窓ガラスに貼ることで、太陽光の熱を遮ったり室内の熱が外に逃げるのを防いだりする窓用断熱シート。省エネ・節電の助けになるうえ、結露防止効果も期待できます。ニトリ・ダイソー・ニトムズなど取り扱うメーカーや店舗はさまざま。季節問わず使用できるものや断熱効果の高いプチプチタイプなど幅広い商品があるため、どれを選べばよいか迷いますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の窓用断熱シート12商品を集め、6個のポイントで比較して徹底検証。おすすめの窓用断熱シートをランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストな窓用断熱シートは「断熱・遮熱性能が高いうえ誰でも貼りやすく機能性が高い商品」。徹底検証してわかった窓用断熱シートの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
株式会社ハート・コード代表取締役兼整理収納アドバイザー。「部屋磨きは自分磨き・職場磨きはスタッフ磨き」をモットーに家事代行・整理収納関連事業で2007年に独立。現場をよく知る家事・収納用品の説明ゲストとして、2012年からショップチャンネル出演中。商品の企画、売り方の提案等にも携わっている。環境を整えると色々なことが整ってくることを痛感しており、個人や企業にコンサルティングやセミナーなど様々な角度からその大切さを伝えている。近年は、webメディアなどへの執筆活動と、整理に関する新たなサービスを開発中。著書『「片付けが苦手な子」が驚くほど変わる本』(青春出版)。
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
断熱性に優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「暖房の温度が一定に保たれ、冬でも過ごしやすい室温を損なうことなく快適に過ごせる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
遮熱性に優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「外からの熱を遮断して、貼る前より室内で暑さを感じにくくなる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
シートの貼りやすさとしてユーザーがとても満足できる基準を「説明書がわかりやすく、はじめて使う人でも1人でスムーズかつきれいに貼れる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
光の入りやすさに優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「窓に貼っても自然光が入りやすく、部屋が暗くならない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
UVカット率の高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「部屋に紫外線が入らず、日焼けの心配がない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
対応している窓の多い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「どの窓にも対応していて、あらゆる家のどの窓にも貼ることができる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
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検証ロジックのアップデートを行い、あわせてランキング・コンテンツの内容を刷新しました。
窓用断熱シートを貼るメリットは、エアコン・暖房代の節約を期待できる点です。
窓用断熱シートを貼ると、窓と部屋の間に空気の層を作ることで熱の移動を防ぎ、太陽光の熱を遮るうえ部屋の熱を外に逃さず部屋の温度を保てます。部屋の温度が外気の温度に影響を受けにくくなるので、エアコンが効きやすくなり電気代の節約にもつながるでしょう。
検証で、温度計を入れた発泡スチロールに断熱シートを貼り付けたガラスを取り付け、冷蔵庫に入れて約4℃の冷蔵庫に30分入れたところ、温度低下は8.9℃に抑えられるものもありました。一方、なにも貼っていないガラスの場合の温度低下は13.2℃だったため、断熱シートを貼る効果はあるといえます。
ただし、なかには効果がほとんどない商品もあったので、以下の選び方を参考に効果が見込めるものを選んでください。
資源エネルギー庁の試算では、冬季に外気温が6℃の環境でエアコンの設定温度を21℃から20℃に下げた場合、年間で約1,650円の電気代節約効果があるという結果に。単年ではそれほど大きな額ではありませんが、長い目で見れば大きな節約につながるでしょう。
窓用断熱シートを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
季節問わず使用するためには、断熱性と遮熱性の両方が優れているものがおすすめです。断熱は室内の熱を外に逃がさないようにすること、遮熱は太陽光による部屋の温度上昇を抑えることを指します。断熱性と遮熱性が両立していない商品だと季節ごとに貼り替える必要があるので、以下のポイントを押さえて選んでください。
