スマホだけでなく、iPadにも使用することができる格安SIM。料金を安く抑えるために、データ通信のみの格安SIMでiPadを使おうと考えている人も多いのではないのではないでしょうか。しかし、povo・楽天モバイルなどさまざまなサービスがあり、どこと契約すべきか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、人気のデータ通信専用の格安SIM(データSIM)を比較して、最もおすすめのiPad向けの格安SIMを決定します。果たしてどれがマイベストが選ぶ最もおすすめのiPad向けの格安SIMなのでしょうか?iPadと格安SIMはセットで購入することができるのかも解説するので、ぜひ内容を確認してみてくださいね。
大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
iPadで格安SIMを使う方法は、大きく3つあります。1つ目は、普段メインで使っているスマートフォンなどでテザリングをする方法です。新たにiPad専用の格安SIMを選ぶ必要はないですが、テザリングはメイン端末のデータ容量を消費するため、テザリングをするならメインで使っているSIMを大容量の格安SIMにするか、無制限の格安SIMを選ぶのがおすすめです。iPadを使うたびにテザリングの接続設定をする手間がかかる点や、メイン端末の充電の減りが速くなる点は理解しておきましょう。
2つ目は、メイン端末で使っている格安SIMのプランをiPadとシェアする方法。しかしこの方法は、もしiPadで大量のデータを消費して1か月に使えるデータ容量を使い切ってしまった場合はメイン端末にも通信制限がかかるため、あまりおすすめできません。
3つ目は、メイン端末とは別で、iPad用の格安SIMを新たに契約する方法です。基本的にはiPadで電話はしないので、電話番号を持たないデータ通信専用の格安SIMがおすすめ。テザリング設定の手間や、メイン端末の通信制限のリスクを避けたい人は、iPad専用の格安SIMを新たに契約するようにしましょう。
このコンテンツでは、iPad用の格安SIMを契約したい人向けにデータ通信専用の格安SIM(データSIM)の選び方を紹介します。ぜひランキングの最後までご覧くださいね。
iPadによっては、格安SIMを挿れて使えないものもあるので注意しましょう。格安SIMでiPadを使うなら、「Wi-Fi+セルラーモデル」のiPadであることが条件です。
iPadには、「Wi-Fiモデル」と「Wi-Fi+セルラーモデル」の2種類があります。Wi-Fiモデルは、Wi-Fi環境がある場所でしかインターネットに接続できずモバイル通信ができないので、格安SIMが使えません。Wi-Fi+セルラーモデルなら、スマートフォンと同様に格安SIMカードを入れたり、eSIMをインストールしたりして使うことが可能なため、格安SIMを挿れたいiPadがWi-Fi+セルラーモデルかどうか確認するようにしましょう。
2024年発売のモデルからはSIMカードを入れる場所(SIMスロット)がありません。格安SIMには直接端末に挿すSIMカードか、端末にインストールして使うeSIMがありますが、新しいモデルのiPadで格安SIMを使いたい場合はeSIMを選ぶ必要がある点は理解しておきましょう。
Wi-FiモデルのiPadは、格安SIMを挿して使うことはできませんが、テザリングはできます。ただし、メイン端末のデータ容量や充電の消費が大きくなるのが嫌な人は、ポケット型WiFiを検討するとよいでしょう
商品 | 画像 | おすすめ
スコア | リンク | 料金 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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〜1GB | 2〜3GB | 4〜10GB | 11〜20GB | 50GB〜無制限 | 通信速度 | 月1GB利用時の安さ | 月3GB利用時の安さ | 月10GB利用時の安さ | 月20GB利用時の安さ | 料金管理のしやすさ | 電波のつながりやすさ | 初期費用の安さ | 利用回線 | 回線の種類 | 毎月のデータ容量 | 昼休み時間帯下り速度(12〜13時) | 通常時間帯下り速度(14〜16時) | 通勤時間帯下り速度(17〜19時) | SMS機能付きプランあり | 取扱SIMのサイズ | eSIM対応 | 5G対応 | テザリング機能 | 初期費用 | エンタメフリー | 最低契約期間 | データ容量の翌月繰越可能 | 解約金 | 従量制プランあり | 支払方法 | 速度制限時の最大速度 | 追加データ料金 | サポート | ||||||
1 | インターネットイニシアティブ IIJmio | ![]() | 4.65 | 月額440円~ | 月額650円~ | 月額1,050円~ | 月額1,650円~ | 月額3,540円~ | 速度より料金重視の人におすすめ!大容量プランが充実 | 4.47 | 4.49 | 4.64 | 5.00 | 5.00 | 5.00 | 4.55 | 3.75 | ドコモ回線、au回線 | MVNO | 2GB、5GB、10GB、15GB、25GB、35GB、45GB、55GB | 4Mbps(ドコモ回線)、2.3Mbps(au回線) | 176Mbps(ドコモ回線)、223.5Mbps(au回線) | 189.5Mbps(ドコモ回線)、24.1Mbps(au回線) | nanoSIM、microSIM、標準SIM(ドコモ回線のみ) | 3,520円 | 利用開始日の翌月末日まで | クレジットカード | 300kbps | 1GB:220円 | チャット | |||||||||
1 | ビックカメラ BIC SIM | ![]() | 4.65 | 月額440円~ | 月額650円~ | 月額1,050円~ | 月額1,650円~ | 月額3,540円~ | IIJmioと同じ料金・回線。ビックカメラ店頭でも受付可 | 4.48 | 4.49 | 4.64 | 5.00 | 5.00 | 5.00 | 4.55 | 3.75 | ドコモ回線、au回線 | MVNO | 2GB、5GB、10GB、15GB、25GB、35GB、45GB、55GB | 3Mbps(ドコモ回線)、1.4Mbps(au回線) | 175.5Mbps(ドコモ回線)、114Mbps(au回線) | 113.3Mbps(ドコモ回線)、9.5Mbps(au回線) | nanoSIM、microSIM、標準SIM(ドコモ回線のみ) | 3,520円(eSIMの場合) | 利用開始月の翌月末日 | クレジットカード、ビックポイント | 最大300kbps | 1GB:220円 | 店舗、電話、メール | |||||||||
