大手キャリアauの高品質な回線を格安で利用できるUQモバイル。普段タブレットを利用する人は、UQモバイルでiPadなどを使用できるのか気になりますよね。
そこで今回は、UQモバイルでiPadやタブレットが使えるのか、料金プランはどうなるのかなどについて解説します。UQモバイルでiPadやタブレットを使うメリットや注意点のほか、実際に利用する方法もわかるので、ぜひ参考にしてみてください。
大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。
UQモバイルのSIMは、タブレットやiPadでも使えます。ただし、テザリングで利用する場合を除いて、タブレットやiPadはSIMカードやeSIMに対応しているモデルであることが条件です。
スマホではなくタブレットやiPadであっても、UQモバイルの料金プランをそのまま利用できます。2024年3月時点で申し込みができるプランは、5Gに対応した「ミニミニプラン・トクトクプラン・コミコミプラン」です。
あまったデータ容量は翌月に繰り越せるので、データ容量を無駄にすることがない点はUQモバイルの料金プランの特徴といえます。
タブレットやiPadを利用する人におすすめできる、UQモバイルのオプションを紹介します。ぜひタブレットやiPadをお得に利用するための参考にしてみてください。
「増量オプションⅡ 無料キャンペーン」を適用すると、適用した月から7か月間無料で利用可能です。さらに、オプションで増量されたデータ容量も使い切れなければ翌月に繰り越せるため、無駄なく利用することが可能です。
UQモバイルでタブレットやiPadを使うメリットを紹介します。順に紹介するので、メリットを十分に活かした使い方を検討してみましょう。
大手キャリア(MNO)と同等の高品質な回線を、月額1,628円(税込)から利用できる点は大きなメリットです。UQモバイルについて詳しく知りたい人は、ぜひ以下の記事もチェックしてみてください。
UQモバイルは、あまったデータ容量を翌月末まで繰り越せる点が特徴です。ミニミニプランで月間4GBのデータ容量を使い切らず1GB残ったとすると、翌月は基本4GBに繰り越し分の1GBを加えて5GBの高速通信ができます。
データ容量は繰り越し分から消費されるので、データ容量を無駄なく利用可能です。
UQモバイルでは節約モードの設定ができ、節約モードで利用した音楽やSNSなどのデータ通信は、基本データ容量を消費しません。節約モードはデータ容量を消費したときの制限速度と同じ。
アプリの更新や画像の多いSNSの閲覧、高画質での動画視聴をするとき以外は、節約モードにしておくとデータの節約が可能です。
節約モードにするためには、「My UQ mobileアプリ」を開くと表示される「節約モード/高速モード中」の切り替えスイッチをタップします。ウィジェットを追加するとアプリを開かなくても切り替えができるので、ぜひアプリを長押ししてウィジェットを追加してみてください。
テザリングを利用すると、SIMを挿入できないタブレットやiPadでもUQモバイルの通信を利用できます。UQモバイルではテザリング機能が申し込み不要かつ無料で利用できるため、UQモバイルを利用している人はすぐにタブレットやiPadをテザリングでインターネットに接続可能です。
また、データ容量を消費したくない場合には「au Wi-Fiアクセス」の利用もおすすめできます。「au Wi-Fiアクセス」とは、KDDIが提供している公衆無線LANサービスです。つまりauのWi-Fiスポットのことで、au PAYアプリの利用設定をすると無料で利用できます。
外出先でUQモバイルのデータ通信容量を消費したくない場合は、ぜひau PAYアプリの利用設定をした後に「au Wi-Fiアクセス アプリ」をインストールし、au Wi-Fiアクセスを利用してみてください。
詳しい利用設定については公式ページを参考にしましょう。
タブレット用にUQモバイルを契約する前に、知っておきたい注意点があります。1つずつ確認しておきましょう。
タブレットやiPadを選ぶ際は、2017年8月以降に発売されたau端末とSIMフリー端末を除いて、SIMロックの解除が必要な場合がある点に注意しておきましょう。2021年10月1日以降に発売される端末であれば、原則としてSIMフリー端末です。