断熱性の高さは、検証で1分あたりの下降温度の平均が0.35℃以下だったものを目安にしましょう。今回、部屋を模した発泡スチロールを冷蔵庫の中に30分間入れて検証した結果、1分間あたりの下降温度の平均は約0.37℃でした。そのため、0.35℃以上下降しない商品を断熱効果が高いと判断しています。
なお、上位商品と下位商品で30分後の下降温度を比較すると、上位商品は30分で-8.9℃下降したのに対し、下位商品は-13℃と下降温度に約4.1℃も差が出ることがわかりました。断熱性は商品によってバラつきがあったので、確認するようにしましょう。
断熱性が高いものは、窓と室内の間に空気の層を作り温度変化が起こりにくくなるのが特徴。室内の熱を外に逃さないので、室温を一定に保って快適に過ごせるのでおすすめですよ。
とくに上位の商品は、空気の層を形成して断熱効果を発揮するプチプチタイプや、内部にシリカゲルを入れて除湿しながら空気層を作るフィルムタイプが多い結果でした。
また、断熱シートのみ使用する場合、大幅に暖房効率をあげることは難しいため、断熱性を高める工夫が必要です。たとえば、断熱カーテンを併用することでより暖かさを保てますよ。
遮熱性の高さは、遮熱率が30%以上だったものを目安に選ぶのがおすすめです。
部屋を模した発泡スチロールを人工太陽灯の前に10分間置いて温度変化を検証したところ、断熱シートを貼った場合の遮熱率の平均は約20%であることがわかりました。窓に何も貼らなかった場合と比較して遮熱率が30%以上ある商品は遮熱効果が高いといえるでしょう。
遮熱率が30%以上であれば、真夏の晴れた日でも太陽光による部屋の温度上昇を抑えられ、エアコン代を節約しやすいといえます。遮熱性も断熱性同様、商品によって効果にバラつきがあることがわかったので効果が高い商品を選ぶのがおすすめです。
断熱性と遮熱性の高さをバランスよく両立できた商品は、ニトムズ「窓ガラス透明断熱フィルム」と大創産業「断熱シート」でした。断熱性と遮熱性を両立できる場合、季節を問わず使用できるのでチェックしてくださいね。
貼りやすい窓用断熱シートを探す人もいるかもしれませんが、オールシーズン使えるものを選ぶことで1度貼ればずっと使えます。
窓用断熱シートを貼ると、部屋が少し暗くなることがあります。そのため、日中家にいる時間が長い人は作業がしやすいように、光を適度に取り入れつつUVカットできるものを選ぶことが大切です。以下の選び方で詳しく解説するので参考にしてください。
日中家にいることが多い人は、太陽光が55%以上入るものを選びましょう。基本的に、窓用断熱シートを貼ると部屋が暗くなる傾向なので、家事などの作業をする場合には光が入りやすいものがおすすめといえます。
窓に何も貼っていない場合の部屋に入る光は約1万1000ルクス程度なのに対し、断熱シートを貼ると何も貼っていない窓ガラスの約半分ほどの明るさになることがわかりました。
光の入りやすさの平均は55%だったので、日中室内にいる割合が多い人は太陽光が55%以上入る商品を選ぶのがおすすめです。一方で、部屋を暗くしたい人や太陽光を遮りたい人は、「光の入りやすさ」の検証で光が入りにくかった商品を選ぶようにしましょう。
太陽光が55%入る場合、6000ルクスほどの明るさといえます。6000ルクスは、レースカーテンを付けたときの部屋の明るさに近い明るさといえるため、暗くなりすぎることはないでしょう。
壁焼けや日焼け対策を重視するなら、UV-Bを90%以上カットできるものがおすすめです。UV-Bは紫外線のなかでもとくに肌の奥にダメージを与える可能性があるので、90%以上カットできるものであれば、紫外線による肌へのダメージや壁焼けを防ぐ効果が期待できるでしょう。
UV-BのほかにUV-Aの数値も表記されているものがあります。UV-Aとはそもそもカットしにくい紫外線の一種であり、UVカット率の高さが謳われていても十分にカットできるわけではありません。UVカットをメインに求める人は、窓用断熱シートだけでなくカーテンを使用するなどして対策するのがおすすめですよ。
購入前に、窓用断熱シートを貼る予定の窓ガラスに対応しているかを必ずチェックしましょう。使いたい窓ガラスに対応していない場合、断熱シートがピタッと貼れず効果を最大限に発揮できません。とくに、あみ入りガラス・真空2重ガラス・有機ガラスに対応している商品は少ないので注意が必要です。
使いたい窓ガラスに対応しているかわからない人は、複数のガラスに対応しているニトムズ「窓ガラス透明断熱フィルム」を選びましょう。ただし、合わせガラスには対応していないため、合わせガラスに使用したい人は「コモライフ 窓にピタッとシート」を検討してくださいね。
あみ入りガラスは中の網が鉄なので温度が伝わりやすく、外気との温度差が生まれやすい点に注意が必要です。また、外気と部屋の温度差が60℃以上になると、窓ガラスが割れる可能性があるといわれています。とくに極端に寒い地域の場合、ガラスの近くでヒーターを使用するとガラス付近の温度があがりやすいので注意が必要です。
商品 | 画像 | おすすめ スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | |||||||||||||||||