3 | イオンリテール イオンモバイル | ![]() | 4.60 | 月額528円 | 月額858円 | 月額1,628円 | 月額1,738円 | 月額3,388円 | 店舗で相談できる。データ容量を細かく選べてムダがない | 4.47 | 4.30 | 3.93 | 4.12 | 4.80 | 5.00 | 4.55 | 4.00 | ドコモ回線、au回線 | MVNO | 0.2GB、0.5GB、1GB、2GB、3GB、4GB、5GB、6GB、7GB、8GB、9GB、10GB、20GB、30GB、40GB、50GBなど | 4.5Mbps(ドコモ回線)、1.4Mbps(au回線) | 206.5Mbps(ドコモ回線)、172.5Mbps(au回線) | 154Mbps(ドコモ回線)、93.9Mbps(au回線) | nanoSIM、microSIM、標準SIM | 3,300円 | クレジットカード | 200kbps | 1GB:528円 | 店舗、電話、チャット | ||||||||||
4 | オプテージ mineo | ![]() | 4.57 | 月額880円 | 月額1,265円 | 月額1,265円~ | 月額1,925円 | 月額2,695円 | 大容量ユーザーにおすすめ!回線混雑時も動画が見られる | 4.92 | 3.48 | 3.00 | 4.00 | 4.36 | 5.00 | 4.65 | 3.50 | ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線 | MVNO | 1GB、5GB、10GB、20GB、50GB | 453Mbps(ドコモ回線)、263.3Mbps(au回線)、50.7Mbps(ソフトバンク回線) | 527Mbps(ドコモ回線)、325Mbps(au回線)、139.4Mbps(ソフトバンク回線) | 511Mbps(ドコモ回線)、223.8Mbps(au回線)、115.3Mbps(ソフトバンク回線) | nanoSIM、microSIM、標準SIM(ドコモ回線・au回線のみ) | 3,740円 | 口座振替、クレジットカード | 200kbps | 100MB:55円 | 電話、チャット、メール | ||||||||||
5 | LogicLinks LinksMate | ![]() | 4.50 | 月額385円~ | 月額550円~ | 月額1,518円~ | 月額1,958円~ | 月額3,927円~ | タブレットなどのサブ端末用のSIMに!小容量プランが安くて速い | 5.00 | 4.61 | 5.00 | 4.29 | 4.28 | 5.00 | 4.55 | 3.00 | ドコモ回線 | MVNO | 100MB、500MB、1GB、3GB、5GB、15GB、21GB、51GB、120GB、210GB、1.2TBなど | 352Mbps | 224.5Mbps | 269.5Mbps | nanoSIM、microSIM、標準SIM | 3,850円(eSIMの場合。SIMカードの場合は3,300円) | クレジットカード、LinksPoint | 100MB〜18GB:200kbps以上、20GB〜:1Mbps以上 | 100MB:88円/1GB:550円(容量追加チケットオプションの場合、2GB:550円/10GB:2,200円) | 電話、チャット | ||||||||||
6 | KDDI Digital Life povo | ![]() | 4.46 | 月額990円 | 月額990円 | 月額2,163円 | 月額2,163円 | 月額3,278円~ | 速度重視の人におすすめ!プランをカスタマイズできる | 5.00 | 3.21 | 3.63 | 3.67 | 3.97 | 4.00 | 4.73 | 5.00 | au回線 | MNO | 1GB/7日間、3GB/30日間、60GB/90日間、300GB/90日間、無制限/7日間×12回など | 419Mbps | 434Mbps | 471.5Mbps | nanoSIM、microSIM、標準SIM | 0円 | クレジットカード、ペイディ(コンビニ払い・銀行振込・口座振替) | 128kbps | 1GB:390円/3GB:990円など | チャット | ||||||||||
7 | H.I.S.Mobile HISモバイル | ![]() | 4.39 | 月額400円~ | 月額580円~ | 月額1,100円~ | 月額1,850円~ | - | データ量を問わずコスパ重視の人に。基本的には動画再生も快適 | 4.24 | 4.58 | 4.89 | 4.93 | 4.53 | 5.00 | 4.55 | 4.00 | ドコモ回線 | MVNO | 1GB、3GB、7GB、10GB、20GB、30GB | 9.4Mbps | 141.5Mbps | 26.3Mbps | nanoSIM、microSIM、標準SIM | 3,300円 | クレジットカード | 200kbps | 1GB:200円または330円(プランによる) | 店舗 | ||||||||||
8 | TOKAIコミュニケーションズ LIBMO | ![]() | 4.26 | 月額858円 | 月額858円 | 月額1,991円 | 月額1,991円 | 月額528円 | 大容量プランの安さは魅力だが、混雑時間帯は速度が遅くなった | 4.33 | 3.53 | 3.93 | 3.79 | 4.20 | 5.00 | 4.55 | 3.51 | ドコモ回線 | MVNO | 500MB、3GB、8GB、20GB、30GB | 6.6Mbps | 84.9Mbps | 43.3Mbps | nanoSIM、microSIM、標準SIM | 3,733円 | クレジットカード | 最大128kbps(ゴーゴープラン)~最大200kbps | 1GB:330円 | 電話、チャット、メール | ||||||||||
