数あるクレジットカードのなかでも高い人気を誇る、Amazonカードと楽天カード。興味はあるものの「還元率が高いのはどっち?」「使い道が豊富なのは?」など具体的な違いがわからず、どっちのカードを作ったほうがいいのか選択に迷っている人も多いはず。
本記事では、Amazonカードと楽天カードの特徴やメリットなどを徹底比較します。カードを選択するうえで必要な情報がたくさん詰まっているので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
ポイント還元率が高いクレジットカードおすすめTOP5
楽天カード

年会費無料&楽天市場でいつでも3.00%還元。楽天ペイ紐づけで1.50%還元に
PayPayカード

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Amazonカードには2種類あり、プライム会員の場合は「Amazon Prime Mastercard」、非会員の場合は「Amazon Mastercard」が発行されます。
年会費は永年無料で、付帯する国際ブランドはMastercardのみ。Apple PayやGoogle Payなどのキャッシュレスサービスも利用できます。
Amazonで買い物した際のポイント還元率は1.5%、プライム会員なら2.0%です。Amazon以外での還元率は1.0%ですが、セブン-イレブン・ファミリーマート・ローソンであれば200円につき1.5%が還元されます。
ETCカードの発行可能枚数は1枚で、年会費は永年無料です。家族カードの発行枚数は本会員1名につき3枚まで。海外旅行傷害補償やショッピング補償も付帯しています。
楽天カードの年会費は、永年無料。付帯する国際ブランドはVISA・JCB・Mastercard・AmericanExpressの4種類です。Apple PayやGoogle Pay、楽天ペイ、楽天Edyなどのキャッシュレスサービスも利用できます。
基本的なポイント還元率は1.0%。楽天市場アプリを使えば3.5%以上が還元されるほか、お得にポイントを貯められるキャンペーンも随時開催されています。
ETCカードの発行可能枚数は1枚で、年会費は550円(税込)です。家族カードの発行枚数は本会員1名につき2枚まで。海外旅行傷害保険やカード盗難保険が付帯しています。
次に、Amazonカードと楽天カードのメリットを比較してみます。
まずはAmazonカードのメリットから解説します。
Amazonカードには、必要事項を入力してから約3分で仮カードを発行できる即時審査サービスがあります。
仮カードの利用可能枠は3万円ですが、カード番号がAmazonアカウントに自動登録されるためスピーディーに買い物をはじめることが可能です。本カードは、後日簡易書留で発送されます。
楽天カードの場合は、申し込みからカードが配送されるまでに通常7〜10日程度が必要です。仮カードの発行サービスもないので、カードが手元に届くまで利用することはできません。
申し込みの時期や審査状況、配送地域などによっては、通常よりも時間を要することがあります。申し込んだあとすぐに使いたい人には、Amazonカードがおすすめです。
AmazonカードのETCカードは、年会費が無条件に永年無料です。楽天カードのETCカードは年会費が550円(税込)なので、少しでも費用を節約したい人にはAmazonカードがおすすめ。
楽天プレミアムカード会員や楽天ゴールド会員、楽天PointClubの会員ランクがプラチナ会員かダイヤモンド会員の場合は無料ですが、そのぶんカード自体の年会費が発生します。
カードの利用にかかる費用をとことん抑えたい人は、Amazonカードを選びましょう。
Amazonカードには、購入したものが破損したり、盗難に遭ったりした場合に利用できるショッピング補償が付帯しています。補償限度額は年間200万円までと高めの設定なので、個人の買い物であれば十分補償の範囲に収まるでしょう。
無料で補償を受けられるわけではなく、1事故につき3,000円の自己負担が求められる点には注意が必要です。補償の対象期間も購入日および購入日の翌日から200日間に限られるので、万が一の際には早めの対応を心掛けましょう。
楽天カードには、ショッピング補償は付帯していません。安全に買い物を楽しみたい人は、Amazonカードを検討してみてください。
楽天カードで貯めたポイントは、楽天グループサービスでの支払いはもちろん、マクドナルドやミスタードーナッツなど楽天グループ以外の店舗でも利用できるため、使い道が多岐にわたります。
Amazonカードで貯めたポイントはAmazonでの買い物にしか利用できません。ポイントの使い道を考えると、Amazonカードよりも楽天カードのほうが利便性に優れているといえます。
選べるデザインの種類が豊富にあるのも、楽天カードをつくるメリットの1つ。2022年8月現在では、通常デザイン・お買いものパンダ・ディズニーキャラクター・スポーツ・エンターテインメントからデザインが選択できます。
各デザインごとに付帯する国際ブランドが異なる点には注意が必要ですが、クレジットカードは長く使うものなのでお気に入りのデザインを選べるのはうれしいポイントです。
Amazonカードにも色が異なる2種類のデザインがありますが、プライム会員かどうかによって自動的に選択されてしまいます。
楽天カードは、選べる国際ブランドの種類が多いのが特徴です。国内外で高いシェア率を誇るAmerican Express・Mastercard・VISA・JCBの4種類から選択できます。
ライフスタイルに合わせた国際ブランドを利用できるのが楽天カードの魅力ですが、国際ブランドを途中で変更することはできないので慎重に選択しましょう。
Amazonカードに付帯する国際ブランドは、Mastercardのみ。MasterCardなら使える店舗数に困ることはほとんどありませんが、各ブランドごとに用意された特典は異なるので、自分にとってメリットが豊富なものを選びたい場合は楽天カードがおすすめです。
Amazonカードよりも楽天カードのほうがポイント還元率が高く、お得に買い物をすることが可能です。
Amazonカードのポイント還元率は、Amazonの利用で1.5〜2.0%、Amazon以外でもセブン-イレブン・ファミリーマート・ローソンの利用で1.5%と高めに設定されています。一方楽天カードの場合は、楽天市場アプリの利用で3.5%以上ものポイントが還元されるため、よりお得に利用することが可能です。
楽天カードは、グループサービスを使うほどポイント還元率がアップするSPU(スーパーポイントアッププログラム)や各種キャンペーンによってさらにお得にポイントが貯められるので、日常使いにはとくにおすすめです。
ポイント還元率だけを比較すると楽天カードのほうが優れているようにみえますが、Amazonカードならではのメリットも存在するため、楽天カードとAmazonカードを2枚持つのも1つの方法です。
Amazonでの買い物にはAmazonカードを利用し、それ以外のときは楽天カードを利用するなど適切に使い分ければ、よりお得にポイントを貯めることができます。
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楽天カード

年会費無料&楽天市場でいつでも3.00%還元。楽天ペイ紐づけで1.50%還元に
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