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断熱性の高さ | 遮熱性の高さ | シートの貼りやすさ. | 光の入りやすさ. | UVカット率の高さ | 対応している窓の多さ | 形状 | 付属品 | 接着方法 | 対応ガラス | 結露防止機能 | 飛散防止機能 | ガイドあり | UV-Aカット率(実測値) | UV-Bカット率(実測値) | 遮熱率(実測値) | 1分あたりの下降温度(実測値) | 光の透過率(実測値) | |||||||
1 | ニトムズ 窓ガラス透明断熱フィルム | ![]() | 4.52 | 2位 | オールシーズン使いたい人におすすめ。高断熱かつ高遮熱 | 4.52 | 4.67 | 4.00 | 5.00 | 3.96 | 4.92 | フィルム | 説明書(公式サイトに動画あり)、マスキングテープ、両面テープ | シール(熱で貼り付け) | 透明板ガラス、すりガラス(平滑面・凹凸面)、型板ガラス(平滑面・凹凸面)、あみ入りガラス(平滑面・凹凸面)、複層ガラス(平滑面・凹凸面)、真空二重ガラス、有機ガラス(アクリル・塩ビ板)、Low-Eガラス | 不明 | 約14.1% | 約87.5% | 約33.3% | 約0.35℃ | 約83.0% | |||
2 | 大創産業 ダイソー|断熱シート | ![]() | 4.40 | 手軽に窓の断熱対策ができる!ダイソーで買えてコスパ良好 | 4.77 | 4.59 | 4.50 | 4.92 | 3.00 | 3.00 | 気泡緩衝材(プチプチ) | 説明書(イラスト・写真あり) | 水貼り | 透明板ガラス | 約18.5% | 約16.9% | 約31.7% | 約0.30℃ | 約67.6% | |||||
3 | Rabbitgoo 遮光シート | ![]() | 4.36 | 5位 | 遮熱性・UVカットを求めるならこれ!水貼りタイプで貼り付けもしやすい | 4.27 | 5.00 | 4.84 | 3.49 | 5.00 | 3.63 | フィルム | 説明書(イラスト・写真あり) | 水貼り | 透明板ガラス、すりガラス(平滑面)、型板ガラス(平滑面)、複層ガラス(平滑面) | 約100% | 約100% | 約48.3% | 約0.40℃ | 約9.7% | ||||
4 | カインズ 水貼り断熱シート | ![]() | 4.35 | 8位 | 部屋の明るさを保ちつつ断熱したい人に。水貼りで使いやすい | 4.77 | 4.00 | 4.50 | 4.87 | 3.03 | 4.00 | 気泡緩衝材(プチプチ) | 説明書(イラスト・写真あり) | 水貼り(凹凸面はシール) | 透明板ガラス、すりガラス(平滑面)、型板ガラス(平滑面・凹凸面)、複層ガラス(平滑面・凹凸面) | 約21.8% | 約19.7% | 約10.0% | 約0.30℃ | 約66.0% | ||||
5 | 康東 KTJ|窓用フィルム | ![]() | 4.31 | 窓をマジックミラーに変えて目隠しできる。遮熱性も高かった | 4.20 | 5.00 | 4.00 | 4.02 | 4.77 | 3.63 | フィルム | 説明書(イラスト・写真あり) | 水貼り | 透明板ガラス、すりガラス(平滑面)、型板ガラス(平滑面)、複層ガラス(平滑面) | 約79.1% | 約97.0% | 約76.7% | 0.41℃ | 約31.0% | |||||
6 | アール マドピタシート すりガラス対応|H-152 | ![]() | 4.29 | 3位 | 水やテープいらずですりガラスにも対応。UVカット率も高い | 4.22 | 4.25 | 4.50 | 4.35 | 4.99 | 4.00 | 気泡緩衝材(プチプチ) | 説明書(イラスト・写真あり) | シール | 透明板ガラス、すりガラス(平滑面・凹凸面)、型板ガラス(平滑面・凹凸面) | 約97.4% | 約99.2% | 約20.0% | 約0.41℃ | 約47.6% | ||||
7 | RISUKAI 窓断熱フィルム | ![]() | 4.28 | 1位 | 日焼けと暑さ対策に。UVカット率と遮熱性の高さが魅力 | 4.15 | 5.00 | 4.00 | 3.86 | 4.78 | 3.63 | フィルム | 説明書(イラスト) | 水貼り | 透明板ガラス、すりガラス(平滑面)、複層ガラス(平滑面)、型板ガラス(平滑面) | 約81.7% | 約96.7% | 約40.0% | 0.42℃ | 約24.4% | ||||
8 | ベルメゾン|すりガラス対応窓ガラス断熱目隠しシート レース柄 | ![]() | 4.09 | 高いUVカット率で日焼け対策。暑さより寒さ対策向き | 4.50 | 3.50 | 3.67 | 4.90 | 4.98 | 3.50 | 気泡緩衝材(プチプチ) | 説明書(文字のみ) | シール | 透明板ガラス、すりガラス(平滑面)、型板ガラス(平滑面) | 約96.7% | 約99.3% | 約0% | 0.35℃ | 約66.8% | |||||