9 | 楽天モバイル 楽天モバイル | ![]() | 4.19 | 月額1,078円 | 月額1,078円 | 月額2,178円 | 月額2,178円 | 月額3,278円 | 通信速度は安定していたが、電波のつながりにくさがネック | 4.48 | 3.00 | 3.43 | 3.66 | 3.97 | 3.50 | 3.93 | 5.00 | 楽天回線、au回線(パートナー回線) | MNO | 3GB、20GB、無制限 | 53.7Mbps | 57.8Mbps | 54.7Mbps | nanoSIM、microSIM、標準SIM | 0円 | なし(*1) | 口座振替、クレジットカード、楽天ポイント | データ高速無制限(速度制限の場合あり) | 1GBあたり500円(海外用のみ) | 店舗、電話、チャット | |||||||||
10 | Y.U-mobile y.u mobile | ![]() | 4.16 | 月額800円~ | 月額800円~ | 月額2,000円~ | 月額3,200円~ | - | U-NEXTユーザーにおすすめ!セットで使えばお得なデータSIM | 4.85 | 3.67 | 4.09 | 3.79 | 3.61 | 5.00 | 4.55 | 3.50 | ドコモ回線 | MVNO | 5GB、10GB、20GB | 111.5Mbps | 89Mbps | 116Mbps | nanoSIM、microSIM、標準SIM | 3,740円 | クレジットカード | 128kbps | 1GB:330円/10GB:1,200円 | 電話、メール |
良い
気になる
「IIJmio」は、速度より料金重視で大容量が必要な人におすすめのデータSIM。eSIMに対応しており、料金は2・5・10・15・25GBの定番プランに加え、35・45・55GBと大容量プランも充実しているのが特徴です。
小容量プランは平均的な料金設定ですが、10GBや20GB使えるプランは比較したなかでもトップクラスに安い料金でした。回線はドコモ・auに対応しており、eSIMプランであれば通常プランより300円ほど安くなるため、eSIM対応機器を利用中の人は要チェックです。ただし、初期費用は3,733円とやや高めでした。
通信速度を計測すると、昼休み時間帯以外は50Mbps以上で高画質の動画鑑賞が快適にできるレベルでした。ただし、昼休み時間帯はドコモ回線・au回線ともに画像表示を伴うSNSやサイトの読み込みに時間がかかるほどの速度まで低下したため、時間帯による通信速度のムラは覚悟する必要があるでしょう。なお、東京駅・新宿駅周辺の地下や屋内21か所でつながりやすさを確認したところ、いずれの地点でも快適につながりました。
大容量プランの種類が豊富なうえに、料金設定が割安だったIIJmio。エリア内であれば電波のつながりやすさも申し分なく、混雑する時間帯を除けば通信速度も快適でした。速度より料金重視で、たくさんデータ通信を行いたい人には有力候補となるデータSIMといえるでしょう。
毎月のデータ容量 | 2GB、5GB、10GB、15GB、25GB、35GB、45GB、55GB |
---|---|
通常時間帯下り速度(14〜16時) | 176Mbps(ドコモ回線)、223.5Mbps(au回線) |
通勤時間帯下り速度(17〜19時) | 189.5Mbps(ドコモ回線)、24.1Mbps(au回線) |
SMS機能付きプランあり | |
取扱SIMのサイズ | nanoSIM、microSIM、標準SIM(ドコモ回線のみ) |
5G対応 | |
テザリング機能 | |
初期費用 | 3,520円 |
エンタメフリー | |
最低契約期間 | 利用開始日の翌月末日まで |
データ容量の翌月繰越可能 | |
解約金 | |
従量制プランあり | |
支払方法 | クレジットカード |
速度制限時の最大速度 | 300kbps |
追加データ料金 | 1GB:220円 |
サポート | チャット |
【つながらないって口コミ評判は本当?】IIJmioを実際に契約してメリット・デメリットを徹底レビュー!
良い
気になる
「BIC SIM」は、データ容量がたくさん必要で、通信速度より料金の安さを重視する人におすすめのデータSIM。eSIMに対応しており、月20GB利用時の料金は検証したデータSIMのなかで最安値でした。小容量・大容量ともにどのプランも安い傾向があります。サービスはIIJmioと同じもので、ビックカメラ店頭で申し込みが可能だったり、ビックカメラのポイントが支払いに使えたりするのが違いです。
初期費用については、事務手数料とSIMカードやプロファイルの発行料が必要で、やや高めな金額といえるでしょう。
回線が混雑しやすい昼休み時間帯にはドコモ回線・au回線ともに通信速度が低下し、高画質の動画を見るのが難しい速度に。ほかの時間帯ではいずれの回線も画質にかかわらず動画を快適に視聴でき、オンラインゲームもサクサクできる速度だったため、昼休み時間帯にはWiFiがある場所で使う人・安さにこだわる人にはおすすめといえます。
多少速度が遅くても料金を抑えたい人や、大容量プランを安く使いたい人におすすめのデータSIMといえます。昼休み時間帯にWiFiがない場所で高画質の動画を楽しみたい人には不向きですが、時間帯による通信速度のムラに妥協できる安さ重視の人には選択肢になるでしょう。
毎月のデータ容量 | 2GB、5GB、10GB、15GB、25GB、35GB、45GB、55GB |
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通常時間帯下り速度(14〜16時) | 175.5Mbps(ドコモ回線)、114Mbps(au回線) |
通勤時間帯下り速度(17〜19時) | 113.3Mbps(ドコモ回線)、9.5Mbps(au回線) |
SMS機能付きプランあり | |
取扱SIMのサイズ | nanoSIM、microSIM、標準SIM(ドコモ回線のみ) |
5G対応 | |
テザリング機能 | |
初期費用 | 3,520円(eSIMの場合) |
エンタメフリー | |
最低契約期間 | 利用開始月の翌月末日 |
データ容量の翌月繰越可能 | |
解約金 | |
従量制プランあり | |
支払方法 | クレジットカード、ビックポイント |
速度制限時の最大速度 | 最大300kbps |
追加データ料金 | 1GB:220円 |
サポート | 店舗、電話、メール |
BIC SIM(ビックシム)の口コミ・評判は?料金や解約方法についても徹底調査!
