「ドコモユーザーなのに、思ったよりdポイントが貯まらない…」「ドコモ経済圏ってよく聞くけど、何からはじめればいいかわからない」と悩んでいる人も多いですよね。実は、ドコモ経済圏はいくつかのコツを知っているだけで、dポイントがザクザク貯まります。
今回は、ドコモ経済圏の基本的な仕組みから、dポイントを効率よく貯めるための必須サービスをご紹介。今日からはじめられる具体的なステップも紹介するので、この機会にお得なポイ活ライフをスタートさせましょう。

大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
ドコモ経済圏とは、NTTドコモの多彩なサービスをdアカウントで連携させ、dポイントを効率的に貯められる仕組みです。通信・決済・ショッピング・金融・エンタメなどのサービスを使うほど、ポイントが集まります。たとえば、dカードでの支払いで1.00%、d払いで0.50%といったように、複数のサービスを組み合わせることでポイントの多重取りが可能です。
dポイントは実店舗だけでなく、ネットショッピングや投資でも貯めたり使ったりできるため、生活のあらゆるシーンでポイ活ができます。
ドコモユーザーでなくても、dアカウントを無料で作成すれば誰でも参加できるのが大きな魅力。まずはdアカウントの登録とdカードの発行からはじめ、ポイント還元の恩恵を最大限に活用しましょう。
ドコモ経済圏の最大の強みは、日常使いしやすい提携先の多さと、ドコモ回線ユーザーへの手厚いポイント還元にあります。それぞれの経済圏と比較して、乗り換えすべきか検討しましょう。
<ドコモ経済圏>
<楽天経済圏>
<PayPay経済圏>
とくに「dカード GOLD」とドコモ回線を組み合わせた際の最大10%ポイント還元は、他社を圧倒する強力なメリットです(年会費11,000円・上限あり)。月々の携帯料金やドコモ光の利用料金が合計1万円なら、年間で12,000ポイント貯まり、これだけで年会費の元が取れます。
ただし、通信契約をしたり、dカード GOLDの年会費を払ったりしなければいけません。ご自身のライフスタイルと照らし合わせ、費用対効果をしっかり見極めることが重要です。
ここからは、dポイントをザクザク貯めるための具体的な連携術を、5つのシーンに分けて詳しく解説します。
毎月の固定費である通信費は、ドコモのサービスとdカードを組み合わせると大きく節約できます。
とくに魅力的なのが、dカード払いでのポイント還元。ドコモの携帯電話や「ドコモ光」の支払いをdカード GOLDに設定すれば、利用料金の10%がポイント還元されます。dカード PLATINUMなら、20.00%ポイント還元とよりお得です。
豊富な割引サービスで料金自体を安くする方法もあります。スマホと光回線をセットで契約すると、「ドコモ光セット割」でスマホ料金が永年最大1,100円/月割引に。家族の回線数に応じて最大1,210円/月割引される「みんなドコモ割」や、料金の支払い方法をdカードに設定するだけで、月額550円割引になる特典もあります。
割引を適用したうえで、さらにdカード払いのポイント還元を受ければ、通信費をトータルで大幅に抑えることが可能です。dカードでスマホ料金を支払うメリットは、以下コンテンツで詳しく解説しているので、参考にしてくださいね。あわせて、dカードのキャンペーン情報もチェックしましょう。
コンビニやドラッグストアなど日常の買い物は、ドコモ関連サービスに集約することでポイントが貯まるスピードが格段にあがります。
dショッピング:定期的にポイント数十倍の高還元キャンペーンを実施
ネットショッピングでは、とくに金曜・土曜の「d曜日」を活用すれば、通常より高い還元率でポイントが貯まります。エントリーして対象店舗で買い物をするだけで、最大4%をポイント還元。d払いアプリ内のネットショッピングを利用すれば、最大20.00%還元になる抽選にもチャレンジできます。
2024年4月からはAmazonでもd払いが利用可能になり、ネット買い物でもポイント獲得の幅が広がりました。Amazonアカウントとdアカウントを連携しておけば、d曜日は条件達成で最大17.50%ポイントが還元されます。
dポイントは、ただ使うだけでなく資産形成にも活用できます。「dポイント投資」なら、現金を使わずに100ポイントから投資の疑似体験が可能です。投資初心者が、リスクを抑えながら資産運用に慣れる第一歩としておすすめですよ。
さらに本格的に投資をはじめるなら、マネックス証券と連携した「ドコモNISA」がおすすめ。dカードで積立投資をすると最大1.10%のポイント還元を受けながら、新NISAをはじめられます。年会費29,700円のdカード PLATINUMなら、積立金額に応じて最大3.10%ポイントが還元され、よりお得に資産形成が可能です。
また、普段使いの銀行口座でもdポイントを貯められるのが、三菱UFJ銀行との連携サービス「dスマートバンク」です。給与や年金の受け取り口座に指定し、dカードの引き落とし設定をするだけで毎月50ポイントがもらえます。資産形成はハードルが高いと感じる人も、まずは身近な銀行口座の連携からはじめてはいかがでしょうか。
ドコモ経済圏でエンタメも楽しめます。とくに注目したいのが、ドコモ回線ユーザー(ahamo含む)向けの特典「爆アゲ セレクション」です。
NetflixやYouTube Premium、ディズニープラスといった人気の動画・音楽配信サービスをドコモ経由で契約するだけで、月額料金から最大25%ものdポイント還元を受けられます。
<爆アゲ セレクション ポイント還元率>
普段何気なく支払っているサブスク料金をドコモにまとめるだけで、毎月自動的にdポイントが貯まっていくため、エンタメ好きなら見逃せない特典です。趣味やスキマ時間を楽しみながら、賢くポイ活を進めましょう。
dポイントを賢く活用するには、主に4つの使い方があります。それぞれの特徴を理解して、自分のライフスタイルに合った方法を選びましょう。
<主な4つの使い方>
なお、dポイントには有効期限の長い「通常ポイント」と、有効期限が約1〜2か月と短く、用途も限られる「期間・用途限定ポイント」があります。期間・用途限定ポイントは携帯料金の支払いには使えませんが、d払いを介して街のお店で利用できます。失効する前にお店でサクッと使い切るのが賢い活用法です。
ドコモ経済圏は、3つの簡単なステップではじめられます。手続きはすべてWeb上で完結するため、ドコモショップに行く必要はありません。ドコモ回線を利用していなくても、経済圏のメリットを享受できます。
<ドコモ経済圏のはじめ方>
まずは、dアカウントとd払いだけではじめるられます。dカードは審査があるため、経済圏活用の最後のステップとして検討するとよいでしょう。
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