9 | ニトムズ 窓ガラス断熱シート|E1532 | ![]() | 3.89 | 4位 | 遮熱効果が低く夏場の使用は不向き。断熱性は高く冬場なら選択肢に | 4.59 | 3.06 | 4.50 | 4.52 | 3.02 | 4.50 | 気泡緩衝材(プチプチ) | 説明書(イラスト・写真あり) | 水貼り | 透明板ガラス、すりガラス(平滑面・凹凸面)、型板ガラス(平滑面・凹凸面)、複層ガラス(平滑面・凹凸面) | 約20.9% | 約17.1% | 約-8.83% | 約0.33℃ | 約55.6% | ||||
9 | コーナン商事 コーナンオリジナル|3層構造エアークッション | ![]() | 3.89 | 7位 | 光は入りやすいが、遮熱効果が低くUVカット率もいまひとつ | 4.34 | 3.34 | 4.00 | 4.92 | 3.01 | 3.63 | 気泡緩衝材(プチプチ) | 説明書(イラスト・写真あり)、両面テープ10m×3本 | 両面シール | 透明板ガラス、すりガラス(平滑面)、型板ガラス(平滑面)、複層ガラス(平滑面) | 約20.7% | 約18.3% | 約-3.33% | 約0.38℃ | 約67.5% |
形状 | フィルム |
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UV-Aカット率(実測値) | 約14.1% |
UV-Bカット率(実測値) | 約87.5% |
遮熱率(実測値) | 約33.3% |
1分あたりの下降温度(実測値) | 約0.35℃ |
光の透過率(実測値) | 約83.0% |
良い
気になる
ニトムズの「窓ガラス透明断熱フィルム」は、1年中使いたい人におすすめの窓用断熱シート。遮熱性と断熱性がともに高く、夏でも冬でも活躍するでしょう。
遮熱性を調べると、窓に何も貼っていない場合と比べて約33.3%も熱をカット。断熱性の高さの検証も高評価で、1分あたり約0.35℃の下降に抑えました。夏場の暑さ対策にも冬場の寒さ対策にも役立つ性能といえます。
光が入りやすいのもメリットです。光の透過率は83.0%と優秀な結果で、部屋の明るさをキープしやすいといえます。そのうえ貼りつけられるガラスも多く、合わせガラス以外のほとんどのガラスに対応。一般的な透明板ガラスはもちろん、すりガラス・型板ガラス・あみ入りガラス・複層ガラスなら平滑面と凹凸面のどちらにも使用できます。さらに、真空二重ガラス・有機ガラス・Low-Eガラスといった多種多様な窓に貼りつけが可能です。
一方、UV-Aのカット率が約14.1%と物足りない結果に。とはいえUV-Aはそもそもカットしにくい紫外線の1種であり、肌への影響も少ないのでそれほど気にすることはなさそうです。肌への影響が懸念されるUV-Bのカット率は約87.5%と良好な結果でした。
公式サイトや動画サイトにマニュアル動画はありますが、ドライヤーやヒートガンの熱を利用して貼りつけるタイプなので、貼りつけ作業はやや面倒に感じるかもしれません。またサッシに両面テープを使って貼り付けるタイプなので、窓に直接貼り付けるタイプではない点は注意が必要。とはいえ、一度貼りつけてしまえばオールシーズン使える機能性を持っています。日中家にいることが多い人もぜひ検討してみてください。
付属品 | 説明書(公式サイトに動画あり)、マスキングテープ、両面テープ |
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結露防止機能 | |
飛散防止機能 | 不明 |
形状 | 気泡緩衝材(プチプチ) |
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UV-Aカット率(実測値) | 約18.5% |
UV-Bカット率(実測値) | 約16.9% |
遮熱率(実測値) | 約31.7% |
1分あたりの下降温度(実測値) | 約0.30℃ |
光の透過率(実測値) | 約67.6% |
良い
気になる
大創産業の「ダイソー 断熱シート」は、手軽に窓の断熱対策をしたい人におすすめの窓用断熱シート。価格が安いうえに、優れた断熱効果が期待できます。
断熱性はトップクラスで、1分あたりの下降温度を約0.30℃以内にとどめました。暖房をつけた部屋の温度を一定に保ちやすく、寒い日でも過ごしやすいでしょう。遮熱性も高く、窓に何も貼っていない場合と比べて約31.7%も遮熱できました。夏場のエアコンの効きもよくできそうです。
光の入りやすさも申し分なく、透過率は約67.6%を記録しました。光がしっかり入るので、昼間は電気をつけずに過ごせるでしょう。シートが水貼りするタイプで手間が少ないのもメリット。説明書に画像やイラストがついているため、設置方法に迷う可能性も低そうです。
しかし、貼りつけられるのは透明板ガラスのみ。また、UV-Bのカット率は約16.9%にとどまったので、紫外線対策としてもいまひとつです。肌へのダメージや壁焼けを防ぎたい人には物足りないでしょう。
とはいえ、リーズナブルながら断熱・遮熱が高く光も取り込みやすい、コスパのよい1枚。UVカットを目的とする人には向きませんが、ダイソーで購入できるので手軽に窓用断熱シートを導入したい人の有力候補になるでしょう。
付属品 | 説明書(イラスト・写真あり) |
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結露防止機能 | |
飛散防止機能 |
形状 | フィルム |
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UV-Aカット率(実測値) | 約100% |