回線申し込みの際に、遷移先に記載があるキャンペーンコードの入力が必要です
良い
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イオンが提供する「イオンモバイル」は、オンラインではなく店舗で契約したい人におすすめのデータSIM。日本各地のイオンに併設されたイオンモバイルショップでプランの相談や申し込みができるのが特徴です。
料金プランは1~10GBまで1GB単位で選べるほか、最大200GBまでの超大容量プランまで取り扱いがあり非常に充実しています。使う容量にあわせてムダなく選べるでしょう。小容量3Gでも858円と料金は控えめですが、とくに大容量になるほどお得になる傾向がありました。20GBで1,738円と、比較したなかでもトップクラスの安さです。また、初期費用として3,300円かかります。
回線は、ドコモ回線とau回線から選択可能。どちらも昼休み時間帯にはサイトの読み込みにも時間がかかるほどの速度だったものの、ほかの時間帯では50Mbps以上と高画質の動画も快適に見られる水準でした。東京駅・新宿駅周辺の地下や屋内21か所で電波のつながりやすさを確認したところ、いずれの地点でも快適につながったため、圏外になることは少ないでしょう。
全国のイオンモバイルショップで手続きができるので、オンライン手続きに不安があって直接相談したい人におすすめのデータSIM。混雑する時間帯さえWiFiでしのげれば、基本的には通信速度も快適でした。プランも細かいので、必要な分だけムダなくデータ通信のみの格安SIMを契約したい人なら有力候補となるでしょう。
毎月のデータ容量 | 0.2GB、0.5GB、1GB、2GB、3GB、4GB、5GB、6GB、7GB、8GB、9GB、10GB、20GB、30GB、40GB、50GBなど |
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通常時間帯下り速度(14〜16時) | 206.5Mbps(ドコモ回線)、172.5Mbps(au回線) |
通勤時間帯下り速度(17〜19時) | 154Mbps(ドコモ回線)、93.9Mbps(au回線) |
SMS機能付きプランあり | |
取扱SIMのサイズ | nanoSIM、microSIM、標準SIM |
5G対応 | |
テザリング機能 | |
初期費用 | 3,300円 |
エンタメフリー | |
最低契約期間 | |
データ容量の翌月繰越可能 | |
解約金 | |
従量制プランあり | |
支払方法 | クレジットカード |
速度制限時の最大速度 | 200kbps |
追加データ料金 | 1GB:528円 |
サポート | 店舗、電話、チャット |
イオンモバイルの口コミ・評判は?通信速度や実質料金など、実際に使ってメリット・デメリットを徹底調査
「mineo × マイベスト 事務手数料無料キャンペーン」
緑ボタンからのお申し込みで、3,300円の契約事務手数料が無料
良い
気になる
「mineo(マイネオ)」は、20GBクラスの大容量プランが必要な人におすすめのデータSIMです。料金プランは、1GB・5GB・10GB・20GB・50GBの5パターン。小容量プランは割高だったものの、20GBの大容量プランは月額1,925円と比較したデータSIMのなかでは最安クラスでした。なお、初期費用は3,740円でやや高めといえます。
回線は、ドコモ・au・ソフトバンクの3社すべてに対応。ソフトバンク以外のプランではeSIMにも対応しています。
通信速度の検証では、どの時間帯でも高画質の動画をスムーズに見られる基準である25Mbpsを上回りました。MVNOである以上速度のムラには注意が必要ですが、基本的には快適に使えるといえるでしょう。電波もつながりやすく、圏外になることは少ないといえます。
小容量プランは特別安いわけではないうえ、3GBプランがないので、サブ回線用途など小容量で十分な人には不向きといえます。自宅にWiFi環境がない人や、外出先で動画サービスを楽しみたい人など、大容量プランの契約を検討中なら、ぜひ候補としてみてほしいデータSIMです。
毎月のデータ容量 | 1GB、5GB、10GB、20GB、50GB |
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通常時間帯下り速度(14〜16時) | 527Mbps(ドコモ回線)、325Mbps(au回線)、139.4Mbps(ソフトバンク回線) |
通勤時間帯下り速度(17〜19時) | 511Mbps(ドコモ回線)、223.8Mbps(au回線)、115.3Mbps(ソフトバンク回線) |
SMS機能付きプランあり | |
取扱SIMのサイズ | nanoSIM、microSIM、標準SIM(ドコモ回線・au回線のみ) |
5G対応 | |
テザリング機能 | |
初期費用 | 3,740円 |
エンタメフリー | |
最低契約期間 | |
データ容量の翌月繰越可能 | |
解約金 | |
従量制プランあり | |
支払方法 | 口座振替、クレジットカード |
速度制限時の最大速度 | 200kbps |
追加データ料金 | 100MB:55円 |
サポート | 電話、チャット、メール |
mineo(マイネオ)は遅い?通信速度・料金プラン・キャンペーンなどを調査して口コミ・評判の真相を徹底解説!
良い
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「LinksMate」は、それほど多くのギガを必要としないタブレットなどのサブ端末のためにデータ通信専用のSIMを用意したい人におすすめです。小容量プランの月額料金が安く、とくに3GBプランは月額550円と比較したデータSIMのなかで最安値でした。
通信速度を測定したところ、多くのデータSIMで遅くなりやすい昼休み時間帯でも25Mbpsを大きく超える結果に。高画質の動画を再生もスムーズな速度で、いつでも快適に使えるでしょう。ただし、MVNOであるため通信速度は回線の混雑状況に左右されやすい点には注意が必要です。
東京駅・新宿駅周辺の地下や屋内21か所で電波強度を計測した電波のつながりやすさの検証でも、比較した多くのデータSIMと同様に満足できるレベルでした。電波がつながりにくい地下や屋内でも快適につながるため、電子決済をする際にも待たされることがほとんどないでしょう。
20GBプランの月額料金は、検証したデータSIMのなかでは相場並み。初期費用は1回線あたり3,300円ですが、eSIMの場合はプラス550円かかり、他社と比べると高めです。
通信速度の速さと3GBプランをはじめとした小容量プランの安さが魅力のデータSIM。大容量プランを安く使いたい人には向きませんが、3GB程度の使用量でコスパのよいデータSIMを探している人には最適でしょう。
毎月のデータ容量 | 100MB、500MB、1GB、3GB、5GB、15GB、21GB、51GB、120GB、210GB、1.2TBなど |
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通常時間帯下り速度(14〜16時) | 224.5Mbps |
通勤時間帯下り速度(17〜19時) | 269.5Mbps |
SMS機能付きプランあり | |
取扱SIMのサイズ | nanoSIM、microSIM、標準SIM |
5G対応 | |
テザリング機能 | |
初期費用 | 3,850円(eSIMの場合。SIMカードの場合は3,300円) |
エンタメフリー | |
最低契約期間 | |
データ容量の翌月繰越可能 | |
解約金 | |
従量制プランあり | |