動作確認端末は更新されるため、実際に端末を購入する際は公式サイトで確認しましょう。
タブレットに通話機能がないと、UQモバイルのSIMを挿入できたとしても、一般的な電話番号を利用した通話はできません。さらに、通話機能を備えたタブレットは少ないことに注意が必要です。
もしタブレットで通話したい場合には、LINEなどIP通話ができるアプリを使う方法をおすすめします。
それでは、UQモバイルでタブレットやiPadを利用する方法を紹介します。
タブレットやiPadをSIMカードで利用する方法を、手順に沿って紹介します。
新規契約(SIMのみ)は、申し込む前に動作確認端末一覧を確認しておきましょう。ドコモやソフトバンクで購入した端末など、SIMロックがかかっている場合にはSIMロック解除の手続きが必要です。手続きの詳細は、端末を購入した携帯電話会社の公式サイトで確認しましょう。
SIMロックの解除ができたら、UQモバイルのオンラインショップまたは店舗で契約手続きをします。運転免許証やマイナンバーカードなど、本人確認書類を準備しておきましょう。オンラインショップの場合は、本人名義のクレジットカードも準備しておきます。
契約手続きの完了後、SIMカードを選択した場合はSIMカードが郵送されます。届いたSIMカードを端末に差し込み、発信テスト用番号(111)に電話をかけると開通手続き完了です。
auやUQモバイルで購入した端末を除き、iPadやタブレットはAPN設定が必要です。APN設定とは、iPadやタブレットなどのデータ通信端末でインターネットを利用できるように、アクセスポイントと呼ばれる接続先を指定する設定をいいます。
iPadの場合、Wi-Fiに接続してAPNの構成ファイルをインストールしなければなりません。UQモバイル「プロファイルのインストール」を参考にしながら手続きを進めましょう。
Androidタブレットの場合、機種によって表示名は異なりますが、「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」→「メニュー(右上の3つの点)」→「新しいAPN」から名前とAPN、ユーザー名、パスワード、認証タイプなどを入力して設定をします。
設定項目は次のとおりです。
2023年1月24日時点で、UQモバイルの動作確認端末一覧でeSIMに対応しているのはiPadのみ。Androidタブレットは掲載されていません。そのため、iPadをeSIMで利用する方法を紹介します。
まずは、SIMカードと同様に「新規契約(SIMのみ)」として契約手続きを進めましょう。SIMロック解除が必要な場合もあります。
eSIMを選択した場合は、My UQ mobileアプリまたはUQ mobileポータルアプリをインストールし、「eSIMプロファイルをダウンロード」をタップして設定を進めます。別の端末がある場合は、プロファイルダウンロード用URLにアクセスしてQRコードを表示し、iPadでQRコードを読み取って設定する方法も可能です。
すでに他の回線契約がある場合には、「設定」→「モバイル通信」→「副回線」をタップして、UQ mobileの表示を確認して「この回線をオンにする」をタップします。
また、他社のAPNプロファイルが残っている場合はプロファイルの削除が必要です。「設定」→「一般」→「プロファイル」から削除する構成プロファイルをタップして「プロファイルを削除」から削除しましょう。
eSIMの設定が完了したら、Wi-Fiに接続してAPNの構成ファイルをインストールします。詳しくはUQモバイル「プロファイルのインストール」を参考に手続きを進めましょう。
タブレットやiPadのために新たにUQモバイルを契約しなくても、スマホのUQモバイルの契約でテザリング機能を利用すればタブレットでインターネットを使えます。
UQモバイルは申し込み不要でテザリング機能を無料で利用できるため、スマホとタブレットを持ち歩けば新たにUQモバイルの回線を追加する必要はありません。
また、au PAYアプリの利用設定をして「au Wi-Fiアクセス アプリ」をインストールすると、KDDIが提供するWi-Fiサービスも無料で利用できます。
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