UV-Bカット率(実測値) | 約100% |
遮熱率(実測値) | 約48.3% |
1分あたりの下降温度(実測値) | 約0.40℃ |
光の透過率(実測値) | 約9.7% |
良い
気になる
Rabbitgooの「遮光シート」は、夏場に使える貼りやすいシートがほしい人におすすめ。
遮熱性の高さは特筆すべき点で、シートを貼ると何も貼っていない場合と比べて熱を約48.3%もカットできました。外からの熱の侵入を防いで、室内を涼しく保ちやすいといえます。断熱性も十分で、検証では温度の下降を1分あたり約0.40℃に抑えました。
水貼りタイプかつ、ガイドがついているのではじめて使う人も貼りつけやすいでしょう。説明書も画像やイラスト入りでわかりやすい印象です。さらにUVカット率も圧倒的で、UV-A・UV-Bともに約100%カットを記録しました。部屋にほぼ紫外線が入らず、日焼けを防ぐ効果が期待できるでしょう。
その反面、光の透過率は9.7%と低いため、部屋を明るく保ちたい人には向きません。対応している窓の種類も透明板ガラス・型板ガラス・すりガラス・複層ガラスのみで、いずれも凹凸面には貼りつけられないので注意しましょう。
光を通しにくく、テレワークや家事など日中を部屋で過ごすことが多い人は暗く感じるかもしれませんが、夏場の部屋の暑さや壁焼けに悩んでいる人は検討してみましょう。冬は断熱性の高いシートに貼り替えるのがおすすめです。
付属品 | 説明書(イラスト・写真あり) |
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結露防止機能 | |
飛散防止機能 |
形状 | 気泡緩衝材(プチプチ) |
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UV-Aカット率(実測値) | 約21.8% |
UV-Bカット率(実測値) | 約19.7% |
遮熱率(実測値) | 約10.0% |
1分あたりの下降温度(実測値) | 約0.30℃ |
光の透過率(実測値) | 約66.0% |
良い
気になる
カインズの「水貼り断熱シート」は、部屋の明るさを保ちながら断熱したい人におすすめ。光の透過率が高いうえ、優れた断熱性能を兼ね備えているため、明るく暖かい部屋で過ごしやすいといえます。
検証で記録した光の透過率は66.0%。昼間なら電気をつけずとも部屋が明るいでしょう。光を通しつつ断熱性も高く、検証では1分あたり約0.30℃の下降に抑えました。遮熱性も低くはなく、窓に何も貼っていない場合と比べて熱を10.0%カット。部屋に明かりを取り込みつつ、室温維持を手助けできる商品といえます。
シートは平滑面の窓なら水貼りできて貼りやすく、説明書も画像やイラスト付きなので、簡単に満足いく仕上がりにできそうです。透明板ガラスのほか、すりガラスの平滑面に対応しているのもメリット。型板ガラス・複層ガラスは凹凸面にも貼りつけられますが、水貼りではなく両面シールでの設置です。
総じて、光の透過率と断熱性の高さが魅力的な窓用断熱シートといえます。遮熱性やUVカット率の高さを期待する人には物足りませんが、冬場の部屋を明るく暖かく保ちたい人はぜひ検討してみてください。
付属品 | 説明書(イラスト・写真あり) |
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結露防止機能 | |
飛散防止機能 |
形状 | フィルム |
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UV-Aカット率(実測値) | 約79.1% |
UV-Bカット率(実測値) | 約97.0% |
遮熱率(実測値) | 約76.7% |
1分あたりの下降温度(実測値) | 0.41℃ |
光の透過率(実測値) | 約31.0% |
良い
気になる
康東の「KTJ 窓用フィルム」は、断熱・遮熱しながら目隠しシートとしても使いたい人におすすめ。外から見るとマジックミラーのようになるため、プライバシーを守りつつ、室内の温度上昇を抑える効果が期待できます。
遮熱性はトップクラスで、窓に何も貼っていない場合と比べて熱を約76.7%もカット。夏場の室温上昇を軽減できるでしょう。断熱性も良好で、検証では1分あたり0.41℃の下降に抑えました。さらにはUVカット率も高く、UV-Bを約97.0%カットできたため、肌へのダメージや壁焼けを防ぐ効果も期待されます。
光の入りやすさの検証では約31.0%を記録。多少の薄暗さを感じる可能性はありますが、目隠ししつつもある程度の明るさを確保できるでしょう。シートの巻きグセがあったものの、水貼りタイプかつ画像やイラスト付きの説明書が付属するので、シートの貼りやすさも悪くありません。
一方、対応している窓が少ないのが気になるところ。透明板ガラスに加え、すりガラス・型板ガラス・複層ガラスの平滑面のみ貼りつけが可能です。一般的な家庭の窓には対応しているものの、凹凸がある窓や真空二重ガラス・Low-Eガラスなどの特殊な窓に貼れない点は注意しましょう。
貼りたい窓に対応しているか事前に確認する必要があるものの、目隠しと断熱を同時に叶えたい人は、候補にしてください。
付属品 | 説明書(イラスト・写真あり) |
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結露防止機能 | |