支払方法 | クレジットカード、LinksPoint |
速度制限時の最大速度 | 100MB〜18GB:200kbps以上、20GB〜:1Mbps以上 |
追加データ料金 | 100MB:88円/1GB:550円(容量追加チケットオプションの場合、2GB:550円/10GB:2,200円) |
サポート | 電話、チャット |
ゲーマー向きと評判のLinksMate(リンクスメイト)を徹底レビュー!実際に契約してカウントフリーオプションや料金について調べました
au/UQ mobile/povo1.0からのお乗り換えを除く
特典は予告なく終了・変更される場合があります
良い
気になる
auのオンライン専用プランである「povo」は、使い方に合わせてプランをカスタマイズして無駄なく使いたい人におすすめのデータSIM。必要な分だけをその都度購入するトッピング型の料金体系で、1GBを7日間で使う短期プランや150GBを180日間使えるプランなどの種類豊富なプランを利用できます。eSIMに対応しており、初期費用も無料なので、気軽に使い始められる点も魅力です。
MNOであるため、通信速度は昼休みなど回線が混雑する時間帯でも低下することなく、どの時間帯でも高画質の動画の再生に余裕があるほど。比較したなかでもトップクラスの記録でした。地下や屋内でも電波がつながりやすく、電子決済などもスムーズに行いやすいでしょう。
一方で、月額料金の安さは容量によって評価が分かれます。3GB・10GB利用時の料金は安くはなかったものの、20GB利用時の料金は相場並み。「90日間使える60GB」のプランで3か月分をまとめ買いすれば、1か月20GBを2,163円で使えます。データ容量を使い切るか有効期限が過ぎた場合は都度新たにデータ容量を購入する必要があるため、料金管理のしやすさの面では面倒と感じることもあるでしょう。
通信品質が高く、必要なデータ量だけ購入する無駄のない料金体系が魅力のデータSIM。都度購入するのが面倒な人には不向きですが、使い方に合わせて使いたい人にとっては選択肢になるデータSIMであるといえます。
毎月のデータ容量 | 1GB/7日間、3GB/30日間、60GB/90日間、300GB/90日間、無制限/7日間×12回など |
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通常時間帯下り速度(14〜16時) | 434Mbps |
通勤時間帯下り速度(17〜19時) | 471.5Mbps |
SMS機能付きプランあり | |
取扱SIMのサイズ | nanoSIM、microSIM、標準SIM |
5G対応 | |
テザリング機能 | |
初期費用 | 0円 |
エンタメフリー | |
最低契約期間 | |
データ容量の翌月繰越可能 | |
解約金 | |
従量制プランあり | |
支払方法 | クレジットカード、ペイディ(コンビニ払い・銀行振込・口座振替) |
速度制限時の最大速度 | 128kbps |
追加データ料金 | 1GB:390円/3GB:990円など |
サポート | チャット |
povoの料金は安い?実際に比較して通信速度や注意点を徹底レビュー!
50GB〜無制限
良い
気になる
「HISモバイル」は、小容量・大容量を問わずコスパを重視したい人におすすめのデータSIM。どの容量プランをとって見ても、月額料金は比較したデータSIMのなかで最安クラスでした。eSIMに対応しており、プランも豊富で、1〜30GBから選べます。
初期費用は事務手数料として3,300円かかりますが、こちらはデータSIMとしては一般的な金額です。月々の料金の安さでカバーできるでしょう。
通信速度を測定した結果、昼休み時間帯で25Mbpsを下回ったものの、ほかの時間帯では高画質の動画をスムーズに再生できるほどの速度でした。ドコモ回線を間借りするMVNOであるため、混雑する時間帯の速度はやや不安定といえます。
また、実際に東京駅・新宿駅の21か所で電波強度を計測したところ、電波のつながりやすさは申し分ありませんでした。電波のつながりにくい地下や屋内でも快適に使えるため、電子決済などもほとんど待たずに行えます。
プランの安さと速度の安定性ともに優れたデータSIMです。データ量が必要な動画視聴をメインに使いたい人はもちろん、サブのスマホ用として手頃なプランを探している人にもおすすめのデータSIMといえるでしょう。
毎月のデータ容量 | 1GB、3GB、7GB、10GB、20GB、30GB |
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通常時間帯下り速度(14〜16時) | 141.5Mbps |
通勤時間帯下り速度(17〜19時) | 26.3Mbps |
SMS機能付きプランあり | |
取扱SIMのサイズ | nanoSIM、microSIM、標準SIM |
5G対応 | |
テザリング機能 | |
初期費用 | 3,300円 |
エンタメフリー | |
最低契約期間 | |
データ容量の翌月繰越可能 | |
解約金 | |
従量制プランあり | |
支払方法 | クレジットカード |
速度制限時の最大速度 | 200kbps |
追加データ料金 | 1GB:200円または330円(プランによる) |
サポート | 店舗 |
HISモバイルはつながらないって本当?通信速度やキャンペーンなど、メリット・デメリットを徹底調査
良い
気になる
「LIBMO」は、大容量20GBプランの安さは魅力ですが、昼休み時間帯の通信速度の遅さが気になりました。さらに、1〜10GB程度の小〜中容量プランは安いとはいえない月額料金のため、大容量プラン以外を希望する人には不向きなデータSIMです。
通信速度を測定したところ、混雑する昼休み時間帯では速度が低下する傾向がありました。12〜13時に行った測定では10Mbpsを下回り、高画質の動画だと読み込みに時間がかかるでしょう。昼休みにWiFiがない場所で動画鑑賞を楽しみたい人には不向きといえます。
eSIMには非対応で、初期費用は事務手数料3,300円とSIMカード発行料433円の合計3,733円かかります。SIMカード発行料が必要だったぶん他社と比べるとやや高めに感じられるでしょう。
一方で、電波のつながりやすさは申し分ありません。つながりにくい地下や屋内でも圏外になることがなく、電子決済やメッセージ送信の際もほとんど待たずにすみそうです。
大容量プランの月額料金は安いものの、通信速度を重視する人には不向きな商品です。小〜中容量プランを希望する場合は安いとはいえないため、ほかのデータSIMの利用を検討しましょう。
毎月のデータ容量 | 500MB、3GB、8GB、20GB、30GB |
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通常時間帯下り速度(14〜16時) | 84.9Mbps |
通勤時間帯下り速度(17〜19時) | 43.3Mbps |
SMS機能付きプランあり | |
取扱SIMのサイズ | nanoSIM、microSIM、標準SIM |
5G対応 | |
テザリング機能 | |
初期費用 | 3,733円 |
エンタメフリー | |
最低契約期間 | |
データ容量の翌月繰越可能 | |
解約金 | |
従量制プランあり | |
支払方法 | クレジットカード |
速度制限時の最大速度 | 最大128kbps(ゴーゴープラン)~最大200kbps |
追加データ料金 | 1GB:330円 |
サポート | 電話、チャット、メール |
LIBMOは繋がらない・遅いって本当?実際に契約してメリット・デメリットをレビュー!【株主優待料金も解説】
