目隠し機能に加え紫外線カット効果も発揮する窓ガラスフィルム、ダイソー UVカット窓ガラス目隠しシート。口コミが少なく、評判がわからないため、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の3つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のGlobegouやニトリなどの窓ガラスフィルムとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、窓ガラスフィルム選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
本コンテンツに記載の検証結果は2023年11月までの情報です
ダイソー UVカット窓ガラス目隠しシートは、コスパ重視で目隠しシートを選ぶなら一択!LEDライトをガラス板の外側から照射したときの部屋の中の明るさは9812.5ルクスで、比較した全商品の平均値である9250ルクス(※執筆時点)を上回りました。外の光を約70%取り込めるため、適度に光を取り込みたい場所で使うのにぴったりでしょう。
昼夜問わず外から見えにくいのも魅力。ガラス板から10cm離れた場所で手をかざしても、うっすらと手の輪郭が見える程度でした。比較したなかには人のシルエットがはっきりと確認できるものもあったことを思うと防視性が高いため、外からの視線が気になる人に向いています。
折りたたんで梱包されており、シートの巻きグセはありません。水貼りタイプで窓に貼ると瞬時に折り目が消えるので、仕上がりもきれいです。しかし、ドットや罫線などが入っていないのが惜しいポイント。きれいにカットしたい場合は、定規などを活用するとよいでしょう。
執筆時点の税込価格は110円と、比較した商品内では非常にリーズナブル。UVカット機能がついている点もメリットです。一方で、遮熱・断熱加工や飛散防止機能など、より便利な機能を搭載した商品を求める人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
そもそも窓ガラスフィルムとは、窓に貼るだけで外からの視線を遮れるアイテム。カーテンのように場所を取らず、光を取り込めるので部屋の明るさをキープできます。
今回紹介するUVカット窓ガラス目隠しシートは、100円均一ショップのダイソーから販売されている商品。目隠し機能に加えて、UVカット機能が搭載されている点が特徴です。紫外線を91%以上カットすると謳っており、家具の日焼け防止などに役立つでしょう。
サイズは幅90×長さ45cm。一般的な窓ガラスに適応しやすいように設定されています。
デザインの展開は2種類。今回検証で使用した半透明のほか、ダマスク柄も販売されています。部屋の雰囲気に合わせて選んでみてくださいね。
今回はダイソー UVカット窓ガラス目隠しシートを含む、窓ガラスフィルム全31商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
まずは、外からの見えにくさの検証です。
室内を真っ暗にして、昼と夜の明るさをLEDライトで再現。ガラス板にシートを貼り、ガラス板の内側と外側に1人ずつ立って、ガラス板から30cmの位置に手をかざしたとき・ガラス板から10cmの位置に手をかざしたときで外からの見えにくさをチェックしました。
昼の明るさで検証した結果、窓ガラスから30cm離れたときは部屋の中が一切見えませんでした。10cmまで近寄るとうっすらと手の輪郭を捉えましたが、それでもはっきりとは認識できないレベルです。
比較した商品のなかでは、すりガラスタイプや真っ黒なタイプのフィルムは外から見えにくい傾向があり、本品も例に漏れませんでした。日中に外からの視線が気になる人におすすめといえます。
夜間も優れた目隠し効果を発揮。昼間と同じように30cm離れた位置からは中がまったく見えず、10cmでもわずかに輪郭が見える程度でした。比較した商品には人のシルエットがはっきりと確認できるものもあったことを思うと、防視性が高いといえます。
室内の明るさによる影響は少なく、昼夜を通じて安定した目隠し効果を得られるので、リビングのような長時間滞在する部屋の窓にもぴったりでしょう。
次に、光の入りやすさの検証です。
LEDライトをガラス板の外側から照射し、昼の明るさを再現。シートを1枚貼り、照度計を使ってガラスの内側の明るさを計測しました。
なお、照度計による測定値はガラス板に貼ったシートの四隅の数値を平均したものとし、ガラスの外側のルクス数に対して内側のルクス数が高いものを、光が入りやすいシートとして評価しています。
検証したところ、外の光を約70%ほど取り込むことでき、高評価を獲得しました。窓ガラスの四隅の光量の平均は9812.5ルクスで、比較した全商品の平均値である9250ルクス(※執筆時点)を上回る結果です。
窓ガラスの位置ごとに若干の違いは見られましたが、全体的には光量を確保できました。リビングや寝室など、適度に光を取り込みたい場所で使うのにも向いています。
最後は、貼りやすさの検証です。実際に商品を窓ガラスに貼り、巻きグセの残りにくさ・説明書のわかりやすさ・罫線やドットなどの切りやすい工夫があるか・カットしやすい素材か・貼るときの調節のしやすさをチェックしました。
折りたたんで梱包されているためシート自体に傷がつきにくく、巻きグセはありません。水貼りタイプなので窓に貼ると瞬時に折り目が消え、きれいな仕上がりでした。比較したシールタイプの商品には入った気泡を取り除くのが難しいものもあったなか、窓に簡単に貼れるでしょう。
パッケージには説明書が付属。フィルムは1〜2回でするすると切りやすい一方で、ドットや罫線など、きれいにカットするためのガイドが入っていない点は惜しいポイントです。フィルムをカットする際は、定規などを活用してくださいね。
ダイソー UVカット窓ガラス目隠しシートは、全国のダイソーの店舗のほか、DAISOネットストアで
購入可能。なお、ネットストアで購入する場合は柄の指定ができないため注意してくださいね。
窓用目隠しシートをきれいに貼るコツとして重要なのは、貼る前にガラスを念入りに掃除すること。ゴミやほこりを徹底的に取り除くことで、シートに気泡が入るのを防げます。
また、水貼りタイプの場合は、シートと窓に水溶液をたっぷり吹きかけることもポイントです。水の量が少ないと、気泡が入りやすかったり後から剥がれたりする場合も。きれいに貼れるよう、水がしたたるくらいの量をたっぷりとかけましょう。
最後に、より便利な機能を搭載した商品や、窓に簡単に貼れる商品を紹介します。
Globegouの窓ガラスフィルムは、遮熱・断熱加工と飛散防止機能を搭載。台風などでガラスが割れたときに、破片が飛び散るのを抑えられます。光の入り込みやすさ・外からの見えにくさも申し分なく、明るさを保ちながら目隠ししたいときにぴったりの商品です。
簡単に貼ったり剥がしたりできるシートを求めるなら、ニトリの紫外線をカットする すりガラスシート MT-02がおすすめ。シートに吸盤効果があるため水を使用せずに貼れて、糊の跡もつきにくいでしょう。約99%の紫外線カット効果が期待できる点もうれしいポイントです。
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