飛散防止機能 |
形状 | 気泡緩衝材(プチプチ) |
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UV-Aカット率(実測値) | 約97.4% |
UV-Bカット率(実測値) | 約99.2% |
遮熱率(実測値) | 約20.0% |
1分あたりの下降温度(実測値) | 約0.41℃ |
光の透過率(実測値) | 約47.6% |
良い
気になる
アールの「マドピタシート すりガラス対応 H-152」は、すりガラスに貼りやすいシートがほしい人におすすめ。すりガラス対応かつ、水やテープなしで直接貼りつけられるのが大きな魅力です。説明書は画像やイラスト付きでわかりやすく、縦横にガイド線も入っているため、初心者でも作業しやすいでしょう。
対応している窓の種類は透明板ガラス・すりガラス・型板ガラスのみと多くないものの、すりガラスや型板ガラスは平滑面だけでなく凹凸面にも貼りつけられます。
UVカット率も非常に高く、UV-Bを約99.2%カットしました。肌焼けや壁焼けを防ぐ効果が期待できるでしょう。光の透過率も約47.6%と十分で、紫外線をしっかりカットしつつ部屋を明るく保ちやすいシートといえます。
遮熱性・断熱性も良好。検証では窓に何も貼っていない場合と比べて20.0%遮熱できました。断熱性の高さの検証では1分あたり約0.41℃の下降に抑え、季節を問わずある程度は室温維持に役立つでしょう。
すりガラスにも簡単に貼れて、UVカット率が高い1枚。凹凸面にもスムーズに貼りたい人や日焼け対策がしたい人は候補にしましょう。
付属品 | 説明書(イラスト・写真あり) |
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結露防止機能 | |
飛散防止機能 |
形状 | フィルム |
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UV-Aカット率(実測値) | 約81.7% |
UV-Bカット率(実測値) | 約96.7% |
遮熱率(実測値) | 約40.0% |
1分あたりの下降温度(実測値) | 0.42℃ |
光の透過率(実測値) | 約24.4% |
良い
気になる
RISUKAIの「窓断熱フィルム」は日焼けを防ぎながら遮熱したい人に向いています。UVカット率と遮熱性の高さが魅力で、検証ではUV-Bを約96.7%もカット。人だけでなく、家具・壁紙の日焼け対策にも役立つでしょう。
遮熱性も優れており、検証では窓に何も貼っていない場合と比べて熱を40.0%もカットしました。断熱性も十分で、検証では1分あたり0.42℃の下降に抑えました。夏も冬も、快適な室温維持に多少は役立ちそうです。
水貼りタイプかつ画像やイラスト付きの説明書があるので、貼りやすさも悪くありません。ただし、シートに巻きグセがあったのが気になりました。貼る前に逆方向に丸めるといった工夫が必要になる場合があるでしょう。
対応している窓は少なく、透明板ガラスのほかはすりガラス・複層ガラス・型板ガラスの平滑面のみ。光も入りにくく、記録した透過率は約24.4%でした。日中でも、部屋が暗く感じる可能性があります。
付属品 | 説明書(イラスト) |
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結露防止機能 | |
飛散防止機能 |
形状 | 気泡緩衝材(プチプチ) |
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UV-Aカット率(実測値) | 約96.7% |
UV-Bカット率(実測値) | 約99.3% |
遮熱率(実測値) | 約0% |
1分あたりの下降温度(実測値) | 0.35℃ |
光の透過率(実測値) | 約66.8% |
良い
気になる
「ベルメゾン すりガラス対応窓ガラス断熱目隠しシート レース柄」は、日焼けが気になる人の候補になります。検証ではUV-Bを約99.3%、UV-Aも約96.7%カットしました。そのうえ光の透過率が約66.8%と高かったので、紫外線による肌へのダメージや壁焼けを防ぎつつ、部屋を明るく保ちやすいといえます。
断熱性の検証でも、温度の下降を1分あたり0.35℃の下降にとどめました。温度が下がりにくく、1枚貼るだけで暖房効率を高めるのに役立つでしょう。
一方で、遮熱性の高さの検証では窓に何も貼っていない場合と比べて変化がなく、夏場の部屋を涼しく保つ用途には不向きです。説明書には文字しか書かれていないうえ、粘着シールで貼るタイプなので、貼りつけも大変。さらに、透明板ガラスとすりガラス・型板ガラスの平滑面のみにしか貼りつけられず、対応できる窓も限られています。
貼りつけが大変なうえ、活躍シーンも限られるのが惜しいところ。UVカット率と断熱性に優れたシートなので、日焼け対策や寒さ対策に使うなら候補になります。
付属品 | 説明書(文字のみ) |
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結露防止機能 | |
飛散防止機能 |
形状 | 気泡緩衝材(プチプチ) |
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UV-Aカット率(実測値) | 約20.9% |