特典は予告なく終了・変更される場合があります
良い
気になる
「楽天モバイル」は、データ通信を無制限で行いたいヘビーユーザーにおすすめのデータSIM。データ通信無制限の「Rakuten最強プラン」のみを展開しており、eSIMに対応している点や初期費用が無料な点も大きなメリットです。音声プランで契約すれば楽天ポイントがもらえる「三木谷キャンペーン」も実施しています。
「Rakuten最強プラン」は20GB超過後は一定の料金となっており、20GB以下の場合は通信量に応じて3GB・20GBの2段階で料金が安くなります。ただし、20GBの場合は相場並みの料金ですが、小容量の場合は高め。また、従量制のプランであるため、ギガの消費量によっては自動的に料金が次の段階に進んで想定した料金よりも高くなることがある点で、料金管理のしやすさの検証では評価を落としました。
通信速度はどの時間帯でも安定しており、昼休み時間帯でも25Mbpsを超えました。いつでも高画質の動画再生やオンラインゲームがサクサクできるでしょう。
しかし、電波がつながりにくい点はネック。2024年6月に屋内や地下でもつながりやすい電波「プラチナバンド」の運用を開始しましたが、2024年7月時点では東京駅構内や新宿周辺の地下にある店舗では電波がつながりにくい場所がありました。どこでも快適につながるとは言い切れないため、場所によっては圏外になることがある点には注意が必要です。
無制限で使いたいヘビーユーザーで、場所によっては電波がつながりにくいことに妥協できる人にはよい選択肢ですが、通信量が少ない人には不向きなデータSIMといえます。
毎月のデータ容量 | 3GB、20GB、無制限 |
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通常時間帯下り速度(14〜16時) | 57.8Mbps |
通勤時間帯下り速度(17〜19時) | 54.7Mbps |
SMS機能付きプランあり | |
取扱SIMのサイズ | nanoSIM、microSIM、標準SIM |
5G対応 | |
テザリング機能 | |
初期費用 | 0円 |
エンタメフリー | |
最低契約期間 | |
データ容量の翌月繰越可能 | |
解約金 | なし(*1) |
従量制プランあり | |
支払方法 | 口座振替、クレジットカード、楽天ポイント |
速度制限時の最大速度 | データ高速無制限(速度制限の場合あり) |
追加データ料金 | 1GBあたり500円(海外用のみ) |
サポート | 店舗、電話、チャット |
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本注釈においては事業者からの情報提供を含みます
50GB〜無制限
良い
気になる
「y.u mobile」は、エンタメをたくさん楽しみたいU-NEXTユーザーにおすすめのデータSIM。10GB以上のプランには、動画配信サービスの「U-NEXT」がセットになっている点が大きな特徴です。
料金プランは5・10・20GBの3種類。U-NEXTつきの20GBは追加料金なしで2人までシェアでき、最大4人まで追加できます。5GBより小さな容量を選べないのはネックですが、5GBの料金はSMSなしデータSIMで800円と、比較したなかでも安めでした。また、U-NEXTが不要な人は、この800円の5GBプランをベースに、10GBを1,200円でチャージするとお得です。U-NEXTつきのプランより安く使えますが、それでも比較したなかでは割高でした。なお、初期費用は事務手数料とSIMカード発行料で3,740円ほどかかります。
ドコモ回線を間借りしているMVNOのデータSIMで、eSIMには対応していません。実際に通信速度を測定したところ、MVNOながらどの時間帯でも高画質の動画を快適に再生できるほどの速度が出ていました。東京駅・新宿駅周辺の地下や屋内21か所で電波強度を計測したところどこも問題なくつながったため、電波はつながりやすいといえるでしょう。
U-NEXTをあまり見ない人にとっては割高に感じる可能性がありますが、通信も高速かつ安定しているので、高画質動画もサクサク楽しめるのは魅力といえます。U-NEXTでエンタメを楽しみたい人は、ぜひ検討してみてほしいデータSIMです。
毎月のデータ容量 | 5GB、10GB、20GB |
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通常時間帯下り速度(14〜16時) | 89Mbps |
通勤時間帯下り速度(17〜19時) | 116Mbps |
SMS機能付きプランあり | |
取扱SIMのサイズ | nanoSIM、microSIM、標準SIM |
5G対応 | |
テザリング機能 | |
初期費用 | 3,740円 |
エンタメフリー | |
最低契約期間 | |
データ容量の翌月繰越可能 | |
解約金 | |
従量制プランあり | |
支払方法 | クレジットカード |
速度制限時の最大速度 | 128kbps |
追加データ料金 | 1GB:330円/10GB:1,200円 |
サポート | 電話、メール |
安くて速度も速いと評判のy.u mobileを徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットをまとめました
50GB〜無制限
良い
気になる
「DTI SIM」は、小〜中容量のデータSIMを検討している人におすすめのデータ通信専用の格安SIM。2〜8GBまでのプランは、660〜1,155円と比較したデータSIMのなかでも安いほうでした。実店舗はなく、ネット申し込み限定のサービスです。
通常の料金プランとして、2・4・8・16GBの4種類が用意されており、それ以上は1日単位で1.4GB使い切りの「すごギガ」を選択することになります。大容量プランは比較したなかでもそこまで安いとはいえないうえに、細かく容量を選べないのでムダがないかよく考えて契約しましょう。なお、初期費用は3,733円とやや高めでした。
ドコモ回線を間借りしているMVNOで、eSIMには非対応。通信速度を検証したところ、どの時間帯でも高画質の動画を再生できるほどの速度が出ていました。ただし、MVNOである以上、回線の混雑状況などによって速度が大きく変わるリスクはあるといえます。電波のつながりやすさも良好で、地下や屋内でも圏外になることはないでしょう。
通信速度が安定しており、常に高画質動画もスムーズに視聴できる水準でしたが、動画を毎日長時間見るヘビーユーザーなら大容量プランが必要になり、割高になる可能性もあります。小~中容量プランなら、速度と料金のバランスが取れたデータSIMといえるでしょう。
毎月のデータ容量 | 2GB、4GB、8GB、16GB、毎日1.4GB使い切り |
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通常時間帯下り速度(14〜16時) | 280.5Mbps |
通勤時間帯下り速度(17〜19時) | 195Mbps |
SMS機能付きプランあり | |
取扱SIMのサイズ | nanoSIM、microSIM、標準SIM |
5G対応 | |
テザリング機能 | |
初期費用 | 3,733円 |
エンタメフリー | |
最低契約期間 | |
データ容量の翌月繰越可能 | |
解約金 | |
従量制プランあり | |
支払方法 | 口座振替、クレジットカード |
速度制限時の最大速度 | 200kbps |
追加データ料金 | 500MB:418円/1GB:660円 |
サポート | 電話 |
DTI SIMは使い放題?実際に調査して料金の安さや通信速度を徹底レビュー!
