるQ&Aを解説します。委任状や審査など、気になることを解消しておきましょう。
Y!mobileの名義変更は、契約者本人が来店できなくても、委任状があれば代理人による手続きが可能です。Y!mobile公式サイトから印刷して記入した委任状を店舗に持ち込むか、ワイモバイルショップで受け取ったあとに記入するか、2つの方法があります。
ただし、誰でも代理人になれるわけではありません。代理人になれるのは同姓同居の家族です。家族以外で認められるのは、契約者が施設に入居している場合は施設関係者、後見人のみなので注意してください。
契約者の家族が代理人になる場合、必要なものは5点です。
代理人と契約者が家族であることを確認できる書類には、健康保険証・住民票記載事項証明書・外国人登録証明書または在留カード+外国パスポートなどが使えます。
代理人が家族以外の場合は、上記の書類に加えて以下の追加確認書類が必要です。
なお、代理人が後見人の場合、委任状は必要ありません。
名義変更をしても、契約内容はそのまま新しい契約者に引き継がれます。たとえば料金や割引サービス、契約期間などです。詳しく見ていきましょう。
Eメールアドレスは名義変更後も引き継がれます。アドレスを別のものにしたい場合は、自分で変更しなければなりません。
支払い残高がある場合は、新しい契約者に残額が請求されます。スマートフォン基本パック-S・ケータイ基本パック・スマートフォン基本パック(W)などのパックも引き継ぎの対象です。
留守番電話プラスはサービスが継続されるうえに、録音済みの伝言なども引き継がれるので注意してください。引き継ぎしたくない場合は、事前に伝言メッセージを消去する必要があります。
一方で、契約を譲渡すると一部解除されるサービスがあることも覚えておきましょう。名義変更によって解除されるサービスは、次のとおりです。
上記のサービスを利用したい場合は、名義変更後に再度申し込む必要があります。
譲渡や継承の名義変更には、審査があります。申し込んだからといって、必ず名義変更できるわけではないと理解しておきましょう。
なお、改姓または改名の手続きや、支払い名義の変更の場合は審査が不要です。
契約者の改姓または改名であれば、My Y!mobileで手続きできます。24時間受付しているので、いつでもどこでも手続きが可能です。
公式サイトでは名義変更の種類ごとに申込み方法が記載されていますが、改姓・改名以外の名義変更に関しては、オンライン手続きの可否が明記されていません。
そのため改姓・改名以外の名義変更はオンラインに対応しておらず、ワイモバイルショップや郵送での手続きが必要だと考えられます。
他社からY!mobileに乗り換える際、家族であればほかの契約者の名義で契約することが可能です。移転元の契約者と、Y!mobile契約者の2人が店舗で手続きする必要があります。
他社からの乗り換えと同時に名義変更をする場合、必要なものは以下のとおりです。
2人が家族であることを確認できる書類として認められるのは、健康保険証、住民票記載事項証明書、外国人登録証明書または在留カード+外国パスポートなどです。
なお、移転元の契約者が来店できない場合は委任状を提出する必要があります。公式サイトまたはワイモバイルショップで入手しておきましょう。
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