UV-Bカット率(実測値) | 約17.1% |
遮熱率(実測値) | 約-8.83% |
1分あたりの下降温度(実測値) | 約0.33℃ |
光の透過率(実測値) | 約55.6% |
良い
気になる
ニトムズの「窓ガラス断熱シート E1532」は、断熱性が高いものの遮熱効果が低いため、1年中使いたい人には不向き。遮熱性の高さの検証では、窓に何も貼っていないときより温度が上がってしまいました。UVカット率の検証でもUV-Bは約17.1%カット、UV-Aは約20.9%カットにとどまり、日焼け対策にも物足りません。
一方、断熱性は優秀で、検証では1分あたり約0.33℃の下降に抑えました。光も入りやすく、光の透過率は約55.6%を記録。冬場の暖房効率を上げる目的なら使いやすい印象です。
シートの貼りやすさもメリット。水で貼れるうえ、説明書には画像やイラストがついています。貼りつけられる窓も多く、透明板ガラスのほか、すりガラス・型板ガラス・複層ガラスの平滑面・凹凸面両方に対応。
断熱性を重視する人なら満足できるものの、遮熱性やUVカット率の低さが気になるところ。夏場の暑さをしのぎたい場合は、別の商品を検討してみてください。
付属品 | 説明書(イラスト・写真あり) |
---|---|
結露防止機能 | |
飛散防止機能 |
形状 | 気泡緩衝材(プチプチ) |
---|---|
UV-Aカット率(実測値) | 約20.7% |
UV-Bカット率(実測値) | 約18.3% |
遮熱率(実測値) | 約-3.33% |
1分あたりの下降温度(実測値) | 約0.38℃ |
光の透過率(実測値) | 約67.5% |
良い
気になる
コーナン商事の「コーナンオリジナル 3層構造エアークッション」は、光が入りやすいものの、遮熱効果を求めている人には不向き。遮熱性の検証では窓に何も貼っていないときより温度が上がってしまいました。UV-Bのカット率が約18.3%と低く、日焼け対策にも力不足でしょう。
対応している窓は少なく、透明板ガラスのほかはすりガラス・型板ガラス・複層ガラスのみ。凹凸面には貼りつけられません。説明書には画像やイラストがついているのでわかりやすいものの、両面の粘着タイプで、扱いづらいのも気になります。
冬場の使用を想定した断熱性の検証では、1分あたりの下降温度を約0.38℃に抑えました。断熱性は高くないものの、一定の節電効果が見込めます。光の入りやすさは優秀で、検証では約67.5%を記録。昼間は部屋を明るく保てるでしょう。
とはいえ総合的に見ると、遮熱性・UVカット率が低いうえ、断熱性も高くありません。ある程度の断熱性があればよく、明るさを重視する人のみ検討の余地があります。
付属品 | 説明書(イラスト・写真あり)、両面テープ10m×3本 |
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結露防止機能 | |
飛散防止機能 |
形状 | 気泡緩衝材(プチプチ) |
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UV-Aカット率(実測値) | 約24.7% |
UV-Bカット率(実測値) | 約20.8% |
遮熱率(実測値) | 約1.67% |
1分あたりの下降温度(実測値) | 約0.43℃ |
光の透過率(実測値) | 約47.6% |
良い
気になる
コモライフの「窓にピタッとシート 391351」は貼りやすいものの、断熱シートを探している人には不向き。断熱性の高さの検証では、1分あたり約0.43℃の下降と断熱効果が高くありませんでした。遮熱性の検証では、窓に何も貼っていない場合と比べて熱を1.67%しかカットできず。総じて、室温維持を目的にする人には物足りない性能です。
UVカットも難しい印象。UV-Bのカット率は約20.8%にとどまりました。対応している窓も少なく、透明板ガラス・真空二重ガラス・合わせガラスのみです。
一方、光の取り込みは高くないものの十分で、検証では約47.6%を記録しました。遮熱性・断熱性が伸び悩んだものの、部屋が暗くなりすぎることはないでしょう。さらに水貼りタイプなので手軽に貼れて、画像やイラスト付きの説明書により迷わず使えます。
総じて扱いやすいものの、肝心の断熱性・遮熱性の高さは期待できません。室温維持や日焼け対策が目的ならほかの商品をチェックしてみてください。
付属品 | 説明書(イラスト・写真あり) |
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結露防止機能 | |
飛散防止機能 |
形状 | フィルム |
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UV-Aカット率(実測値) | 約96.3% |
UV-Bカット率(実測値) | 約100% |
遮熱率(実測値) | 約-11.7% |
1分あたりの下降温度(実測値) | 約0.42℃ |
光の透過率(実測値) | 約64.1% |
良い
気になる
ZEROの「ZEROSHEET」は貼りやすいものの、幅広い窓に対応できる断熱シートを求める人には不向きです。対応している窓は透明板ガラスのほか、すりガラス・複層ガラス・型板ガラスのみ。凹凸面には貼りつけられません。