50GB〜無制限
良い
気になる
「b-mobile」は、サブ回線を持ちたい人にとくにおすすめのデータSIMです。使ったデータ容量に応じて料金が変わる従量制のプランで、1GB利用時の料金は検証したなかで最安値でした。ドコモ回線とソフトバンク回線から選べますが、eSIMに対応しているのはドコモ回線のみです。
ドコモ回線では昼休み時間帯に速度がかなり遅くなったものの、ソフトバンク回線ではどの時間帯でも高画質の動画を再生できる速度をキープしていました。電波のつながりやすさは良好でしたが、回線を間借りするMVNOであるため速度にムラが出やすいことも覚えておきましょう。
使った分だけ料金が高くなる従量制プランですが、上限を設定できるため、つい使いすぎて想定以上に高額になることを防げます。しかし、10GB・20GB利用時の料金は他社と比べるとやや割高な印象。データ容量がたくさん必要な人にとっては不向きなデータSIMといえるでしょう。
メインで使っている回線の通信障害に備えるサブ回線として手頃な容量と料金のデータSIMを探している人にぴったりです。
毎月のデータ容量 | 1〜20GB |
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通常時間帯下り速度(14〜16時) | 209.5Mbps(ドコモ回線)、54.2Mbps(ソフトバンク回線) |
通勤時間帯下り速度(17〜19時) | 38.4Mbps(ドコモ回線)、35.4Mbps(ソフトバンク回線) |
SMS機能付きプランあり | |
取扱SIMのサイズ | nanoSIM、microSIM、標準SIM(ドコモ回線のみ) |
5G対応 | |
テザリング機能 | |
初期費用 | 3,300円 |
エンタメフリー | |
最低契約期間 | |
データ容量の翌月繰越可能 | |
解約金 | |
従量制プランあり | |
支払方法 | クレジットカード |
速度制限時の最大速度 | 低速通信 |
追加データ料金 | 1GB:220円 |
サポート | 電話 |
b-mobileの料金は安い?日本通信との違いや通信速度についても徹底レビュー
良い
気になる
@niftyの「NifMo」は、「ニフティポイントクラブ」でポイ活をしている人にとっては選択肢になるデータSIMといえるでしょう。ニフティポイントクラブで貯まったポイントを毎月の支払いに充当できます。
料金プランは3・7・13・30・50GBの5種類と豊富ですが、容量を問わず料金は高め。とくに10GB利用時の料金はSMSなしのデータSIMで3,080円と、比較したなかでも割高さが気になりました。なお、初期費用は3,300円です。
ドコモ回線を間借りしているMVNOで、eSIMには非対応。通信速度を計測したところ、昼休み時間帯でも標準画質の動画が見れる速度だったものの、MVNOである以上通信速度は時間帯によって変わりやすいでしょう。なお、電波は地下や屋内でもつながりやすく、圏外になることはほとんどないといえます。
比較したなかではいずれのプランも割高だったものの、ニフティポイントを月額料金の支払いに充当できるので、ポイ活中の人には魅力的なデータSIM。時間帯問わず、不便を感じない通信速度を保っていたので、「ニフティポイントクラブ」のユーザーは検討してもよいでしょう。
毎月のデータ容量 | 3GB、7GB、13GB、30GB、50GB |
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通常時間帯下り速度(14〜16時) | 60.7Mbps |
通勤時間帯下り速度(17〜19時) | 66.7Mbps |
SMS機能付きプランあり | |
取扱SIMのサイズ | nanoSIM、microSIM、標準SIM |
5G対応 | |
テザリング機能 | |
初期費用 | 3,300円 |
エンタメフリー | |
最低契約期間 | |
データ容量の翌月繰越可能 | |
解約金 | |
従量制プランあり | |
支払方法 | 口座振替、クレジットカード、ニフティポイント |
速度制限時の最大速度 | 200kbps |
追加データ料金 | 0.5GB:350円/1GB:500円 |
サポート | 電話、メール |
NifMo(ニフモ)の評判は?解約時の違約金はある?実際に使ってメリット・デメリットを徹底調査!