肝心の断熱性も特段高くはなく、1分あたりの下降温度は約0.42℃を記録しました。遮熱性も期待できず、検証では窓に何も貼っていない場合と比べて温度が上昇。季節を問わず室温維持を目的に使う人には向かないでしょう。
一方、水貼りタイプかつ動画サイトに貼り方の解説があり、貼りやすいのは魅力。光も入りやすく、検証では約64.1%を記録しました。さらにUVカット率も高く、UV-Bのカット率は約100%とほとんどすべてをカット。部屋を明るく保ちつつ、日焼け対策ができそうです。
とはいえ肝心な遮熱性・断熱性は期待できません。対応している窓も限られているので、ほかとあわせて検討するのが無難です。
付属品 | 説明書(公式サイトに動画あり) |
---|---|
結露防止機能 | |
飛散防止機能 |
マイベストではベストな窓用断熱シートを「断熱・遮熱性能が高いうえ誰でも貼りやすく機能性が高い商品」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の窓用断熱シート12商品を集め、以下の6個のポイントから徹底検証しました。
検証①:断熱性の高さ
検証②:遮熱性の高さ
検証③:シートの貼りやすさ
検証④:光の入りやすさ
検証⑤:UVカット率の高さ
検証⑥:対応している窓の多さ
今回検証した商品
断熱性に優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「暖房の温度が一定に保たれ、冬でも過ごしやすい室温を損なうことなく快適に過ごせる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
温度計を入れた発泡スチロールに断熱シートを貼り付けたガラスを取り付け、冷蔵庫に入れて30分放置。1分あたりの下降温度が0.25°Cの場合を最高スコアとし、ガラスになにも貼っていない場合と比べて温度の下降が少ないものほどおすすめとしてスコア化しました。
発泡スチロール内の温度の統一が難しいため、1分あたりの温度変化の平均を算出し、比較しています。
遮熱性に優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「外からの熱を遮断して、貼る前より室内で暑さを感じにくくなる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
温度計を入れた発泡スチロールに断熱シートを貼り付けたガラスを取り付け、発泡スチロールから50cm離したところに人工太陽照明灯を設置。光を当てて10分後にどの程度熱をカットできるのか計測。遮熱率40%を最高スコアとし、ガラスになにも貼っていない場合と比べて温度の上昇が少ないものほどおすすめとしてスコア化しました。
シートの貼りやすさとしてユーザーがとても満足できる基準を「説明書がわかりやすく、はじめて使う人でも1人でスムーズかつきれいに貼れる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
光の入りやすさに優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「窓に貼っても自然光が入りやすく、部屋が暗くならない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
遮光したガラス板の一部に窓用断熱シートを貼り付け、正面に人工太陽照明灯を設置後、点灯。窓ガラス越しに照度計をセットし、各商品がどれくらい光を通すのか照度を計測。70%を最高スコアとし、より光の透過率の高いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
断熱シートを3×4cmでカットし、分光光度計を用いて紫外線の透過率からカット率を計測。100%カットを最高スコアとし、カット率の高いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
対応している窓の多い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「どの窓にも対応していて、あらゆる家のどの窓にも貼ることができる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
窓用断熱シートは外気と室内の空気の間に空気の膜を作って断熱するので、より温度差が大きくなりやすいといえます。ガラスの内側の温度と外気温に大きな差が出ると窓ガラスが割れる可能性があるので注意が必要です。具体的には、外気と部屋の温度差が約60℃になると、窓ガラスが割れる可能性が高まります。
たとえば、極端に寒い地域で温風やヒーターをガラス付近で使用する場合は、ガラスの内側の温度が上昇して外側との気温差が大きくなるので注意が必要です。なかでも、網入りガラスは、網が鉄であるため温度が伝わりやすく温度差が生まれやすいので、寒冷地域や網入りガラスで窓用断熱シートを使う場合はヒーターなどの熱源を窓の近くに置かないよう注意しましょう。
1位: ニトムズ|窓ガラス透明断熱フィルム
2位: 大創産業|ダイソー|断熱シート
3位: Rabbitgoo|遮光シート
4位: カインズ|水貼り断熱シート
5位: 康東|KTJ|窓用フィルム
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