50GB〜無制限
良い
気になる
「BIGLOBE mobile」は、通信量を気にせず使えるデータ通信のみの格安SIMを探す人にとっては選択肢になりにくいでしょう。料金プランは3GB・6GB・12GB・20GB・30GBの5種類。あらゆるデータ容量のニーズに対応できるラインナップではあるものの、比較したデータSIMのなかではいずれの容量でも料金が高めでした。初期費用は平均的な金額です。
大きな特徴は、月額1,078円の有料オプションサービスである「エンタメフリー・オプション」。加入すればYouTubeやSpotifyなど全21種類のサービスの通信量がノーカウントになるので、料金は高めですがよく使うサービスが含まれるなら検討してもよいでしょう。
データSIMはドコモ回線のみで、eSIMに対応しています。昼休み時間帯の通信速度は、標準画質の動画をスムーズに見れる基準である10Mbpsを超えていました。ただしMVNOであるため、時間帯によって通信速度が左右されやすい点には注意が必要です。なお、地下や屋内でも電波のつながりやすさは良好だったため、使っていて圏外になることは少ないでしょう。
総合的に見ると、BIGLOBE mobileは料金が比較したなかでも割高なうえに、通信速度も高画質の動画を見るには物足りない点が気になります。データの消費量が多い人や、時間帯問わず快適にネットを使いたい人は、ほかのデータSIMを検討するとよいでしょう。
毎月のデータ容量 | 3GB、6GB、12GB、20GB、30GB |
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通常時間帯下り速度(14〜16時) | 30.7Mbps |
通勤時間帯下り速度(17〜19時) | 19.2Mbps |
SMS機能付きプランあり | |
取扱SIMのサイズ | nanoSIM、microSIM、標準SIM |
5G対応 | |
テザリング機能 | |
初期費用 | 3,733円 |
エンタメフリー | |
最低契約期間 | |
データ容量の翌月繰越可能 | |
解約金 | |
従量制プランあり | |
支払方法 | 口座振替、クレジットカード |
速度制限時の最大速度 | 200kbps |
追加データ料金 | 100MB:330円 |
サポート | チャット |
BIGLOBEモバイルの口コミ評判は?料金は高い?エンタメフリーで何ができる?実際に契約して徹底調査!
11〜20GB
50GB〜無制限
良い
気になる
「NUROモバイル」は、10GB以下のデータ量を希望していて速度よりも料金の安さを重視したい人におすすめのデータSIM。eSIMにも対応しているうえ、比較したデータSIMのなかでは3GB・10GBのプランの月額料金がかなり安く利用できます。
通信速度を測定したところ、ドコモ回線・au回線・ソフトバンク回線すべてで回線が混雑する昼休み時間帯の速度低下が気になる結果に。とくにソフトバンク回線では5Mbpsを下回り、サイトやSNSの読み込みにも時間がかかるほどの速度でした。動画をあまり見ない人やWiFi環境のある場所で過ごすことが多い人なら選択肢となるでしょう。
電波のつながりやすさは良好。電波がつながりにくいとされる地下や屋内でもつながりやすいので、電子決済やメッセージの送信時に待たされることがほとんどないといえます。
一方で、20GBのデータ通信専用プランの取り扱いがなかった点は惜しいところ。初期費用も事務手数料に加え、SIMカード・eSIMプロファイル発行料も必要だったため、他社と比べるとやや高めでした。
必要なデータ容量が10GB以下で、昼休みの通信速度を重視しない人にとってはコスパのよいデータSIMといえます。20GBプランはないものの、15GBプランはあるので20GBだと多すぎるという人にもおすすめですよ。
毎月のデータ容量 | 3GB、5GB、10GB、15GB |
---|---|
通常時間帯下り速度(14〜16時) | 37.5Mbps(ドコモ回線)、22Mbps(au回線)、33.6Mbps(ソフトバンク回線) |
通勤時間帯下り速度(17〜19時) | 26.3Mbps(ドコモ回線)、33.8Mbps(au回線)、29.5Mbps(ソフトバンク回線) |
SMS機能付きプランあり | |
取扱SIMのサイズ | nanoSIM、microSIM、標準SIM |
5G対応 | |
テザリング機能 | |
初期費用 | 3,740円 |
エンタメフリー | |
最低契約期間 | |
データ容量の翌月繰越可能 | |
解約金 | |
従量制プランあり | |
支払方法 | クレジットカード |
速度制限時の最大速度 | バリュープラス:200kbps、NEOプラン・NEOプランW:1Mbps |
追加データ料金 | |
サポート | 電話、チャット、メール |
NUROモバイルの評判は?料金プランや通信速度は遅いのか徹底解説!
IIJmioなど一部の会社では、格安SIMとiPadをセットで購入できます。しかし、購入できるiPadは中古品であるのにくわえ、最新機種ではありません。
最新のiPadや、新品のiPadがほしい場合は格安SIMとセットで購入するのは避けましょう。家電量販店やApple Storeで商品を購入し、格安SIMは別で契約するのがおすすめです。
おすすめのiPadは以下のコンテンツで紹介しています。iPadのおすすめ人気ランキングだけでなく、具体的な選び方も解説しているので、詳細が気になる人はぜひ内容を確認してみてくださいね。
iPadで格安SIMを使う手順としては、eSIMの場合は、申込後に送られてきたりマイページに表示されたりするインストール用のQRコードを読み取ります。SIMカードの場合は手元に届くまで3〜7日程度時間がかかるので、届いてからiPad側面のSIMトレーを開けてSIMカードを挿入するようにしましょう。
eSIMの読み取りやSIMカードの挿入が完了したら、インターネットに接続するために必要なAPN設定を行います。設定方法は格安SIMの公式サイトに掲載されており、手順通りに行えばそこまで難しくありません。
2024年以降のiPadはeSIMのみに対応しています。SIMカードには非対応な点は注意しておきましょう。
1位: インターネットイニシアティブ|IIJmio
1位: ビックカメラ|BIC SIM
3位: イオンリテール|イオンモバイル
4位: オプテージ|mineo
5位: LogicLinks|LinksMate
ランキングはこちら以下のコンテンツではおすすめのデータSIMを紹介しています。条件を広げて探したい人はチェックしてみてくださいね。
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
家電
パソコン・周辺機器
コスメ・化粧品
ビューティー・ヘルス
生活雑貨
キッチン用品
格安SIM
インターネット回線
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ローン・借入
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就職・転職
投資・資産運用
保険
ウォーターサーバー
ベビー・キッズ・マタニティ
食品
ドリンク・お酒
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